【富山市】 大喜 西町本店 「中華そば 小」

【富山市】 大喜 西町本店 中華そば 小

【富山市】 大喜 西町本店 店構え

仕事を無事終え、電車に乗って富山市内へ移動。ラーメン好きにとって富山と言えばもちろん「富山ブラック」な訳でして、先日会社のラーメン同好会の活動で抜群の存在感を放った「マリノスサポーター氏」に推薦頂いた「大喜」、それもせっかく行くなら「本店」を目指しま~す。電車の到着時間とお店の閉店時間的に、初めて歩く街(バイクで通り掛かった事はあります)だからと言って迷子になっている時間的余裕がほとんど無い為、電車の中でナビタイムの設定を全て済ませ、駅を出たその瞬間から「ハイテク道案内」開始。

この緊迫感、仕事でも発揮できていれば「出世街道まっしぐら」だったに違いありません(爆)

富山ってのは結構都会だなぁ…等と感じながら、小雨交じりの中をどんどん南へ。ラストオーダー20分前程に無事お店に辿り着きまして、「中華そば 小」(これが「並」らしいです)をマスターに注文。ホッと一息つきながら水を飲んだり、こちらのお店が紹介された新聞記事を読んだりして過ごすんですが…落ち着いて考えるとこちらのお店、俺にとっては「完全アウェイ」な存在でして…。醤油味の塩辛いのが苦手な俺が、果たしてちゃんと食べきれるのか実は不安です。しかも雨の為か空いている店内だったにも関わらず、給水器から思いっ切り離れた店の奥に陣取ってしまいまして今回は「給水」もままなりません…(汗)

…こんな具合に少々不安を抱きつつ、待つ事5分程で「中華そば」が到着です。う~ん…この色合いは…一度食べたから分かる、竹岡式の元祖「梅乃家」と同じ雰囲気を感じます…何か「やばそう」だなぁ(汗)

まずはスープから…と行きたい?所ではありますが、何やら「やばそう」な雰囲気を感じている事と、レンゲが無い事を言い訳に今回ばっかりは「麺から」頂きます。。。お店のお勧め通り、真ん中のチャーシューをバラしてスープに浸けまして、麺をすすりますと…

…ん?

「もう一口」 ……… あれれっ?

さらに「もう一口」………?!

「旨いっ!」 これはいけるっ!(喜)

予想していた「塩辛い」方向性とは全く別方向のベクトル?の「塩辛さ」。舌の上ではそんなに塩辛さを感じないんだけれども、喉で塩辛さを感じるとでも言いましょうか。事前に抱いていた「恐怖感?」が一気に払拭されたのでドンブリを持ち上げてスープだけを飲んでみますと…これなら「塩辛いラーメン アレルギー?」な俺でも行けますっよっ!(喜)

ただまぁ、麺をすすっている時に一緒に引き上げるスープと麺の組み合わせこそが黄金比っぽいのは確かですな。こちらの中太ストレート麺、スープが強烈なだけにあんまり目立ちはしませんが麺自体が旨いです。具はと言いますと、万能ネギの輪切り?とメンマ、一般的なラーメン屋が出すチャーシューとは全く別物の、作り置きの固体ラード感を感じる冷えたチャーシュー(混ぜる前は脂が固まってたので作り置きor既製品だと思います。不味いと言ってる訳ではもちろん無いんですが)、それに恐らくこの一杯の味の支配的な役割を担っているであろう大量の「白・黒の粒コショウ」。

個人的な想像ですが、このラーメンを「しょっぱい」と言っている方の何割(何ppm…とかだったりするかもですが…(汗))かは「コショウの味」も塩辛さに感じてるんじゃないのかなぁ…?。何でこんな事を言うかと言いますと、かつて目黒にある「ラーメン隊」と言うお店で、注文する度に「もっと辛く!もっと辛くっ!」と言い続けていた「マーボー丼」の味わいと辛さのベクトルが同じなんですよね。その味付けの支配的な要因が「コショウ」だったりしたので、ちとそんな気がしたんですが。塩辛さにはめっぽう弱い俺ですが、コショウのキツイのには相当強い自分だったりするので、もしかしたらそうなんじゃないかなぁ…と。。。

ま、細かい話はともかくとして正直不安を感じていた「富山ブラック」、全く無理する事なくスープまで完食です!コショウ好き?なら、恐らく普通に頂けるんでは?と思います。コショウが苦手・もしくは不明でしたら「スープ薄め&生卵&給水器近く」で望む?のがいいかも知れません(笑)

私個人としての正直な意見として言いますと「旨かった!」です。次に伺うのは「バイクツーリングで通り掛かった時」になるんだとは思いますが、その時には是非もう一度頂きたいと思います。ご馳走様でしたっ!