グッドモーニング名古屋! ~さらば今回の旅の相棒よ…編~

【愛知県名古屋市】 シャポーブラン サンロード店 「モーニングバイキング」【愛知県名古屋市】 シャポーブラン サンロード店 店構え

名古屋と言えばホームにある立ち食い蕎麦屋の「きしめん」も旨いと有名だったりするんだが、今回は名古屋と言えばこれまた有名なモーニングセットを頂いていく事に。

まぁ実際の所、コーヒー一杯を頼んだらあれやこれやと大量の付け合わせ?を出してくるのは郊外のお店だったりするらしいのだが。まぁこう言うのは雰囲気を楽しめれば良かったりもする訳でして…個人的に苦手な地下街にある(名古屋の地下街って、曲線部分があったりして方向感覚が保てない…)シャポーブランというお店のモーニングバイキングを頂くのでありました。

そう言えば前回名古屋でモーニングを食べたのは、夕方5時までモーニングセットをやっているという、もはや何がモーニングなんだか良く分からない有名店だったな(笑)

こちらのお店は480円でパンが食べ放題になるお店でして、叔母様方が飲んでいた紅茶の方がコーヒーよりも量が多そうだという理由で紅茶を選択(笑)飲み物の注文の後は小さなバイキングコーナーでパンをお皿に載せまして…ゆで卵も1個取ってスタンバイOK。程なく紅茶も到着して食べ始めた訳ですが…う~ん。。。バイキング形式で無くって良いから、サラダ的な何かが欲しい所ですな。

俺、朝飯にはうるさい方でして…(普段朝飯なんて食ってねぇだろ…)

パンを食べながら今日の予定を考える訳だが…名古屋城は出張でガッツリ見物した事がある。そうなってくると名古屋市科学館かトヨタの産業技術記念館(トヨタが自動車では無く繊維製造会社だった頃からの展示があるらしい)辺りになるよなぁ。でもどちらもガッツリ見ると(と言うか見るならそうしたい)新幹線で帰る展開になりそうな気もするし。

今回は初日飛ばしたからなぁ…(特急+新幹線+ノドグロ…あぁ…)

そんな訳で、鈍行電車の途中駅で楽しめる事を思い浮かべると…まず最初に思い浮かんだのが浜松の餃子。これはいいね。確か俺、浜松市内で食った事があるのは海老フライカレーとかいう御当地感0のものだけな気がするし(笑)

他に何かあったかなぁ…とあれこれ思い出しながらパンを頬張りつつ紅茶を飲んでいると…

あ゛~っ!豊橋駅の「いなり寿司」が食いたいぞ~っ!

うんうん、あれは旨いよね…是非とも食べたいよね…

こんな感じに朝飯を食いながら昼飯を思い浮かべてニヤけ続ける俺なのであった…(爆)

柳橋中央市場そう言えばホテルから名古屋駅に向かう途中で柳橋中央市場ってな市場を通ってきたんだが、名古屋駅の至近距離にこんな場所があったのね。早朝見物&朝飯が出来る場所もありそうだし、名古屋にはまた改めて来る事にしましょうか。

*結局名古屋でやった事と言うと…前夜の飲みと朝のモーニングセットだけ?…(爆)

【愛知県豊橋駅】 稲荷寿し【愛知県豊橋駅】 稲荷寿し

名古屋駅から東海道線の鈍行(快速だけど…)に乗り込んで東進開始。途中豊橋駅の乗り替えでは待望のいなり寿司をもちろんゲット!ロングシートの車内ではありますが…電車に揺られながら美味しく頂いたのでありました。いや…ホントにコイツは旨いんですっ!

~その後…半分寝ながら本を読みつつ…熱海へ到着~

そんなこんなで東西にクソ長い静岡県の東の端っこ熱海に夕方到着。

ます寿司と友に熱海駅にて電車旅の個人的定番、ドンケのバッグと熱海駅で記念撮影。ドンケのバッグの前にいるのは富山駅で買った「ます寿司」ですっ!今回の旅の俺の相棒。電車の暖房にもろに当ててしまうと痛みそうだし…冷やしすぎるとご飯が固くなりそうだし…という訳でいつも心の片隅にいたんだよ。

金沢の兼六園を共に歩き、名古屋の地下街を共に迷い、名古屋へ再び来る事を共に誓い、金沢の居酒屋での支払い額に共に泣き

…そんな日々を描きな…♪ (コブクロの歌をパクるなっ!)

今のは照れ隠し。「僕は君に…太平洋を見せてやりたかったのさ」(後付けの男のロマン)

熱海駅「たこ棒」熱海駅「たこ棒」

熱海駅前の無料足湯

ま、そんなヨタ話はともかくとして、熱海駅前ではたこ棒をかじったり足湯を楽しんだりなど。熱海ってのは一度のんびりやって来てみたい観光地の一つだよな。

熱海から東京方面へは列車の本数が物凄く増えるので気楽なもんだ。適当な快速アクティーに乗り込んで東京へ。

アメ横 フルーツ屋【アメ横】 みなとや 「特盛丼&味噌汁」

毎度の事ながらアメ横で100円のパイン串を食い、向かいの「みなとや」で晩飯代わりの特盛丼を食って帰途につくのでありました。いや~のんびりしてていい旅だったな今回も。

 

*追伸 帰宅後、相棒と別れるその瞬間がついにやって来ました。。。

【富山】 ます寿司(外観)【富山】 ます寿司(中身その一)

パッケージを開けると…こんな感じに締め付けられている相棒。直ちに救わねばなりません。

【富山】 ます寿司(中身その二)【富山】 ます寿司(中身その三)

ようやく本来の姿に戻ってくれました。

【富山】 ます寿司(中身その四)【富山】 ます寿司(中身その五)

 ます寿司の表裏は笹を開けた時に鱒が表に来るタイプと裏に来るタイプがあるそうで、今回購入したます寿司は裏に来るタイプ。そんな訳で画的に一部分をひっくり返してみたのがこちら。

富山から共に歩んできた相棒は3日間の熟成期間を過ごしてきた訳で…パクッ!(旨いっ!)

兼六園で金沢和菓子巡りクーポン&室生犀星からの名古屋行き…編

兼六園 「徽軫灯籠」

どう言う訳かバイクで通りがかる度に大雨に見舞われて…まともに見物した記憶といえば遙か昔の原チャリツーリング以来という金沢の兼六園を散歩。冒頭の写真は兼六園の名所「徽軫灯籠(ことじとうろう)」。

まぁ有名処の写真をあれこれ紹介しても仕方が無いので、来年(平成25年)3月末まで行われている「金沢和菓子めぐりクーポン」を使って食べ歩いた時の模様などを。

昨日金沢駅で市内観光のパンフレットを物色していたら「金沢和菓子めぐりクーポン」なるものの存在に気が付きまして…。何々…たった500円で金沢市内12ヶ所の甘味処の中から4ヶ所で和菓子を頂けるとな。

「和菓子の周遊券」キターっ!(超甘党な俺)

んな訳でもちろんこの話に乗っかりまして、兼六園内外の甘味処巡り開始。

金沢和菓子めぐりクーポン 「見城亭」一軒目は兼六園の入り口近くにある見城亭にて一品目。さつまいもを使った和菓子に、金沢らしく金箔入りのお茶の組合せ。ちなみに「金沢和菓子めぐりクーポン」は最初のこちらのお店で買ったのでありました。

金沢和菓子めぐりクーポン 「寄観亭」二軒目は兼六園入り口すぐにある寄観亭にて、草餅団子にあんころ(餅が無いとあんころ)に、これまた金箔入りのお茶。二軒目にして、既に500円に見合った満足感を堪能中。こりゃいいや。

金沢和菓子めぐりクーポン 「兼六亭」三軒目は兼六園の中にある国内最古の噴水前にある「兼六亭」にてアンコ満載の和菓子にお抹茶を。なるほど…国内最古の噴水があるから、金沢駅前に噴水のオブジェがあった訳ですか。

金沢和菓子めぐりクーポン 「兼六亭」ちと露出の関係で飛んでしまった「徽軫灯籠」を模した和菓子のアップがこちら。薄皮の中は全部あんこ。甘党にはたまらない一品です(笑)

金沢和菓子めぐりクーポン 「堤亭」四軒目(最後)はこちら「堤亭」にてみたらし団子にあんころにお茶。そろそろお昼時という事もあり、お蕎麦やら何やらを食べている家族連れの皆さんと一緒に温々な2階の大広間で頂いたのでありました。

和菓子4品頂いて500円は間違いなくお値打ちです。こりゃ文句なしにお勧めです!

 

和菓子を堪能し兼六園を後にして散歩していると、街角の地図に「室生犀星記念館」なる施設を発見。そうか…室生犀星の生まれ故郷ってのはここ金沢だったのか。犀川沿いの「犀星の道」なる道を歩いて記念館へ向かう。そうそう、室尾犀星ってのは…

ふるさとは遠きにありて思ふもの

そして悲しくうたふもの

のフレーズを紹介すれば分かってもらえるかな?ただ…室生犀星ってのは確か故郷を賛美する人生を送ってきた訳では無かったような…などとぼんやり考えながら「室生犀星記念館」へ到着。

「室生犀星記念館」

小さな記念館の常設展では室生犀星の原稿やら愛用の眼鏡が展示されていたりするのだが…たまたまやっていた 「家族への手紙」という特別展がたまらない。葉書に筆一本で書いたであろう子供向けの絵に添えられた「ネコ」の文字とか。以前伺った軽井沢の別宅から送られた葉書の内容とかを読むからに…結構子煩悩だったらしいですな(笑)

実は金沢のちょっとマイナーな文化施設16施設を巡れる「金沢文化施設 共通観覧券」なるものを最初に薦められたんですが…今回は青春18きっぷ利用で名古屋に向かわなければならない事情も有り断念。ま、また来ますんでその時に!

金沢の裏通り金沢ってのは裏通りに魅力がありそうだな?なんて思いつつ、15:00発の鈍行電車で名古屋方面へ。強風が吹き荒れてまして電車のダイヤが滅茶苦茶に…

~とはいいつつ、手持ちの本を読んだりしながら鈍行列車の旅を堪能~

【福井県】 敦賀駅 「にしんそば」敦賀駅の立ち食い蕎麦屋では「にしんそば」を頂いたり(にしんそばって京都周辺でしか見掛けないよな。)

…結局名古屋に着いたのは21:00過ぎ。もちろんそのままおとなしく寝る訳は無く…

名古屋の居酒屋にて 「どて煮」名古屋の居酒屋にて 「手羽先」

名古屋の大衆居酒屋にて「どて煮に手羽先」をつまんだりしながら夜を楽しむのでありました…

赤味噌最高っ!(喜)

青春18きっぷで金沢へ… ~(早起きは三文の徳)編 ~

「長岡駅前 三尺玉レプリカ」

【乗組員】「艦長っ!起きて下さい艦長っ!大変な事態になりましたっ!」
【艦長な俺】 「何事か…サンタクロースが攻めてくるにはまだ早いと思うが…」
【乗組員】 「本艦は時空の歪みを通過してしまった模様…3時間後の茨城県に未だ…」
【艦長な俺】 「予期しなかった3連休だ。艦内放送で総員のんびりするように伝達したまえ。」

【通信員】 「金沢のホテルより入電。【当日のキャンセル料は100%となっております】」

【艦長な俺】 「えっ…!?昨日勢いで予約したんだっけか?…総員…第一種戦闘配置!」
【乗組員】 「通常エンジンのみでは本日中に金沢まで辿り着けません。ワープの許可をっ!」
【艦長な俺】 「…やむを得ん…小ワープを許可する。」
【乗組員】 「艦長…ジョルダンによると…小ワープではもはや手遅れとの事です。」
【艦長な俺】 「…くっ。新幹線の使用を許可する。総員大ワープ用意っ!」(以上ヤマト風味)

 ま…要するに…大寝坊しました…(爆)

直前まで仕事と思っていたこの3連休、そう言えば勢いだけで宿を押さえていたんだった…時間的にあれこれルートを検討していたりすると全部特急やら新幹線を使う事態になりそうだったので特急「フレッシュひたち」で上野に出て、上野から新幹線で長岡へ…。2,300円で金沢まで行く予定が、13,290円の高級路線の電車の旅に化けました。まぁいいさ…俺様はなぁ…

「ザクとは違うのだよ!ザクとは!」(…涙)

え~、そんなこんなで長岡駅前にワープ完了。花火大会で有名な長岡駅前には3尺玉の花火と打ち上げ台?のレプリカが展示してありました。これはデカイっ!

「長岡駅前 慈善釜」同じく駅前には「歳末助け合い慈善釜」なるものが。慈善釜とな。何か地域的な慣習と繋がりがあるのかな?調べてみようと思ってる。

長岡の街中を散歩していたら1時間半程の乗り継ぎ時間も少なくなってきたので昼飯を頂くことに。あれこれお店を巡ってみたんだが、ピンときたのがこちらの賑やかで無い方の駅ビルにあった海宝丸という飲み屋の昼のランチ。

【新潟県長岡駅】 海宝丸 「お刺身定食」【新潟県長岡駅】 海宝丸 店構え

お刺身定食という名前そのまんまなんだが…大きな甘エビ2匹付きの刺身にこれまた大きなあら汁、サラダにタラコやら何やらが付いて880円ってのはかなりお値打ち。こりゃ日本海側の海の幸も侮れませんな。

「快速くびきの2号」

長岡からは「快速くびきの」という古めの特急車両を使った快速で快適に西へ西へ。昼間とは思えない「どんより」とした景色を楽しみつつ(笑)…富山方面への乗換で降り立った直江津駅にて日本酒とアテを購入。

「直江津にて新酒と翁飴(おきなあめ)」新潟産の最も早い新米で仕込んだらしい新酒と御当地スイーツっぽい翁飴(おきなあめ)。翁飴は水飴を材料にした一品でして、ちと日本酒のアテとしては甘すぎたかも(笑)甘味としては程良い甘さで美味しいんだけどね。そんな訳でこれまた「どんより」とした日本海の風景を楽しみながら…電車に揺られ揺られて富山に到着。

富山と言えば富山ブラック(ラーメン)にLRT(路面電車?)、ホタルイカに白エビにシステマチックなレンタサイクル(かつて出張でやって来た時にお世話になりました(笑))あたりが有名な街ではあるが、残念ながらあんまり乗り継ぎの時間が無いので…

【富山県富山駅】 駅舎 「ますのすし」レギュラーサイズの「ます寿司」ゲット!

ます寿司は保存食という側面もあり、今回の3連休中に食えば良いという珍しい駅弁。しかもご飯が固くなるから冷やすなという注意書きまで頂いたのであった。

今回の旅の非常食として丁度いいなこりゃ(笑)

「金沢駅前の噴水」

そんなこんなで富山から鈍行に乗りまして…金沢駅へ午後7時過ぎに何とか到着。キャンセル料では無く宿泊料を無事ホテルに支払いまして…荷物を部屋にぶち込んだらもちろん赤提灯へレッツゴーっ!(喜)

【石川県金沢市】 とと家 「お造り盛り合わせ」【石川県金沢市】 とと家 店構え

金沢駅から結構歩いた場所に「とと家」という地元密着型っぽいお店を発見。今夜はこちらで一杯やりますか。カウンター席で酒とお造り盛り合わせを頂いたりなんかしていたら…

【石川県金沢市】 とと家 「高級魚キンキの焼き物注文に盛り上がる店内」何と!ボーナス出たのか何だか知らないが…男性二人組のお客さんからの高級魚「キンキ」の塩焼きの注文に沸き立つ店内(笑)いやぁ…このキンキでかいもんなぁ…さすがに高そうだ。一体幾らするんだろう?

そんな中、俺は俺で日本海側で捕れる高級魚と呼ばれる「ノドグロ」の塩焼きを注文していたのであった。久々の三連休だし、今夜は行っちゃうよっ!

【石川県金沢市】 とと家 「のど黒塩焼き」いやぁ…こいつもでけぇよ。。。肝心のお味は…もちろん文句なしっ!そして最終的なお会計的には…大して飲んでいないというのに赤提灯でまさかの「6000円」(えっ!?)俺の想像では、2500円位が「ノドグロの塩焼き」で加算されたっぽいなぁ…ま、我が国の経済を悩ませ続けている脱デフレのスタートは赤提灯からという事で今回は良しとしましょう。それに俺にはあの言葉があるではないか!今日は特急に乗ったし、新幹線にも乗ったし、高級魚ノドグロも食ったし…

「ザクとは違うのだよ!ザクとは!」(…涙)