崎川浜キャンプ場らしき場所(猪苗代湖湖畔)にて迎えた朝。昨日の夜は寒冷前線が上空を通過するのと同時に凄まじい突風が吹き荒れて、ペグを打たない手抜き設営だった事もあり正直「終わった…」と思ったが…
…何とかテントは飛ばされずに済んだのであった…やれやれだよ冗談抜きに…(汗)
昨夜の雨で濡れていたフライシートとテント本体を乾かしつつ出撃。猪苗代湖は天気が良かったのであんまり考えずに会津若松市街方面へ向かったところ…黒い雲と大粒の雨が降ってきた。コンビニでコーヒーを飲みながら天気予報を確認してみると、どうやら新潟県境付近で大雨の模様。
何となく新潟方面へ行こうと思っていたが予定変更。東か南に逃げた方が幸せそうだなこりゃ。そんな訳でカッパは着ないでそのまま南東へ…
猪苗代湖の南東に位置する天栄村まで来ると素晴らしいお天気に。どうやら向こうに見える雲の下が大雨らしいなこりゃ。それにしても実りの秋間近の光景だぁ…(喜)
まだ結構早い時間帯だったので南会津方面(西の方角)に足を伸ばそうとしたら頭上に真っ黒な雨雲がお出迎え。…という事でやっぱりUターンして天気の良さそうな白河方面へ。
快適な県道を走っていたら、バックミラーに何やらレインボー。思わずバイクを停めて振り返ったら…何と山肌に虹が掛かっているではないですかっ!いや~俺って普段から結構バックミラー見てるから気が付いたんだよ。だってさぁ…
白いVFRが後ろに張り付いてたらヤバいだろっ!(爆)
この後は白河へ抜けた訳だが、結構天気がいいので那須岳へ。久々にロープウェイにでも乗ろうかと思ったんだが乗り場の前の駐車場から大渋滞。登山口の駐車場も満杯状態だったので、結局バイクで上まで登って降りてきただけ(笑)
まぁ天気が良かったのでいいんではなかろうか。気分良かったしね(笑)
那須の有名処である殺生石もいい雰囲気。ここって青空が似合うと思うんだよな。
クソ暑かったから先まで行かなかったんだけど…(老)
この後は途中どこかで温泉でも…と思いつつ下界へ向かったんだが…
今まで何度も通りがかる度に気になりつつも一度も来た事の無かった私設博物館「那須戦争博物館」へ。以前タモリ倶楽部で面白可笑しく紹介されていたってのもあるが、「ガルパン」「艦これ」「シリア情勢」と、ここに入ってみたくなる条件のようなものが俺の中で揃ったってのがやはり大きい。
何分私設博物館なので、世界で唯一残っているらしい一式陸上攻撃機のエンジンが雨ざらしだったり、架空の自作品である「90年式戦車」なるものが展示してあったりと訳の分からない一面もあったりするが…
写りが悪くて申し訳ないが、褒章の煙草とかの展示(右は当時の市販の煙草)には色々考えさせられるものがあった。命の重さと煙草の重さがある意味等しかった時代ってのはそんなに昔の話じゃ無い。そう考えると…俺の生きている今のこの世界は、本当に進歩した世界だと言えるのかどうか…少し不安になってくる。
お後は久々の訪問となる「那須PSガレージ」へ「昼飯」兼「展示車見学」に。ちなみに「熟・牛筋カレーセット」を頂いたのでありました。
こう言ってしまっては語弊があるかもしれないが…とにかく映画で使われた車両(レプリカだとしても最高の出来映え)がずらっと並んだ館内への入場料がお食事代ってな感じの施設でして、写真のタイムマシン「デロリアン」やら「バットモービル」やら「ボンドカー」がズラリと並んでます。
懐かしの米国TVドラマ?「Knight Rider」に出てくるマイケルが乗る「K.I.T.T.」の運転席もご覧の通り。どこか古臭いけど、やっぱり未来的だよな。
そう言えばマイケルがキットに運転させて「パックマン」に興じるシーンが懐かしい(笑)
こちらは正真正銘本物の「HONDA CX650 TURBO」。ま、久々にこいつを見に来たってのが本音だったりするんだけれども(笑)1982年に発売されたこのバイク、名前から分かるように何とターボチャージャー付き。当時のバイク用650ccエンジンでは普通に考えて有り得ないピークパワー100馬力を発生…
何だか徳大寺有恒の解説風味だな(笑)
そして時代は移り1992年に発売されたCB750F2はピークで75馬力。2012年に発売されたNC700Xに至ってはピークで50馬力と言うんだから世の中面白い。
しっかしバイクのターボ車って、正直怖いけど一度乗ってみたいなぁ…
そんなこんなで那須PSガレージでのんびりと過ごしていたら雨雲に追いつかれまして、途中大雨に降られたりしつつも無事帰宅。のんびりするのも悪くないなぁ…なんて感じた週末だったのでありました。
こちらは今回のGPSログ。
家に帰り着いてしばらくしたら、大雨と落雷の凄まじい天候に。いや~今回は早めに逃げて助かったよ。