以前、日立市で行われた芋煮会で食べた川俣シャモが旨かったのだが、何と「川俣シャモまつり」なるイベントがこの週末にあると言う事で福島県北部に位置する川俣町へGo!。磐越道の船引三春ICから一般道で北上するのが一番近道なんだが、そんなに急いでいる訳でもないのでちと寄り道を。
以前、三春駅で「高柴デコ屋敷」ってのを観光案内地図で見掛けたんだが…どう言う場所なのか良く分からないままスルーしてしまったのであった。その後「サザエさん」のオープニングに登場したらしい事を知り…
もしかして…超有名な場所なのか?(アホ)
俺は同じ場所に5回位行ってから観光マップを読み始めたりする適当なタイプなので、実際有名処を思いっ切り見逃しているケースが多かったりする訳だが…今回も「何か一軒でっかい屋敷でもあるんだろ?」位の適当さで「高柴デコ屋敷」に途中迷子になりつつ到着。
漠然と思い描いていた「一軒のでっかい屋敷」説は思いっ切りハズレでして、小さな茅葺き屋根の民家の集落みたいな場所なのでありました。冒頭の写真は木彫りを作成中の工房。どうやら木彫りが有名らしい。
軒先には物凄く長い鼻の天狗やら黒いダルマが置かれていた。黒いダルマは珍しいよなぁ。ただ、木彫りでこのサイズだと重いんだろうな…なんて思いつつ…
お店を見学しながらお店の方から色々とお話を伺って重大な事実が判明。ここは木彫りで有名な場所では無くて張り子で有名な場所だった。俺が売り物だと思っていた黒いダルマは…
ありゃ張り子の木型だよっ!売り物じゃねぇんだよっ!(やっぱアホ)
何軒かある工房兼お店を見学したりなんかして、高柴デコ屋敷の入り口にあるお土産物屋さんでちと長話。八重の桜の事(高柴デコ屋敷のある三春周辺自体、桜がとっても有名)やらお客さんの回復状況、磐越東線の本数の少なさのお話等々。「ところで今回はデコ屋敷を目的地に来て下さったんですか?」と聞かれたので正直に川俣シャモ祭りの事を伝えると…「あっ!昨日行くと行っていたお客さんが来ましたよ!それから朝のニュースでもやってました。そうですかそうですか!美味しそうですよね!」
…何だか川俣シャモが売り切れる予感に苛まれてこの後は真っ直ぐに北上再開。そうそう、高柴デコ屋敷のおばちゃん、
今度はここと三春の散歩を目的に来るからちと待っててね。
国道349号を1時間程北上して川俣町へ到着。駐車場のすぐ近くの消防署では「はしご車体験コーナー」が。俺もこれに乗ってみたいが、川俣シャモが心配なので急いで会場入り。
最初に目に飛び込んできたのは川俣シャモの丸焼きコーナー。祭りだ祭りだっ!
こちらは「世界一長い川俣シャモの丸焼き80羽」会場。さすがに長い。
こちらは川俣シャモ(生後150日くらいだそうな)。写真としては全く使えない一枚だがカゴの中にいる関係でこれ以上どうにもならないのでこの写真で(笑)それにしてもとにかく立派。ニワトリの延長線上で捉えていると体格が二廻り位デカい印象を受ける。
そして昼飯のメインは川俣シャモの親子丼。肉も旨いが玉子も旨い。こりゃ来て良かったよ!
この後は川俣シャモの旨さを知るきっかけとなった芋煮会で知り合った方も出演されている演奏を聴いたりしつつ、川俣シャモの焼き鳥にかぶり付きつつ(ビールが飲みたかった…)、これまた芋煮会で知り合った皆さんとお喋りしつつな楽しい昼下がりとなったのでありました。
う~ん。ケーナいいなぁ…(こいつ何かを企んでいる…)
実は今日、完全に雨を覚悟していたので近場の「峠の森自然公園」でキャンプしようと思っていたのだが…思いっ切り晴れてきたのでもう一つの欲望を満たす為に急遽予定変更。福島市内を抜け、磐梯吾妻スカイライン経由で会津方面へ。
猪苗代のスーパーで馬刺を手に入れて、猪苗代湖湖畔の「崎川浜キャンプ場らしき場所」にてプチ宴会。いや~やっぱり馬刺も旨いやねっ!足を伸ばした甲斐があるってなもんだ。
こちらは今回のGPSログ。ホント自宅からのんびり走るのに絶好の距離感なんだよね。