昼まで雨がやむのを待っていたが、やみそうにないのでまたしても電車で出掛けることに。昔から気になっていた「ときわ路パス」っていう、1日2000円で茨城県内の電車が私鉄も含めてほとんど乗り放題の切符を使って茨城県の南の方をぐるっと一回りしてみるか。ただまぁ普通の奴ならこういう事やる時は、
朝出発するよね?(爆)
今回は水戸を通って「友部」「取手」「下館」をぐるっと廻る事にして、電車の時間も良く確かめずに駅に行ったら、上手い具合に小山行きの電車に乗り換えられそうなので「反時計回り」にまわる事に決定。昔仕事の関係で良く乗っていた「水戸線」に乗りながら、次の乗換駅の「下館」で昼飯を食べる下調べを。ブックオフで手に入れた「茨城のうまいラーメン2」によると「たじま屋」と「香月」の2店があるらしい。どっちも魅力的なんだが「たじま屋」のばかでかいチャーシュー、今回はパス。今日の夜は、南守谷で登山するので。
下館の駅に降り立って畑の中の一本道をひたすら南の方へ歩きますと…「香月」を発見。店の前の駐車場はほぼ満車状態で人気店のご様子。小さめのファミレスみたいな雰囲気を感じるお店に入りますとほぼ満席状態で、入り口のカウンター席が運良く空いていたのでこちらに着席。夜の事を考えるとあんまり食べない方がいいんでは?という訳の分からない思考回路が生み出した注文は「塩チャーシューメン」。
思いっきり厨房が見える席だったので見物していると、小山の「一品香」と雰囲気がよく似てる気が。麺を茹でる「でっかい中華鍋」や「でっかい餃子」や、麺を茹でる時の差し水とか。まぁ場所的にも近いから、ここいら辺のラーメン屋のスタイルなのかなぁ?等と考えたりしていたら「塩チャーシューメン」が到着。それではスープから頂きま~す。う~ん、ダシの良く利いたこの味はやっぱり「一品香」を彷彿とさせます。濃厚とは対極の存在なので、家族連れでも苦手な人はあんまりいないかも。麺は佐野ラーメン的な幅広縮れ麺。ただ、今まで食べた事のある佐野ラーメンの麺と比較すると、弾力が結構強めでぷりっぷりの食感。具の方はと言いますと、メンマにチャーシュー3枚、コーンと刻みネギにかいわれ大根。この中で他店とはちょっと毛色が違うのがチャーシューの味。このお店のチャーシューなんですが、噛み応えはチャーシューなんだけど味が若干「ハム?」的な味わいを感じます。塩味利かせてるのかな?駄目な味なんじゃなくて、ちょっと変わってるなぁと思いましたな。
落ち着いたスープと食感のいい麺にチャーシューが揃っているわけで、もちろん美味しく頂きました。ご馳走様でしたっ!
*家に帰ってラーメン本やらネット情報をちゃんと見たら、こちらのお店のマスター、「一品香」で修行された方だそうです。それで色々と似てた訳ですね。納得です。