実を言うとポンプ設置のワークショップへの参加を決めた当初、今日の予定は何も無かったのである。旅先ではあるが散髪でもすっかなぁ…?なんて思っていたりもしたんだが…数日前に「野辺山天文台の特別公開」が同日行われる事を知った関係で事態が急変!
要するに12時にポンプ設置イベントを後にして、野辺山に行けば良いだけの話ではある。ところで…長野市と野辺山ってのは遠いの?近いの?(地図を眺めて…)
ほぉぉ…余裕だろ、こんな距離(笑)
んな訳で、高速道路と一般道を乗り継いで野辺山天文台へやって来た。天文台ってのは普段から大概公開されてはいる(電波天文台はともかくとして、光学式の天文台は昼間太陽以外を観測出来ないしね…)のだが、もちろん特別公開の日はサービス具合が段違い。それからPLフィルターの効き具合が最高だ。この時期の夏空写真、まずはやっぱPLフィルターありきだね。コントラストが段違いだ。
こちらは野辺山天文台が世界に誇る45mミリ波電波望遠鏡。うっひょ~!でかいぜっ!
そしてここだけの話…何だか俺は泣きそうになったよ。遠くを眺めるのは俺も好きだしね。
こちらはちょっとフライングして、見学後に振り返った45m電波望遠鏡。明らかに巨大なパラボラアンテナの向きが変わってますな。何故なら…
もちろん俺も触りましたよ!(笑)
こちらは「電波へリオグラフ」という、沢山の電波望遠鏡を同一平面に沢山(こちらはちなみに84台)並べる事により、直径500mの電波望遠鏡に相当する解像力を得ている施設。
ここ野辺山天文台において、ぱっと見一番地味な存在ではあるんだけれども、チリに建設中のアルマ望遠鏡も同じ手法で高解像度を狙っています。一つ一つの電波望遠鏡の大きさ的にはもちろん比較にならないけれど、今一番熱い電波天文学がこのアプローチなのは確かなんだよね。
こちらは何と日本の電波望遠鏡1号機。現役時代には三鷹に設置されていて、観測周波数帯は200MHz。色んな意味で隔絶の感があるよな。
この後は手作りアイスクリームやら高速のSAで「信州地鶏の親子丼」を頂いたりなんかしまして…
毎度毎度の亀の湯でお風呂を頂いて、これまたお馴染みだけれども泊まるのは結構久しぶりな気がする「1166バックパッカーズ」のラウンジでのんびり酒でも飲もうかと思っていたら、何やら俺達は酒を飲みに皆で出掛ける事になっているらしいので流れのまんま飲みに出掛けまして…
オランダから来たオリバーさんに納豆を薦めてみるの図がこちら(笑)
世界に広げよう「ナットウキナーゼの輪!」なんてどうでも良い事を考えたりしながら、夜は更けていったのでありました。
こちらは今日のGPSログ。何となく無くても良いような気もするが、こういう狭い範囲を行き来するのは結構珍しいので載せておいた方がいいのかも。縮尺がデカイと地名が良く分かるよ(笑)