【神奈川県横浜市中区】 秀味園 「魯肉飯(ルーローファン)セット」

横浜に限らず全国各地の中華街でちと困るのは、大量の飲食店が軒を連ねるエリアではあるが…「一人」で入れる店がぱっと見では判別出来ない事なんだよなぁ(汗)

そんな訳で今回は事前に調べておいた、一人でも入りやすそうなこちらのお店「秀味園」へやってきました。以前このブログで朝食処として紹介した事のある「馬さんの店 龍仙」も一人でも入りやすい店の一つであるらしいんですが、せっかくなのでまだ来た事のないこちらのお店へ。

観光地らしからぬワンコイン500円で頂ける「魯肉飯(ルーローファン)」という丼に、「ワンタンスープか魚団子スープ」&「アンニン豆腐」をセットにしても800円なので「ワンタンスープセット」を注文したところ…

何故か…「魚団子スープ」がやってきました(爆)

ま、直感で選んだ味ばかりでは無く新しい味に挑戦しろと言う「中国4000年の歴史と共にある台湾の歴史」がこの付け合わせのスープを導いたんだと思うので…文句は言わずに頂きま~す(笑)

メインの「魯肉飯」のドンブリには豚の角煮と豚そぼろに高菜?と中国茶のゆで玉子がのっていまして、丼物好きな日本人なら確実に受ける甘いタレもタップリ掛かってます。う~む…豚の角煮と豚そぼろ、どちらも間違いなく丼飯としてドンピシャの存在感。これは一人でなくても一度は食べてみた方が良さそうなドンブリですヨ!

角煮をかじりつつ箸休め的な印象もある細切れの漬け物を頂いていると、自然と御飯も減ってます(笑)色合いは結構濃いめだった「中国茶のゆで玉子」はさほど味を感じなかったのがちと残念でしたが、ドンブリを頂きながら魚団子スープを飲んでいると…

「牛丼に味噌汁」と同じ位落ち着く組み合わせに感じますなぁ(喜)

最後の〆の杏仁豆腐ももちろん頂きましてご馳走様でした。これは間違いなく「食べて良かった」一品です。う~ん、ツーリング先でこういうお店に出会えると「お腹的にも思い出的」にも最高なんですが、さすがにそれは難しそうだなぁ…(汗)ご馳走様でした。また来ま~すっ!

旧正月を迎えた夜の中華街を散策

新横浜ラーメン博物館で遅めの昼ご飯を頂いた後は、今晩の宿があるJR石川町の南側の一帯に広がる、いわゆる「ドヤ街」へ。言葉の響き的に敬遠したくなる方も当然いるのは仕方無いとは思うんですが…

この一帯は数年前から少しずつ簡易宿泊所の建物自体はそのままに旅行者向けに改装された宿が増えてきてまして、横浜中華街・元町・山下公園へ抜群のアクセスでありながら2000円台の旅行者向け宿が数件存在してます。今回お世話になった「ホステルポルトヨコハマ」で、現時点でじゃらん等に登録されているこの一帯の安宿をついに制覇です(笑)ちなみにじゃらん経由2200円でドミトリー朝食付きでしたが、OFFシーズンだった関係もあってお値段据え置きのまま個室に格上げされました。

そんなこんなで今回は持ってこなくても良かった気がする重いドンケのバッグは部屋に放り込みまして、身軽な状態で旧正月を迎えた中華街へLet’s go!

冒頭の写真は何だかんだで最終的に500円の巨大線香5本をお供えする展開になった「媽祖廟」にて。きらびやかな本殿の中をお参りしましたが、やっぱり三国志とかで抱いているイメージと通じる部分が多いです。

最近TV映画で見た「レッドクリフ1・2」での事前学習が効いたかな?(爆)

旧正月の中華街に来たのは今回初めてなんですが、カラフルな色合いの中華街は、思った以上にライトアップが似合いますね。

そう言えば入り口で見かけた写真の銅鑼(ドラ)、福の字が反対になっているのは何でなんだろう?中国の銅鑼や爆竹ってのはそもそもが魔除けの意味があると聞いた事があるんだが…ここには福は無いぞっ!てな意味での魔除けなんだろうか?入り口のおじさんに聞いてみれば良かったなぁ。。。

夜の中華街を軽く散歩した後は中華街の外れにある銭湯「恵びす温泉」へ。お湯自体は蒲田辺りの黒湯の温泉とかではなく普通の銭湯ですが、立地的にいい場所にあるのでオススメです。

銭湯でゆったりと湯船に浸かった後は、ちょっくら事前に調べておいた「夜でも一人でも入りやすい中華街のお店」へ向かいま~す(喜)

【新横浜ラーメン博物館】 支那そばや 「醤油らぁ麺」

笠岡ラーメンを頂いた後は、腹ごなしがてら軽く建物を一周。駄菓子屋コーナーとかも昔と変わらずってな雰囲気ですな。

ラーメンの食べ歩きを始めてから佐野実氏の本を読んだりTV出演を見たり、三島にあるお弟子さんのお店「毎度」へ行ってみたりした事はあるものの、未だ御本人のお店(この店をそう呼んでいいのか良く分からないが…)で食べた事が無かったので、今日の二杯目はこちらで頂く事に。

食券の自販機の前でちと悩むものの、最初はやっぱり基本を頂きたいので「醤油らぁ麺」をポチッとな。ちょうど空いていたカウンター席に座って待つ事数分で注文の一杯がやってきました。ほぉ…これがあの強面「佐野実氏」のラーメンかぁ。それではスープから頂きま~す!

こっ…これは…旨みが濃い~っ!(喜)

うわぁ…。このスープ文句なしに旨いんですが、先に食べた一杯と完全に路線がダブっちまったなぁ(汗)醤油は抑え気味で鶏感?たっぷり。スープ表面の脂は結構多めでして、最初の熱々スープと相まって最後の最後までスープが冷えなかったのも嬉しい限り。麺はやや細めのストレート麺で、腰があると言うよりはしなやかさが際立っている感じです。具はノリに刻みネギ、ばらけて細い?メンマにチャーシュー。チャーシューの食感はトロトロ系で、脂身がとっても甘くて旨いです。

麺にスープが絡むタイプではないのでレンゲでスープを飲み進めつつ…完食です。「中華そば坂本」の一杯同様量的に多い訳では無いのに旨みの濃さ故、もの凄く食べた気分になれる一杯でした。

いやぁ次回は何にするか楽しみになりますね(喜)ご馳走様でしたっ!今度は戸塚の開かずの踏切近くにある本店に伺ってみたいと思います!