【沖縄県国頭村】 道の駅ゆいゆい国頭 「中味汁定食」

【沖縄県国頭村】 道の駅ゆいゆい国頭 「中味汁定食」

【沖縄県国頭村】 道の駅ゆいゆい国頭 店構え

辺戸岬を出発した後は、ツーリングマップルで唯一沖縄本島でのおすすめルートになっている、沖縄北端東側の県道70号と県道2号を越えるルートを走りました。県道70号を走っている最中は青い海を眺めていると、ちょっと変わった鳴き方をするセミの鳴き声が。最初に気が付いた時はバイクから変な音がしてるのかと本気で感じた程の独特な鳴き声でしたが、何ていうセミなんだろうか?

県道2号は沖縄本島唯一の本格峠越えの言葉通りのクネクネ具合。道自体はそんなに楽しいって訳ではなかったりもするんですが、道の両側に生えてる木やら何やらが箱根や伊豆とは違う独特な種類だったりするので、確かに亜熱帯の林の中を走っているような感じでしたな。ちなみに沖縄北部のここいら辺一帯を「ヤンバル」と呼ぶそうな。そうそう、辺戸岬からはGPSログを取っているので御紹介。

10_10_09_ルート(中編)

県道2号を走りきり、行きに通った国道58号へ戻ってきまして…「道の駅 ゆいゆい国頭」で休憩を。何処か途中で「ソーキそば」を食べようかと思っていたんだが、沖縄北部はお店が少ないみたいなのでこちらの食堂で何か頂きましょう。メニューを見ると…色々種類がありますなぁ。。。もちろん「ソーキそば」もあるんですが、ここはピンと来た「中味汁定食」を注文です。琉球王朝時代から伝わる伝統料理だそうですが…はて、どんな味なんでしょうか?楽しみです。

お店のおばちゃんに注文をすると、ほとんど待ち時間無しで出来上がりです。まぁ注文を受けて作るタイプの料理ではないと思うんで、早く出てくるのは嬉しいですね。それではスープというか、中身汁の「汁」から頂きまーす!

おおっ!これは予想を超えたあっさり具合です。そして…旨いっ!(喜)

豚モツがメインのいわゆる「もつ煮」的な一品かと思いきや、薄めのカツオ出汁&具にも入っているシイタケの味と少々の醤油味だけで成り立ってる、モツが入った「お吸い物」。ま、味の上品さはお吸い物的ですが…量は一般的なお吸い物とは真逆のドカ盛り系ですな(笑)

具は主役の豚モツにシイタケ、太めのうどんのように切られたコンニャクに刻みネギとおろし生姜といたってシンプルですが、ドンブリに具材がギッシリ詰まってまして食べ応え十分です。山盛りご飯と山盛り中味汁に付け合わせ3品でお腹一杯になりました。これで650円は嬉しいお値段。

琉球王朝時代から伝わる料理と言う事で「B級グルメ」ってな訳にはいかないでしょうが(汗)実際に食べる機会さえあれば万人受けする沖縄の郷土料理なんではないかなぁ…と思いました。これからは沖縄料理店に伺った時には「海ぶどう」ではなく「中味汁」をメニューで最初に探そうと思います。ご馳走様でしたっ!

『社員旅行だけど沖縄ツーリング』 ~前編~

辺戸岬 「祖国復帰の碑」

この週末、会社の社員旅行がありまして沖縄へ行ってきました。全3日間の日程で、初日は日立→沖縄へ移動&会社行事、2日目は完全自由日、3日目は少々の自由時間と沖縄→日立へ移動の駆け足気味なスケジュールです。個人的には47都道府県で行った事の無かった最後の県に行くと言う事で…実を言うと感慨深いものがあったんですが、ポーカーフェイスで乗り切りました(笑)

初日の沖縄は夕方頃まではギリギリ天気が持ちまして、3時間に満たない時間ではありましたが沖縄の南端部分を会社の先輩とレンタルバイクを借りてアドレスV125で軽く走ってきました。「沖縄平和祈念公園」や「ひめゆりの塔」など、沖縄での戦争を伝える施設に立ち寄る時間が無かったのが沖縄に対して大変申し訳なかったのですが、次の機会には歴史を学ぶ為にも必ず伺いたいと思います。

 

2日目は完全自由日と言う事で、当初は会社の先輩と初日のようにバイクでツーリングの予定だったんですが…日頃の行いが悪かった為か「大雨警報」が出ていたりする大荒れな天候だった事もあり…「沖縄限定のリターンライダー」の先輩はレンタカー組に合流する事に。

自分はというと「バリバリの現役ライダー」な訳でして、この天候を見越して愛用のRSタイチ「ドライマスターレインスーツ」を茨城から持参していたりする事もあり…初志貫徹で沖縄の端っこ攻めに出発ですっ!ちなみに昨日もお世話になったレンタルバイク屋さん「沖縄レンタバイク&ボンビークラブ」で朝一(AM9時ちょっと前)にバイクを借りようとして言われた言葉はこんな感じだった。

「ええっ!?これから80mmの雨が降りますよっ!?それでも行くんですかっ!?」(Powered by 女将さん)

 …慣れない土地での慣れないバイクと言う事で、商売そっちのけのお言葉を頂いた事に感謝です。でも…

「アムロ、行きま~すっ!」(爆)

お店でバイクの貸し出し手続きをしながら「ドライマスターレインスーツ」を着込みます。お店のマスターの「行くんだったら、とにかく急いで北に抜けた方がいいよっ!」とのアドバイスに従い、10分程でたどり着いた「豊見城IC」から高速に乗りまして…迫り来る雨雲をブッチ切る為にも「開け気味」のアクセルで高速をひたすら北上する訳なんですが…「あれっ?雨ほとんど降ってないじゃん…」

その後、20数キロ北進し沖縄市に入ると…北西の方角に晴れ間まで見えるではないですかっ!こっ…これはっ!!!

「今日の天気。。。もらった~~~~っ!」(喜)

この後は時折雨に降られるものの短時間に止む雨でして、全線無料化の影響なのか結構混雑している高速の追い越し車線を一生懸命走りまして…沖縄自動車道の北端「許田IC」で国道58号へ。

沖縄の基地問題のニュースで名前を聞く事の多い名護市の市街地を抜け、美ら海水族館は今回無視する形で国道58号を更に北上。沖縄北部の西側の海沿い「大宜味村」に入った辺りから「沖縄のイメージ通り」な道&交通量がほとんど無くなりまして…時折覗く青空が、更に南国気分を盛り上げます。そんなこんなで「最初の」休憩ポイントへ到着しましたっ!

「沖縄本島最北端…辺戸岬」(爆)

沖縄最北端の「辺戸岬」は九州最南端の「佐多岬」よりも地味でして…いかにも南国な「ソテツ」が生えている訳でもないので観光的には今イチかもしれませんが、山口県の秋吉台ばりのカルストっぽい風景は一見の価値ありと思います。

辺戸岬 「東側の景色」

小雨混じりだったんで写真はA1100ISで撮っただけですが、海の色と砂浜と波の色に、ただただ感動しきりでした。

ここまでのルートはこちら。辺戸岬を出発する時までGPSロガーのセッティングを忘れていた為、これは手書きです(汗)

10_10_09_ルート(前編)

【日立市】 大盛軒 「小豚そば(ヤサイ&ニンニク&ネギ&脂増し)」

【日立市】 大盛軒 「小豚そば(ヤサイ&ニンニク&ネギ&脂増し)」

【日立市】 大盛軒 店構え

ちと急ぎで買い物をしなければならなかったり、専門書が必要だったりで定時後急いで水戸へ。

無事に色々と手に入れた後は晩飯な訳ですが…ちと微妙な時間になってしまった事もあり、無料化されている東水戸道路をバキューンと走って大盛軒へ。平日の昼間は店先に待ちが出来てたりする関係で時間的に食べられないのが残念ですが、人気の証拠ですのでこればっかりは仕方が無いですな。

最近涼しくなってきている事もあり、つけ麺ではなくて「小豚そば」を注文です。少々待った後、トッピングを聞かれたので毎度の事ながら「ヤサイ・ニンニク・ネギ・脂で!」と答えます。個人的に辛子は苦手なので、本家二郎でも記念すべき一番最初の一回目だけしか唱えた事はありません(汗)

トッピングコールの後、小山が盛り付けされて出て来ましたっ!若干、開店当初の「とっちらかった」ワイルドな「小豚そば」の盛り付けの方が好きだったりしますが、お店の方の実直さがこう言う所に出ているんだろうなぁと思いますネ。

これを書いてるのがちと時間に追われている事もあり端折ってしまいますが、スープ・麺・具どれも旨かったです。それからこちらのお店、茨城県北部の二郎系として完全に軌道に乗ったと確信しました。だって…

テーブルを拭く布巾が相当に「アブラギッシュ」だったもんなぁ(笑)

また食べに伺います!ご馳走様でしたっ!