真壁のひな祭り 「歴史を知る人形達」編

美味しい「すいとん」を頂いた後は、真壁のひな祭りを見物開始。行く先々(基本的に普通の商店の店先です)で美しいひな人形を見せて頂きました。真壁の皆様有難うございました。

個人的な思い出的なものも含め撮った写真の絶対的な数が無茶苦茶多いのでどうしようかとちと考えましたが…日本の文化的な事に疎い自分が紹介出来そうな特徴を感じた3枚の写真で、歴史的なひな人形の件に関しては終わろうと思います。

冒頭の写真は「江戸~平成」のひな人形が一堂に会している写真です。蔵が多い街並みという事もあって、色々な時代のひな人形が今も残っていたという事なんでしょうね。祭り囃子の大きさはあんまり変わらないのに、女雛・男雛の大きさが劇的に変わっているのは…時代故なのか作られた場所故なのか…。ま、今度誰かに聞いてみますかね(笑)

こちらは先程のひな人形の中でも、江戸時代のお雛様のお顔。

「人形は顔が命」なるCMのキャッチコピーをどう思うかはともかくとして、その時代毎の「美男・美女」を、はからずとも具現化しているのが人形の顔だったりするんではないかなぁ?と思うんだが…

俺の顔は…未だどの時代の人形にもなっていないようだ。そうか…早すぎたか…(爆)

冗談はともかくとして、時代毎のひな人形の表情の違いがこんなにあるとは正直今日まで全く知りませんでした。そもそも真面目にひな人形を見た事自体が初めてだけれども。

こちらは和菓子屋さんで見せて頂いたひな人形。素人ながらに感じるのは…これは見る為の人形ではなく…そもそも動く人形なんではないかなぁ…?ってな疑問。とっても写実的な存在感がそうさせてるのかもしれません。

【茨城県桜川市真壁町】 割烹 二葉 「粋とん(すいとん)」

今日から楽しい3連休ではあるが天候的に荒れ模様らしいので、手頃な場所へ電車で行く事に。茨城県内の電車がほぼ乗り放題の「ときわ路パス」を使いたいんだが…未だ見た事のない全面凍結状態の「袋田の滝」も候補に浮かんだんだが、そう言えばどこか「ひな人形」が街中に溢れているイベント?があったような気がしてちと調べると…「真壁のひな祭り」ってのがそうだな。ほうほう…水戸線の岩瀬って駅で降りて行く訳だ。帰りは下館から取手まで常総線に乗って、常磐線で戻ってくれば茨城県の南側をぐるっと回れるねぇ。

こんな感じの適当さで行き先は決まったので、財布とカメラを持って出発で~す。いつもの大甕駅で「ときわ路パス」を買いまして、最近買った「はやぶさ」の技術系の本を読みつつ進むんですが…

やべぇ…電車の中にいるのに泣きそうだ…(爆)

ドキュメンタリー的に書いてある本では無く、日本におけるロケット工学の歴史の解説が結構多いんですが、とどのつまり新しい分野に挑戦してきた方々の話になる訳で…やっぱり感動してしまいます。泣きそうになった時は「ポケット時刻表」に持ち替えたりして何とかしのぎまして(汗)雪振りしきる岩瀬駅へ到着です。駅前のロータリーの「真壁のひな祭り」の案内所でパンフレット一式を頂きまして、停まっていた臨時急行バスに乗りました。*お祭りのイベントやバスの詳しい時刻等は「真壁のひなまつり」のページに紹介されています。

ボランティアの方?の説明を聞きながらバスに揺られる事20分少々で真壁に到着です。真壁は街おこしも兼ねて「すいとん」を色々なお店で出していると言う事をガイドの方から聞いた事もあり、時間的にちょうどお昼だったので「ひな人形見物」の前に腹ごしらえを。

臨時バス乗り場近くにあった「割烹 二葉」という店でも「すいとん」を出しているようだったので入店です。もちろん「粋とん(すいとん)」を注文して、案内所で頂いたマップを眺めて待ちます。全部で200ヶ所かぁ…さすがに1日で全部巡るのは無理だなぁ…と思ったりしていたら「粋とん」が到着しました。

それではお椀の汁から頂きますと…おぉ…日本人に生まれて良かった的な慈悲深い味わいが広がっています。御飯はじゃこ飯、漬け物と小鉢に盛られた里芋に海老に練り物系の何か(汗)

お椀の中身は蕪が丸々1個にホウレン草にニンジンに里芋だったかな?そして肝心要の「すいとん」は丁寧に、均一に伸ばされて正方形になってました。個人的なすいとんのイメージとしてはある程度無造作な形にちぎられている印象だったので、これはかなり新鮮な印象です。すいとんと言うよりはうどんに近い舌触りですな。

じゃこ飯は少なめですが、お椀の中身がしっかりしているので満足なお昼御飯となりました。ご馳走様でしたっ。機会があったら是非また!