【名古屋市中区】 スガキヤ 大須万松寺通店 「ラーメン」

【名古屋市中区】 スガキヤ 大須万松寺通店 「ラーメン」【名古屋市中区】 スガキヤ 大須万松寺通店 店構え

世界の山ちゃんで軽く?飲んだ後は、大須の電気街やら商店街やらをちと散歩。商店街の中で二つのものを見つけた。まず一つ目は名古屋人のソウルフードらしい「スガキヤ」で~す。

前回名古屋に出張に来た時にも食べようと思っていたんだが、何故か出会わずに終わってしまったこちら「スガキヤ」。ちょっと大きめのスーパーの片隅にあるようなフードコートが独立したような内容の店舗になっているらしく、ラーメン類と「お洒落ではない普段着な」スイーツが食べられるお店らしい。

一杯290円のラーメンを頼んだものの…「わらびもち」やら「あんみつ」のメニューの写真も旨そうだったんだが…飲んだ後でお腹が脹れているので次の機会に。

出来上がりを自分で受け取りに行くあたりはまさにスーパーのフードコートですな(笑)

ほうほうこれが「スガキヤ」のラーメンですか。それではスープから頂きま~す!

あぁ…これが小さい頃からの思い出の味ってのは分かる気がする…

今でこそカップ麺の味とかは無茶苦茶進化してますが、乾麺の定番なインスタントラーメン類とこの一杯のスープは全く違う味わいであるし、子供の頃にちょっとした買い物でのちょっとした贅沢を味わったとしたら、子供心に相当深く刻み込まれるかもしれません。

俺の場合はそうだなぁ…府中本町のイトーヨーカドーの地下にあった(今でもあるのかな?)ポッポというお店?のお好み焼きみたいなのが同じような存在だな。お好み焼きの側は保温の為かアルミ蒸着(もちろん子供の頃にそう思っていた訳ではない)で、表側はオレンジの文字で「ポッポ!」と書いてあった気がする。

こういった一品にいちいち御託を並べる必要は本来無いんだと思うが一応感想を。値段を感じさせない白濁したライト豚骨スープに、微妙に縮れた細麺。麺は若干ダマになってはいるものの、定番ラーメンの乾麺とは別次元の舌触り。具はもちろんシンプルでして、刻みネギにメンマに小さめのチャーシューが2枚。素朴な美味しさに彩りを添えてます。

そして、このスガキヤのラーメンと言えば忘れてはいけないのがこちらの「ラーメンフォーク」。

先割れスプーンをラーメン用に極限まで進化させ、かの「ニューヨーク近代美術館(MoMA)」の収蔵品になった。それにも関わらず、使いにくさから結局一般的にはレンゲとしてしか使われていないという、笑っていいのか悪いのかコメントに困るのが上の写真の「ラーメンフォーク」。

試しにこれで麺も食べてみようとしたが…箸の方が数倍食べやすかった(爆)

もちろん美味しく完食です。ごちそうさまでしたっ!「スガキヤ」が名古屋人のソウルフードと言う事が良く分かりましたヨ!

二つ目に見つけたものは別記事にするほどのボリュームが無いのでくっつけちゃいますが、変わった形状の信号機。クルマ用と歩行者用が合体してます。

名古屋の方はこれが大須にある事を知っていらっしゃる方も多いと思うんだが、似たような造りの信号器が宮城県白石市の商店街の交差点にもある事は恐らくご存じないだろうなぁ。今度行った時に撮ってきま~す。

【名古屋市中区】 なるとや 「しおらーめん」

【名古屋市中区】 なるとや 「しおらーめん」【名古屋市中区】 なるとや 店構え

ホテルに荷物をぶち込んだ後は、毎度毎度のお散歩タイム。しっかし名古屋に来る度に感じるんだが、何でこんなに道路が広いんだろうか?もしかして道路もトヨタが作っているのか?(笑)

栄の繁華街周辺の夜桜見物をしたんだが、名古屋は満開~散り始めってな感じですな。いやぁ、このタイミングに間に合って良かったよ。

晩飯に味噌カツを食べたので食べなくてもいい気はしたが、一応「超らーめんナビ」で近場のラーメン屋を調べてみると…「ら・けいこ」なるお店がHit!しかしながら良く見ると「二郎系」とのことなので、さすがに回避(汗)

もう少し探してみると…「なるとや」と言うお店の塩ラーメンが良さげなので行ってみることに。携帯の地図を頼りに歩いていくと、分かりやすい場所にお店を無事発見。

一応メニューを眺めますが、やっぱり今回はお腹に一番優しそうな「しおらーめん」を注文です。

注文して5分程度で出来上がりです。確かにこの細麺なら茹でるの早そうですな。それではスープから頂きま~す。

おっ!旨みの強い塩ですな(旨)

スープの色からして濁っているのと、鰹節の粉のような物がスープの表面に少々見えてます。麺は極細ではないものの細麺ストレートで、クリーム色をした腰の強い麺。小麦粉感を大事にする方にはたまらない麺だと思います。具は刻みネギにメンマとチャーシュー2枚といたってシンプル。店名的に「なると」があってもいいような気がしますが、何故か載ってません。チャーシューはいたって真面目に作られている印象で、ホロホロに崩れるタイプで旨いです。

食べ始める前はお腹が張っていてちと不安でしたが、旨かったので何の問題もなく完食です。名古屋は街自体が大きいので、なかなか同じお店にもう一度という事にすぐにはならなそうですが、機会があったら是非また伺います。ご馳走様でした!

【名古屋市】 こくや原田屋 「中華そば・塩」

【名古屋市】こくや原田屋 中華そば・塩

【名古屋市】こくや原田屋 店構え

浄心家で美味しい一杯を頂いたあと「栄」方面へ徒歩で移動開始。買ったばかりの「ラーメンWalker」の「栄~名駅(名古屋駅の事を地元の方はこう呼ぶらしい)」のお店紹介で最初のページに載っていたのでホテルを出る前にあらかじめ携帯GPSに登録しておいたお店方面への移動です。とは言うもののいきなり次のお店に向かわなければならないようなタイトなスケジュールではもちろん無く観光がてらの移動な訳なので、約3年間使い続けている携帯のサービス「ナビタイム」で「栄」地域の地図を見ながら歩きますと…どうやら東急ハンズやら何やらが集積するお洒落な街らしい。しかも方角的には今夜の宿を通り過ぎる感じで進む訳ですな。
なるほど…ではそろそろGPSを切らなければ。。。実は、3年間電池を替えずに使い続けている我が携帯は「iMode+GPS」で大量に電力を使う「ナビタイム」を使っていると、あっという間に電池切れになるのです…しかも今日は午前中「新幹線の車中」で暇つぶしに使ったりした関係で、

すでに電池残量あと「1本」状態(涙)

ラーメン本はホテルの部屋に置いてある関係上この携帯の電池が切れるとラーメン屋へ辿り着けないだけでなく、そもそもホテルへ戻れるかどうかすら分からなくなる状態でして…ホテルの名前と住所位はメモっておけばよかった。そう言えば最近、ドコモプレミアムクラブから「携帯点検&電池無料交換のお知らせ」とかいうメールが来てた気が…くっ新しい電池さえあれば楽勝で目的地へたどり着けるんだけどなぁ…悔やんだところで今さらどうにもならないので地図の記憶とフィーリングを頼りに歩き続け、白川公園とか言う公園の端っこまで来て何となく違和感を覚える。。。道端の住宅地図を見ますと…案の定「完全に」間違ってます(汗)

結局同じ道を戻ったりして更に2.5キロ程歩きまして…(爆)

銀座の大通りを思わせるような繁華街に何とかたどり着き、最後の確認のつもりで携帯地図を確認。お店はマックの裏に有るらしいのだが…なんか大規模な区画整理みたいな工事してるよ?。。。あれっ?もしかしてお店無くなっちゃった?と思っていたら、細~い路地の奥にお店を無事発見。

小洒落た飲み屋のようなカウンターがメインのお店で、セオリー通りメニューの一番端っこ(最初)に書いてある「中華そば 塩」を注文。調理行程がカウンター越しに良く見えるので見物していると、ラーメン屋ではあまり見かけない「雪平鍋」を複数使ってスープを調合してます。程良い待ち時間で注文の一杯が到着。ではスープから頂きましょう。ん…スープは甘みを感じない「塩味」ですな。
実を言うと「塩ラーメン」と言う食べ物はラーメンに興味を抱く前には食べる機会が殆ど無かった(インスタントも含めて)関係で、本厚木の「本丸亭」やら我らがラーメン同好会で伺った水戸の「めんや梟」とかで頂いた「甘みを感じる」塩ラーメンの印象が定着しつつ有ったんですが、自分のイメージとしての「塩ラーメン」はこのお店の塩ラーメンがストライクな感じです。「旨い不味い」という事では無くって、塩ラーメンって言う言葉のイメージにこちらの一杯が「はまっている」ような気がします。「純粋な塩ラーメン」とでも言いますか…「塩ラーメンのスタート地点はここから」的な印象です。

訳の分からないスープの感想(汗)はともかくとして、お次は麺の感想を。ストレートの細麺で、つるつるとした食感。細麺ですが博多ラーメン系で感じる粉っぽさは全く無いです。スープがすっきりしている事もあり、バランス的にいい感じ。具の方は「浄心家」同様シンプルな構成で、ノリ・味付け玉子・チャーシュー・メンマに刻みネギ。味付け玉子がいい感じで、スープよりも塩味強かったです。まぁ塩ラーメンに載る「塩味の味付け玉子」は、塩味濃くないと駄目ですよね(笑)

全般的に落ち着いた雰囲気の一杯を大満足で完食です。ご馳走様でしたっ!

いやぁ…今晩頂いた「浄心家」と「こくや原田屋」の2店、わざわざ名古屋まで足を伸ばした甲斐がありましたよっ!