君は北見の焼肉屋を知っているか? ~ホタテはサロマ湖だよね編~

砂湯キャンプ場にて砂湯キャンプ場でお目覚め。天気は曇りだけれども天然床暖房が効いていて寒さも苦にならず。それから今日の天気はこの後一気に回復基調&今宵は北見のホテルに泊まると言う事がすでに決まっているので気分的にもかなり楽。

硫黄山そんな訳で一発目は硫黄山へ。名前の通り硫黄がバリバリに取れそうな山でして、ちょっと火口?に登れば幾らでも硫黄が取れそう。そう言えばゴムを作る時に使うんだったっけ?硫黄って。

霧じゃない摩周湖お次は摩周湖へ。摩周湖と言えば布施明の「霧の摩周湖」なんだか…霧ねぇじゃん!(喜)ちなみにこんなお話が…「摩周湖の湖面を未婚者が見てしまうと婚期が遅れる…」

信じるか信じないかはあなた次第です!(またそれかよ…)

道の駅はなやか小清水この後は再び国道391号でオホーツク海沿岸へ。毎度の事ながら気温が一気に下がる訳だが今回はちと様子が違う。オホーツク海沿岸にある道の駅 はなやか小清水でちと休憩するんだが…

…温かい…(喜)

道の駅はなやか小清水にてお仲間とお日様談義防寒用のカッパを脱いだりゴアのインナーを脱いだりして地図を眺めていたら…お仲間のおじさまも到着。

しばし太陽光の有り難みについて語り合う二人なのでありました…(喜)

いやほんと、冗談抜きに洒落にならない寒さ続きだったもんな。この調子で温かくなってくれるのはいいんだが…

気温30℃とかはまじ勘弁。倒れると思うよ俺…(汗)

国道沿いを走れば網走湿原な訳だが、今回は濤沸湖の南側にある広域農道を選択。結果…

うっひょ~~~っ!網走の農道最高っ!(あまりにも気分良すぎで写真無し)

網走駅前そんなこんなで網走駅のロータリーに到着。網走駅前の写真を撮っていたりしたら地元のダンディーなおじさんに声を掛けられ「網走に来たなら能取岬だっ!」と念を押され…行ってみる。

ちなみにこのおじさんには「腰痛そうだな…」とも言われたり…(涙)

能取岬確かにこのだだっ広い何も無い感じの岬は他に無いかもなぁ…

何と言うか…ハウルの動く城の1シーンみたいな場所だよなここ。ハウルとカルシファーが契約を交わした場所みたいな雰囲気。

能取岬にて白いNC700Xと能取岬方面、海上の霧が凄い

…そんな事を思っていたら白いNC700Xのお仲間が登場。DCTモデルと言う事なんだが…それよりもみんなスクリーンを交換してるんだなと意識し始めたのがこの頃かな?俺ってネイキッドのスクリーン無しに今までずっと乗ってきたからなのか、全然風防自体の必要性自体を感じないんだよね(笑)

別に高速で150宇宙キロ位出しても大した風じゃ無いだろう?(シ~っ!)

ま、そりゃそうと…とってもいいお天気ではあるがオホーツク海の海上にもの凄く黒い霧が立ちこめ始めているので離脱開始。ありゃヤバそうだ(汗)

網走刑務所そんなこんなで再び網走市内へ。こちらは網走刑務所。実際に刑務所として存在している網走の観光スポットである。

網走刑務所刑務作業品各地の刑務所では刑務作業品と呼ばれる製品が生産されている。個人的にはこの刑務作業品との付き合いは結構古く、東京の府中刑務所の高い壁の脇を自転車でスイミングスクールに通っていた頃にまで遡る。

…ホントはもう少し凝ったものが欲しかったけれども…ツーリング途中なので。

【北海道北見市】 レストハウスところ 「帆立づくし定食」【北海道北見市】 レストハウスところ 店構え

…微妙に湿った気分ではあるがサロマ湖湖畔で昼飯を。通算3回目位な気がする「レストハウスところ」にて「帆立づくし定食」!珍しく値段を書いてしまうと1800円なので高いと思う方もいらっしゃるかもですが…料理として出てくるホタテの数を数えたらそうでもないと思えるかも。ホタテ20個位出てきますよ。

あっ…間違いなくお薦めですのでっ!(笑)

【北海道佐呂間町】 北勝水産 「帆立バーガー」【北海道佐呂間町】 北勝水産 店構え

 レストハウスところで帆立づくし定食を食った後は、北勝水産の帆立バーガーで駄目押し(笑)

ちょっと遠回りして北見市街に向かう訳だが…途中のライダーハウスの魅力的な事といったらホントに素晴らしい。

【北海道湧別町】 ライダーハウス計呂地交通公園SLの宿

ライダーハウス計呂地交通公園SL(ここ泊まりてぇ…)

北見駅そんなこんなで北見駅前に到着。なんなんだよこの真夏の日差しはっ!と思いつつ予約していたビジネスホテルへ。

久々の文化的生活札幌の安宿で教えて頂いた北見の方の仰る北見の焼肉屋の見分け方、「①七輪の店を選べっ!②煙たい店を選べっ!」を気にしながら探し始めたら…何とビジネスホテルの隣にイイ感じのお店がっ!(爆)

【北海道北見市】 焼肉道食 色々【北海道北見市】 焼肉道食 店構え

…確かに雀荘か何かの階段か?ってな入り口から階段を上がってお店の中へ。既に飲み&焼き始めているお姉さんの隣のカウンター席にご案内。まずはビールとあれこれを頼んだところ、使い込まれた七輪が到着。ビールをグビグビやっていたら肉が到着っ!焼きますよ~っ!

旨いっ!(喜)

焼肉道食 焼酎頼んだら問答無用でボトルが出て来た…この後ももちろん旨かったんだけれども、最初の一本のビールの次に問答無用で焼酎のボトルを入れてきたお店のおばちゃんの観察眼に惚れた俺。

…写真で見るからに…ほとんど飲んじゃってるね…(アホ)

明日はサッカー日本代表の試合らしく、TVを付ければ観戦出来る環境ではあるんだけれども…寝る。

2014_06_24ルート

今回のGPSログはこちら。北見の焼き肉は旨かった!ホントに来て良かったよ。

知床峠を抜けるとそこは冬だった ~オホーツク海またお前か…編~

緑ヶ丘森林公園キャンプ場にて

緑ヶ丘森林公園キャンプ場にてお目覚め。久々に朝っぱらから良い天気。この一帯は気分良く走れる場所が多いんで、顔を洗って歯を磨いてとっとと出発!

開陽台にて

まずは近場の開陽台へ。景色もいいけど天気も素晴らしい。この調子で頼むよ北海道ちゃん。

開陽台北十九号道路開陽台と言えば開陽台北十九号道路。天気が良い時に来られて嬉しい限り(喜)

八分音符の道路標識こちらは八分音符飛び出し注意の道。ちなみに標識は片側にしか有りません。

標津町のいわゆる農道を堪能して知床方面を目指して国道335号を北上開始。日が差しているのでそれなりに温かくは感じるが、気温は10℃あるかどうかという毎度お馴染みオホーツク海沿岸仕様。

羅臼にて知床峠への東からの入り口羅臼にある道の駅 知床らうすにてちと休憩。知床峠の向こう側は気温が軒並み一桁台らしい…ので、

【北海道羅臼町】 道の駅 知床らうす 「うに丼」「うに丼」食った勢いで乗り切るのですっ!(高くつくなぁ…)

知床峠へ向かって走り始めるとあっという間に濃霧の中へ。そういえば昔、この道沿いにクマが座ってたよなぁ…なんて思いながら走っていたら知床峠へ到着。

知床峠標高の高い場所だからガスっててもしょうがねぇなぁ…などと思いつつ休憩していたら、反対方向からやってきたバイク乗りに声を掛けられ羅臼側の天気を聞かれる。「あっちは晴れてますよ!」と言ったら滅茶苦茶嬉しそうだった。

えっ…(嫌な予感)

知床峠から西側へ下り始めると霧が晴れるどころか更に濃くなりまして…何にも見えない状態で道の駅 うとろに到着。

道の駅 うとろ シリエトクにて

あまりの濃霧で実質的に雨と変わらず、ついでに気温一桁でクソ寒いという…

「オホーツク海てめぇぶっ飛ば~すっ!」(C)ジャイアン風味

当初網走に向けてオホーツク海の海岸線を進むつもりだったがそんな気分は速攻で消え去りまして次善策検討開始。海岸線は駄目だから内陸側というと…川湯温泉方面か?屈斜路湖のまわりにはキャンプ場結構あるんだよな。砂湯もあるし…

砂湯…あっ!(ひらめいた)

このクソ寒い北海道め、今宵はぬくぬくに過ごしてやっからな!

川湯温泉駅駅前そうと決まれば話は早い。斜里町から国道391号で内陸側に向かって川湯温泉駅へ。

【北海道弟子屈町】 喫茶オーチャードグラス 「ビーフシチュー」【北海道弟子屈町】 喫茶オーチャードグラス 店構え

川湯温泉駅の駅舎にある喫茶オーチャードグラスにてビーフシチューを頂く俺。こんなお洒落なお店を俺が知っている訳は無く、これまたTwitterで教えて頂いた場所なのであります。

この店はいいね。飯も旨いしお洒落な俺のイメージにもぴったりだ。(無理すんなよ…)

砂湯キャンプ場屈斜路湖の湖畔にある砂湯キャンプ場にテントを設営。実はここのすぐ隣に砂湯と呼ばれる温泉の湧き出し場所がありまして…

砂湯砂を掘ると温泉が出てくるという場所柄。つまり天然の床暖房付きキャンプ場って事(喜)

今宵の食材屈斜路湖の夕暮れ

近くのスーパー(と言っても片道25㎞位あるけれど)で買い出しをして、屈斜路湖の夕暮れを眺めながらプチ宴会開始。

ホタテを焼く(その1)ホタテを焼く(その2)

ホタテに…

ホッケを焼く羅臼のホッケと何気に素材の旨さが光る今宵の食材なのでありました。天然の床暖房も暖かいしね。

2014_06_23ルート本日のGPSログはこちら。しっかしオホーツク海側に出る度にろくな目に遭ってないよな今回。

納沙布岬は最東端 ~見えぬ霧の向こうに何を見る編~

霧多布岬キャンプ場にて(霧が凄い)霧多布岬キャンプ場でお目覚め。寒さもあるがとにかく地名の示すとおり霧が凄まじい。

モノポールテント昨日の夜、OFF車乗りの方と語り合っている最中に出来上がっていたのがこちらの遊牧民御用達のモノポールテント。栃木の茂木から来た皆さんでして、お話がてら中を覗かせて頂いたりなど。周囲をペグで留めてポールはホントに中心の1本だけ。家族用の大型テントと比べても大きいってのはあるが、かなり快適そう。畳むとシンプルな構成故に結構コンパクトになるそうで、ミニバンに積んでいた。

それから2stオフ車とキャンプ道具満載のベンリィという面白い組み合わせのお二人(ベンリィはお爺さん。)ともあれこれ会話して、昨夜色々語り合ったOFF車乗りの方にもお礼を言っていざ出発。まぁ方角的に納沙布岬方面だろうな。

日本最東端の駅 東根室駅道道142号をひたすら走ってまずは東根室駅へ。日本の端っこの駅シリーズで列車に乗ってやって来ていないのはここだけなんだよなぁ…。一度列車に乗ってやって来たいな…などと思いつつ納沙布岬へ。東西南北全てを海に囲まれているような半島は雨が降っているのと変わらぬ濃霧でおまけにクソ寒く…

納沙布岬納沙布岬からは北方領土はおろかまともに海すら見えないという展開…(涙)

納沙布岬から根室市街へ戻る時はおまけに強風まで吹き荒れまして、根室駅近くの喫茶店でエスカロップを食べようと思ったら定休日という…もはや何重なのかよく分からない多重苦状態。Twitterで札幌在住な方に「道東は北海道の中でも寒いのよ…」と言われ急いでデータ分析開始。

根室駅の近くで気温を確認すると…この一帯は気温12℃…北上すると気温が上がって19℃とからしい。そもそも天気が悪いのはこの辺りだけらしい…

ムッキ~~~っ!(直ちに北上開始)

【北海道根室】 道の駅スワン44ねむろ 「エスカロップ」そんな訳で、道の駅スワン44ねむろでようやくエスカロップ。風蓮湖を眺めながらバターライスにトンカツが乗っていて、上からデミグラスソースが掛かっているという根室の御当地グルメを頂きます。俺好きなんだよねこれ。

この一帯は湿原が多く、風蓮湖を大きく迂回する形で別海町で今回の北海道ツーリングでは泣かされっぱなしのオホーツク海と再びご対面。特段寒くは無いんだが…期待していた暖かさは皆無。なんで?

どうやら曇ってきた関係で気温が急降下中の模様…(石原良純君…顔貸してもらおうか…)

別海町にある「道の駅 おだいとう」でちと休憩。恐らく衛星写真とかで見た方が印象的な野付半島の入り口がもうすぐなんだが…何と雷雲ももうすぐ…うげっ!この雨雲にだけは捕まりたくないっ!

…回避策を検討中…

「総員に告ぐ。本艦は雷雲を避け、中標津に針路を取る。色々やっておくように!」(わ~い!)

中標津の屋根付きコインランドリーそんな訳で営業をやめたガソリンスタンドをコインランドリーに改装したのが明白なコインランドリーで洗濯開始。

「いや~嬉しいね。そろそろパンツを裏返しに履かないといけないタイミングだったから!」(艦内独占手記)

コインランドリーで洗濯を終えた後、受付時間の関係もありとりあえず緑ヶ丘森林公園キャンプ場へ。でもって設営。

緑ヶ丘森林公園キャンプ場にて実は今宵、中標津は気温10℃位になるということでバンガローを借りる気満々だったんだが…受付でそういう雰囲気を醸し出せなかった関係で撃沈。

「バイクですか!216円です!こちらにサインを!今日は雨が降らないはずだったのにねぇ…」(管理人さん)

その後マルエー温泉で体を清め、Twitterで教えて頂いた酒屋で狙った酒がまさかの売り切れという展開ながらも酒と食材はちゃんと手に入れてまして…

厚岸産の牡蠣乾杯!(爆)

厚岸産の牡蠣を焼く厚岸産の牡蠣を焼く

とにかく厚岸産の牡蠣が安かったので今宵は牡蠣祭り。ホタテはともかくカキは貝柱を切らないと開かないのかな?と思っていたけれども開く事が判明。焼き上がった牡蠣に醤油をぶっかけて乾杯!

旨いっ!(x6回位)

牡蠣の貝殻

牡蠣の殻を積み上げ、どこからともなく聞こえてくる松山千春の銀の雨を聞きながら就寝。

2014_06_22ルート 本日のGPSログはこちら。久々に周遊野郎の面目躍如だな。