『新店』 【日立市】 中華食堂 天海 「五目セット」

【日立市】 中華食堂 天海 「五目セット」

【日立市】 中華食堂 天海 店構え

ユージン・スミスの写真展を観終えた後は、今晩何を食べるかを自炊を含め考える訳だが…

あ~~っ!そう言えば今日「天海」が開店の日だろ!?

天海というお店、日立おさかなセンターの「みなと寿司」の隣にひっそりと開店した当初はあんまり客のいない中華料理屋だったんだが…気が付くと平日のランチの時間帯に出遅れると満席で店に入れない位の盛況ぶりに。

2ヶ月位前かなぁ?いつものように昼飯を頂いた後に渡された「移転のお知らせ」のビラを頂いて「大甕駅前近く」にやってくる事に驚いた。何故なら…

自宅から「徒歩5分圏内」だからっ!(喜)

その後しばらくは移転作業で閉店状態でしたが、同時に行われていた開店準備が近所で進んでいたので安心して待ってました(笑)

新装開店?の今日の夜の部は17:30開店と言う事なので、17:35頃に店に入りますと…

「店内でかっ!」それにカウンター席以外、ほとんど埋まってるじゃん!(驚)

かつての4人掛けテーブル3つ位と、カウンター席が計8席位の店内を知っている身としては「異次元空間の店内」が広がります。ええっ!?こんなにでかくなったんだ!?…もしかして、お高い店になっちゃったとか?…若干不安になりながらメニューを見ますと……なるほどっ!

かつての店でのメニュー(価格)はそのままに、移転した先の厨房だからこそ提供出来る品々を追加したメニューになった訳ですな。「北京ダック」が1800円てのは安い?高い?どうなんだろう…

…おいおい…どう考えても「安い」だろ?(爆)

そんな訳?で、今回はご祝儀代わりにまずは生ビールを注文(笑)そうだなぁ…ちょっとリッチに「五目セット(1,100円)」ってのを注文してみるかな。

生ビールを飲みながら出来上がりを待っていると、隣の席にかつての店の常連さんらしきご夫婦が着席。体中に生ビールが染み渡っていく感触を堪能している俺に、ご自由にどうぞ的な置かれ方をしているザーサイを小皿に取り分けて下さいました。そうそう、このお店のザーサイがこれまた旨いんで、行った方には是非食べてみて欲しい所。そう言えば、ザーサイは昔と変わらず置いてあるけど…「レモン水」は置かなくなっちゃったのかなぁ?夜はともかく平日の昼間に別に飲み物頼む訳にはいかなかったりするので(懐的にも…)復活希望だな。

お店が大きくなった事もあって調理を担当するのはマスターともう一人の2名体勢になったらしく、開店と同時に一気に出された注文なんぞ何処吹く風ってなスピードで料理が配膳されていきます。前の店でも一人とは思えないスピードで作ってたからなぁ。

そんなこんなで「五目セット」が到着です。「五目あんかけつゆそば」と「五目チャーハン」と「杏仁豆腐」と「小鉢」、写真には無いですが「アイスコーヒー」付きです。このお店の小鉢、かつては日立おさかなセンターの敷地内にあるから仕方無く付き合いで「マグロ」を出してるんじゃないかと思ってましたが…そういう訳では無かったんですね(汗)それでは「五目あんかけつゆそば」のスープから頂きま~す。

おっ!お久しぶりですこのお味(喜)

ラーメン屋ではなく中華料理屋の麺類なんで、ある種独特なスープではあるんですが…地域柄受け入れられやすいスープだと思います。何故なら「スタミナラーメン(ホット)」のスープと同じ路線ですんで。麺はストレートの加水率高めと言われる、いわゆる「中華麺」でして、具はニンジン・キャベツ・キクラゲ・チンゲンサイに牛肉にモヤシに…五目以上なのは確かです。中華のお店と言う事で炒め物が不味い訳は無く、とっても旨いです。「五目チャーハン」は意外な程薄味でして、もしかしたら上に色々掛ける組み合わせのベースになる物だから薄味なのかな?と推測してみたり。

ま、多分違うんだと思いますが…(汗)

小鉢のマグロとツマも平らげまして、こちらのお店が大きな一歩を踏み出した事をひしひしと感じるデザートを頂きます。写真では裏側になっちゃってて見えにくいんですが何と!イチゴ付きです。

天海でイチゴの付いたデザートを食べる日が来ようとは…(遠い目)

杏仁豆腐と言うよりは、牛乳プリンてな感じですかね。ちょこっと載った生クリームと合わせて美味しかったです。

いやぁ…何故か定食屋的なお店が無いエリアですので、この出店は個人的にも非常に嬉しいです。昼&夜にお世話になる事が多いかと思いますが、宜しくお願いします。ご馳走様でした。間違いなくまた来ま~す!

そうそう、このお店の営業情報等は近所なので間違いなく把握可能、確実にメンテ可能なので御紹介します。

*ランチタイムには680円の日替わり定食等もやるみたいです。定休日は…無いのかな?

~~~~~~ 中華食堂 天海 営業情報 ~~~~~~

〒319-1221

日立市大みか町1-5-17 中華食堂 天海

℡ 0294-52-9555

営業時間

am 11:00~3:30

pm 5:30~11:30

(オーダーストップ10:30)

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『日立市郷土博物館』 「写真家ユージン・スミス」

『日立市郷土博物館』 「写真家ユージン・スミス」パンフレットとポスター

日立市産業祭の次は写真展をやっている「日立市郷土博物館」へ。「かみね公園」自体にまともに行った事が無く、そのふもとに「日立市郷土博物館」なる施設がある事を知るはずも無いってのが正直な所。

『日立市郷土博物館』 「写真家ユージン・スミス」

建物の入り口に身障者用駐車場と少々のスペースがあったので、そこにバイクを駐めて入り口へ。そうそう、この「写真家ユージン・スミス」ってのを見に来たんです。

受付で500円を払いまして、まずは写真展の会場である2Fへ。さすがに写真展やら絵画展やらで展示されている作品を撮影する訳にはいかないので、今回の写真は冒頭のパンフレットとA4のポスターだけです。

1961年に日立製作所を題材としたフォト・エッセイ制作を依頼された際に撮影され、ユージン・スミス自身によるオリジナル・プリントが90枚展示されてました。久慈浜で撮影された、子供を背負ったおばぁちゃんの写真から始まる展示では日立製作所の各工場を中心に日立近郊の地名が次から次へと出て来ますので、写真自体にあんまり興味が無い方でも、日立近郊に在住の方なら楽しめる内容なんではないかなぁと思います。

写真の感想としては、撮る時の技術(構図・タイミング・目の付け所等々)が尋常では無いだけでなく、プリントする時の技術もこれまた凄いんだろうなぁと言う事。日立製作所側はもちろん撮影自体に協力的だったとは思うんだが、今まさに製品を製造している現場での撮影と言う事で、撮影用のライティングとかは殆どしてないんだろうな。

作品の写真の中にあったんだが、どこぞの発電所に納品する大きな部品に対しても几帳面に一つ一つ「荷札」を付けている方々が、良い意味で「写真撮影なんぞの為に環境を変える」事を良しとしなかったであろう事は想像に難くない。これまた想像でしか無いけれど、露出的に無茶苦茶なバランスのネガを普通のプリントに仕上げるだけで物凄く手が入っているんだろうな。もちろん普通に仕上げて終わりな訳ではないからこそここまで凄い訳でして。

それから受付で頂いたリーフレットの1つ「市民と博物館」96号に、天野行造さんと言う当時日立製作所側の一員として撮影に参加(手伝い?)された方の手記が載っているんですがこれがまた秀逸でして、写真展で最後のクライマックスとなる超大型トレーラーで発電機を日立港へ運ぶ場面の撮影状況の説明と「休憩するスミス(日立)」という写真は「ユージン・スミス」好きにはたまらない内容だと思います。

いやぁ…これはホントに観に来て良かったです。唯一気になったのは…

こんなに凄い写真展なのに、なんで客が俺以外に2人だけなのだぁ~~っ!(涙)

もうちょっと何とかうまく宣伝して欲しいなぁ…でないと、これからも「凄いものを紹介」しているのにあんまり伝わらないという状況になると思うので。。。

~ここからは常設展~

『日立市郷土博物館』 「潜水具一式」

初めて来た博物館なので、当然の事ながら常設展も見学。海沿いの土地柄&郷土博物館と言う事から、身近な展示品に面白い物が多いですね。ちなみにこちらはアワビ等の貝採りで使われた潜水具。頭に被る鋳物?の部分は「グッドデザイン大賞」間違い無さそうな感じですな。

『日立市郷土博物館』 「5馬力誘導電動機」

こちらは日立製作所の原点とも言うべき「5馬力誘導電動機」。

現物を見たのはこれが初めてですが、存在自体は知ってました。日立市に越してきた当初、この近辺でお土産になりそうな物として調べた時に「モーター最中」なる物を知り、実際にお土産に使った実績があります。そうですか…これが本物かぁ…

「最中」が先で実物が後かぁ…我ながら順序がおかしくないか?(笑)

寝坊したので…ご近所巡り ~日立市産業祭編~

『日立市産業祭』 「Teddy Bear」

昨夜の酒が効きすぎて…目覚めたら何と「まさか」の13時過ぎ(涙)そのままふて寝を決め込もうかとも思ったが、日立市産業祭と日立市郷土博物館の写真展位は廻れそうなので、バイクで急いで出発を。

日立市産業祭の会場「日立市民運動公園」、正直言って今回まで存在自体を知りませんでした(汗)日立市産業祭は結構人気があるようで、複数ある臨時駐車場がどこも一杯になる程の盛況ぶり。自分はバイクだったので、駐車場の隅っこの方にねじ込みまして駐輪完了。上の写真は最初に目に飛び込んできた風船型巨大遊具。これ自体はこの手のイベントでは珍しくないと思うんだが、胸の所に何と「テディベア」の文字が。あのテディベアのライセンス商品なのか、それとも屋外遊具の商標なんて取ってないから、「テディベア」って名前を使い放題なのか興味深かった。まさか使っちゃいけないのに使ってるって事は無いよなぁ…(汗)

『日立市産業祭』 「正面入り口」

それでは正面入り口の写真から。あんまり正面と言う事に意味は無さそうな感じでしたな(笑)

『日立市産業祭』 「ジャンボつくね屋台」

当然の事ながら朝から何も食べていないので、視線は自然と屋台に向きます。でも遅い時間だった為、売り切れ状態の店が多数。午前中に来れば色々つまめたんだろうなぁ…(涙)

『日立市産業祭』 「ジャンボつくね」

最初に頂いたのはこちらジャンボつくね。飲み屋のつくね10本分位の鶏肉の量で旨かったです。

『日立市産業祭』 「サザコーヒー」

ジャンボつくねの後はこちらのお店で「サザコーヒー」を頂きました。サザコーヒーの名前と存在は知ってましたが、実際に頂いたのは今回が初めてです。今度ひたちなかのお店にも行ってみよう。

『日立市産業祭』 「たこ焼き」

ジャンボつくねだけでは足りないので、この手のイベントにつきものの「たこ焼き」を買って広場で広げてみたら、つま楊枝もお箸も無かった…おばちゃん頼むよ~っ(涙)

『日立市産業祭』 「潮の香うどん」

幸い、近くで配っていた「はぎ屋旅館」プロデュースの「潮の香うどん」の無料試食で箸も一緒に配っていたので一杯頂きました。海藻の「かじめ」を練り込んであるそうで、独特な磯の風味が楽しめるうどんでした。

この箸を使って、無事たこ焼きも完食です(笑)

しかしまぁ、早めに来ないと売り切れだらけですね。皆さんご馳走様でしたっ!