結構のんびりした朝を過ごして、小雨交じりの中つくばエキスポセンターにやって来た。プラネタリウムが丁度いい時間に始まるので観ることにして、館内を歩いていると…
何と「コスモ星丸」がっ!超懐かしいぞっ!
つくば万博(’85)のキャラクター。ボタンを押すと喋るんだっけか?それにしても時代を感じるなぁ…(懐)
プラネタリウムの上演開始待ちをする場所に、当時パビリオンでエレクトーンを自動演奏していたロボットもいた。
駆動用のモーターやら何やらが充分に小型化されていない時代という事もあり、もの凄くメカメカしい&配線が凄いロボットです。でも関節の動き的には十分な自由度がありそうな感じだね。それにしても技術ってのはある日突然一気に進んだわけじゃ無いって事が、こういう昔のロボットを見ると良く分かるなぁ。当時の人々(もちろん俺も)は、このロボットが演奏する姿に釘付けだったんだぜ。
この後はプラネタリウムで星空見学。「メガスター(超高解像度のプラネタリウム投影装置)」が導入された施設ってのは何故か純粋な星空の解説をしなくなった印象があるので、今回の赤いマーカーを使って星座の解説をする昔ながらのスタイルに好感を持ちました。久々にプラネタリウムの星空を見たってな気分に浸れたよ。
プラネタリウムを楽しんだ後は、屋外展示場へ。何と実際に打ち上げられた「H-ⅡAロケット2号機のフェアリング」を回収したものを展示してあるのであった。それから上野の国立科学博物館の「空と宇宙展」でも展示されていた、はやぶさのビーコン受信用アンテナもこちらに展示してあった。ただ、機材的にはアマチュア無線の機材そのものなんで…あんまり目新しさはないけれどもね。
そして再び館内へ。基本的に子供が楽しめる展示が多いんだが、つくばに「たつまき発生装置」ってのはおじさん的にはちと微妙…(汗)
気を取り直してつくばエキスポセンターの館内の様子などを。基本的に子供の目線で楽しめるような展示になってまして、家族連れやら団体旅行の子供たちで館内は大賑わい。写真はプラズマボールに興味津々な子供たち。こういうのは素直に「おぉ~っ!」てなるよね。
こちらはおじさん無限増殖の部屋。実際にこんなに俺がいたら…俺は「俺」やめるわな(笑)
こちらはロボットとH-Ⅱロケットのカットモデル。いやぁ…どんな分野でもやっぱカットモデルはいい。分かるよね?ね?
だって俺…「カットモデルフェチ」だし…(爆)
NASAの宇宙服を見たりなんかして、つくばエキスポセンター見物は終了。昨日の産総研の一般公開でも感じたが、やっぱりつくばってのは科学技術の街だよな。それと…とにかく色々な物が子供目線を考えて作り込まれているのが印象的。こりゃ子供を連れてくるのにいい場所だと思ったよ。
この後は「FPGAカフェ」に行こうと思ったんだが…適当に散歩していたら水戸へ戻るバスの時間が近づいてしまったので又の機会という事で。そう言えばこのブログを書いていた時に「FPGAカフェ」のマスター?から本を書きましたという呟きが。このブログで宣伝になるかは不明ですが…勝手に応援を。7月31日に秀和システムから発売だそうです。もちろん買いますよ(喜)
本はこちら「FPGA入門」です。
こんな感じにつくばを楽しんで、15:10分の水戸行きのバスにて水戸へ。もう1時間遅いと嬉しいんだがなぁ…。ちと微妙な時間に水戸に着くので、映画のスケ-ジュールをバスの中で確認してみると…おっ!この前TVでやっていたアニメ映画「サマーウォーズ」の細田守監督の「おおかみこどもの雨と雪」を観て帰ると丁度いいではあ~りませんかっ!
~ そんな訳で「おおかみこどもの雨と雪」鑑賞中 ~
封切り直後の映画なので話の筋については口チャックですが、「サマーウォーズ」とは全く違った物語の展開っぷりに大満足。
確かに…何かを選ぶという事は…何かを…(いっ…言わせないよっ!)
バイクに乗らず…キャンプもせずに夜は民宿で平和に過ごし…久々にインドアな週末となった訳だが、こういう週末も俺は好きだな。小さな世界から飛び出したくって広い世界を求めて走り回ってばかりいると、結局その大きそうでいて実は小さな世界だけしか見ていないってな事になったりもする。やっぱり自分の知らない新しい世界は素敵だ。
ま、俺みたいな奴がこんな事言える気分になれる訳だしね…(笑)