2日目の長崎の朝は「あぁぁぁ~長崎は~今日も~雨だった♪」を地で行く展開。てか昨日までの予想では午後に雨降るんじゃなかったっけ?ちと早まったみたいだな。午前中に移動すれば問題無いなと踏んでいたんだけど。そんな訳で雨雲レーダーを確認してみると…
(俺)うげっ!あひる隊長!起きて下さい!ヤバい匂いがしますっ!
(あ)朝っぱらから何事か………えっ…総員!東に向けて離脱用意!
そんな訳で小雨で済んでいる今のうちに今日の宿泊地、別府方面へ逃げてしまえ!と走り出す我々あひるさんチームなのであった(ソロ)
長崎道に乗った瞬間は「ふっ…低気圧め…私についてこられるかな?」位の気分でいたが、何故かボロナビ君は今走っている進行方向を「北北西」と表示中。えっ?何で?東の方角に走らないとマズいんだけど…と思っていたら有明海の存在を思い出した。しまった忘れてた。
長崎からだと一旦北に北上して有明海抜けないと東に進めないじゃん!(涙)
大村湾沿いでは横風にビビりつつ、ここで待ってみても状況は悪化するばかりなのが分かりきっているのでとにかく前進あるのみなのだ。
そんな訳で最初の小休止ポイントは再び佐賀県の金立SA。雨は結構降っているが風はさほど強くは無い。とは言えここも暴風雨に飲み込まれるのは時間の問題なので即離脱。
鳥栖JCTから大分道に乗って玖珠SAでまともに休憩。朝飯兼昼飯になりそうな予感の「だんご汁定食」を。「とり天」と「かしわむすび」に大分県を感じる。という訳で…
「待たせたな、帰ってきたぜ!大分県!」(大分県竹田市出身茨城部屋)
取り敢えず雨雲から逃げているので風も雨も弱まりつつあるが、湯布院ICから東側の日出JCTまでの大分道は修復工事中なので下道へ。湯布院ICすぐにある道の駅 湯布院では「かぼすはちみつドリンク(ホット)」を。やっぱ大分といえば「かぼす」だよね。
真っ直ぐに別府に向かってもいいんだが、少し遠回りを…という事で、宇佐市目指して県道50号を北上開始。
県道という事で路面状況が多少心配ではあったが特に問題のある区間も無く、耶馬溪の「仙の岩」でちと休憩。俺、この道通ったのは初めてな気がするな。それにしても九州ってのは雨水とかで長い年月を掛けて削られた地形が多いよな。
宇佐市に着いてからは入場券を買って宇佐駅を見物。丁度特急がやって来た。九州の電車は水戸岡鋭治デザインで格好いいやね。ま、俺が見たかったのは電車では無くってこっち。
USA!USA!(お前…もしかしてこれ見に宇佐に来たのか?)
宇佐には宇佐神宮という大きな神社があるらしい…というか宇佐駅に来る時に前を通ったので行ってみることに。
宇佐神宮の駐車場(バイクは100円)に停めようとしたはいいが、宇佐駅でノンビリしたからなのか風が急に強くなってきた。ちとバイクを停めるのが不安だぞこれ…(汗)
そんな訳で電柱と受水槽の間にバイクを突っ込んで無理矢理倒れないようにした上で、センタースタンドの下にヘルメットをぶち込んで固定。
これでも倒れていやがったら…廃車にして買い換えるんでそこんとこ四露死苦(悪)
宇佐神宮はいい雰囲気の参道に立派な社。まぁ九州には何度も来た事はあるが、まだまだ一通り見たとは到底言えない状態だな俺。そりゃまぁそうと純粋に地震のお祈りをしようかと思っていた俺なのだが、直前に相武紗季様、御結婚の報に触れてしまい…
「神様仏様御主人様、相武紗季様を我が手にお戻し下さい…」(おいっ!)
お参りをした後、雨が強くなってきたのでちと参道のお店でのんびり。清月堂の 「とらまき」を頂きま~す。あんこをスポンジ生地でグルッと巻いた和洋折衷のお菓子だね。結構大きいのに1本260円というのもいい感じ。それに…美人姉妹の店員さんの笑顔が相武紗季ショックを完全に忘れさせてくれたよ!有り難う宇佐神宮の神様っ!
(お巡りさんこの人です)
宇佐神宮参りの後は国道10号で国東半島をショートカットしていよいよ別府入り。地獄巡りの客が激減していると出発前に耳にしていたので行ってみることに(約35年振り2回目)。
別府の地獄巡りってのは文字通りちょっと離れた場所を「巡る」関係で半日位掛かるので、既に夕方遅い時間帯の今日の所は最初の地獄として有名な海地獄だけだな多分。真っ青なお湯に湯煙が上がる海地獄。こういうのは自分の目で見るか、上手な写真でないと何だか良く分からないかも(汗)
こちらも海地獄の一コマ。とにかく別府は蒸気がそこいら中からモクモク上がるんだよな。そりゃそうと何か日が差してきたぞっ!もしかして雨雲抜けたかこれ(喜)
閉園間近の夕方とは言え天気も回復してきたのでホッと一息。ま、別府温泉だと何処にでもあるような気もする足湯に浸かってちとノンビリ。いや~このまま天気になって最後まで保ってくれるんなら今年のGWは当たりだよ。
あひる隊長も別府の湯にお喜びの御様子。
そろそろ閉園時間なので別府駅前のビジネスホテルへ移動。別府駅のロータリー隣にある駐車場付き(駐輪可能)な築年数はちと古めのビジネスホテルだな。ま、どのみち外に飲みに出掛けてしまう俺みたいなのには値段の安さが重要なのだが(笑)
ホテルとは別府駅の反対側に位置する「かも吸」が旨いらしいと佐賀の提督から伺った「チョロ松」に入店。どうやらGW真っ直中と言う事でカウンター席すら予約で埋まっていて、フリーの席は俺の座ったカウンター席端っこの1席だけだったというラッキー具合。
かも吸と揚げ物は19時からしか出来ないとの事なので、生ビールにサラダに関アジのタタキというスロースターターモードな俺(笑)割り箸にチョロ松って焼き印押されてるな。
ところでチョロ松ってあのチョロ松?とか思いながらビールの次の麦焼酎を飲んでいたら結構早い時間帯に「かも吸と揚げ物」解禁。両方頼んで更にもう一杯。
「かも吸」の感想なんですが…
これは旨いっ!
和の名店のあっさり鰹出汁では無く、かと言って有名ラーメン店の旨みたっぷり系とも全く違う庶民の旨いの「どストライク」系。食べ進めるうち、この「汁」を一滴残らず楽しむには「アレ」しかないと確信。そんな訳でライスを追加注文。
…最高の「おじや(雑炊)」が完成!そして…旨いっ!(孤独のグルメ 井之頭五郎風味)
食後は別府駅間近の「別府高等温泉」へ。入湯料200円という銭湯温泉みたいな存在だ。入り口では「あつ湯」「ぬる湯」を予め選んで入るという源泉温度高めな温泉街で時折見掛けるスタイル。今回は「あつ湯」を選択。
俺、大田区の銭湯に2年間近く通った(アパートの風呂が壊れたのを機に行った銭湯巡りにハマり、大家さんに直してくれと言わずにそのまま銭湯生活)ので熱い湯には慣れたけど、一般的には結構熱いかも。ちなみに東京都で銭湯通いをすると…回数券使っても月1万円位掛かるブルジョアな世界(当時の家計簿ソフトMicrosoft Moneyが言ってた)なので…
安易に真似はしない方がいい(笑)
部屋に戻ってからは大分麦焼酎「二階堂」で再び乾杯!窓を開けて外を眺めると別府駅ホームが丸見えのいいビジネスホテルだよここ。
別府駅前で買った「とり天」も旨かった。そして…溜め込んだレシートを家計簿ソフトに入力するのが辛かった(笑)
そりゃそうと、明日は天気いいらしいしどうすっかなぁ…(寝)
こちらは今回のGPSログ。走行距離は336キロ。心配していた道路状況は特に問題は無かったが、とにかく突風が凄かったよ。