*このキツネ?もう少し視線側の空間をあけた方が自然だったかな。お尻側のスペースは無駄かも(写真の話)
町田で大満足な一杯を頂いた後、電車で北上を続けて昨日宿泊したはずの街「八王子」へ到着。ちとお昼時を逃しているので、いわゆる「八王子ラーメン」的な一杯を提供していそうな駅から歩ける範囲のお店を、いつもの「超らーめんナビ」で検索。
何軒か検索に引っかかったんだが、一番場所的に分かりやすそうなこちら「弘富」を選び…
…迷う。(爆)
結局、線路沿いに張り付く覚悟でもう一度歩いたらお店を無事発見。お店の前というか、お店兼住居の階段には5名ほどの待ち行列。お昼時から外れた時間にもかかわらず、待ってる方が結構多いです。そうそう、こういった「並ぶラーメン屋」の客層と言えば、それなりに若い層なのが普通だと思いますが…このお店の場合あきらかに私の母親世代的な方々も目立つのが特徴でしょうか。
店先の階段でしばらく待ちまして、最上階の店先のキツネ?(最初見た瞬間は「カッパ」と思った)に「ガン」をくれていたりしていると、多分、店内に空きが出来たハズ。そんな訳で引き戸を引いて入店しますと…おおっ!ラーメン屋の潔さとして一つの完成型と呼ぶべきL字カウンターだけの世界がっ!(入って右側に3席位の小さな待ち席が有ったりするんだが、こちらは客層を考えればシルバーシートみたいなもんだぁね)
そして、予想外に目の前に広がるメニューの多さに、「う~ん…ラーメンお願いします!」と言ってしまった後で
メニューをまじまじと見る俺がいる(爆)
いやぁ…メニューに並んだラーメンの種類がもの凄く多く見えたんだよ。よくよく見れば、醤油系(らーめん)と辛味噌系(辛味噌らーめん)の2種類にネギ・モヤシ・チャーシューの組み合わせだけだったんではあるんだが(汗)
…少々待ちまして、注文の一杯「らーめん」が到着です。見た瞬間に、いわゆる「東京の中華そば」を思い起こさせる江戸っ子なバランスの一杯です。控えめに沈んでいるチャーシュー2枚にメンマに半熟玉子。表面に浮いた「八王子ラーメンの象徴」タマネギのみじん切りに何か達成感を感じつつスープから頂きますと…
ええっ!?ここまで「魚介系」!?(驚)
「八王子ラーメン」と呼ばれるラーメンの特徴として、単に「タマネギ」が浮いてる事くらいしか事前に知らなかったので、スープをすすって正直びっくり。飲みすすめる過程でようやく「醤油スープ」である事を思い出します。麺は、細麺のやや太め(おいおい…もう少しボキャブラリ無いのか?(爆))ま、理屈はどうでもいいんだが…
旨いっ!
醤油ラーメンを食べるつもりが煮干しラーメンを食べる事になったりしたけれど、味わった一杯に不満はないですな。老若男女に愛される可能性を秘めた一杯として「八王子ラーメン」を受け止めましたっ!バイクで八王子の市内を抜けていく時に、もう一度改めて訪問しますので、その時にまたっ!