勝浦朝市 ~房総半島プチツーリング前半戦~

「勝浦朝市の魚」

八幡岬公園で迎えた朝はとっても爽やかないい天気っ!そんな訳で顔を洗ったりなんなりしまして…「来た時程度に美しく」の精神で臨時キャンプ場からテントを撤収。

さて!それでは勝浦朝市に向かいますかっ!…などと意気込む必要も無く、坂道を下るとすぐに勝浦漁港と勝浦朝市がお出迎え。勝浦は海と山の間にほんの少しの平地があるだけの外房の小さな街だが、漁港の周りには大型トラックが何台も停まっていたりと朝から活気がありますな。漁港の朝ってのは独特な活気があるのと、全く洒落っ気が無い雰囲気が個人的に大好きです(笑)

「勝浦朝市は月の前半・後半で場所が変わる」漁業関係者の方々の駐輪場らしき場所の隅っこにバイクを停めさせてもらって、勝浦朝市探索開始。どうやら月の前半と後半で朝市を開く場所が変わるみたいですな。月後半は商店街でやるみたいですが、前半は…思いっ切り路地裏でやるみたい。今回は前半なので路地裏版です。

「路地で開かれる勝浦朝市」冒頭の写真は朝市の魚屋さん。想像ではありますが…勝浦漁港で仕入れた魚をそのまんま売ってます(笑)それにしたって安いよ。でっかいサバが1本250円。もうすぐ「カツオまつり」が開催される旬の初カツオも1本700円かぁ…もしもここ勝浦に住んだら、毎日魚三昧の生活になりそうだネ。そして、日本三大朝市の勝浦に来てみて感じた正直な感想を一言。

ここは良い意味で観光地ではありませんネ。今でも地元の台所ですっ!(喜)

観光地では無いという言い方には少々説明が必要かと思うが、まったくもって素朴な光景が広がっています。高山&輪島の朝市には「観光客が求めそうなもの」が少々整備されたりしてますが、こちら勝浦朝市は全く着飾る気が無いというか何というか。単に自分が売れる物を持ち寄って集まりました的なのんびりとした雰囲気が今も漂ってますな。

「路地で開かれる勝浦朝市」時間の経過と共にお客さんが増えてきますが…相も変わらず呼び込みの声は掛かりません。欲しい物があったら声かけてねスタイルですが…馴染みのお客さんを引き金に結構売れてます。そりゃまぁ腰の曲がったお婆ちゃんがわざわざやって来て買っているお店は良さそうに思えるよね(笑)

「勝浦朝市 わらび餅屋さん」こちらはポーズをキメて下さったわらび餅屋さんの親父さん。

もちろん俺の「わらび餅」購入後の笑顔ですけれども…(爆)

【千葉県勝浦市】 いしい 「タンタンメン」【千葉県勝浦市】 いしい 店構え

朝市の真ん中にあった、本来なら別記事にするべき「タンタンメン」を「いしい」で頂きました。やたらと玉ねぎが多い…そして…旨い(笑)

【千葉県勝浦市】 夢てらす 「アイスコーヒーソフト」【千葉県勝浦市】 夢てらす 店構え

 勝浦朝市を堪能したあとは、勝浦朝市の入り口にある「夢テラス」にて「アイスコーヒーソフト」を。

勝浦朝市には分かりにくい場所に無料駐車場があったりしますが、このお店みたいに「駐車料金無料・案内も無料・帰り際にコーヒーでも飲んでって!」的な緩い縛りの駐車場?が結構ありますので、そういう場所に停めた方が楽しいかも。なんてったってこの店のおばちゃん、凄まじい勢いで勝浦朝市の解説してたからネ(笑)

【富津市】 梅乃家 「ラーメン+やくみ(玉葱)」

【富津市】 梅乃家 「ラーメン+やくみ(玉葱)」

【富津市】 梅乃家 店構え

若気の至り?で恐縮なのだが…このブログのラーメン関連記事2回目にして、まさかの直接的な表現の酷評をしてしまっている珍しい存在の竹岡式ラーメンの元祖「梅乃家」へ再びようやくやって来た。店の前をバイクで通りがかる度に気にはなっていたが時間が合わなかった(合いすぎで大行列ってのも理由の一つ)ので、かれこれ1年以上時間が空いてしまったよ(汗)

時間的にまだお昼時ではない&バイク野郎はほとんど居ない時期なので(笑)お店のおばちゃんに注文を告げた後は少々待っただけでテーブル席に座って出来上がりを待てました。あっそうそう、今回俺に付けられた「源氏名」は「赤男(あかだん)オートバイ」。確か前回も似たような感じだったが…

次回は遠慮せずに「赤い彗星」と呼んでもらって構わんよ…アムロ君…(爆)

 まぁ冗談はともかくとして、長テーブルに丸椅子の座席が二組(それぞれ8人位かな)と、小上がりの座敷が二組。2階にも客席がある事は確かだが…今回は誰も案内されていなかったし、一人客がお世話になるスペースではないと思うので、実際にどうなっているのかは分かりません(笑)そんなこんなで10分少々で注文の一杯がやってきました。くはぁ…相変わらずジャンクな雰囲気漂う一杯ですなぁ。それでは覚悟を決めまして…スープから頂きま~すっ!

………あれっ?あんまり「しょっぱく」無いんだが…(驚)

もう一杯レンゲですすってみると…塩気という意味では流行系の「魚粉系つけ麺のつけ汁」の方が余程塩味がキツイです。ただこのスープ温度的には「ぬるい」ので、好き嫌いが出る理由の一つかもしれません。

予想外に大人しいスープを単独で飲んだ後は、竹岡式ラーメンの特徴の一つ「乾麺」を戻して作った麺を頂きます。やや細めの強めな縮れ麺自体に、特にこれと言った印象は無いというのが正直な所。

ただ前回頂いた時よりも玉葱の苦み等々が無く、自然に食べられる味わいになっていると感じたのは確か。あの時と今回と、玉葱の味自体が季節的に違うのかもしれないですな。そしてこちらのお店のフラッグシップのチャーシューにかぶりつくと…

これは確かに旨い…今回印象が完全に変わってるよ…

具は追加した玉葱のみじん切りにチャーシューにメンマとノリ。この一杯の中では、メンマは無いに等しい存在感ですが(笑)

前回味わった「醤油味のやたら濃いだけ」の一杯の味自体が変わったのか、俺の味覚が変わったのか、素材の味が変わったのかは分かりませんが…醤油スープの中に単調な味わい以外な旨みを感じたりしたのでスープまで飲んでしまった。

う~ん。。。一体あの時と何が違うんだぁ?…ここまで味が違うと感じるとなると…まずは自分自身の味覚を疑わないと駄目だろう。でもそうすると…今までの記事の信憑性が疑われる事態になるんだが…

あ…ぱっと見「全部旨い」って読める記事にしてあるから問題無いんじゃん!(爆)

そうだった…旨い事象に関しては色々書くが、旨くない事に関しては「さら~っ」と流しているんだったよな。それに「旨い」と感じると、何だかんだで記事自体が長くなる傾向があったりもするしね(笑)

そんな訳で久々に伺ったこちら梅乃家の「竹岡式ラーメン」、旨かった!と言い切りたい所ではあるが…お客さんの中に「ほとんど麺を食べずに残している」ドンブリを今回も幾つも見かけたのは紛れもない事実。

万人受けする観光地のラーメン屋では無いと思うので、ラーメン屋巡り自体が好きな家族とかで無い限りは家族連れとかで初めて行く事はあんまりオススメ出来ないです。それから付き合い始めて日がないお二人が「デート」でこの店に来るのも、宜しくない結果をもたらすかもしれないのでやめておいた方がいいと思うよ(汗)

ま、そんなこんなでご馳走様でしたっ!次はやっぱり「チャーシューメン」で自分の味覚が変わったのか、お店の味が変わったのか、そもそも単なる「ブレ」なのかを確認してみたいと思います!

【銚子市】 インデアン 「インデアンセット」

【銚子市】 インデアン 「インデアンセット」のカレーとサラダ  【銚子市】 インデアン 「インデアンセット」の支那そば
【銚子市】 インデアン 店構え

1時間程時間がある銚子にて、ようやく今日の昼飯…というか晩飯を。こうなるんだったら、高崎駅でダルマ弁当でも買って早めの昼飯にしとけば良かったな(汗)

銚子駅に到着する前に、携帯の「超らーめんナビ」で銚子駅近くのラーメン屋を調べてみると…おっ!「インデアン」があるではないかっ。ここの「インデアン」、蓮沼や蒲田の「インディアン」と同じなのかな?黒いカレーが美味などと書いてあるから、多分同じなんだろうな。そんな訳で、バイクではさんざん来た事のある銚子に初めて電車でやって来て、改札を出て左側に歩く事2分位の場所にある「インデアン」へやって来た。

お店の見た目は俺の知ってる「インディアン」とはかなり違うが…好きな雰囲気だったりする(笑)

店の外側に張ってあるメニューに「インデアンセット」がある事は確認したので一安心ではあるが、蓮沼の「インディアン」はラーメンとカレーしか無かった気がするがこちらのお店は定食みたいなのもあるみたい。何となく名前が似ている完全な別店舗な気もしてきたが、それはそれと言う事で銚子のインデアンへ入店で~す。

店内は古びた定食屋と言うよりは、どことなく古びた喫茶店的な雰囲気を漂わせてまして、夏休み中の高校生らしき4人組が食後のちょっとした馬鹿話に花を咲かせている最中でした(笑)地元に根付いたお店なんでしょうね。お冷やを持ってきて下さった女将さんに、迷うことなく「インデアンセット」を注文した後はスポーツ新聞を読み読み。一面から三面までぶっ通しで民主党の小沢一郎氏が代表選に立候補した事に関する記事だった。色々な考え方、分析の仕方があるもんだなぁ…等と考えていたらまずは「カレー&サラダ」が到着。

ん?「サラダ」なんてあったっけ?しかもラーメンとカレーの出てくる順番が逆な気がするが…

…とは言うものの、このカレーのルーの「黒さ」は記憶にあるなぁ(喜)平皿に盛られていないんで、何となく見た目的には有り難みは薄いけど期待が膨らみますな。それでは「ルーとライス」を頂きま~す!

ん!?この香ばしさっ…旨いですっ!やっぱ根っこは系列店?!(喜)

スパイスが後からジワジワくるカレーでして、一般的な「辛口」よりもかなり「辛口」です。2つ載っている「肉」はカレーと一緒に煮込んだ肉では無さそうでして、ルーの旨さ故に別物に感じてしまうのはちと残念な所。

カレーを半分ほど頂いたところでラーメンが配膳されました。見た目的には典型的な鶏ガラベースの醤油ラーメンでしょうな。それではスープから頂きま~す!

うん、普通に旨いです!このスープ!(喜)

少々カレーの香辛料でしびれ気味な舌で頂くスープなので、このある程度しっかりしたスープでないと味わえないかもです。ただまぁ…蓮沼のインディアンが先にラーメンを出す理由が良く分かったような気もしましたが(汗)

ラーメンとカレーを交互に美味しく頂きまして、中細麺とシンプルな具の刻みネギにメンマ、ナルトにチャーシューにゆで卵1/4を残さず頂いて完食です。最後にカレーのサラダを頂いて(こちらにも「ゆで卵1/4」が載ってます)ご馳走様。

う~ん…カレーの味は同じ路線ですが、ラーメンの味は蓮沼の「インディアン」とは別系列ってな感じですな。ま、比べるからそうなるだけであって、ご近所に来た時(特に「乗り鉄」な方が腹減った時)には是非試して頂きたいセットです。ご馳走様でした!