愛国から幸福ゆき ~昭和の祈りをもう一度編~

ナウマン温泉キャンプ場にて

ナウマン温泉キャンプ場にてお目覚め。ようやく天気も落ち着いてきたな。さて今日はどうしようかと地図を見ながら考えていたら、またしてもNC700Xのおじさま二人組が「若いの!先行くぞ!気ぃ付けてなぁ~!」と出ていった(笑)

どうすっかな…まぁ取りあえずは帯広方面だなという事で撤収して出発。そう言えばヒッチハイクの若者はまだ寝ていた&おじさま二人組はセイコーマートで朝飯を食っていたらしく道に出てくる寸前のところで再び会ったのであった(笑)

そりゃそうと国道236号の流れもかなりのハイペースであっという間に一つ目の目的地に到着。

幸福駅幸福駅。願い事が書かれた紙が沢山貼られている光景は今も変わらず。一通り見学してお土産というか自分へのお守りというか何と言うかよく分からない物を購入。

愛国から幸福ゆきの切符キーホルダー昭和の最終兵器と呼ばれた「愛国から幸福ゆき切符」本日の日付入りキーホルダーバージョン。出雲大社が不発に終わっている以上、試せるものは全て試さねば…

(注)この場合、試すというよりは「祈る」の方が正確なのではないかと思われます

幸福駅に来たからには相方の愛国駅にも行かねばならない訳でして…

愛国駅ホームこちらは愛国駅。あれっ?こんなにモダンな場所だったっけ?まぁいいけど。ちとベンチで休憩をしていたら地元のお爺さんが登場。色々話をしていて判明したんだが、どうやらお爺さんは元強電屋さんらしく、この辺りの会社やら仕事やらについて色々と教えて下さった。

【北海道帯広市】 帯広市場食堂ふじ膳 「朝定食」【北海道帯広市】 帯広市場食堂ふじ膳 店構え

この後は帯広市場の中にある食道の朝飯がいいとのツーリングマップル情報を元に帯広市場を目指すものの、工業団地のような場所のどこかにあるらしく中々辿り着けず。半ば諦めた頃に帯広市場を無事発見。

ふじ膳と言う場外市場?の2階にあるお店で朝定食を。これで500円ってんだから確かに嬉しいお店だ。ご馳走様でしたっ!

この後実は「洞爺湖マンガフェスタ」で開催されるという「秘宝館ライブ」に行こうかどうしようか迷ったんだが…やっぱ東へ。各地をあちこち見て回ってきて「秘宝館がある場所は一般的に言う所の一流観光地」という感触を持っていただけに気になったんだが…正直思ってもみなかった2度目の札幌立ち寄りの後、またあっちに行くのはいくらなんでも節操が無い気がして断念。行きたかったけど。。。

国道38号経由で釧路方面へ。海沿いに出るとこれまた気温が急低下で防寒目的のカッパ&ゴアインナー装着。今回長めのツーリングでは珍しく革パンじゃなくてジーパンで来たんだけれど、暑い時の歩いて見学とかが無いんだから革パンの方が良かったかもなどと思ってみたり。

【北海道釧路市】 回転寿司 なごやか亭 生くじらやズワイガニなど【北海道釧路市】 回転寿司 なごやか亭 店構え

釧路市内では地元で人気の回転寿司店なごやか亭へ。佐渡島の回転寿司も安くて旨くて最高だったが、北海道の回転寿司も安くて旨いんだよね。生くじらやらズワイガニがひと皿160円ってのはやっぱり驚異的。そしてもちろん旨かった!

回転寿司の後はさらに東に走って厚岸へ。北海道の中でも飛び抜けて牡蠣の生産量が多い事で有名。そんな訳で…

【北海道厚岸町】 道の駅 厚岸 オイスターカフェ 「蒸しがき」【北海道厚岸町】 道の駅 厚岸 オイスターカフェ 店構え

道の駅 厚岸のオイスターカフェにて蒸しがきを。いや~身がプリプリしてて旨いね。これでビールが飲めれば最高なんだが…

そんなこんなで夕暮れ間近になってきたので今宵のねぐらを検討。ここからだと霧多布岬キャンプ場が良さそうだなと目星を付けてさらに東進。厚岸湖の南に飛び出た湿原エリアを抜ける道道123号を走って霧多布岬キャンプ場へ到着。

霧多布岬キャンプ場にてバンガローは有料だけれども、フリーサイトは利用者名簿に記入するだけの無料キャンプ場。夕方までは管理人さんがいて、有料だけれども洗濯機や乾燥機も利用出来るそうな。

そんな訳でテントを設営して近くの霧多布温泉ゆうゆへ。

【北海道浜中町】 霧多布温泉ゆうゆ 店構え北海道浜中町はモンキー・パンチの故郷

ここ浜中町はモンキー・パンチの故郷だそうでして、温泉入り口にもルパン三世のポスターが。

【北海道浜中町】 霧多布温泉ゆうゆ 峰不二子ま、入湯券券売機横の峰不二子バニーガールバージョンが最強だな(うふ)

宝島MAPとオイスター・ブラック本日の食材

キャンプ場に戻って道の駅 厚岸で買ったオイスターブラックなるビールを飲もうとしていたら、管理人さんに浜中町のルパン関連の情報が載っているパンフレットを頂いた。こういう取り組みって地味だけど効くよねきっと。そんな事を考えながらプチ宴会開始。お隣のオフ車乗りの方と気温10℃位の中あれこれお話。年齢が近い事もあって結構真面目な話もしたが、一番笑えたのは

「俺、羽毛のシュラフで連泊するとテントの中でハウスダストに苦しめられるんですよ…」の一言だったな(笑)

確かに朝になると結構羽毛が抜けるからねぇ(笑)それにしてもいい夜だったよ。ありがとう!

2014_06_21ルート本日のGPSログはこちら。海岸線を走る時は基本時計回り野郎なんで反時計回りってのは珍しいかもね。

襟裳の春は~♪ ~霧と無敵食堂と愉快な面々編~

温泉の森キャンプ場にて温泉の森キャンプ場にてお目覚め。雨とまではいかないが霧雨が凄い。のんびり今日の空模様のチェックをしていたら、NC700X仲間のお二人が先に出発。「若いの!先に襟裳岬に行ってるからな~っ!」

襟裳岬へ向かうお二人いや~俺より全然年上なのにお二人とも若いやね(笑)

待っていてもテントが干せるような状況にはならないので俺も撤収開始。まぁここまで来たら行き先は襟裳岬一択な訳でして。

結構長い間、目の前に競走馬運搬車がとっても安全運転で進んでいたんだが、あまりにも霧が凄くて追い越し禁止で無い場所でもぶち抜けず結果のんびり運転。

襟裳岬の駐輪場にてでまぁひたすら霧雨の中を南東に下り続けまして、襟裳岬だけ晴れなんて奇跡は起こらずに到着。

えり~もの~春は~何も無い春です~♪(C)森進一

ってかここそもそも春なのか?冬のような寒さなんだが。ちなみに先に出発したNC700Xのおじさま二人も到着済み。6台位のバイク野郎(全員おっさん)が来ていたんだが、あまりの霧の深さにあんまり散歩する気分になれないみたい。俺は俺で寒いと腰が痛いのであんまり出歩かず、トイレ休憩の後は何軒かあるお土産物屋さんの中の一軒「無敵食堂」へ。

昔ここに来た時はエンドレスで襟裳岬が流れていたような…などと思いつつ、軽くお土産物を物色してお目当ての奥の食堂へ。

【北海道えりも町】 無敵食堂 「えりもラーメン&つぶ丼セット」【北海道えりも町】 無敵食堂 店構え

何やらこの店の「えりもラーメン」が旨いという事なので「えりもラーメン&つぶ丼セット」。で食べてみての感想ですが…

旨いっ!(喜)

観光地で取りあえず腹を満たす系のラーメンでは無いですなこれは。細かい事は正直分からないですが、具は昆布と磯海苔が3種類にネギにツブ貝。塩ラーメンなのでスープの旨さも当然あるとは思いますが、載せている具の組合せが絶妙ってのもありそう。麺は普通と言えば普通なんだけど、塩ラーメンなのでこれでいいような。ドンブリはまぁ欲を言えばもっとデカい方がそりゃ嬉しいですが、ラーメンと一緒に出てくるのでこのサイズを超えるとラーメン食べ終わった後でってことになりそうなのでやっぱこのサイズかな?つぶ丼のつぶは少し濃い目の味付けなので丼物として美味しく頂けました。ご馳走様でした!

霧の向こうにNC700X襟裳岬は戻るか北東に進むかの二択しかない場所柄なので当然北東へ。そう言えば出発する間際にもう一台NC700Xがやって来た。いや~ほんと良く見るよ。長距離が楽な大型バイクの割にやたらと燃費良いから北海道向きってのはあるかもね。

黄金道路建設費用が黄金を敷き詰める程掛かった例えから呼ばれる黄金道路を抜けた辺りでようやく霧が晴れ、普通の曇り空に(汗)

こりゃ取りあえず温泉だなという事で、晩成温泉というちょっと珍しいヨード泉の温泉へ向かったのだが辿り着けず。色々考えるのが面倒なので分かりやすそうなナウマン温泉に目的地を変更して温泉を堪能。

風呂上がりに近場のキャンプ場を探してみると…何とこのナウマン温泉の裏手が無料キャンプ場という事が判明。はい、ここに決定です!

ナウマン公園キャンプ場にて15:30からのビールんな訳で近くのスーパーで買い出しをして、15:30にはすでにビールを飲んでいるの図。フライシートは…多分干しているつもりなんでは?(笑)

しばらく昼寝をして起きてみるとヒッチハイクで北海道を巡っているという沖縄からの青年が。そもそも彼はママチャリで北海道に来たそうなんだが森駅近くで走行中にフレーム分解の憂き目に遭い(相当錆びていたらしい)、結果的にヒッチハイクをしているそうな。あれっ?そう言えばさっき温泉に一緒に入ってなかったっけ?から始まり…中略…沖縄で安宿を経営している方だそうで一緒に何を話しても面白く二人で笑い転げていたら…

昨夜のお二人&ヒッチハイカーの若者&俺で宴会何と昨日のNC700Xのお二人も偶然ここに泊まるとかで4人で宴会開始と相成りました。いや~楽しい夜になったよ。皆さんありがとうございます!こういう時用のお客様用シェラカップも活躍したしね。

本日の食材ちなみに今回用意していた食材はこちら。イカ刺しと肉は食ったんだけど…何とホッケは宴会の後、寝ている間にキタキツネに食われたのでありました。。。

てめぇ!今度会ったらメットのしっぽにしてやっからなっ!(マジ)

2014_06_20ルート本日のGPSログはこちら。襟裳岬の北に神威岳ってのがあるんだけど、北海道って神威○って地名が多いよな。アイヌ語で「神の~」という意味らしいんだけれども。

北海道での買い物ってこんな感じ ~ブレーキパッドを買いに250km~

森林公園美深アイランドにて森林公園美深アイランドにてお目覚め。曇り。そんなに寒くは無いやね。

さて行き先なんだが…幾ら北海道に高速道路チックな高速道路網が張り巡らされているとはいえ一応一般道なのでブレーキを使わないってな訳にはいかず。ホントは道東の方にでも行こうかと思っていたが、道東にそれなりの品揃えのバイクの用品店があるとも思えず。NC700XってABSモデルとそうで無いモデルでパッドの種類が違うんだよなぁ。近場で可能性のありそうな旭川を調べて見るもそれっぽいお店は無し。キャンプ場にamazonで荷物が届けば良いんだけれども行き先不明じゃ届く訳も無く…

札幌かぁ…遠いとかじゃなくって行くの面倒なんだよね。行ったばっかりだし…

ま、グダグダ考えていても仕方が無いので札幌へ向けてレッツゴー!

【北海道砂川市】 砂川SA 「幌加内産ざるそば」士別から道央道に乗って、途中の砂川SAで「幌加内産ざるそば」。幌加内はソバの生産量が日本一だそうなんだが、だったらもう少し量を多くして欲しかったな(笑)

AUTO LAND札幌店飯も食ったし一気にAUTO LAND札幌店へ。実は最初お隣のハーレー専門店に行ってしまって、こんな所に部品あんのか?と思ってしまった。

でまぁバイク用品店に行った事の有る方ならお馴染みのブレーキパッドが一面に並んでいるコーナーで適合品を無事発見。お店の名前は別物ですが南海部品系列店らしく、南海部品のポイントカードも使えます。

へたれリアブレーキパッドで、お店の駐輪場でパッドをバラしてみた結果がこちら。鉄ブレーキパッドになってます(涙)

この根性無しめっ!

(注)砂崎灯台で砂を噛んで異常摩耗した疑い有り ← 犯人はバイクを埋めたこの人です

交換自体はすぐに終わって、一応念の為にフロントのパッドも購入。自販機で缶コーヒーを飲んでいたら地元のバイク野郎の格好がメッシュジャケットなのに気が付いた。俺は防寒フル装備。

何となく悔しいので下のカッパをその場で脱いだのであった(アホ)

セイコーマート札幌流通センター店札幌に来たついでに腰痛用の鎮痛剤を買おうとドラッグストアを探していたら、セイコーマート札幌流通センター店に辿り着いた。物流センターとくっついているお店なので商品の欠品とか絶対無さそうだな(笑)この後は高速に再び乗って一気に日高まで。その後は海沿いの国道235号を南東に走って新冠入り。

新冠の馬道沿いの牧場にはサラブレッドが沢山。そういや馬にも乗ってみたいよな、ブレーキパッドが減らない馬限定で…などとどうでもいい事を考えながら今宵の野営地探し。この近くの新ひだか町に温泉の森キャンプ場ってのがあるみたいなんでそこにしますかね。

【北海道新ひだか町】 「温泉の森」キャンプ場街中で買い物をして、お喋り好きな管理人さんのいる温泉の森キャンプ場にまずは設営。すぐ近くに温泉があるのはなかなか便利。

同じ色のNC700X、NC700XDCT、NC750XDCT風呂上がりにキャンプ場に戻ってきて判明したんだが、今晩ここに泊まる3人、何と全員同色のNC700X(一台はNC750X)。おじさまお二人組と俺という組合せ。NC750Xはエンジンとメーター周りが改良されたそうで、エンプティー表示になってからの距離とかが出るようになったらしい。まぁ俺個人的には燃料計と時計が付いているだけで超ハイテク化した気分になっているので今ので良さそう。そう言えばお二方ともDCTモデルだった。やっぱり楽らしい。何となくパニアケースよりも車体の方が先に寿命になりそうな気がするので次はDCTでもいいかも。

今宵の食材ホッケを焼く

そんなこんなでプチ宴会開始。今回も買っているホッケを焼き焼き。

普通紙になったツーリングマップルR2014 早くも破れるそう言えば5000km持たなかったリアのブレーキパッドも何じゃらほい状態だったが、ユポ紙から普通紙に変わってしまったツーリングマップルR北海道 2014、早くもマップケースに張り付いて破れるというこちらも何じゃらほい状態。そりゃそうとなんか思惑と全然違う場所にやって来ている気もするが、そもそも予定自体が無いからこんなもんでしょうと言う事で。

2014_06_19ルート本日のGPSログはこちら。今回の北海道ツーリングでは珍しいけど俺って本来こんな感じにガンガン走るタイプです(笑)