【結城市】 手延べラーメン カーター 「パーコーメン」

取手から常総線に乗って下館までやってきて、水戸線で結城へやってきた。昔から気になっていた「手延べラーメン カーター」へ。栃木の「祇園」と同じく「バン!」と麺を板に打ちつけて伸ばしていくらしい。開店までまだ少し時間が有ったので、近くの100円ショップで時間を潰しまして、17時過ぎに入店です。

一応壁に張られているメニューをざっと眺めますが、入店前から「パーコーメン」に決めてましたのでこちらを注文です。出来上がりを待っていると厨房の隣にある麺打ち部屋へマスターが現れまして、バン!…バン!…と豪快な音をさせながら麺を延ばし始めました。祇園よりも狭い空間で麺を打っているからか、こちらのお店の方が音が響きますな。一人前の麺を打ち終えたマスターは再び厨房へ消えていきまして…さらに少々待って注文の一杯が到着です。注文を受けて麺を打つ関係で待ち時間は結構長めですが、普通のお店では聞く事のない独特な音を楽しみながら待ちましょう。それではスープから頂きま~す!

なるほど、結構あっさりした醤油スープですな。スープ自体はあっさりしてますが、上に載ったパーコーからの脂がスープの表面に広がっていてコクがあり、結構コッテリ目に感じます。お次は手延べの麺にいきますと、一目で手延べと分かる不揃いさ。ただ、祇園はパスタのような丸い断面のエッジの無い麺でしたが、こちらの麺は一応エッジがあったりします。最終的に伸ばす時にも打ちつけてるからなのかな?麺の太さは中細麺で、やっぱり表面は独特な食感です。歯応え的にはかなり軟らかめな仕上がりなんで、かたい麺が好みだったりする方には向かないかもなぁ(汗)

具はドンブリ半分を埋めるでかさのパーコー(排骨)に、刻みネギとホウレン草とメンマ。スープを吸ったパーコーの衣も自分好みで嬉しい限り。昼に食べた取手の「鎌倉山」に続き、こちらのお店のドンブリも結構大きめでして、軽めなラーメンの大盛り位の量があります。パーコーを堪能しつつ食べ進めまして…もちろん完食です。

食べ終わった余韻に浸っていた所、テレビで笑点の大喜利が始まりまして…腹黒いキャラで有名な楽太郎(今は三遊亭圓楽なんだっけか?)が冒頭の挨拶で、何とタイムリーな事に、ユネスコの無形文化遺産に登録された「結城紬」をネタにしていた。なるほど…茨城県と栃木県の県境間近と言う事もあって、小山市側(栃木県)でも結城紬を作ってるのか。しかしまぁ、小山側もヨイショして見返りを期待するあたり…

…やっぱり腹黒いよなぁ…(爆)

まぁそりゃそうと、今度もう少し早めの時間に来て結城紬を見てみる事にしますかね。その時にまた伺いたいと思います。手延べラーメンも旨かったんですが、地元の方が食べていた定食も旨そうだったんで次回はちと悩みそうですが(笑)ご馳走様でしたっ!

【取手市】 麺屋 鎌倉山 「塩そば」

毎度の事ながら読書なんぞをしつつ水戸から電車で進みます。今回はこの前買った本「ジェット・エンジンの仕組み」を読んでいるんだが…何となく聞き覚えのある「エントロピー」やら、最初は誤植と思った「エンタルピー」、挙げ句の果てには「熱力学の何とか法則」が出てきたあたりで…

…気を失いました…もちろん少々ヨダレを垂らしつつ…(爆)

知らない世界の数式を交えた話は、さらっと読んだだけじゃ何にも分からんな(汗)今度、雨の週末にでも式の意味を含めて真面目に考えてみないとだな。いやぁ…青少年に分かりやすい読み物的な存在の本が多いブルーバックスシリーズの中では、難解な部類に入る事間違いなしだぁね(笑)

そんなこんなで深い眠りから目覚めた後は毎度お馴染み「超らーめんナビ」で取手駅近辺のラーメン屋を検索すると…取手駅の隣駅「藤代駅」近くに良さそうな店を発見。何となく良さそうなのでこちらに伺いましょう。

常磐線の「藤代駅」から歩く事10分程で、無事お店に到着です。鹿嶋の秘密基地から回収してきたスリックの4段三脚やら何やらで結構荷物が多かったので、一番端っこのカウンター席に座りまして…何となくピンと来た「塩そば」を注文です。

こちらのお店のマスターは、良い意味でラーメン屋の主人と言うよりはフランス料理とかの料理人的雰囲気を醸し出してますな。それにティッシュの箱やらレンゲを並べてあるカゴの上の布がパステル調だったりする事も手伝って、お店の雰囲気はまんま「洋食屋」です。「チャーハン」は無いけど「ピラフ」が有ったりするあたり、マスターはホントに洋食出身の方なのかもしれません。

しばらく待って注文の一杯が到着です。結構ドンブリがでかいなぁ…それではスープから頂きま~す!

なるほど…鶏ベースの優しい味だが旨味はしっかりとあるタイプの塩ですな。事ある毎に「塩ラーメン」に感じる疑問が今回も頭をもたげた。「塩ラーメン」ってのは、そもそも「味の定義」自体複数存在するんでは?という素朴かつ根本的な疑問。「塩スープ」として別途作っているお店もあれば、「素のスープ」を「塩スープ」と呼んでいるお店もあるような気がするんだが…

こちらのお店は明らかに前者ですな。結構黄色味がかったスープは、鶏だけではなさそうな複雑な旨みを感じます。麺は中太ストレートの黄色い多加水麺でして、かなり「プリプリ」な食感。具はと言いますと、写真では手前にある為に分かりにくいノリ(このブログのラーメンの写真は、出された状態のままの角度で毎回撮ってます)にメンマ、茹でたモヤシに水菜とチャーシューにニンジンのみじん切りです。ニンジンのみじん切りは「彩り」的な意味合いで載っているだけなんだろうなぁ。

メンマはやや固めでして、見た目的にはあんまり存在感のないチャーシューは…柔らかさと噛み応えのある部分が同居しているタイプ。うっ…コレ旨いですっ!これならチャーシュー麺にしておけば良かったかもなぁ。。。

上品な見た目の割にドンブリ自体が大きめなので、熱々なスープがタップリあるのは嬉しい限り。もちろん完食です!

う~ん。。。取手駅周辺にはあんまり良さそうなラーメン屋が無さそうなので…次に「ときわ路パス」を使った時、すぐさま再度伺いそうな気がしてます。

次は「味噌かカレー」のチャーシュー麺にピラフだなぁ。ご馳走様でしたっ!また伺います!

またしても「ときわ路パス」の旅

昨日のサッカー観戦で鹿嶋へ来ているので、今日はあらかじめ買っておいた「ときわ路パス」でまたしても電車の旅へ。そうそう、大洗鹿島線やら常総線を絡めて使うとそれだけでとってもお得感があるこの切符、残念ながら茨城県内のJRの駅でしか買えないのでご注意を。

上は久々のGPSログ。青い線が今日1日廻ったコースです。電源を入れ忘れた関係で鉾田あたりからスタートしちゃってますが(汗)

「荒野台」から大洗鹿島線に乗りまして、ますは大洗へ向かいま~す。ひたちなか海浜鉄道のように1~2両のディーゼル車がトコトコ走る姿は可愛らしくもありますね。ところが第3セクターのこの路線、神栖方面の貨物列車やら何やらをひっくるめた会社全体の決算的には、何と驚きの「黒字路線」だったりします。新聞でその事実を知った時は衝撃だったなぁ…

大洗駅からは歩いてフェリーターミナル方面へ。関東のバイク野郎にはお馴染み、ツーリング天国「北海道」へ向かうフェリー乗り場ですな。時間的に「さんふらわあ」は居ませんでしたが、思わず「にやけて」しまう場所だよな(笑)

写真はフリーマーケットが開催されていて賑わっていた「大洗マリンタワー」。「馬鹿と煙は高い所が好き」なハズなのに、実はまだ一度も入った事が無い。今日も今イチな天候なので結局入りませんでした…いつになったら上まで登る日がやって来るのだろうか(汗)

最初は大洗海鮮市場でアンコウ汁でも食べようかと思っていたが…歩いて向かうには結構遠い事が分かり今回は断念。近いうちにバイクで来ますかね。そう言えば、かねふくの「めんたいパーク」ってのは面白い場所なんだろうか?明太子は好きだから、近々こちらにも来てみましょう。

大洗から再び電車に乗りまして水戸駅で下車。日本三名園の一つに数えられる水戸の偕楽園では今日から「梅まつり」が始まってまして…「ミーハー」な俺が歩いて向かった先はもちろん…

「梅まつり」の期間中の土日だけ開設されるレアな駅、臨時駅の「偕楽園」のホーム(爆)

この「偕楽園駅」は下りホームしか無いという珍しい駅でして、最近の「鉄道オタク」的な行動をとる前から気になっていた存在だったんだよなぁ。

臨時駅と言う事もありSuicaの類が使えない事もあってか、完全に人海戦術的アプローチのホーム上。目に入っただけで駅員さんが何と7名ほどいらっしゃいました(汗)

ま、そんなこんなで臨時の「偕楽園駅」へやってきた俺は、冗談抜きに偕楽園へは行かずに電車に乗って水戸駅へ戻ってしまうのでありました。

もちろん偕楽園の梅には興味が無いとかいう無粋な理由ではありませんで…開花状況的にも良さそうな、3/5(土)に行われる「夜・梅・祭」というライトアップ&キャンドルで偕楽園を楽しめる催しに参加するつもりだからで~す。去年はキャンドル点灯のボランティアを水戸駅南口で当日も募集してましたが、今年も募集していたら手伝う事にしようか。去年、綺麗だったもんなぁ。

水戸へ戻った後は、またしても取手と下館を経由するでっかいトライアングルを描きつつ…ラーメン屋巡りに繰り出すのでありました。