【京都市中京区】 イノダコーヒ本店 「京の朝食」

【京都市中京区】 イノダコーヒ本店 京の朝食  【京都市中京区】 イノダコーヒ本店 京の朝食の「アラビアの真珠」(ホットコーヒー)

【京都市中京区】 イノダコーヒ本店 店構え

今日は京都旅行の最終日、15時過ぎの新幹線で東京に戻る事は決まっているのであんまり冒険は出来なかったりするのだな。ま、雨も結構降ってるししょうがないか。

宿を出た後は「東本願寺」と「西本願寺」の境内を散歩したりして「京都駅」から「烏丸御池駅」まで地下鉄で移動。観光客の一人の俺としての正直な感想は…京都の地下鉄は便利であっても…ちと眺望的に使うのは勿体ないかもですねぇ(汗)

「烏丸御池駅」まで移動した理由は、結構激しく雨が降るんじゃないかと思っていたので「京都文化博物館」で京都の風俗を学んでみようかと思ったんだよな。ところがありがちな展開で…烏丸御池駅の地上に出た頃には雨が止んでいた。。。そして…「京都文化博物館」の開館時間を現地で確認すると…

げっ!9時開館じゃぁなくて…10時なのかよっ!(涙)

仕方が無いので南の繁華街方面へ進みまして、昨日は閉店の時間帯でかなりのお店が閉まっていた錦市場は…今日は開店前の時間帯で、まだほとんどのお店が閉まっていますねぇ…(涙)

あぁ…また昨日のドトールでグッタリするのかぁ…と思ったりしたんだが…ふと、俺には似合わなそうな店だから今回は見送った一軒の喫茶店のモーニングセットを思い出した。錦市場近くの「何とかコーヒーの本店」ってのが、ちと高いが京都らしい?雰囲気の朝食を頂けるお店として有名だったよなぁ?こういう時の最後の手段、携帯電話のGPS機能と「ナビタイム」の検索を組み合わせて店を探すと…あっ!多分ここだよっ!「イノダ本店」てのがそうだろう?(喜)

…そんな訳で高層ビル?に囲まれた地形の影響か、嘘八百なGPSの現在地情報に少々振り回されつつも何とか辿り着いたのがこちら「イノダコーヒ本店」。「コーヒー」ではなく「コーヒ」らしいですが、商標(登記的にもかな?)的にそうなんでしょうね。暖簾をくぐると15人程がイスに座って空き待ち状態の模様。…なんですが、朝の活動を始める時間帯と言うこともあってか客の回転も速いようで、5分も待つと行列の先頭へ到着。その後は少々待ちまして、2階のテーブル席に案内されたんですが…何とこの円形テーブル、計8人分のイスがありますです。

一人客の自分としては、ホントにここに座ってもいいのか不安になったので店員さん(ウエイトレスさんと呼ぶべきかな)に伺ってみた所…笑顔で「どうぞ」と促されたので、8人掛けの円卓に座らせて頂きました。

一応メニューを見てはみるものの…注文するのはすでに決めてまして、モーニングセットの「京の朝食(1200円)」で~す。何やら若干オヤジギャグ的センスをネーミングに感じたりするんだが…ネット上でそこいら辺を指摘しているページは無いみたいなので…

…お洒落な俺も、この件には一切触れずに流そうと思う…(爆)

まぁそんな事はともかく、「今日の予定(price less)」を昨日に引き続き「京都おさんぽマップ」で下調べしたり、LUMIX G1&New FD 50mm/F1.4で撮影した結果を、背面パネルで今回初めて確認してみたりしていると「京の朝食」が到着。おぉっ!?モーニングにしては結構量が多い気がするがどうなんだろう?ま、食べられない量な訳では当然無いので、クロワッサンから頂きま~すっ!

旨い…。。。

なるほど…このクロワッサン、パイ生地作りの包んで伸ばす行程の回数が普通より多めなんじゃないのかなぁ。それから織り込んでるバターも、クロワッサンとして仕上がった時に美味しくなる物を特別に選んで使っていそう。そうそう、このクロワッサンを頂く時、どうしても指先が脂っこくなりますので、もしも「晴れの席」として使うのであれば、少々気配りをした方がいいかも知れませんね。

クロワッサンの旨さに比べると、メインのプレートはスクランブルエッグにニンジン、アスパラとキャベツの千切りにハム&オレンジ&オレンジジュースと結構普通。ただ、こちらのハムは茅ヶ崎の「ハム工房ジロー」のボンレスハムを使用との事を京都旅行後に知りました。

自分が以前茅ヶ崎に住んでいた事もありますので、ちと自慢気味に語らせて頂きますと…

このハム…こだわりを感じる一品ですな…(爆)

ま、冗談はともかくとして…量が多めのプレートに大満足した後は、アラビアの真珠と呼ばれるコーヒーを頂きます。ふむふむ…コーヒーってのは、深い味わいを持っている物なんですな。普通の?醤油ラーメンがドトールのブレンドコーヒーだとするならば、天下一品のこってりが、この店の「アラビアの真珠」ってな印象ですね。私、コーヒーの飲み歩きはしてませんので…これ位で勘弁願います…(汗)

朝食に1200円と言う事をどう考えるかですべて決まるかとは思いますが…旅行者としては、京都の繁華街で朝っぱらから十分にくつろげる空間を確保出来るという意味だけでも、相応の価値があるかと思います。旨いクロワッサンにスクランブルエッグにサラダ。ビジネスホテルのショボイ朝食ですら500円以上は取られる事を思えば、この店の看板の「アラビアの真珠」も頂けて1200円というのは悪くない選択肢かと思いますネ。

【京都市下京区】 吟醸らーめん久保田 「吟醸つけ麺 醤油鶏白湯」

【京都市下京区】 吟醸らーめん久保田 吟醸つけ麺 醤油鶏白湯  【京都市下京区】 吟醸らーめん久保田 店構え

夕闇せまる錦市場をさらに歩き続けた後はさすがにグロッキー。今夜の宿にとりあえず向かうべく市バスに乗っていったん京都駅へ向かいま~す。京都駅のロータリーに辿り着いて、ドンケのカメラバッグをドミ宿の2段ベッドの一階に押し込んでと…今回最後の京都の夜を堪能開始。

【京都市下京区】 吾妻湯

ちなみに今日のお風呂はこちら「吾妻湯」。見た目は新型?なんですが、何故か巨大な水風呂が存在しているあたりが普通ではありません。真面目に比べると…大風呂より水風呂の方がでかいんじゃないのか?(汗)

そんなこんなで、いい風呂を頂いた後は晩飯を頂こうとタオルを首に掛けながら伺ったのは「東本願寺」と「西本願寺」のちょうど真ん中にある「吟醸らーめん久保田」。カウンター席に座ってメニューを見ていると、店員さんがポスターを差しながら「こちらの吟醸つけ麺 醤油鶏白湯がまだ御座いますので宜しかったらどうぞ」との事。昼15杯、夜20杯限定との文字にも完全にやられてましてこちらを注文(笑)

待つこと数分で「吟醸つけ麺 醤油鶏白湯」が到着。見た目的には普通ですな。それでは今回は最初っから麺をつけ汁に浸けてと…頂きま~すっ!

おぉっ!これは旨いぞっ!(喜)

つけ麺はあんまり食べ歩いてないんだが、魚粉がどかっと載っている豚骨&魚介が流行の中心だと思いますが、こちらは魚系は特に感じません。ま、「醤油鶏白湯」って位だから当たり前ではありますが(汗)ただ特筆すべきは天下一品的な濃厚スープでありながら、味的にはそんなにくどくありません。塩加減もちょうどいい感じで甘さを感じる位だし、地元の方は限定にしないでくれっ!て思ってる方も多いんじゃないかな。中太の縮れ麺も秀逸な仕上がりで、食感はぷりぷりしているもののスープの旨さを邪魔しない、恐らく故意に個性を消した?麺ですね。具はと言いますと麺の上に載っかった半熟玉子にスープに入った九条ネギ?と沈んでいるチャーシューです。

自分的には魚介系よりこっちの方が好みだなぁ。関東でこういう系統のつけ麺を出してるお店はどこなんだろう…。ってか、「天下一品」でつけ麺やってるか今度確認してみよう。雰囲気的には似た系統の一杯を食べられるかもしれないな。

こちらのお店、若いお店の方々の接客も爽やかだし、間違いなくお薦め出来るお店だと思います。ちょうど私が食べ終わる頃に外国人の家族連れが入店してきても、そつなく英語で接客しているあたりはさすが観光地京都といった所ですね。スープ割りの必要も無いバランスのいいつけ汁だったので、そのままズルズルとつけ汁まで完食。

いやぁ旨かったです。自宅からの距離が600キロ程あるのが正直悲しい所ですが、機会を作って是非もう一度頂きたいと思います。ご馳走様でしたっ!

【京都市中京区】 錦市場 ぢんとら 「七味ソフトクリーム」

【京都市中京区】 錦市場 ぢんとら 七味ソフトクリーム  【京都市中京区】 錦市場 ぢんとら ポスター

「藪庵」でちと遅い昼飯を頂いた後はそのまま東へ歩き続けて四条通商店街へ。何だかんだで5キロ近く歩いた事もあって「ドトール」でアイスコーヒーを頂きながらグッタリ…(笑)した後は、錦市場をさらに散歩。道中「豆乳ソフト」のお店には軽い行列が出来ていたんだが、この前「蔵王」の「遠刈田温泉」で食べたばっかりだからなぁ…と行列を通り過ぎると…隣のお店に気になるソフトクリームを発見。行列は全く出来ていないが、俺を引き寄せる「ブラック・ホール」としては最高の吸引力を発揮した!

この吸引力…「ダイソン」もビックリです…(嘘)

そんな訳で「七味ソフトクリーム」を注文。程良く赤く染まってますなぁ(笑)それでは頂きま~す!

うん!やっぱりこの組み合わせは旨いですよねっ!

実を言うと、長い事一緒に仕事をしていた韓国人エンジニアの方が韓国帰省?土産に「唐辛子チョコ」(仲間内での呼び名は「ピリ辛チョコ」)を何度か買ってきて下さいまして、昔何度か頂いた事があります。その時にも感じたんですが、唐辛子とかのきつめな香辛料ってのは何故か甘い物に合うんですよねこれが。う~ん…この味わい…スジャータのラインナップに是非追加して欲しい一品ですな(笑)

そうそう、出会った瞬間のインパクトにやられてお店全体の写真を撮らなかった事が悔やまれる程に、真面目に七味を売っているお店です。興味のある方は下記リンクへ是非どうぞ。ご馳走様でしたっ!

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