【日立市】 麺や亮 「新味&味玉」

【日立市】 麺や亮 「新味+味玉」【日立市】 麺や亮 店構え

日立シビックセンターで「はやぶさ」の帰還カプセルを見た後は、震災後「大盛軒」として営業していて先日復活した大甕駅前の「麺や亮」へ。

「大盛軒」の時の間取り?を流用しているので以前と全く同じ店内という訳ではありませんが、メニューは見覚えのある懐かしい物。いやぁ…何だかんだで10ヶ月ぶりだぁね。

記念すべき復活1杯目は何にしようかと思ったが、ここは定番の新味&味玉で。細麺なので大して待つ事もなく到着です。

いやぁ…待ってましたよこの瞬間を!それではスープから頂きま~す。

いやぁ…これだよこれっ。復活してくれて嬉しいよっ!

スープは懐かしの…では説明にならないので「トンコツ&何かのスープ」。これじゃ、どのみち説明になっていないか(汗)トンコツとは言うものの強烈な印象を与えるタイプでは無く、いわゆるライトトンコツとか呼ばれる系統といった感じですね。でも結構クリーミーでもあります。

具も構成的には以前と変わりなく、刻みネギ・キクラゲ・モヤシ・チャーシュー2枚に味玉。そうそう、新味なのでマー油入りです。何となくキクラゲが減ったような気もしますが、まぁ細かい事は気にしない気にしない。麺は細麺ストレートで、小麦粉が旨い系の麺です。とにかく全体のバランスがいいので、間髪入れずにズルズルと食べてしまいます。大盛軒時代の麺の量が体に染みついてしまった方には替え玉必須でしょうな(笑)もちろんスープも含めて完食です。ご近所の名店復活、実に嬉しい。そんな訳で…

おかえり…「はやぶさ」…じゃなくって…おかえり「麺や亮」!(喜)

探査機はやぶさ帰還カプセル&日立駅周辺散歩など

【茨城県日立市】 SEA BIRDS CAFE 店内

日立シビックセンターのマーブルホールで開催された「探査機はやぶさ帰還カプセル展示」を見学に、日立駅で鹿嶋からやって来た母を連れて行ってきた。

最初にはやぶさ関連の話題をもってきたい所ではあるが、以前見た上野の国立科学博物館で開催された時同様、写真撮影禁止だったので話の組み立てやすさの関係で日立駅周辺を散歩した時の話を先に。

冒頭の写真は駅舎本体の改築が終わった日立駅構内に出来た「SEA BIRDS CAFE」。日立駅は海のすぐそばの高台にある事もあって、海とその上を駆け抜ける国道6号バイパスが良く見える。

【茨城県日立市】 SEA・BIRDS・CAFE 店内からの眺め茨城県北部でコーヒーというと「サザコーヒー」でして海を眺めながら頂きました。冬場は全面ガラス張りの温室みたいな空間なので、日差しがポカポカと気持ちよかったです。

【茨城県日立市】 SEA・BIRDS・CAFE 店内の様子

店内全体の雰囲気はこんな感じ。まったくもって個人的には不似合いなお洒落空間が日立駅構内に出現していました。

「日立シビックセンター前広場」 (G1 M.ZUIKO DIGITAL 14-42mm F3.5-5.6)日立駅駅舎の工事と同時進行で行われていた駅前の再開発もおおよそ完了してまして、日立シビックセンター前の広場も、何やら古代ローマを思わせる空間になっていたりします。

「日立シビックセンター」 (G1 M.ZUIKO DIGITAL 14-42mm F3.5-5.6)こちらは地元の方にはお馴染みの、図書館と科学館とプラネタリウムが合体した複合施設「日立シビックセンター」。駅前の再開発が終わって、周囲との景観的にかなりしっくりきたように思う。日立市に引っ越してきて初めてこの施設を見た時は、正直言って「何じゃこりゃ?」的な印象だったからなぁ。要するに周囲から浮いている空間だったんだよね(汗)

「探査機はやぶさ 帰還カプセル展示会場」 (G1 M.ZUIKO DIGITAL 14-42mm F3.5-5.6)

で、こちらがようやく今回「探査機はやぶさ帰還カプセル展示」が行われている会場入り口。「マーブルホール」という地下施設での展示だった為、間違えて日立シビックセンターに吸い込まれてしまう方多数。もちろん母を連れた案内役の俺も間違えそうになりました。

で、ここからは写真撮影禁止区間なので言葉だけの説明で。

帰還カプセルの展示以外は、パネルを使ったはやぶさプロジェクトの解説がメイン。各種展示会に行った事のある方なら分かると思うがパネルの展示って素通りされてしまう事が多いんだが、今回に関しては興味を持っている方々がやって来ている事もあり皆さん真剣な眼差しでパネル展示を見つめていたのが印象的。

帰還カプセルの展示エリアでは解説の方が解説をしてくれています。母は黒こげの「背面ヒートシールド」を眺めながら「ホントに帰ってきたのねぇ…」と感心しきりの御様子。「インスツルメントモジュール」の上部も黒くなっていたので「真っ黒なのねぇ。」と言われたが…「実はあの部分はレプリカなんだよ」などという無粋な解説はもちろん無しです(笑)「パラシュート」を見た時は、「大きいけど結構軽そうなのねぇ」とのお言葉が。

当然です。NASA…じゃなくってJAXA開発ですからっ!

国立科学博物館では無かった「帰還カプセルのカットモデル」を堪能して実物見学は終了。

これは個人的な仕事がらみの印象なんだが「搭載電子機器部」に載っている電子部品は皆、俗に言う「宇宙グレード」品なんだろうな。実は電子部品には色々とグレードがあって、民生用とか産業用とか宇宙用とかでグレードが違います。物自体が違う事ももちろんありますが、検査項目とかがグレードによって異なります。もちろん全ての製品を最も厳しい条件で検査するのが理想ではあるが、経済合理性の観点からそうもいかないのがこの世界。買ったけど使ってみたら動かなかったから交換…てのは残念ながら電化製品では時折聞く話ではあるが、打ち上げた探査機の部品が不良品だったから交換…てな訳にはいかないので、手間暇掛けた部品で組み上げられてます。

帰還カプセルの見学の後は、これまたパネル展示の「はやぶさ君の冒険日誌」コーナーへ。

前半のパネル展示が今回のはやぶさのミッションを総括した内容であったのに対して、このパネルの展示内容は打ち上げ時から帰還までの間ずっと更新されてきたブログ(しかも内容は子供向けに分かりやすく書いてある)のような存在でして、非常に分かりやすかったと母にも好評でした。

あんまり触れられる事は無いんだけれども…ミネルバが宇宙空間に消えたという一報を聞いた時は、我々の名前を載せたターゲットマーカーも同じ運命を辿るんでは?なんて落胆したもんだよ。

「日立シビックセンター 天球劇場外観」 (G1 M.ZUIKO DIGITAL 14-42mm F3.5-5.6)はやぶさの帰還カプセル見学を終えて母と昼ご飯を食べたり、いつもの激安散髪屋で散髪したりなんかしまして…天空劇場でCG映画「HAYABUSA -BACK TO THE EARTH」を見たりなんかして帰宅。それにしても写真のモアレが酷いな…(汗)

今回初めて日立シビックセンターで天空劇場(プラネタリウム)でCG映画を見たんだが…これは凄い!満員御礼の館内では、終盤すすり泣きの声も聞こえました。俺は…

いやぁ…それにしても…

おかえり、はやぶさ。おかえりMUSES-C!