道の駅 宍喰温泉でお目覚め。どうやら雨は降らなそうだ。
歯を磨いて顔を洗ってテントを片づけ始めたら、道の駅の売店で働いている地元のおばぁちゃんが登場。あれこれ話をしたんだが、俺のバイクに興味津々の御様子なのでありました。おばぁちゃんの年代なら免許的には乗れるんじゃないかな。
まずは台風で有名な室戸岬でしょうという事で、国道55号を更に南下開始。ほとんど真っ直ぐな道なのでかなりのペースで走れます。そして室戸岬に到着。クジラ像と中岡慎太郎像があったりする。
室戸岬はジオパークに認定されている場所だったりするので、岩が結構面白い。
日本最大のフレネルレンズが搭載されている室戸岬灯台。流石にデカい。恋人の聖地らしいんだが、夜ここにやって来てしまったら結構ヤバいんではなかろうか…
ラピュタに出てくるムスカの最後みたいになりそうな気が…(目が~目が~っ!)
こちらは室戸岬灯台のすぐ近くにある最御崎寺。空海が立ち寄った寺らしい。
お遍路さん達と一緒にお参りをして、鐘石なるものを石で打ってみたりなど。確かにキーンと高音で鳴るなこれ。中身空洞とかなのか?
斬鉄剣で五右衛門あたりにぶった切って貰えば分かるけど…(そんな時こそ非破壊検査)
室戸岬をぶらぶらした後は室戸半島の西側の国道55号を北上開始。途中キラメッセ室戸で飯を食おうとしたら、レストランは11時からという事で残念ながら通過。
ツーリングマップルに「このあたりのスーパーで売っているかつおのたたきが安くて旨い!」と書いてあるので奈半利町という町でスーパーへ。
ちょっと早めの昼飯と言う事にして、スーパーの休憩スペースで食事タイム。カツオタタキにぎり寿司ってなのを買ってみたんだが、確かに生にんにくスライスが問答無用で載っていたりして旨い。
この後は近くの中岡慎太郎記念館へ。
しんたろう連合的には最高のおもてなし状態の駐車場だったりするんだが…
本日休館日…(涙)
仕方が無いので再び国道55号へ戻りまして、高知県安芸市にある岩崎弥太郎の生家へ。三菱財閥の創始者ですな。右の石は日本をイメージして幼い岩崎弥太郎が置いたものらしい。偉大な人物はやる事が一味違うよな。
こちらも同じく安芸市にある野良時計。明治時代に作られたとの事だが、何と職人が作った訳ではなく畠中源馬という方が外国製の壁掛け時計をお手本代わりに全部自作してしまったらしい。しかも時計は3面にある…(驚)
この方が現代のMAKE:Japan にでも出品したら会場騒然な物を作りそう。
この後は焼きナスのアイスなんてものを頂いたりしつつ、西向きに進路を変えてゆく国道55号をさらに進んで行く。すると何やら町の中に妙な物があるのが目に入った。何なんだあれは?という事で近くに行ってみると…
何とベタ踏み坂だったのだっ!(高知版)
正確には手結港可動橋と呼ぶそうで、へ~っと思いながら眺めていたら遮断機が鳴り始めまして…
橋完成。船に対しての信号機もちゃんと有るのね。昼間は30分~1時間に一度橋の上げ下げをするようなので、近くを通った時は一度見てみるのをお薦めです。
お隣の香美市はやなせたかしの出身地という事でアンパンマンミュージアムなるものが有るらしいので来てみたんだが…何と休館日。
アンパンチ、リーチ不足でバイキンマンに届かず状態…(涙)
ほんとは左の詩とメルヘン絵本館に行きたかったのではあるが。
どうやら火曜日はこの手の施設は休みが多いらしい。平日にやっているかどうかなんて今まで全く考えた事もなかったから思わぬ盲点だったよ。
道の駅 夜須の奥に海辺のちょうどいい場所があったので今宵はここに寝る事に。そう言えば旅先で珍しくチョコレートを買ったな。もちろんアンパンマン(笑)
海沿いなので結構風が強く、パニアケースを風除けに。そう言えばユニフレームの風除けはどこに消えたんだ?…とこんな感じに夜は更けていくのでありました。
こちらは今回のGPSログ。ほんと室戸岬って尖ってるよな。