大村での晩飯など ~「ごどうふ」が旨かったなぁ~

長崎空港に程近い大村駅近くのビジネスホテルへ到着。さすがに今日は外で飲もうと思っていたんだが、何故かまたしてもピンと来る飲み屋を発見出来なかったので自室で晩飯兼晩酌を。若干買いすぎてしまったんだが、スーパーのお総菜コーナーに小さな皿うどんが売られているあたりはさすが長崎。そして長崎産の真アジの刺身、実は茨城県とかの鮮魚コーナーでも見かける事が多いんだが、自分自身がやってきてしまえばこれまた地の物な訳でして(笑)

上の写真は有田の豆腐屋で見かけたものの、持ち歩けそうになくて買うのを断念した「ごどうふ」なる一品。見た目は普通の豆腐っぽいんですが、添付の味噌だれををかけて食べてみると、誰もが驚く食感だと思います。この食感はそうだなぁ…豆腐と言うよりは、プリンや杏仁豆腐を漉さずに手を抜いて作った様な食感といったところか。

いや…これでは全く説明になっていない気がするんだが…(涙)

味噌だれの甘さも手伝って、豆腐の仲間というよりは「和菓子」のような存在感の一品でした。パッケージによると「長崎名産」との事なので、長崎に来たら是非一度お試しあれ。

【佐賀県有田町】 有田駅駅弁(創ギャラリーおおた) 「有田焼カレー」

   

有田駅の売店で買ったこちら「有田焼カレー」。売店のレンジで温めて頂きました。

電車の中で食べられれば一番良いんだが、普通列車の旅だとどんな車両がやってくるのか分からないので、ホームのベンチで頂いてしまう事に。中に有田焼が入っているという事で、何故だか掛け紙を外す事までも丁寧になっている自分がいたりします(笑)

箱を開けて出てきたのは、有田焼の器に盛られたチーズカレー。売店の方に「熱いからお気を付けて!」と言われたのは確かにそうでして、器を持って食べるのは正直言って無理っぽい熱さです。そんな訳で、段ボールの化粧箱に入った状態で…頂きま~す!

旨~~~~~いっ!(喜)

ホームのベンチというオープンスペースでも強烈に感じられたスパイスの香り引き立つ本気のカレーでして、一番上に乗っているとろけたチーズがこれまた最高。

正直こいつには驚いた…単なる観光地のネタとして作られた訳ではなく、ガチンコのカレーが入っているではないか。それに実際に食べてみると分かるんだが、磁器の有田焼だからなのかカレーのルーと器の手離れ?が非常に良く、食べ終わる頃には大して器に残らない。

しかしまぁ…こんなに香りの立ったカレーを実際に電車の車内で食べたりしたら、隣の車両に乗ってるカレー好きな奴がジェラシー感じちゃうんじゃないかな?(笑)

キレイに食べ終えた後は、駅の洗面所で軽く洗ってこの状態。洗剤使って洗った訳じゃないから少々表面に油分があるものの、化粧箱含めこのままプレゼントとかに使えそうな気もするなぁ。それに旅先から持って帰るのに、割れ防止の意味も含めてちょうどいい箱だなこりゃ。

これは間違い無く、近くに来る機会があったら買いの一品です。一般的なカレー皿としてはちょっと深さがありすぎるものの、有田焼のサラダ用の器のおまけがついてくると考えれば1500円は有りでしょう。

いやぁ…冗談抜きに旨いカレーでした!ご馳走様でしたっ!

それじゃぁ行こうか「日本最西端」の駅へ! ~松浦鉄道の旅~

~今回の記事は電車移動だけなので、分かりやすい様に最初にGPSログを~

何やらかなり寝不足気味な状態で目が覚めまして…ホテルの朝飯を食べた後で佐世保駅へ。

途中、面白い行き先の路線バスが駅前の国道を駆け抜けていった。バスの行き先表示が何と驚きの「黒髪行き」。これって何か記念乗車券でも作って売り出したら、それなりの需要が有るんじゃないかと思うんだけどなぁ。駄目かな。

   

その後、佐世保駅にあった「JR最西端の駅」の碑やら、桃太郎電鉄に出てくるボンビーの像(「貧乏が去る像」らしい)の写真を撮ったりしつつ、本日のお目当て松浦鉄道へ。

長崎県北部をほぼぐるっと廻る路線でして、東京・大阪の環状線を彷彿とさせる路線図が。でもちょっとデフォルメし過ぎだと思うけどなぁ(笑)

松浦鉄道フリー切符を購入し、本来は「伊万里行き」に乗れば乗り換え無しで行けるんだが、もうすぐ出発時刻の7:52発「佐々行き」に乗ってしまう事にした。

佐世保駅を出発する時は部活に向かう高校生でそれなりの賑やかさだったが、4つめの泉福寺と言う駅で高校生達が降りてしまった後は、いかにもローカル線という雰囲気に。

そう言えば昨日の大村線の車窓でも感じたんだが、この一帯はどういう訳か今が田植えの時期らしい。何でこんなに遅い時期なんだろうか?稲の品種が違うのかな?それから季節外れの台風2号が九州に接近中という事もあり、窓の外に見える空は低い雲で覆われている。そう言えば、今朝見た天気予報、台風が進路予想の北寄りを進んでこられたら、明日直撃コースなんだが…

天気がいい時にもう一度やって来たくなる車窓を眺めつつ、この列車の終点「佐々駅」へ8:28に到着。次の伊万里行きがやって来るまで30分ほどあったので軽く駅前をお散歩など。

9:03の「伊万里行」に乗り込んで40分ほどで、今回の旅最大の目的地日本最西端の駅「たびら平戸口駅」へ到着ですっ!

全ての列車がこうなのか分かりませんが、8分間駅に停車するとのことでして、記念碑の写真を撮ったり、記念入場券を買ったり、封筒の裏にスタンプを押したりしていたら、ちょうどいい具合に発車時刻になりました。

この駅からは長崎県の北部沿岸を東に進みまして、最終的には佐賀県の伊万里市へ向かいます。途中「松浦発電所前駅」という分かりやすい名前の駅からは巨大な火力発電所が目の前に見えます。どうやら石炭を燃料にしているらしく、敷地内に巨大な石炭置き場。あの量で何日分の燃料なんだろう。

たびら平戸口から1時間少々掛け、10:55に焼き物で有名な伊万里駅へ到着。伊万里駅を軽く見物した後は、これまた焼き物の有名処へ向かいます。10:05発「有田行き」に乗り込みまして、11:31に有田駅へ到着。松浦鉄道を隅から隅まで堪能する電車の旅となりました。

この後は荷物をコインロッカーに突っ込んである佐世保まで戻るんだが、次の佐世保行きの電車は12:34と1時間程あるので、有田の街をお散歩開始。

まず最初に目についたのはどういう訳か有田駅前のポスト。正直…出してはいけない気もするこの機密文書、かといって持っているだけでは何も起きないのも確かなのでこのポストへ投函しようかどうしようか悩んだ末…ついに投函してしまった。。。あぁ…

(彼はこの後、一週間程苦しい思いをしたと言われている)

街を歩いていると、豆腐屋さんの軒先に「ごとうふ」なる一品が売られていた。豆腐とは違う物なのかな?一袋買ってみようかとも思ったが、この時間帯に水物を買って宿泊先まで持って歩くのはさすがに厳しいので今回は断念。

それから「有田焼カレー」なるのぼりに強烈に興味を惹かれるも、そう言えばそもそも有田駅には駅弁があったりするのかが気になって一旦駅へ戻ってみると…「有田焼カレー」自体が駅弁なのであった。駅のベンチで頂きまして(こちらは別記事にて)、12:34発「佐世保行き」で佐世保に戻りま~す。

そう言えばこの佐世保線、佐世保駅の3つ手前の早岐駅でスイッチバックして進行方向が反対になる面白い構造になってまして、最後の10分間ほどの区間は、お客さん全員が後ろ向きに進んでいくという一風変わった光景が広がります(笑)

この後は、佐世保港を散歩した後「日本一元気な商店街」と呼ばれている「佐世保商店街」へ。実際に歩いてみると最新式のアーケードという訳でも無いのに確かに活気があって、おまけに自衛隊の若い学生?が水兵さんの格好で歩いていたり、佐世保の米海軍が有ることでアメリカ人が沢山歩いていたりするので確かに普通の商店街では無い印象。一般的なお店に混じって「佐世保バーガー屋」やら「ジャズ喫茶」があったりするのも効いてる気がするなぁ。

商店街を歩いていると、丁度いい具合に玉屋というデパートで「長崎県産品まつり」なるものを開催中。長崎名物とはなんぞやを学ぶべく寄りまして…

…食べまして…

   

今回の出張兼旅行の最後の宿泊地「大村」へ向けて電車で移動開始です。
大村公園で「花菖蒲まつり」なるものを開催しているらしいんだが、さすがにこの天候だと明日行くのは無理だろうなぁ。