青春18きっぷでゆく 「鉄道博物館」 ~新潟周遊の旅 後編~

昔から気になっていた大宮の「鉄道博物館」にやってきたっ!秋葉原の交通博物館時代よりも大きなスペース(しかもこれがほぼ全部屋内)に、実物の車両が沢山展示してあります。上の写真は転車台を回るC57と、それを見つめる人々。ターンテーブルの上を回るだけの蒸気機関車のイベントに、何故かこれだけの注目が集まります。

見終わって感じたのは、客寄せ的に「うまいっ!」と思った事。動かない蒸気機関車ではあるものの、その汽笛に圧縮空気を送り込んで本物をそのまま鳴らすんだ。鉄道博物館全体に響き渡る汽笛を無視出来る奴なんて、そもそもこの館内にいる訳ないだろ?(笑)しかも汽笛を鳴らす操作をしている方は、多分本物の運転手さんだった方。0/1で鳴らす訳でなく、楽器を演奏するが如く汽笛を操りやがる!

5本の歌口があるとの説明だったが、恐らく操作出来るのは送り込む空気の量だけだろう。それなのにSLを見ていると、まるで生きているかのような印象を受ける。常磐線の電車につけて鳴らしたら、客は何て感じるんだろうか…

「うるせぇっぺ!」とかかな?(笑)

 こちらは「MARS-1」という、旧国鉄時代の座席予約システム第一号のホストコンピュータ。便宜的にコンピュータと呼ばれてはいるものの、プログラムで動作を変える思想ではなく、AND・OR回路のワイヤードロジックで機能を実現しているという「漢」なコンピュータ?である。

差し込んである基板上の部品の「実装密度の低さ」と「ロマンの密度の高さ」を感じに、電子工作オタクにも見て欲しい一品だ。

上の写真は開業当時の東京駅の新幹線の時刻表。各00分出発車両が「超特急」、30分発が「特急」の1時間に2本の運行という今では想像出来ないダイヤだったみたい。ここから積み重ねてきた経験あっての今日かぁ。凄いと言うより凄まじい進歩だな。

こちらは元祖の存在である0系の新幹線。今の新幹線の姿とは似ても似つかないと言えば確かにそうだ。でも…古びてはいるものの、未来の方向を向いているデザインである事自体はは、未だに何ら失われていないような気がするな。

時間の関係で、ここでいったん終わります。鉄道博物館がつまらなかった訳ではなくて、単に個人的にブログを書く時間が足りないという問題です。写真を貼り込んだだけで「鉄道博物館に行ってきましたっ!」なんてブログの記事を今さら作っても意味が無いと思うので。

そりゃそうと電車全般…やっぱり好きだな(笑)

青春18きっぷでゆく 「碓氷峠鉄道文化むら」 ~新潟周遊の旅 中編~

今回は最初にGPSログを御紹介。

今回、雨による影響が読み切れない事もあり、昨夜考えた予定通りに信越本線の始発電車に乗れる時間に新潟駅に向かっておく事にした。歩いて新潟駅まで向かったんだが…さほど雨は降っていないなぁ。もう少しのんびりしても良かったか?などと考えながら改札に到着。5時17分の信越本線の始発「長岡行き」の運行に特に問題はない模様。

何度か来た事があるとは言え、夜に赤提灯で飲んだだけで新潟を後にしてしまうのは後ろ髪を引かれる思いだったが…いまさらホテルに戻る訳にもいかないので始発電車に乗り込んだ。二日酔い…というかまだ酔っぱらっているような状態だったので、某140字ミニブログに少々毒を吐きながら進んでいきます。三条駅を出た辺りから、名も知らぬ小さな川が沢山あるエリアに入ったんだが…どの川も増水具合がもの凄い。おいおい…大丈夫なのかこれ?

濁流と化している河川を車窓に眺めつつ、長岡駅に6:31に到着。

長岡と言えば長岡の花火大会!この打ち上げ花火五号玉を模したお土産は買おうかどうしようか相当に迷った。これは見た目のインパクト系のお土産の中では、かなり上位に位置するお土産だと思うなぁ。

そして車内放送で何度も放送されていたとおり、上越線の越後湯沢方面の列車の運転見込みは少なくとも午前中は立っていない事が長岡駅の構内放送で確定。どうやら新潟と群馬の県境付近も大雨に見舞われているようだ。午後まで待つという選択はあまりにもリスキーなので、通常通り運行している新幹線でワープする事にするんだが…越後湯沢までだと駄目な区間の真ん中のような気がするので高崎までの値段を確認すると…乗車券と自由席特急券合わせて5,460円也。

さすがは日本の誇る新幹線…値段的にもハイクオリティ…(涙)

新幹線の切符を持って新幹線のホームにやってきたら、結構な人数の高校生達がいてちとビックリ。日常的に新幹線で通学してるのか、電車が動かない時だけ使っているのか興味が湧いたんだがどっちなんだろう?

新幹線の自由席で朝飯代わりのわっぱ飯。長岡・高崎間は新幹線パワーを持ってしても1時間近く掛かりま~す。

高崎駅に着いた時には通勤ラッシュの真っ直中の時間帯。かつては軽井沢まで繋がっていた信越本線の次の列車の出発時間までは1時間近くあったので、だるまの写真を撮ったり読みかけの小説を読んだりしながら待ってました。

おそらくSLを意識して作られた真っ黒な「高崎だるま」。結構格好いいと思うのは俺だけか?

横川行きの電車の発車時刻が迫ってくると、次第に通学の高校生で賑やかな車内に。どん詰まりの路線だから利用客が少ないのかと思いきや、そうでもないのは意外だなぁ…と思ったりもしたが、良く考えたら茨城県の常陸太田とかも同じか。電車に揺られること30分少々で横川駅に到着。駅前では観光組合の方?がパンフレットを配ったり、テントの売店で色々売ったりする準備中でした。確かにもう夏休み期間だから、平日・休日あんまり関係ないんだろうなぁ。それに今年は群馬デスティネーションキャンペーン中だしね。

それでは以前から気になっていた「碓氷峠鉄道文化むら」へ向かいま~す。ま、以前から気になっていたなどと言ってはいるものの、つい最近まで単なる車両基地か何かだとバイクで脇を通るたんびに思ってたってのが実体ではあるんだが…(汗)

入場料金500円を払って入場です。雨が降ったり止んだりの空模様だったんですが、屋外展示がメインなので雨止んで欲しいなぁ…と願っていたら止みましたっ!(喜)珍しい展開だな。

最初は検修庫という、いわゆる整備場に展示されている電気機関車を見学。確かEF62だったと思うが、運転席に入ってまず目を引いたのがこちらの「トーンスケルチ」。どうしても食いつくところが無線とかの電子系になってしまうのは鉄道オタク初心者なのでやむを得ないところ。

こちらは結構懐かしい、見覚えのあるEF30という電気機関車。本州と九州を結ぶ関門トンネルで使われていた関係で、外装がステンレスです。小学生の頃家族で乗っていたブルートレイン富士で、いっつも連結するのを見てました。もしかしたらあの時に見た電気機関車を、今見ているのかもしれないなぁ…実に感慨深い。

こちらはDD53という除雪車。やたらとデカく見える。碓氷峠鉄道文化むらに多数ある展示車両の中で何故こいつを紹介したくなったかと言えば、会津若松駅での年末の豪雪で女神の如くやってきた「ENR-1000」という除雪車を思い出したってのもあるが、解説の文章の凄まじさを紹介したかったから。

~解説文~

「前略……DD51形の動力ユニットを使用した大出力除雪用ディーゼル機関車である……中略……」

「…大出力ゆえ投雪で民家や電柱などに被害を出し…」って、パワーありすぎたのね…(汗)

こちらは「双頭型両用連結器」。この前乗った寝台特急「あけぼの」の電気機関車にも、こういう連結器がついてたのかな?良く見ておけば良かったなぁ…。ん?そうか、上野駅で見ればいいのかっ!今度見に行こう!

大井川鐵道の山岳列車「南アルプスあぷとライン」で乗ったアプト式の電車はちょっと小さめな車両だったけれど、かつてこの横川と軽井沢を結んでいた路線は普通の大きさの車両。悪条件を乗り越える為に、アプト式にして繋いでしまうあたりに当時の鉄道の技術者達の意地を感じるな。こちらはアプト式の電気機関車ED42と駆動用のギア部分。

ちょっと気になったのは、ED42ってのは蒸気機関車みたいに動輪が軸で接続されていた事。2つの車輪にモーター1つってな構造なのかな?これも今度調べておこう。

線路の終端部分って、こうなってると風情があっていいよなぁ…と俺は思う。本来直線であるべきものが曲線になっているから、何か特別な物に見えたりするのかなぁ?ま、今度宮城の元同僚に聞いてみよう。人間の思考として必然的な何かが隠されている予感がする。

グッズ販売コーナーで気になったのは、何故ここでデカデカと売っているのかが良く分からない「矢向」行きの南武線の車両の表示のプレート。これって何か珍しい物なのかな?

家族連れの方向け情報を一つ。場内をグルッと一周するミニSLが走ってます。各種イベントで臨時に開業するミニSLとは規模が全く違うので、乗ってみるときっと楽しいと思うなぁ。場内の見学途中の道に、このSL用の路線の踏切がある程です(笑)

「碓氷峠鉄道文化むら」の見学を終えた後は横川駅のホームのベンチでこの地の駅弁としては鉄板の、おぎのやの「峠の釜めし」を頂きま~すっ!

高速道路の横川SAとかで食べるのが常識になりつつありますが…やっぱり駅弁は駅か列車内で食べるのが一番美味しいですなぁ。今回も変わらぬ旨さをありがとうございま~す。ご馳走様でしたっ!そうそう、この器は今度の平泉ツーリングで飯を炊くのに使わせて頂きますヨ。

青春18きっぷでゆく只見線の旅…のはずが… ~新潟周遊の旅 前編~

~冒頭の写真は磐越西線から望む磐梯山~

昨晩は新人歓迎会の飲み会があり夜のうちにバイクで出発する訳にもいかないため、平泉弾丸ツアーは翌週に延期することにして予定変更。
昨年末に企てたものの…「寝坊」&「ムーンライトえちご大雪で運休」&「只見線も大雪で運休」の三重苦に阻まれた挙げ句、最終的に「会津若松駅に缶詰」状態になった青春18きっぷで行く大周遊ツアーに再チャレンジする事に。経路的にはそんなに複雑ではありませんで、道程はこんな感じになるはず。

5:27 大甕
↓  (常磐線 いわき行き)
6:40 いわき

6:44 いわき
↓  (磐越東線 郡山行き)
8:29 郡山到着

11:44 郡山
↓  (磐越西線 会津若松行き)
12:56 会津若松

13:10 会津若松
↓  (只見線 小出行き)
17:42 小出

13:10 小出
↓  (上越線 新潟行き)
17:42 新潟

23:36 新潟
↓  (ムーンライトえちご 新宿行き)
5:46 新宿

二日目に新宿からどういう道程で帰るかにもよるんだが、二日間で最低でも950キロ電車に揺られ続ける旅になるはずなのだな。仮にこの切符を通しで普通に買うと…11,660円らしい。えっ…。

只見線の運転本数が少ないのはわざわざ乗りに行く路線だから仕方がないにしても、いわきから郡山までの磐越東線の運転本数の少なさも凄まじい。始発の6:40、次発の8:41を逃すと…何と13:13まで一本も走りません(汗)とは言うものの、常磐線の下りの始発に乗りさえすれば何とかなるのも事実でして、前日の酒が若干残ったまんまで始発のいわき行きに無事乗車。

半分寝たまま「いわき駅」で磐越東線に乗り換えまして、これまた半分寝たまま郡山駅に無事到着。

郡山は東北のウイーンと呼ばれるほど音楽が盛んな土地柄だそうです。そう言えば以前出張で通りがかった時、商店街の道路を市内の小学校の吹奏楽部がパレードしてたなぁ。

この後は只見線の出発時刻13:10までに会津若松へ行けばいいので、取りあえずはのんびり朝飯などを頂きま~す。パンケーキセットなんてお洒落なものを食べました。はっきり言ってこの手のお洒落な食べ物は、見た目という意味では俺に全く似合いません(汗)甘いもの自体は大好きなんだけどね。

郡山駅の駅ビルのお店は基本的に10時開店のお店だらけでして、朝からやっているクレープ屋を発見し喜んだのもつかの間…「クレープのご提供は10:00からです」などと札が掛けられたりしていて正直ガックリ。

どうやらこの朝の微妙な時間帯は移動時間に使ってしまうのが良さそうだったので、最初は10:46発の快速あいづライナー(特急車両にタダで乗れる)に乗るつもりでいたが、一本早い9:43の普通電車で会津若松へ向かってしまうことにするのでありました。

年末は満員御礼で乗れなかった列車だな。先頭には可愛らしい赤べこマーク付き。この電車に1時間ほど揺られまして、昨年末以来となる会津若松駅に到着。前回は凄まじい雪に埋もれた駅構内だったが、今回はいたって平和です。

軽くお土産屋を見て回った後、天気もいいのでお散歩開始。

鶴ヶ城他の観光スポットは会津若松駅から少々遠いことを知っていた&最近バイクで行ったばかりなので行きませんでしたが、巡回バスが出てたりしますので是非ご利用を。ちなみにシンボル的存在が「赤べこ」の関係で、あらゆる物に「赤」が使われてます。

郡山駅の会津若松方面行きの階段なんてこれだもんな(笑)シャアが見たら喜ぶよきっと。

会津若松駅周辺を散歩していたら偶然にも若松通商の会津若松店に遭遇!若松通商の店名の由来は、創業者が会津若松出身者だったからなそうな。それにしてもイイ感じにヤレたお店でした(笑)通販もやってるみたいだから、今度何か買ってみるかな。

何やらスーパー銭湯のような看板に気がつき記憶を辿ってみると…そうそう、年末に泊まった「駅前フジグランドホテル」、本来であれば日帰り温泉「富士の湯」ってのに無料で入れるハズだったが、大雪で日付変わっての到着だったために入れなかったんだよなぁ。

まだ結構時間もあるので、この際入っていきますかねぇ。この後6時間ほど電車に揺られる予定なので、お尻をほぐす意味も含めて(笑)

この「富士の湯」なんですが、入湯料390円の銭湯的なお値段からは想像できないほど充実したスーパー銭湯でして、映画に出てきそうな泡風呂やら真珠風呂に黄金風呂、タヌキの焼き物で有名な信楽焼で出来た信楽風呂なんてものまでありました。

露天風呂の隣にはちょっとした屋外広場的な場所もあったりしまして、盆踊り会場に使えそうな程。ただまぁ実際にやるとなると…裸で踊る事になるわけですが(笑)壁に飾ってある若干脈略の無い写真が気にはなりますが、恐らくここの経営者の旅行の写真って事なんだろうな。

1時間ほどお湯を楽しんだ後は、3Fの食堂で「よくばりソフト(抹茶ソフト)」を注文。風呂上がりの冷たいデザートは最高だぁね。

そして只見線の発車時刻30分前になったので「会津健康奨励弁当」なる駅弁を買って改札へ。只見線が混んでいそうならホームのベンチで、空いていそうなら車内で食べようと考えていたんだが…そもそもそれ以前の重大な問題がここで発覚する。

改札前に張り紙が…何々…「只見線運転見合わせのお知らせ」

え~っ!朝方、雨の影響で止まってたのは知ってたけど…会津若松の天気が良かったから完全に油断してたよ。張り紙の前で呆気にとられている俺に、駅員さんが声を掛けてくれた。「今度の只見線ですか…ん?どうなってるんだろ。今確認しますね。」と言って駅の電話で確認してくれた。結果は…「現時点では運行するか運休するかまだ分からない…です。」との事だった。わざわざ確認して頂いたことにお礼を言っていたところ、「まもなく…新潟行きの快速が予定より1時間半遅れで出発します!」とのアナウンスが。

ええっ!?1時間半遅れっ!?(焦)

どうやら想像以上に悪い状況の模様。恐らく只見線は動かないだろうから諦めるとして、直感的に新潟行きのこの快速には乗ってしまった方が良さそうな気がしたのでホームへダッシュ!

無事に列車に乗り込みまして、ホッと一息つきながら「会津健康奨励弁当」を食べてる間は平和だったんだが、食べ終わる頃には空が暗くなりまして…ついにはかなり強めの雨が降り始めた。喜多方を過ぎまして、野沢という駅で反対方向からくる列車と入れ替わり待ちで動かなくなった。どうやら逆方向の列車が遅れているらしい。やれやれ…といった気分で読みかけの小説「新世界より」を読み始めまして、没頭し始めた頃に車掌さんから車内放送が。

「え~。お客様にお知らせいたします。磐越西線内、大雨の影響で全線運転中止の連絡が入りました。復旧の見込みは現在のところ立っておりません。また、現時点では振り替え輸送の目処も立っておりません。お急ぎのところ…」

うわぁ…年末の展開と同じじゃねぇかよっ!(喜)←ホントにトラブル大好き人間です

~1時間が経過~

盛り上がってきましたっ!←小説の話です

~さらに30分経過~

「現在、大型タクシー2台がこちらに向かっております」(車掌さん)

~そしてさらに30分経過~

「大型タクシーが到着しましたので、改札へ移動をお願いします」(車掌さん)

天候と全般的な運行状況の説明の後、各自の目的地の再確認を行いまして大型タクシー(マイクロバス?)に乗り込みます。俺の乗ったのは新潟直行組の大型タクシーでして、国道49号で新潟入りを目指すも直ぐに通行止め。磐越自動車道も通行止めという事でして…大して走ることなく駅に戻ってきてしまいました。

おまけに国道の隣を流れる阿賀川の水量が素人目に見てもやばそうだ。ちなみにこの一帯の国道49号、去年のクリスマスの日に俺が会津若松駅で動けなくなっていた時、300台ほどの車がこれまた大雪で丸1日近く立ち往生した現場だったりするのだな(汗)

もうどうにもならないので、半分ほどの方は会津若松へ戻る選択をされました。俺の乗る予定だった新潟発の「ムーンライトえちご」も見事に運休が確定していたんで新潟行きにこだわる理由は本来無いんですが、こうなったら最後の最後まで付き合う覚悟で新潟組の皆さんと待つことに。

それにしても昨年末は大雪で「只見線不通&ムーンライトえちご運休」で、今回は大雨で「只見線不通&ムーンライトえちご運休」かぁ(涙)

野沢駅に展示されていた各種赤べこを見たりしつつ、ひたすら小説を読む事に没頭する俺。時間は正直気にならない(笑)

~誰もが諦めムードの19:00~

「高速が開通しましたっ!皆さん行きますよっ!」(タクシーの運転手さん)

との掛け声で、最終的に4人にまで減った新潟組が普通のタクシーで新潟駅へ向かいます。鈍行電車の旅のはずが、高速代を含めると2万8千円のタクシーの旅(もちろん料金を払ったわけでは無いですが…)に見事に化けまして、21時過ぎに新潟駅へ無事到着。

新潟市内は大して雨は降っておらず、急遽泊まることにしたホテルに荷物を置いて、飲み屋へGo!

天下一というお店で、ほろ酔いセット(酎ハイ3杯・お通し・刺身二点盛り・もつ煮・焼き鳥)1800円に栃尾揚(油揚げ)を追加注文。栃尾揚げってのは分厚い油揚げでして、長岡市の東の方角にある栃尾という地域の名物です。以前道の駅でお土産的に買って食べた事があるが、香ばしく焼き上げた熱々のこいつは最高に旨かったです。

お店で飲んだ後は、部屋に戻って明日の予定を考えるのだが…TVのニュースを見るにつけ、何だか冗談抜きにヤバいんじゃねぇのかこれ…

そんなわけで、一番無難そうな信越本線経由の始発電車の時間を調べてお休みなさ~い。

下は今日のGPSログ。本来なら魚沼の方へ向かってから北上して新潟入りする予定だったんだがなぁ…まぁ仕方無いな。只見線に乗れるのはいつになる事やら。