何となく西に…淡路島で野島断層を見学など ~たまねぎだらけな四日目編~

「浜松市滝沢キャンプ場」

ぐっすり眠って目覚めたら、何と9時過ぎ&雨…(涙)

そんな訳で急いで荷物を撤収して、急遽お世話になった浜松市滝沢キャンプ場からさようなら。次回は早めに連絡しますので…。

浜松SAのスマートICから再度西に向かってワープ開始。東西にクソでかい静岡県を抜け、上郷SAにてかなり遅めの朝飯を。

【愛知県豊田市】 上郷SA 「オリジナルカレーパン」【愛知県豊田市】 上郷SA 店構え

上郷SAの名物らしいカレーパンが何種類も並ぶ中、「オリジナルカレーパン」なるカレーパンを。電子レンジでチンして食べたらほかほかで旨かった。何だか今日は肌寒いんだよな。。。

その後、名古屋に京都に大阪を通り過ぎ、何となく引き寄せられた淡路島の北端にある淡路ICから下道へ。

淡路島には原チャリ含め何度か来た事が有るんだが、まだ島の西側を走った事が無かった気がするので西側の海岸線をトレース開始。

【兵庫県淡路市】 野島断層保存館 断層保存ゾーン

淡路ICから10キロ程の場所にある野島断層保存館で阪神淡路大震災を引き起こした野島断層を見学開始。この施設は本物の断層が地表上に巨大なずれとして現れるまでずれた場所をそのまま保存している施設でして、全部本物の断層そのまんま。震災後、地表には10キロ程の長い断層が地表に現れたとの事。う~む。自然の力は強大だ。

【兵庫県淡路市】 野島断層保存館 断層保存ゾーン

断層のイメージはこちらの写真の方が掴みやすいかな?奥の主断層の高さが約50センチだそうだ。思い出すよなぁ…あの日の朝はたまたま起きていて、当時住んでいた神奈川県ですら長い揺れで驚いてTVを付けたら、神戸・淡路周辺の震度が最初全く表示されていなかったんだよな…

【兵庫県淡路市】 野島断層保存館 震災体験館この野島断層の真上に建っていた家の見学をしたりして、震災体験館へ。この施設は実際の震災の揺れのデータを使って震度7を体験出来るのだが…何やら色々思い出しそうで俺はパスだな…と思っていたら、案内の若い女性の方に「是非体験してみませんか?」などと言われ…結局体験する俺なのだった。

体験後、案の定ブルーな気分になったよ…旅先なのに…(涙)

野島断層保存館の隣の売店で新たまねぎを買ったりなんかして南下再開。そうそう、この施設で初めてJAFの会員証を見せてJAF割引を使ったよ。ほうほう…結構な額が割り引かれるのね。これは嬉しいかも!

淡路島の星飛雄馬的な飛び出し注意の看板

特に行くつもりの無かった海釣り公園に迷い込んだりしていたら、島のあらゆる場所に置かれている子供飛び出し注意の看板?に、やたらとキャラ立ちしているガキンチョを発見。お前…将来「大リーグボール」とか投げるつもりだろ?

それから…「ちゃぶ台返し」には気を付けろっ!(爆)

淡路島の南端にある道の駅「うずしお」に立ち寄って四国方面を眺めていたら、何だか妙なコカコーラの自販機が。淡路島名産のたまねぎでラッピングされた側面には…

たまねぎだらけのコーラ自販機 「Yes Onion Yes」「Yes Onion Yes」(爆)

この後は淡路島南ICから高速経由で四国へ上陸。四国の北側沿岸にはちょうど良さげな道の駅がいくつもあった気がするので香川県(うどん県)の引田ICで下道に降り、途中スーパーで今夜の晩飯の材料を買い込んだりして国道11号を西に走っていると「津田の松原」という公園みたいな道の駅に辿り着いた。ここなら問題無さそうだ…と思っていたら既に先客が。

何とGIANTの自転車で日本一周中のお爺さん!(驚)

出発地は横浜だそうで、既に九州を廻って北上中らしい。ちなみに昨夜の宿泊先は徳島県の道の駅「第九の里」だったそうで、何故か普通に話に付いていける俺(笑)去年俺も行った事あるもんでネ。

このお爺さんは絵を描きながら巡っているそうでして、会話が盛り上がってきたので絵の話になるのかと思いきや…

山口県にあるアーチが美しい錦帯橋の近くでテントを張って野宿していたら台風に遭遇してテントが飛ばされそうになった事などを披露開始(笑)俺も負けじと原チャリ四国ツーリング中に室戸岬で台風に遭遇し、土管の中で寝た話などを披露(笑)

お互いのアホな話の披露で結局小一時間程盛り上がるのでありました(爆)

お爺さんは夕方、道の駅の方にあらかじめ断りを入れた上で丁度良い軒下にシュラフを広げられていて「隣に寝るか?」とおっしゃって頂いたりもしたのだが、さすがにこれから寝る方の隣で焼き肉を始める訳にはいかないので…(汗)互いの旅の安全を祈る挨拶を交わしたりなんかして、既に暗くなった道の駅の隅っこの空き地にテント設営。穏やかな天候なのでペグ打ってないけど…(またしても手抜き設営)

道の駅「津田の松原」にてここの所、何かにつけて記念日を設定して贅沢な食材を楽しんできたんだが…この夜からは普段の質素な晩飯に。これで全部という訳では無いが、モヤシとか「おつとめ品」の豚レバーとかが加わるだけなんで(笑)

新たまねぎ「濱の宝」ただ今回、淡路島で買った新たまねぎ「濱の宝」という隠し球が有ったりするのも確か。ちょっと小振りの玉ねぎが10個程ビニールに袋詰めされていて100円だったので、野島断層保存館お隣のお土産屋さんで買っておいた。お勧めの食べ方はオニオンスライスという事だったんだが、今夜は焼き肉Nightという事で焼き焼き…あんまり何も考えずにガブッと行ったところ…

ん!?このたまねぎ…やたらと甘いぞっ!(驚)

いや~ホント、これは驚き。そんな訳で2個目はスライスしてすぐさま囓ってみたんだが…

いつも食べてるたまねぎ程は辛くない…けど辛い…(爆)

どうやら30分程空気にさらすと辛さが抜けるというお土産屋さんの注意書きは本当だったみたいだなこりゃ(笑)そんなこんなで夜は更けて…zzz

2013_04_30ルート今日のGPSログはこちら。今日は小さいモバイルバッテリーをGPSロガーに繋いでジャケットの胸ポケットに入れておいたんだが、特に問題無くlogが取れていたのであった。

実の所、淡路島に立ち寄っただけな一日だったのかも。ま、それはそれで楽しいんだけれどもね。新しいバイクって事もあるし(笑)明日は「しまなみ海道」を楽しみたいかなぁ…

2012年夏ツーリング ~うどんとフェリーと青空と…編~

瀬戸大橋記念公園にて

四泊目にして、ようやく雨の降らない夜を過ごせた。はっきり言ってあらゆる物がビショビショだったがかなり乾いたんで助かった。

香川県といえば沢山のうどん屋さんがある事で有名だが、さすがに朝早くからはやっていないだろうと半ばあきらめムードだったのだが…

【香川県】 こだわり麺や 「かけうどん&生卵&ちくわ」【香川県】 こだわり麺や 店構え

朝っぱらから営業しているお店を発見したのでもちろん入店。かけうどん中(2玉)に生卵とちくわのてんぷらをトッピング。

そのうちのんびりうどん屋巡りってのも良さそうだよな。そばと違って値段がべらぼうに安いしね。関西風の出汁にも満足です。ご馳走様でしたっ!

うどんをいただいた後は、瀬戸内海を見下ろすことのできる五色台スカイラインを堪能して海岸線に沿って進む県道16号線へ。はっきり言って無茶苦茶暑いが、夏はこれぐらいが丁度いい。

途中、道の駅で125ccのスクーターに乗っている徳島県美波町からやってきたおじさんと色々お話。美波町はNHKの朝の連ドラ「ウェルかめ」の舞台になった事を嬉しそうに話してたな。俺も見てたから砂浜の美しさは知ってるよ。それに…

倉科カナちゃんの美しさもねぇ(喜)

【徳島県鳴門市】 三谷製糖

そんなこんなで若干鼻の下を伸ばした状態で香川県東部の東かがわ市へ。三谷製糖の「和三盆」という看板を見て、何処かで聞いたことがあったような気がしたので記憶を辿ってみると…そうだ!長瀞のカキ氷屋さんで上にかけてた蜜が「和三盆」だった気が。せっかくなのでお店に入ってみると、お茶と和三盆を出してくれました。

【徳島県鳴門市】 三谷製糖 「和三盆」ぱっと見単なる砂糖菓子なんだが、とっても上品な甘さで普通に頂けます。原材料がサトウキビでは無いんだそうな。とっても気に入ったので母へのお土産にコーヒー紅茶用の顆粒になった物と、お供え的な雰囲気の物を購入。お盆だしね。

この後、道を確認しようとツーリングマップルを眺めていると…「道の駅 第九の里」などという気になる場所が。何じゃそりゃ?とも思ったが、10キロほどの距離なので行ってみる事に。

「道の駅 第九の里」実際に行ってみてようやく意味が分かった。第一次世界大戦中、現在の鳴門市に存在した坂東捕虜収容所にいたドイツ人捕虜達が、ベートーベンの交響曲第九番を日本初演したのがこの地との事。捕虜というと日々相当苦しいイメージを抱くが、ここの捕虜の皆さんは結構優遇されていたそうだ。確かにそうでなけりゃ第九の演奏会なんてやれないわな。

鳴門スカイライン展望台この後は鳴門スカイラインへ。写真は展望台からの眺め。瀬戸内海はとにかく島だらけ。そして天気が何より素晴らしい。

大鳴門橋こちらは淡路島と四国を結ぶ大鳴門橋。橋の途中まで見学できるようになっているので行ってみますと…

大鳴門橋の遊歩道「渦の道」こんな風に足元に鳴門の渦を見物出来るようになってます。肝心の渦の写真なんですが、渦の見頃である満潮と干潮の時間のど真ん中に辿り着いてしまった為…

ありませんっ!(爆)

渦目当てで出かけるなら、時間帯はちゃんと選んだほうが良さそうだね(笑)

ここから大鳴門橋を走って淡路島経由で戻り始めてもいいのだが、そうするとどうしても大阪・京都方面の渋滞に巻き込まれてしまいそうなのでさらに南下。徳島港から和歌山港への渋滞知らずなフェリーにするのでありました。

【徳島港フェリー乗り場】 徳島らーめん生卵入りフェリー乗り場の喫茶室で「徳島らーめん生卵入り」を食べて待っていると…

「南海フェリー 徳島→和歌山」船体側面にキャラクターの描かれた「痛フェリー」が入港してきた(笑)

二時間程の船旅を楽しんで、和歌山港に入港した時はすでに夕暮れ模様。この後どうしたもんだかと考えたりもしたが、フェリーで昼寝して元気なこともあるので少々走ることに。途中、国体道路との交差点で和歌山ラーメンの有名店「井出商店」が目に入ったりもしたんだが、以前食べたことがあるので今回は通過。国道24号沿いの郊外型店舗のあまりの多さに少々驚いたりなんかしつつガンガン走りまして、23時まで営業しているという奈良県御所市の「かもきみの湯 」までやって来たのでありました。

和歌山県様、今度パンダを見にやって来るのでその時まで待っててね。

【奈良県御所市】 かもきみの湯 店構え

暗くて分かりにくいが、何だかオペラハウスのような豪勢な作りの温泉でして、風呂の種類も多種多様。かなり気に入ったので晩飯もこちらで頂いたのでありました。

【奈良県御所市】 かもきみの湯 「特選牛ステーキ&海老フライ定食」【奈良県御所市】 かもきみの湯 「宇治金時」

「特選牛ステーキ&海老フライ定食」と「宇治金時」。キャンプ中の毎日の晩飯「肉もやし炒め」とは格が違うのであります(笑)

道の駅「吉野路大淀iセンター」最終的に今夜の寝床は道の駅「吉野路大淀iセンター」に決定。今更テントを張るのもかったるいので、ベンチでごろ寝です。旅の基本て奴ですな(笑)ま、明日もこの調子の天気で頼みまっせ!

2012_08_16ルート本日のGPSログはこちら。ほぼ間違いなく渋滞しないので、大阪方面に用が無いのであればフェリーでショートカットはお勧めです。