時にはのんびり横浜&東京散歩の週末など ~湘南・鎌倉・世界旅行博編~

朝早く起きるつもりが見事に寝坊し、起きたときにはすでに7時半。ホステルヨコハマのサービス朝食を頂いて外へ出ると素晴らしいお天気ではあ~りませんかっ!これは久々に湘南の海辺を散歩が良さそうだと言うことで山下公園を散歩する当初の予定はキレイに忘れ、とりあえず大船方面へ。藤沢への乗り換えで降り立った久々の大船駅構内、この駅もまたずいぶんと垢抜けた印象ですね。

その後、藤沢駅へ到着し江ノ電乗り場のある南口へ。ここのロータリーの風景は昔から変わらないですなぁ。まぁ何でもかんでも新しい風景になってしまうのはちと寂しいお年頃でもあるので、ここはこのままでもいいけれどね(笑)

夏休みラストスパート状態の家族連れと俺を乗せた江ノ電はトコトコと進みながら近代的な商業地帯から抜け出し、どこか懐かしさを感じさせる住宅街へと進んでゆく。この江ノ電、全長は10キロ程しか無いんだが結構駅の数が多く(今調べたら15駅もあるそうな)、おまけに途中路面電車のように道路を走る区間があったりとなかなか楽しい。しかも腰越~七里ヶ浜間は国道134号と併走しながら海沿いを走ったりするからたまらない。

そんなわけで、七里ヶ浜で電車を降りましてお散歩開始。日差しの強さが久々に夏を感じさせ、昨日買ったばかりのAFレンズで江ノ島やら読書をする女性やらCBRとそのオーナーなど写真を色々撮ってみる。何はともあれ、ピントが自動で合うってのはやっぱ楽なんだぁね(笑)
それからFDレンズを使っているときには実絞りの絞り優先的な使い方しか出来なかったが、電子制御可能なレンズを取り付けた事もあってモードダイヤルを動かす意味がついに生まれた(笑)シーンモード?はおそらく使うことは無さそうだが、プログラムモード・シャッタースピード優先・絞り優先の各モードを軽く試してみた。やっぱり俺は絞り優先モードで決まりだな。フィルム時代からずっとこれ。ただ、前面ダイヤルで絞り値を設定する事になるんだが、今までG1の前面ダイアルは露出補正にしか使っておらずレンズの絞りそのもので絞りを設定していた関係で、違和感は物凄くあるけども…(汗)
それからこれは、一度説明書を読み直した方が良さそうだ。色々いじっていると、何だか良く分からない表示がファインダーにされるようになった。

歩いて稲村ヶ崎を過ぎた頃には完全に夏の日差しが戻ってきた。さすがに暑くなってきたので、そろそろ日陰のある内陸側へ移動開始。

途中生しらすを売るお店がいくつもあり、どのお店にも生しらすは1時間以内に食べてくれと書かれているあたり、相当に足が速いってことなんだろう。今度キャンプ用のストーブと釜飯の器を持ってきて浜辺でご飯を炊いて、その上に生しらすとおろし生姜に醤油をぶっかけて食べてみるかな。想像しただけで旨そうだ。

ま、何はともあれ鎌倉といえば大仏なので高徳院方面へ向かうのだが、まず最初に長谷寺へ。鎌倉ってのはとにかくお寺さんの多い街なので長谷寺クラスの有名処はともかく、自分自身が今までどこに行ったことがあってどこに行ったことが無いのかが今となっては良く分からない…(汗)

観音様を拝んだあとは、長谷寺の最大の魅力とも言える高台から眺める風景をしばし堪能。逗子方面への海岸線がとっても良く見えるんだよねぇ。強烈な日差しの下に結構な時間いたので、長谷寺の境内にある「海光庵」で宇治金時を頂きました。いや~とにかく今日は暑いよ。

   

長谷寺を後にしてそろそろ昼飯でも…と思ったんだが、あんまりここで時間を使ってしまうと今回東京にやってくるきっかけとなったイベントに参戦する時間が少なくなってしまう気が。それに色んな国の食べ物が食べられるイベントだと勝手に思っているので、昼飯はあっちで食べたいなぁ…

よっしゃ!今回は大仏を見るのはやめなのだっ!

まぁ鎌倉の観光案内的なものを俺みたいな奴が改めて作る必要は無いと思うので、好きなようにやらせてもらうよ(笑)鎌倉駅から渋谷までは湘南新宿ラインで一気に移動。渋谷駅での湘南新宿ラインと山手線の乗り換えが物凄く大変だった事を体で思い出し(汗)原宿駅前へ到着。何も考えずに竹下口から外に出ると、夏休みの学生(特に女子高生)パワーが充満している駅前だった。ここはとにかく年間を通じてこんなだから凄いよね。

会場の代々木体育館に来てみたのだが何かがおかしい。ん?「チアリーディング日本選手権大会」ですと?こっちはこっちで見てみたい気もするんだが、純粋な意味で買ったばかりのAFレンズの試し撮りに精を出していても不審者扱いされそうな予感がするので本来の目的地へ。どうやらこの体育館の裏手でやっている模様。ところで体育館って、二つもあったっけか?

げっ…このクソ暑い中、俺は屋外型のイベントに参加しようとしている訳か(汗)

そんなこんなで「世界旅行博」なるイベント会場にやってきた。どういうイベントなのか実のところよく分かってはいないんだが、世界各地の食べ物も並んでいるであろう事は想像に難くない。会場に足を踏み入れて辺りを見渡してみると、案の定世界の食べ物屋が多数出店中。

   

ちょっとしたステージ上でJazzバンドが「南京豆売り」を演奏するのを聴きながら、本場ドイツの名前は忘れたビールとソーセージで乾杯!あまりの暑さにビールが大人気。売り場のお客さんが絶えずやってきて、確変継続中ってな雰囲気だった。

ビールを飲んでいた時、まわりにかき氷のような物を食べている人がいることに気がついた。かき氷の器を持っている人々の輻射点を求めたところ…どうやら韓国のお店がそれっぽい。何々…韓国かき氷「パッピンス」ですと?何だかとぼけた響きの名前ではあるが、もちろん頂きます。

   

最初に良くかき混ぜてから食べるものらしいんだが、器が小さいこともあって豪快には混ぜられず…(汗)でもこれって普通に美味しい。缶詰のフルーツ類や小さめのコーンフレーク的な物をかき氷に載せればそれっぽく出来るから、夏場は家で作っておやつにちょうどいいかも。

さて、そろそろ今日の昼飯になる一品を何か食べようと会場を一周。お土産の延長にある名産品の販売だけでなく「占い」なんてものまでやってるんですな。遠くの国の占いかぁ…どんな占い結果を告げられるのか興味がありますな。「○○山の山頂にある△△という花を手に入れれば、願いは叶うでしょう…」とか言われても困っちゃいそうだけどね(笑)

せっかくだから南米系かアフリカ系の肉をがっつり行こうなどと思っていたら、急に日差しが弱まった。おまけに風向きまでも変わったので、ふと空を見上げてみる…

「隊長~っ!!あの雲は危険です!直ちにここから離脱して下さいっ!」(マジ)

せっかくなのでもう一品くらい食べたいのは山々だが、今まで散々バイクに乗っている時に痛い目に遭わされてきた歴代の雨雲と比較しても相当やばそうな雨雲が迫ってきていたので原宿駅方面へ緊急避難開始。逃げるわけにはいかない世界旅行博会場のお店の皆様方…

「…神のご加護を…」

山手線の外回りで東京・上野方面へ向かうが、ついに凄まじい雨が降り出した。程々の雨であれば秋葉原に寄っていこうかなどと思っていたが、もはやそんなレベルではない。地下道経由で八重洲ブックセンターへ寄るくらいが関の山だろうという事で東京駅で下車。八重洲方面の外の様子を覗いてみるが…あまりの雨量にロータリーの向こう側が良く見えないほど。

ふと、微妙な人気を誇る大丸東京の12F男子トイレからの眺めと共に用を足したくなりやってきた。こんだけ雨降ってりゃ、窓の外にしてみたところでバレやしないだろうなぁ(笑)

TOKYOの街に小便の雨を降らせたような気分になった後は、地下道経由で八重洲ブックセンターのすぐそばまでやってきたが…この俺ですら地下道の外に出るのをためらうレベルの雨の降り方。20メートル位歩けば店に辿り着けるだろうけど、ちょっとなぁ…と言うわけでこちらも断念。

   

若干やけ気味に大丸東京の地下にて「もものフレッシュジュース」を。もの凄く旨いんですが…お値段なんと580円!ま、ヤケですから…(汗)

もうどうにもならない雨模様なので、上野駅の本屋でインターフェース誌を買って常磐線で帰宅開始。程良く疲れていたこともあり、ほとんど記憶がないまま水戸駅に到着。まだ時間的に早いのと、せっかくの青春18きっぷでもあるので水戸で晩飯&買い物を。晩飯はエクセルみなみの「らー麺街道」最後の一店にて(こちらは別記事にて)。

ビックカメラでは「任天堂3DS」を物欲しそうな眼差しで再度見つめまして、昨日買ったレンズ用のPLフィルターを物色。最近デジタル対応と銘打ってやたらと高価なサーキュラーPLフィルターばっかりになりつつあるんだが、ホントに影響があるカメラなんて大した種類ないんではなかろうかと感じる今日この頃。

水戸のビックカメラにもサーキュラーPLフィルターしかなかったんだが、40.5mmという小口径故か1,600円程。この値段なら許せるのでお買い上げ。それからハクバのゴム製フード(400円位だっけかな?)も、これ位の長さなら使えるんでは?という直感を信じて同時に購入。こんな感じに土曜日の横浜・日曜日の東京と、程良く過ごせた今週末なのでありました。ちょっとした物欲も満たせたし。

P.S. ちなみにフードなんですが、家で実際にレンズに取り付けてファインダーを覗いてみたところ…

ワイド端側で豪快に蹴られました…あぁ…(涙)

時にはのんびり横浜&東京散歩の週末など ~初日編~

~今週末はちとのんびり気味に、横浜&東京散歩の予定~

ま、のんびりとは言うものの、青春18きっぷ利用なので朝は早い。始発電車に乗ろうと目論みつつ酒を飲んで目覚めたら…間もなく8時になろうかという時間だった…あぁ…(涙)横浜の宿に泊まる予約を既に入れてしまっている関係で寝坊しようが何しようが横浜へは行くことになる訳ではあるが…このまま最後の青春18きっぷを使って鈍行で向かってしまうと思いっきり昼過ぎに到着する事になるので、やむを得ず正規運賃&特急料金で桜木町まで5,430円の切符をプラスチックのお金で購入。平日休み最大の難点は、ウィークエンドパスの類が全く使えない事なんだよなぁ…。どうでもいい切符ではあるが、それ故にこんな買い方をする事はまず無いので記念に写真をUPしておこう(涙)

   

こんな感じに8:55のスーパーひたちに乗って上野へ向かう途中、以前買った古本「消えた反物質」を読み始めるものの、序章の途中で気を失い…あっという間に10:30に上野駅に到着。おいおい…いったいどんだけ寝るんだよ…(汗)

この後は順当に東海道線で横浜へ。同じボックスシートの前の席のお二人は、タンパク質の塩基配列が書かれているプレゼン資料らしきものを広げながら打ち合わせをしていたり、俺の少し後ろに立っている恐らくカップルのお二人は、作曲家シューマンの多重人格について会話していたりと相変わらず面白い車内っぷり。俺もかつては東海道線の乗客でして、立ったままトラ技を読んでいたりしたもんだ(笑)

横浜駅からはお隣の桜木町へ。いつもだったら桜木町まで散歩がてらに1時間程歩いてしまう距離ではあるが、今日はみなとみらいホールで行われる12:10開演の「オルガン・1ドルコンサート」に無理矢理間に合わせるために特急に乗ったので、ここで間に合わなくなってしまっては元も子もない。それにしても…たった1ドルのコンサートのために、5,430円をつぎ込むことが出来る俺ってやっぱり…ちょっと格好いい気が…

(注)単なる寝坊を無理矢理「美談」にする事は、固く禁じられております。

桜木町からクイーンズスクエア方面への動く歩道を進みまして、およそ10年ぶり?の訪問となる「みなとみらいホール」へ到着。1ドルコンサートという事で、募金箱みたいなのに100円入れてそのまま入場といった流れでとってもカジュアルです。

今回は普通のオケの演奏会と違ってパイプオルガンの演奏会という事もあり、1階席だと見上げるような位置関係になるので2階席へ。いやぁ…それにしてもホールに来ること自体が久々だぁね。それから夏休みという事もあり思ったよりも上々な客入りでして、小学生位の子供達も沢山。

今回のコンサート「オルガン・1ドルコンサート」はオルガニストの佐藤礼子さんの演奏・司会進行で以下のプログラム。

  • J.S.バッハ:トッカータとフーガ ニ短調 BWV565
  • フランソワ・クープラン:「クラヴサン曲集 第3巻 第14組曲」より “恋のうぐいす”
  • リー・ハーライン:映画「ピノキオ」より “星に願いを”
  • ギ・ボヴェ:「ハンブルグの3つの前奏曲」より “サラマンカ”
  • アド・ヴァンメス:鏡
  • J.S.バッハ(アレクサンドル・ギルマン):カンタータ第29番「神よ、われら汝に感謝す」より “シンフォニア”BWV29

1曲目はパイプオルガンの曲といったらこの曲か「オペラ座の怪人」ってなくらいお馴染みの曲ですな。4曲目の途中から無調性になりかける現代曲っぽいギ・ボヴェの「ハンブルグの3つの前奏曲」より“サラマンカ”ってのも中々面白かったです。最後はこれまた有名処のバッハの“シンフォニア”で〆と、恐らく子供にも馴染みのある曲と知らない曲を交互に挟むような選曲でした。

クラシックの演奏会では通常あり得ない色付きの照明でパイプオルガンをライトアップしたりと見ていても楽しい演出に、このホールのパイプオルガン「ルーシー」の紹介と子供も大人も楽しめる内容です。ただ…パイプオルガンはとっても寿命の長い楽器というお話は理解出来るが故に、NHKホールのパイプオルガンが何だか不憫だ。

それにしてもパイプオルガンのライトアップは綺麗だぁね。歌口のなだらかな配列は必然的なものなのだろうか?多少意識して並べているんじゃないかと思ってみたりもしたけれど。「みなとみらいホールのパイプオルガンの公式ページ」はこちら。もちろんホールの催し物案内等もこちらからどうぞ。

続いてお次は本日の目玉のもう一つ、ランドマークタワーの展望台へ向かいま~す。台北のビルに設置された1010m/minの東芝製高速エレベーターに上りの最高速は抜かれたそうですが、750m/minの三菱製高速エレベーターのスピードも伊達ではなく、あ~っ…と思っている間に展望台のある69階へ到着です。途中気圧の関係で耳が痛くなるくらい。恐ろしく早いなこりゃ。

ちなみに今住んでいるご近所のひたちなか市には、世界最高の高さを誇る日立製作所のエレベーター試験塔が建ってます。そして大昔ではありますが、小学生の時に通っていた東京都府中市にある小学校は東芝のエレベーター試験塔が建っている東芝府中工場の隣にあったりと、この手のものには何か個人的に縁があるみたい。

しばし360度の展望が楽しめる展望台からの風景を楽しみます。ん?何やらでっかい客船が大さん橋に停泊中ですな。後で行ってみますかね。

そして昼飯はランドマークタワーの展望台のランチセットの食事部分、横浜ロイヤルパークホテルB1Fの「カフェ フローラ」にて。(注:ランドマークタワーの展望台で食べられる訳ではありません)

   

横浜マダムのランチタイム空間に無理矢理突撃しまして…(汗)大きなアサリが旨かったシーフードパスタ?や食前サラダにコーヒー、食後のアイスなんぞを頂きました。美味しいパスタを頂けたのは確かなんですが、一人で展望台&ランチセットは普通の人にはお勧めできないか(汗)

昼飯の後は毎度の事ながらみなとみらい地区をお散歩開始。

おっ!日本丸の近くにUW旗がいくつもあるではないですか。日本丸が帆を広げている時にうまい方向に風が吹いてくれるといい写真が撮れそうですな。

バイクに取り付けられそうな大きさのUW旗を買おうと赤レンガ倉庫にやってきたんですが、ランドマークタワーの展望台から見えた客船は「飛鳥 II」であることが判明。買い物の事はすっかり忘れ、巨大客船に完全に心を奪われてそのまま大さん橋へ。

ビルにすると十数階建てに相当する高さという事で、もはや船というよりは移動式のマンションのよう。しかも船体横につり下げられた救命ボートを良く見てみると…「150 persons」などと書いてあるではないか。

救命ボートが150人乗りって…どんだけでけぇんだよっ!(驚)

何だか救命ボートで伊豆大島とかまで行けちまいそうな雰囲気だなこりゃ(笑)そうそう、飛鳥IIの接岸中は「キング・クイーン・ジャック」の三塔、県庁のキング以外は大さん橋からは見えません。完全に飛鳥IIで遮られてます(汗)

飛鳥IIを外側から堪能した後は(体験乗船会とかないのかなぁ…この際だからあの救命ボートでもいいよ)、ちと買い物に横浜市街へ電車で移動。今でもそう呼ばれてるのか分からんが「ナンパ橋」を渡ってビックカメラへ。

何が気になっているかというと…「任天堂3DS」が欲しくてたまらない。ゲームがしたいと言うよりは携帯式インターネットブラウザ&プチコンのプラットフォームとして欲しい。携帯電話のjigブラウザで何とかなっているとはいえ、旅先で使えるそれなりのブラウザが動く軽い端末があると便利だと思うんだよね。

ま順当に考えれば5年以上使っている携帯をスマートフォンに買い換えればいいんだろうが、アンドロイド端末にしたところで「プチコン」にはならないだろう。仕事では「今時VBなんて…」と、プログラムが書ける訳でもないのにVisual Basicを馬鹿にしていたりもするんだが、「プチコン」が実現する8bitマイコン時代(1980年代)を彷彿とさせるBasicは触りたくて仕方がない。マンデルブロ集合を「任天堂DS+プチコン」で描いてみたり、タイニーゼビウスを移植したりと、端から見ているだけで面白そう。

それに疲れたときには「桃鉄」が出来るし。←多分こいつ、ゲームはこれしかやらないと思う…(汗)

15,000円に値下げされた関係で品薄になっているんではないかと様子を伺いに来てみたんだが…普通に売ってるね。でも…桃鉄がないね。う~ん…近くのソフマップにも行ってみようか。ソフマップでも普通に新品の在庫があり、何と未使用の中古品まであった。でも…桃鉄がないね。桃鉄が売っていない事にガックリしながら中古のデジカメ売り場へ。

製品としての性能自体に文句はないが、最近愛用のCanonのコンパクトデジカメ「A1100IS」のレンズ側かセンサー側かが傾いたらしい。大判であおった時のように画面上部が思いっきり前ピンになってしまっていて、マクロ域以外で使えなくなってしまったんよなぁ…(涙)代わりの小さなデジカメ無いかなぁ?出来たら単三電池式だと安心できるんだが…などと思いつつショーケースを覗き込んでいたら、マイクロフォーサーズマウントのオリンパスの標準ズームが15,000円。これを俺のG1に装着すれば、ミラーレスとはいえ俺の一眼レフがついに「オートフォーカス」になるではないかっ!

思えば1987年のEOS650誕生以来、俺の中で憧れであり続けた「オートフォーカス」。今まさにその異次元の世界の入り口まで…

僅か15,000円の距離にまで迫っているではないかっ!(いつの時代の人間だよ…)

そもそもがFDレンズの使い回しが出来るという理由でパナソニックのG1を買った訳だから、新しいマウントのレンズを買う位ならCanonかNikonの古い機種に50mmでも買って新たに始めればいい気もするが…コンパクトデジカメの代わりも兼任するならG1の方が小さくていいしなぁ…

どうしよう…任天堂3DSも欲しい…AFレンズも欲しい…任天堂3DSも欲しい…AFレンズも欲しい…本日は中古の日なのでAFレンズは10%引き!…えっ?!

「レンズ下さいっ!」(アホだ…)

そんなこんなで「M.ZUIKO DIGITAL 14-42mm F3.5-5.6」を割引価格14,000円程で購入。あまりの嬉しさにナンパ橋近くのオープンカフェ群(通称「屋台」と呼ばれている)で「おでん&日本酒」でも行っちゃおうかとも思ったが、嬉しさのあまり見知らぬおっさん達と盛り上がってしまい今夜の宿へのチェックインが約束よりも遅くなってしまうという経験に基づいた強烈な予感がしたので、本日の宿ポルトヨコハマのある石川町駅へ向かいます(笑)

もうこの界隈は慣れたものでして、迷うことなく宿へまっしぐら。チェックインの手続きをして、2段ベッド二つが備え付けられている本日のお部屋(俺一人なので実質個室)の中で、ついにG1にAFレンズを装着!電源ON!シャッターボタン半押しで…

あれっ?…何も起きねぇじゃん…(涙)

あれれ?何でフォーカシングしない訳?もしかしてこのBody、買った時からAF機能が壊れてたとかなんでは…(実は中古で購入以来、一度もまともなレンズを付けた事がない)。それかレンズが故障か?…それともオリンパスとパナソニックの組み合わせだとファームの書き換えが必要とかあんのかな?などと色々な可能性を頭に思い浮かべながら、メインメニューのAF関連の設定をみんなONにしてみるが全く反応無し。レンズ自体にMFモードスイッチとかがあるのかと思って見てみるもそんなSWもなく…ついに諦めモードに入った瞬間、Body左肩にAFモード切替スイッチがある事に気がついた。良く見ると…「MF」になっているではないですかっ!良く分からんが、取り敢えず「AF-S」にセットしましてシャッターボタン半押しで…「ジ~っ ピピッ」

ついに「オートフォーカス時代」…来た~~~っ!(涙) (だからいつの時代の人間だよ…)

この後は今まで一度も光った事のない「AF補助光」がBodyから発せられているのにビックリしたり、内蔵フラッシュの調光がまともに出来ている事に大感激したり。上の写真がG1使って初めてのフラッシュ撮影結果など(笑)

オリンパスのBodyは手ぶれ補正内蔵でパナソニックはレンズ側に手ぶれ補正内蔵のため、組み合わせ的に手ぶれ補正が無いのはちと残念だけれども、十分に使えそうな確信を胸に…飲み屋へGo!

実は飲む事に精一杯で、店構えの写真しか撮ってない(笑)とは言うものの、「M.ZUIKO DIGITAL 14-42mm F3.5-5.6」での実質的なファーストショット。レンズの良し悪しなんてこの写真ではわからんが、アサヒのスーパードライの中生が290円の素晴らしいお店だった事は紛れもない事実。ご馳走様でしたっ!

程良く飲んだ後、やっぱり〆は中華街へ。一人でも入りやすいお店って数店舗しか知らないんだが、その中の一軒「馬さんの店」へやってきた。こちらのお店は朝7時から営業していて、夜も深夜3時まで。手頃な値段で朝がゆが食べられるお店としても有名です。

   

今回はじめて「上海カレー牛肉そば」を注文。ラーメン業界的には極細麺に分類されそうな麺の上に、ドロッとしたカレールーがかかっています。箸で最初に麺を持ち上げた時にはその重量感にビックリしましたが、口に運んで納得。

要するにスープは無し。ほとんどルーしかかかってません!

なるほど…でもこいつは旨い。半生のピーマンに刻みネギとタマネギ。牛肉はとっても肉厚で柔らかく、噛み締めていて幸せを感じる程。一応レンゲはついてくるんですが、あんまりすくわなくてもルーを含めて食べきれます。麺に絡みまくりますんで(笑)

いやぁ…この「上海カレー牛肉そば」の完成度は相当高いんではないかな。ガレーうどん好きにも、カレーラーメン好きにも納得頂ける一杯だと思います。ご馳走様でした!

軽井沢にライダーハウスが出来たと聞きつけて ~ライダーハウス道楽荘を訪問(大雨編)~

朝6時半過ぎに起きまして、バイクに荷物を積んでいたら降り始めてしまった。もしかしたら午前中は降らずに逃げ切れるかな?などと思っていたが、初っ端から合羽装着(涙)

昨日、温泉からライダーハウス道楽荘に戻ってきた時はすでに暗く、明日の朝にでも写真を撮ればいいやと思っていたら、雨の事が気になって写真を撮るのを完全に忘れてしまった…スミマセン。場所等の詳細はこちら「ライダーハウス道楽荘の公式ブログ」。一度辿り着ければそんなに難しい場所ではないんですが、個人的な印象としてはブログの説明写真のY路路の先一つ目の交差点を「左折しないで」軽くはまりました(汗)

当初、あわよくばビーナスラインを走ろうと思っていたんだが…佐久市で雨脚が強くなってきたので今回は断念。国道254号で東進するコースも頭に浮かんだが、あまりにも早く市街地に突入してしまうので、あえて国道299号の十石峠越えを選択。途中「藤屋」というおじいちゃんとおばあちゃんのお店の極太うどんが久々に食べたかったが、時間的にあまりにも早すぎるので今回は断念。

   

少しずつ雨の勢いが衰える中を秩父方面へさらに進みまして、確か去年満席&昼の部終了で食べ損なった小鹿野町にある安田屋前に10時に到着。開店は11時かららしいが今日は確実に食えそうな雰囲気なので、ちょっと南の方にある「両神温泉薬師の湯」(道の駅の中)でひとっ風呂頂きながら時間調整。そう言えばこちら小鹿野町はバイクで街おこしをしている珍しい場所でして、色んな場所に駐輪場完備なのがとっても嬉しい。ただまぁ…騒音と無理な追い越しに閉口している一面も確かにあるそうで、ちと複雑な気持ちでもある。そりゃそうと、はやぶさの帰還カプセルの展示したのっ!?

温泉で時間調整をした事もあり、バッチリ11時過ぎに安田屋に着いたが、平日&雨という事で先客は無し。テーブルの上でくつろいでいる飼い猫らしき猫ちゃんと一緒に出来上がりを待ちます(笑)

   

そして出来上がり。おおっ!確かにこれはジャンボトンカツが2枚。写真では分かりにくいかもしれませんが、ドンブリからはみ出すサイズのトンカツが2枚ドーンと載っています(喜)ソースカツ丼ではないのでこのまま食べるんですが、肉に着けられている味付けが絶妙で何にもつけなくっても冗談抜きに旨いです。肉自体も程良い噛み応えがあって、休日にお客さんで一杯になってしまう理由が良く分かりました。なるほど…これはいいっ!ご馳走様でした。また来ます!

安田屋で旨いドンブリを頂いた後は、文字通り土砂降りの天候に。かつての高校時代の「俺の学区(もう無いんだよね?)」を楽しむ事も出来ず…とにかく耐えながら走っていただけだったりするのが正直な所。

そんな中、「道の駅 はなぞの」では「海のジェラート」を頂きました。ずぶ濡れの俺を気遣ってくれた上、「写真撮るならもっと綺麗に盛りつけたかった~!」(どうやら融点が一般的なジェラートよりも低めらしく、2回程盛り付け直しをされていました)と言って下さったお店の方に感謝。この爽やかな塩味は、子供に食べさせるのは勿体ない気がする絶妙な味でしたよ。ま、俺みたいな「非グルメ野郎」よりも、グルメなガキンチョの方が色々分かっている可能性は否定出来ないが…(汗)

中学高校時代を過ごした熊谷市からは、お馴染みの熊谷警察署で国道407号へ乗り換えて太田からは国道50号で毎度の帰宅コースへ。実は夏場だから寒くないだろうと雨の中をメッシュのグローブ&シューズカバー無しで走った関係で、手と足がビシャビシャの1日。さすがにここまで涼しいと、寒さでスタミナを消耗するような状態になっていたので、佐野で久々に佐野ラーメンを。通し営業で便利な「おぐら屋」へやって来ました。(最初、昼の部15:00までの亀嘉へ行こうと思ったら、14:30時点で準備中になってました。残念。)

普通ならチャーシューメンで手をうつ場面ですが、体力を奪われている気がしたので「ラーメン&餃子」を。ラーメンの旨さは今回も安定しているので「旨い!」の一言で終わらせて頂きますが、宇都宮以南の地域の餃子ってのは1個1個が大きくて、宇都宮餃子とは全くの別物なんです。1個のボリュームが大きいから当然皮も厚めでして、何でここまで違うんだろう?と思わせる程。もし佐野近郊へいらした時には、ラーメンだけでなく是非餃子も食べてみて下さい。

こんな感じで18時半過ぎに無事日立の家まで辿り着きました。今回に限らず、ちょっと二日目の天候悪化が多い気がするので、何とかしたい今日この頃です(笑)

まぁ…また軽井沢に行く理由が沢山出来たんだから…良いではないかっ!(笑)