P板.comの「ワークサイズパッケージ」に参戦

パターン図

以前仕事で基板の製造をしてもらった事のある「P板.com」で「2層基板・120 X 120mmが4枚7,980円」の「ワークサイズパッケージ」が本日1日限定で復活との事なので、急遽「趣味用基板」のパターン設計を敢行。

パターン設計CADはP板.comが無償で提供している「CADLUS X」を今回も利用したので作業は順調に進むはずだったのだが。。。そもそも俺は基板設計屋では無い&過去に設計した事のある基板は1枚だけ&前回「CADLUS X」を使って設計したのは1年以上前だったりする訳で…

「CADLUS X」の使い方なんて忘れたよ…(涙)

7,980円の激安価格にも関わらず、更なる安値を追求して「相乗り」を募集してしまった手前、今さら「無理かも…」とは言い出せないのが悲しいところ(爆)

ちなみに上の画像の上部分(6cm X 4cm)2枚分が、自分で今回作ろうと思ったPIC18F4550を使ったUSBのFunction側の基板。回路構成的には、これ一枚でICP可能&USB→RS232C変換が出来るくらいで大したこと無いのだが、秋月で売ってる表面実装用24ピン・コネクタセットで上方向に拡張できる構成にしておいたので、省スペースのまま色々な事をするベースになるはず。

手始めに買ったまんまで使っていないMP3デコーダChipでも使って、PCからのMP3データを外部でデコードして音楽が聴けるという「そんなもん作ってどうすんだ?」的「シュールな一品」を制作予定。帯域的には問題ないので「バルク転送」で行く予定。

下(3cm X 2.5cm)の12枚は会社の同僚がプログラムを作り込む手筈になっている「癒し系グッズ用基板」。俺が一切妥協をしない「完全趣味モード」で設計をするとこれだけ小さく設計出来るという、「趣味と仕事のアウトプットの差」を図らずも実証する結果になっていたりする(爆)

久々のパターン設計でまごついた事が多かったので、備忘録的に設計手順をメモメモ。今回は「P板.com」の本来は非常に分かりやすいFlashで出来た動画解説がadobeのチョンボ?で中途半端にしか閲覧出来なかったのが結構痛い。

まずは回路図CAD(これはそんなに難しくない)で簡単な方(相乗り募集した基板)の回路設計をぱぱっとやって、ネットリストを「CADLUS X」に食わせて(他基板ネット入力)パターン設計開始。表面実装部品の実装面(表→裏&裏→表)の移動の仕方が分からずじまいで、移動する必要が発生する度に「削除」→「再配置」をやっていた(確か移動出来た気がするんだが…)。それなりにパターンが繋がったので、手動でベタ面を作成して逆ネット抽出をして、異ネットが無ければ回路図と同じ接続なはず。

それからベタ面をGNDラインと接続する時は「配置DRC」をOFFにしないと接続出来ない。ビアは右上の①を押して7・12・14・16がスルーホール、100番台がただの穴。それから自作パッドを作る時、銅箔面は当然作るだろうがレジストの反転マスクを作るのを忘れやすいので気をつける事。今回もやらかす一歩手前だった。

自分用の基板も同じ手順で別名称のデータとして設計。少々パターン数が多いものの簡単な方で感覚をつかんできているので、それなりの時間で作業完了。

2/23 18:00~の受付時間になったので、P板.comのWebページで見積もり画面に行ってみるとVカットは5本まで(事前のメールでは10本)と表示されたため、念のため確認の電話をすると10本までOKとの事。ついでに面付けサービスの事を聞いてみると、今回のキャンペーンでは行っていないので自分で面付けして欲しいとのお話。そんじゃぁ自分でやりますか…と、今回作った2種類の基板のデータを一枚のデータにまとめようとした時に問題発覚。無償版「CADLUS X」では…

何と!「基板統合」機能が使えない…(滝涙)

げっ…そんじゃぁ2種類(7,980 X 2 = 15,960円)発注するしかない訳?(涙)そんなに枚数要らないんだが…悲嘆に暮れながらどうにかならないか考えていたら…片方の基板の出来上がったパターン図に、もう一方の基板のネットリストをぶち込んで、もう一度パターン設計すれば何とかなりそうな気がしてやってみると…おっ!何とかなりそうじゃん!(パターンをコピペすると部品番号がその分自動で増えるので、後から追加する部品番号の指定がかぶらないように振り直す必要有り)。

当然の事ながら、複雑なパターンの基板データを生かす形で再設計。ま、すでに出来上がってる配置&パターン図を見ながらやるのでこれは簡単ですな。そんでもって回路図の再チェックをして、めでたく「サインオフ(基板の場合は何て言うのかな?)」完了。

今回の一番の反省点としては、今回のキャンペーンでの制限事項を良く確認していなかった&「CADLUS X」の他基板面付け機能の制限に気がつくのが遅くなった事だと思うだろ?それだけじゃ終わらないのが俺の人生の楽しい所。

データをサインオフした後に、幸せな気分で「P板.com」のホームページのNEWS欄をコーヒーをすすりながら見ていると…「CADLUS Xが、Ver.4.35にバージョンアップしました。」等と書いてある。今回俺が使ったバージョンは、前回仕事で使った時にインストールしたVer.4.11だった。まぁ大して変わってないんだろう?と調べてみると…

「自動ベタ生成機能」&「自動配線機能」追加(爆)

…なんでこぅなるのっ!?(C)欽ちゃん

*後で試してみた所、「自動配線機能」はイマイチの性能だったが、「自動ベタ生成機能」は確実に今回役に立ってたはずだなぁ(汗)

【千代田区】 めん徳二代目つじ田 「二代目つけめん」

【千代田区】 めん徳二代目つじ田 二代目つけめん

【千代田区】 めん徳二代目つじ田 店構え

八王子で一杯頂いた後、やっぱ買っておきたくなった電子部品が思い浮かんだ為、もう一度秋葉原に向かうことに。神田から秋葉原へ歩くことは結構あるので、今日は天気もいいのでお茶の水から散歩開始。この界隈もラーメン屋が多そうなので、今の時間でも営業している近所のお店を「超らーめんナビ」で探してみると…「めん徳二代目つじ田」という、聞いたことある気がするお店がHit。ただ…八王子で食べてからあんまり時間が経っていない気がする事だけがちと気になるが(爆)

御茶ノ水駅から古本街の方へ坂を下っていって、今日は靖国通りを万世橋方面へ。すぐにそれと分かる店先の行列。こんな時間でも並んでるのかぁ…大人気だなぁ。店の外に7人ほど並んでましたが、他に知っているお店が有るわけでもないので待つことに。それなりのペースで待っているお客さんが店内に飲み込まれていきまして、15分位で店内へ。店の外の自販機で買っておいた「二代目つけめん」の食券を店員さんに渡してカウンターでしばし待ちます。

5分程して注文の「二代目つけめん」が到着。大甕駅前の「麺や亮」以外でつけ麺食べるのは、六厘舎TOKYOに次いで2軒目か?。何かスープが無いともったいない気がするのか「つけ麺」って頼まないんだよな。ま、はじめて行った店では基本を頂きたいってのもあるのかも。それでは今回は普段と逆に「麺」から頂きま~す。ふむふむ、つけ麺の麺ってのは「もちっと」していて美味しいですよね。「麺や亮」と比較する位しか出来ないんですが、弾力的には「麺や亮」の方が強いかな。だから旨いとか言うことではないんですが。そしてつけ汁につけて頂きますと…おおっ、結構つけ汁自体の粘度はあっさりしてるのに、お魚度しっかりです。麺ともマッチしていて美味しく頂けますな。

具の方は、麺の上に乗っかっているノリにチャーシュー、煮玉子、刻みネギに極太メンマ。どの具も美味しく頂けるんだが、極太メンマのハズレを引くとキャベツの芯みたいに固かったりするのはご愛敬。麺を3分の1ほど頂いたところで、お店のお勧め通り「すだち」をスープに絞って頂くと…おっ、爽やかに味が変わったぞっ!と感動していたら、お店の方が「麺にすだちをおかけ下さ~い」と説明している言葉が耳に入り、張り紙をもう一度読んでみると、確かに「麺に」すだちをかけて下さい…と書いてある。

…スープに絞っちまったよ。。。(爆)

まぁ自分の間抜けさはともかくとして、丸二日+夜の部に渡って繰り広げられた最後の一杯に相応しい一杯となりました。秋葉原の近くということで再度訪問する日も近いと思います。ご馳走様でしたっ!

この手の切符は燃えますです!

今回お世話になったフリー区間付き往復切符です。これだけフリーエリアが広いと存分に活用できますなぁ。またこの切符が手に入る出張に行きたいなぁ(笑)

【八王子市】 弘富 「らーめん」

【八王子市】 弘富 らーめん

【八王子市】 弘富 店構え

*このキツネ?もう少し視線側の空間をあけた方が自然だったかな。お尻側のスペースは無駄かも(写真の話)

町田で大満足な一杯を頂いた後、電車で北上を続けて昨日宿泊したはずの街「八王子」へ到着。ちとお昼時を逃しているので、いわゆる「八王子ラーメン」的な一杯を提供していそうな駅から歩ける範囲のお店を、いつもの「超らーめんナビ」で検索。

何軒か検索に引っかかったんだが、一番場所的に分かりやすそうなこちら「弘富」を選び…

…迷う。(爆)

結局、線路沿いに張り付く覚悟でもう一度歩いたらお店を無事発見。お店の前というか、お店兼住居の階段には5名ほどの待ち行列。お昼時から外れた時間にもかかわらず、待ってる方が結構多いです。そうそう、こういった「並ぶラーメン屋」の客層と言えば、それなりに若い層なのが普通だと思いますが…このお店の場合あきらかに私の母親世代的な方々も目立つのが特徴でしょうか。

店先の階段でしばらく待ちまして、最上階の店先のキツネ?(最初見た瞬間は「カッパ」と思った)に「ガン」をくれていたりしていると、多分、店内に空きが出来たハズ。そんな訳で引き戸を引いて入店しますと…おおっ!ラーメン屋の潔さとして一つの完成型と呼ぶべきL字カウンターだけの世界がっ!(入って右側に3席位の小さな待ち席が有ったりするんだが、こちらは客層を考えればシルバーシートみたいなもんだぁね)

そして、予想外に目の前に広がるメニューの多さに、「う~ん…ラーメンお願いします!」と言ってしまった後で

メニューをまじまじと見る俺がいる(爆)

いやぁ…メニューに並んだラーメンの種類がもの凄く多く見えたんだよ。よくよく見れば、醤油系(らーめん)と辛味噌系(辛味噌らーめん)の2種類にネギ・モヤシ・チャーシューの組み合わせだけだったんではあるんだが(汗)

…少々待ちまして、注文の一杯「らーめん」が到着です。見た瞬間に、いわゆる「東京の中華そば」を思い起こさせる江戸っ子なバランスの一杯です。控えめに沈んでいるチャーシュー2枚にメンマに半熟玉子。表面に浮いた「八王子ラーメンの象徴」タマネギのみじん切りに何か達成感を感じつつスープから頂きますと…

ええっ!?ここまで「魚介系」!?(驚)

「八王子ラーメン」と呼ばれるラーメンの特徴として、単に「タマネギ」が浮いてる事くらいしか事前に知らなかったので、スープをすすって正直びっくり。飲みすすめる過程でようやく「醤油スープ」である事を思い出します。麺は、細麺のやや太め(おいおい…もう少しボキャブラリ無いのか?(爆))ま、理屈はどうでもいいんだが…

旨いっ!

醤油ラーメンを食べるつもりが煮干しラーメンを食べる事になったりしたけれど、味わった一杯に不満はないですな。老若男女に愛される可能性を秘めた一杯として「八王子ラーメン」を受け止めましたっ!バイクで八王子の市内を抜けていく時に、もう一度改めて訪問しますので、その時にまたっ!