「鶴ヶ城」を見物した後は、 県道131号を南下して大内宿へ。しっかしまぁ今回のツーリング、震災がもちろん影響しているんだろうが、初日の喜多方市内と昨日の白石のスーパー付近以外では渋滞らしい渋滞は無しとすこぶる順調。
もちろんこの大内宿への程良い山道もガラガラでして、気分良~く走っていくと…大内宿へ到着です。道は空いている割に大内宿の駐車場は結構埋まってますな。ちなみにバイクは歩道に駐めてくれと言われますので、歩道の隅っこに停めましょう。
大内宿はかつての宿場町の町並みを復元した場所でして、小さな水路のある道の両側に茅葺き屋根の古民家が並びます。
とにかくノスタルジックな雰囲気溢れる場所でして、ただ水路でラムネを冷やしているだけなのに何故か絵になる不思議な場所です。夏場だと、この水で冷やしたキュウリが何と言ってもオススメ。ただのキュウリなんだけど抜群に旨いです。
今回は手始め?に玉コンニャクと、普通のお米をお餅のように棒につけて(きりたんぽと似てます)会津地方特産の「じゅうねん味噌」を塗って香ばしく焼き上げた「しんごろう」というお餅もどきを、お茶と一緒に頂きました。じゅうねん味噌っていうのは「エゴマ」を混ぜあわせた味噌でして結構甘みが強く、どことなくお菓子を食べているような気分になりましたな。
お土産物屋を見物したりしながら、お次は大内宿名物の「ネギそば」を頂きます。確か有名な店があったような気がするんだが、名前をさっぱり覚えていないので細かい事は気にせずに「よろずや」へ。
御覧の通り、ネギを箸代わりにして蕎麦を食べるのが売りなんですが、すがきやの「ラーメンスプーン」を越えた無理さがありますね(笑)箸と言うよりは薬味としてボリボリかじりながら食べました。蕎麦自体十分美味しいので、旅先の話のネタとして皆様も是非一度お試しあれ。
大内宿の一番奥には全体を見渡せるちょうどいい高台がありますので、腹ごなしがてら登りまして…天気の良さに感謝しながら一枚パチリ。
最後は大人気だった山形屋で手焼き煎餅を。ハート型のおしゃれな形をしてますが、一人で食べるにはちとでかすぎるので、二人で食べた方が良さそうだ。あ…だからハート型なのかな?いきなり半分に割ってしまうのはどうかと思うけど(笑)
大内宿の後は、今回の東北ツーリング最後の立ち寄り処となった「塔のへつり」へ。大内宿からさらに南下すること15キロ程と言ったところでしょうか。
見学用の道がかなり広範囲に伸びているんですが、立ち入り禁止で吊り橋の周辺しか見学できないのがちと残念なところ。とは言え、色んな場所に色んな奇岩がありまして、対岸のお店の展望台からでも良く見えますので、近くに来た時には是非一度お立ち寄りを。
この後は日立に向けてひたすら突っ走ります。ガラガラの国道289号、国道118号を駆け抜けて…日立の我が家へたどり着いたのは19時過ぎ。
え~っと、出発する時は176242キロなので…2912キロってなところですか。ほとんど高速使わなかったからこんなもんかな。ま、青森の山奥で動かなくなったりしなくて良かったよ。お疲れさん、ボロバイクちゃん。