2011夏 東北の旅 『前日移動と仏ヶ浦・大間崎テントサイトで一泊』編

待ちに待った夏休み。定時のチャイムと同時に帰宅&バイクに荷物を積んで即出発したかった所ではあるが、何故か夕方から緊急打合せの開催が決定され…あんまり早くない気がする20時ちょい前に常磐道を使って北上開始。今度こそ岩手県の健康ランド「マース北上」のお泊まりパック(夜食&朝食付きで2600円)を試してみたかったんだが…さすがに時間的に無理そうな予感(涙)

ぼちぼちお盆休みが始まっていることもあり、常磐道はやや交通量多め。とは言えトップシーズンのように渋滞するまでには至ってませんで、法定速度に程良い+αを加えたスピードで進んでいきます。

いわきJCTから磐越自動車道方面に進みまして、これまた法定速度+20キロ+αで進んでいきます。まわりの車がハイペースだったので郷に入っては郷に従ったまでの事だが、最近覆面パトカーが減って平和になった気がするのは気のせいかな?

郡山JCTから東北道に乗ってからは建築資材満載の大型トラック多数に帰省の乗用車がごちゃ混ぜの、かなり交通量が多い状態ではあったが、何とか渋滞までには至らずに流れている。

仙台を過ぎた辺りから交通量が減り始め、さらに50キロほど北上したSAでガソリン給油&遅めの晩飯。

宮城県内という事で「タン塩丼」を頂きました。それにしても喫茶コーナーでお茶を飲んだりして休憩している家族連れの多さを見ると、お盆休みなんだなぁって実感が湧いてくるね。

この後は先週来たばかりの平泉エリアを駆け抜けまして、長者原SAから70キロ先の北上江釣子ICで高速とおさらば。高速料金6,400円は…罹災証明書の提示により無料です。そう言えばこの高速無料制度、現時点では国が料金を補填している訳ではなく緊急車両扱いで走らせているだけらしく、JH的には単に「取りっぱぐれている」だけな状態らしい。制度を使っておいて言うのも何だが…やっぱり何かがおかしい気がする。

日付変わって午前0時50分、毎度の事ながら「快活クラブ 北上店」へPIT IN。すぐそばに健康ランド「マース北上」もあるんだが深夜は風呂に入れないので、あんまり行く意味が無いんだよな(汗)

ソフトクリームを食べたりしながらお休みなさ~い。

~翌日 (8/11)~

朝6時30頃起床。外の様子を見てみると…どんより曇ってはいるものの、幸い雨ではないみたい。

そう言えば、それなりの日数を走る時に必ず決めている「テーマソング」をまだ今回決めていなかったので急遽検討。そうだなぁ…今回海岸線をトレースするつもり&阪神淡路大震災の翌年、原チャリで四国へ行った時のテーマソングに再登場頂くことにするかな。今回の旅のテーマソングは、ゴダイゴの「ポートピア」に決定しました。
神戸が大変だったあの当時、そう言えば俺も結構大変な目にあったなぁ。淡路島の南端から出ているフェリーに乗ろうと淡路島の先っぽまでやってきたら、何と震災の影響でフェリーが廃止に。四国まで頭上を通っている高速道路を原チャリで走る訳にもいかず…原チャリごとヒッチハイクする訳にもいかず、結局本州まで引き返して改めて四国行きのフェリーに乗ったんだった。あの時通った継ぎ接ぎだらけでガタガタな国道2号線と、未だ震災の傷跡が生々しく残っている神戸の街並み。そんな中、住宅展示場の薄ら寒いまでに整った、一時的とは言え文字通り「作られた」街並みが奇妙に感じられたことを思い出す。
それでも今では、神戸は魅力的な街へと見事に復活した。そんな願いを込めての「ポートピア」なのだ。
ちなみに今までのテーマソングの中で最高に気分が上向きになった曲は、北海道ツーリングの時に採用した横浜銀蝿の「羯徒毘路薫狼琉(かっとびロックンロール)」だな。

真夏の夜にバリバリ かんばんなびかせバリバリ♪(C)Johnny

そんなこんなで無料のモーニングセットを食べ、無料のコーヒーを飲んだりして出発。北上江釣子ICから再び東北道で北上開始。取りあえず青森まで高速で突っ走って、下北半島を時計回りにぐるっとまわって大間崎へ行くのが今日の予定。

朝の東北道は結構順調に流れていまして、盛岡を過ぎ…十和田を過ぎ(いつもだとここから十和田湖&奥入瀬渓流を走って、途中酸ヶ湯でヒバ千人風呂に浸かって青森入りするのが個人的な定番ルート)弘前を過ぎ、青森東で高速を降りたのが朝の9時過ぎ。

すでにガソリンがリザーブ側になっているのでガソリンを入れたいところだが、何故かガソリンスタンドに巡り会わぬまま、陸奥湾にちょこっと飛び出した夏泊半島へ突入。青森県入りしてからは夏空が広がっていまして、気分がハイテンションになったあたりで右手のアクセルワークにエンジンが反応しなくなり…止まる。

ガーン…ガス欠だよ(涙)

ま、ガソリン携行缶に500cc入ってるから、少なくともあと10キロは走れるはず。国道4号まで出れば…ツーリングマップルにはガソリンスタンドのマークが有るから多分大丈夫でしょう。

こんな感じに、ガソリン不足を知っていながら夏泊半島を一周しまして、国道4号で無事にガソリンスタンドへPIT IN。ま、たまにならいいけど日常的にこういう事をやっていると、マジでガス欠になって泣くことになると思うので自重せねばなるまい…(汗)

ガソリンを入れた後は、陸奥湾を左手にトレース再開。ホタテの養殖が盛んな地域なので、ホタテの貝殻が山のように積まれている場所があったりします。この貝殻を使って(混ぜて?)チョークを作っているという話を聞いたことがあるんだが、あの山全部使ったら物凄い量のチョークが出来上がるんではなかろうか。

国道279号、別名「はまなすベイライン大湊線」に入ってからは、いよいよ下北半島を北上開始。ここいら辺りまでやってくると、対向車線を走ってくるバイクのお仲間やチャリダーと「ピースサイン」の交換が始まります(喜)やっぱりこの「特に何にもない所」でお互い出くわすと、挨拶の一つもしたくなるから不思議だぁね。

   

休憩がてら立ち寄った「道の駅 よこはま」。あの大都市横浜と同じ漢字の横浜町にある。お昼時だったので、食堂で「ほたて塩らーめん」を頂きました。
スープは結構あっさりな塩加減で好みなお味。麺は中太ストレートで、上に載っている具はといいますと、磯のり・メンマ・刻みネギ・もやしにキャベツ。そして肉厚で直径も大きなほたてが丸々3個。さすがはほたての産地と言うこともあって、かなりお得感がありますね。

右は「菜花ソフトクリーム」。ここ横浜町は菜の花の栽培が盛んな土地柄だそうでして、このソフトクリームには菜の花の新芽や菜の花蜂蜜を使ったりしているそうな。色が鮮やかな黄色とかではないあたりが、かえって本物っぽさを感じます(笑)開発段階で「黄色い方が受けがいいんじゃないのか?」とか言う意見が有ったであろう事は想像に難くないな。

むつ市では、別名「まさかり半島」とも呼ばれる下北半島の刃の部分目がけて南西方向へ伸びる国道338号へ乗り換えます。右側に緑を伴った斜面が広がり左手には海と、どことなく宗谷岬に向かう道程を思わせる快適な道を進んで行き、津軽海峡方面への北へと進路を変えると同時に深い山の中を抜けていく道となります。目まぐるしく風景が変わっていくので、走ってて楽しい道だなこりゃ。
そりゃそうと、こういう場所を走っている時だけはボロバイクに壊れてほしくないですなぁ。こんな場所で動けなくなったりしたら…森のクマさんと出会ってしまう事必死なので(汗)

津軽海峡側へ抜けた所で「仏ヶ浦」に到着。駐車場にバイクを駐めて、坂道&階段を織り交ぜた下りを10分ほど下っていくと、奇岩がそびえ立つ湾に降り立つ事が出来ます。海の水がコバルトブルーで美しい中、白く輝く巨大な岩がそびえ立つ光景が広がっていて、ここは一見の価値ありです。ただし、一方的に下ってきた道程を帰りはひたすら登る事(標高差100メートル)になりますので、足腰の弱い方には無理があるかもしれません。仏ヶ浦の北に位置する佐井港から遊覧船が出ているようで、こちらなら無理なく見物出来ると思います。詳しくは公式HP「佐井定期観光株式会社」をご覧下さいませませ。

仏ヶ浦の坂道&階段をゼェゼェいいながら登り切った後は、前のファスナー全開状態のままのジャケットをなびかせて大間崎へ向かいます。今回の東北ツーリング、フルメッシュのジャケット着てこようかどうしようか迷ったんだが…着てくるべきだった気がしている…(汗)

40キロ程のシーサイドロードを堪能し、本州最北端の大間崎へ到着。それにしてもここへ来たのは何回目なんだろうか。何となく見慣れた光景だから…少なくとも5~6回くらいは来てるんだろうなぁ。

ま、何はともあれ明るいうちに、大間崎テントサイトにテントの設営を。

かなり強めの風が吹き荒れている為、張り綱も含めてガッチリ打ち込みました。ここで手を抜いて、夜中寝てる間に緩み始めたら最悪だからね。ネタ的には最高だけれども(笑)そうそう、沢山の方々が利用するキャンプ場で芝が植えられたりしているのでもっと軟らかいのかと思ったら、結構固めの地面だった。カナヅチ持っていないとペグ打ち込むのに苦労するかも。

それはそうと、何でテントの写真を撮り忘れているんだろう。やむを得ずツイッターへの投稿写真でお茶を濁します(涙)

テントの設営が終わったので晩飯&風呂&酒の買い出しへGo!。ちと時間的には早すぎるんだが、まずは大間崎の「かもめ食堂」でプレ晩飯を。

   

大間と言えばマグロなので、もちろんこちらのお店も「マグロ丼」が有名だったりするが、同じくらい有名なのが「大間崎丼」。甘辛く煮たイカとホタテがドンブリに豪快に載っているビジュアル的にこちらを注文。

注文後、しばらくすると人なつっこそうなお店のおじさんの笑顔と同時に「大間崎丼」が到着です。見た目はかなり大雑把ですが、お味の方はそんな事はなく、味付けが濃すぎる事も無く美味しく頂けます。チャリダーは当然として、何故かバイク野郎も腹を空かせている奴が多いので、この路線は受けがいいんだろうなぁ(笑)

もちろん完食です。ご馳走様でしたっ!次回はマグロ丼を頂きますかね。(店のおじさん曰く「旨いマグロ丼を食べたかったら、秋~冬にまた来てくれ。」との事でした。)

腹は膨れたので、お次は温泉へ。近くに大間温泉という名前そのまんまの場所があるらしいので行ってみる事に。大間崎からも、小さいながら曲がり角に案内板がありまして、迷うことなく辿り着けました。

温泉というよりは大きめの銭湯のような風情ですが、ちょっと塩辛いお湯はまさに温泉そのもの。今日一日の汗をきれいさっぱり流しましてと…いいお湯を有り難うございました。そういえばこういう立地だとありがちな話ですが…「本州最北端の温泉」になりますので、端っこマニアの方も是非!

最初はコンビニでビールでも買ってキャンプ場に戻ろうと思っていたら、大間温泉のすぐそばにスーパーがあることに気がつきまして、酒とつまみを無事購入。

酒樽を摸したお酒を思わず買ってみたりなんかして、本日の宴会開始。

それでは…大震災のクソったれに乾杯!

徐々に暗くなってきたキャンプ場内であるが、ある程度暗くなったところで微妙に明るいままの夜空になってしまった。満月間近の南側の月明かりが明るいのはともかく、何で北の空まで明るいのかが気になって本州最北端の碑のところまで散歩してみて原因が判明。ここから対岸の北海道までは、直線距離だとたったの18キロ。空が明るいと言うよりは、はっきりと灯り自体が見えているではないかっ!ありゃ函館だろうな。しかしまぁ、ここまで空が明るいと、ペルセウス座流星群なんて見えそうも無いな。来年に期待というところか。

北海道に行かせてくれってお願いしたかったんだけどなぁ…

こちらは昨夜~本日のGPSログ。昔っから感じてるんだけど、なんでスタート地点に旗が立っているんだろう。逆の方がイメージに合うと思うんだが(汗)

梅雨明け最初のキャンプツーリング ~国見SAのソースカツ丼編~

仙台南ICから東北道に乗り、一路南へ。30分程走って国見SAにピットイン。最初は牛タン串焼きでもかじろうかと思ったが普通の週末の割りには程良く濃く過ごせた週末だったので、久々にレストランなんぞに行ってみる事に(笑)

東北フェアー的なメニューがあったので、その中の会津名物「ソースカツ丼」を頂く事にした。まだ夕方だった事もありレストランにはまだ二組ほどのお客さんしかいませんでしたが、のんびりするにはこの方がちょうどいいな。

眼下に広がる福島平野を眺めながら待つ事8分程で「ソースカツ丼」が到着です。それでは頂きま~すっ!

お~っ…甘辛いソースが掛かったカツ、揚がり具合がサクサクで、SAで食べているとは思えない仕上がりの一品ですな。ただ何というか…ドンブリの形状的にご飯の少ない部分が縁に大きくありまして、ちと食べにくかったです。真ん中だけ急激に深くなってる器はドンブリ飯向きじゃないと思うんだよなぁ。最初の食べたい!って思っている時にはご飯があんまり食べられず、落ち着いてきた頃にご飯が沢山になる。

ただ、書いていて気が付いた…

そもそもレストランに来る客層は、俺みたいな腹ペコ野郎じゃ無いのかもしれないねぇ…(汗)

ご飯の上に乗ったキャベツの千切りが効果的に爽やかさを演出してるなぁ…なんて事を感じたりしながらもちろん完食です。

冗談抜きに「ハズした食堂」のソースカツ丼とは別次元の仕上がりです。あの泥臭い食堂感はここでは味わえませんが、誰もが旨いと思える一杯が待ってます。機会があったら是非!

それから今日1日のGPSログ。俺とボロバイクの二人三脚のツーリングの距離感が甦ってきた。そうだよ!この程度の距離余裕だよ。須賀川からは一般道走ってるし(笑)

梅雨明け最初のキャンプツーリング ~国道45号から青葉城へ編~

気仙沼でポーチを手に入れた後、次に目指すは登米市の「油麩丼」である。大ぶりなお麩をかつ丼チックに卵でとじたものらしく、是非一度食べてみたいと昔から思っていた。

気仙沼市と登米市の位置関係は、気仙沼から南西方向に60キロほどの位置に登米市の中心があるんだが、ちょっと面白いのはどちらの市も岩手県との県境の市と言う事だな。宮城県の中では気仙沼市が北側に出っ張っていて、登米市は南側に引っ込んでいるのでちょっと変わった県境になっている。

国道45号を南下していく。気仙沼線の線路と併走し始めるあたりから、海抜の低い海岸近くとなる。大型車両が行き交っているのと砂ぼこりが凄まじい以外、道路自体は特に問題ない状況。ただやはり、基礎部分を残して家が根こそぎ無くなっている一帯があったり、押しつぶされた自動車が無造作に放置されている光景は普通ではない。何とか流されずに歪んで残った鉄筋コンクリートの建物と、突き抜ける青空とのコントラストの差が激しすぎる。

内陸へ向かう国道346号との交差点に「↑南三陸」「→登米」の標識が。予定通り登米市へ向かうのであれば、ここを右折すれば登米市の市街地まで一直線ではあるんだが…このまま国道45号を南下して、国道398号経由でも行けるなぁ。特に交通量が多いわけでも無いから海沿い走っても邪魔では無さそうだし…このまま南下だな。

気仙沼市から南三陸町に入ると、何というか静けさすら感じるようになってきた。時折見かける復旧工事の関係者とその車両だけが行き交う町。

南三陸町の中心部の国道398号との交差点で「↑石巻」「→登米」の標識が。ここを右折すれば内陸の登米方面なのだが…う~ん…「油麩丼」は次回にすっかな。登米の皆様スミマセン。必ず食べに行きますんでもう少々お時間を。

ほとんどの車が国道398号方面に右折していったので南三陸町の南側の国道45号はガラガラ。対向車もほとんどいない。走るという事だけに集中できるロボットみたいな奴にとっては、もしかすると快適な場所かもしれないな。むろんそんな奴がこの世にいるとは思えんが。近くを走る鉄道・気仙沼線の被害も尋常ではなく、高架になっている部分ですら高架橋ごと至る所で寸断されてしまっている。

こうした現状はTVのニュースで何度も目にしていたはずなのに、はじめて見る光景としか思えないのは何故なんだろう。もしかすると人間の想像力には限界があって、自分で今まで目にしたり体験したりした事を少々膨らませる事しか出来ないってことなのか?だとしたら…自分の目で見ないと気が済まないミーハーな性格も、少しは自分の為になっているのかもしれないな。

それから今回、この一帯の復興の難しさを痛感した。単に元通りにするなんて事はもちろん出来ないだろう。それぞれの街の実情に即したグランドデザインが必要であり、同時に今日明日の生活を支える短期的な視点に立った策も必要だ。残念ながらそういう知識も経験も持ち合わせていないので直接力になる事は、俺には出来そうもないけれど。

この後、国道45号は内陸側に進路をとりまして北上川沿いを進んでいき、石巻市内でちと休憩。かつて「サインオフお疲れ様旅行」と称して4日ほど休みを取って仙台・石巻を歩き回ったことがある懐かしい地だったりするんだよな。石ノ森萬画館があったりするので、街中サイボーグ009やロボコンの像があるんだよね。

少々話が脱線するが、俺は名前を知らない自分好みの女性を見つけると「フランソワーズ」とあだ名を付ける習慣がある。もちろんサイボーグ009の「003」由来のあだ名だ。ま、ほとんどの場合「フランソワーズ」のまま俺の人生から消えていく事になるんだが(涙)

話を元に戻しまして、石巻も低地の平野部分が多い関係で被害が大きい。先の石ノ森萬画館も再開を目指して復旧作業中。東松島市を抜けて松島へ。今回は通りがかっただけではあるが、夏休みに入った事もあってかこの前訪れたときよりも客足が戻っている印象ですな。外国人観光客もちらほら見かけた。

国道45号を走り続けて仙台市内入りしたんだが、仙台市内ってこんなに渋滞するんだっけか?良く考えたらバイクで仙台に来た事なんてほとんど無いのかも。電車と地下鉄で移動するのが幸せな街だなこりゃ。明日からの仙台七夕祭りの準備が整っているようで、一日違いで参加できない俺としては少し残念。(母からメールが来たんだが、8/6に友達と一緒に松島と仙台に行ってくるとあった。羨ましい反面、渋滞が凄そうだ。どうだったのか今度聞いてみよう。)

青葉城(仙台城)へ向かう道路の石垣が崩れた影響で迂回路を走ることになるんだが、思いっきり東北大学のキャンパスのど真ん中を走るような形になるのがちょっと得した気分かな。青葉城の駐車場(バイクは1日100円)にバイクを駐めて見物開始。ここ青葉城に来るのは初めてでして、今回来ようと思ったきっかけは会津若松の鶴ヶ城に行った時に、荒城の月の詞のモデルになったのが鶴ヶ城と青葉城だって事を知ったからだったりする。

荒城の月の詩碑と土井晩翠の銅像です。こうなってくると、鶴ヶ城と青葉城の詩碑を紹介した記事はあるのに、俺の生まれた大分県竹田市の岡城址の紹介文が無い状態のままにはしておけないなぁ。

それにしても、青葉城からの仙台市内の眺望は素晴らしい。ちょうどこの日は花火大会があるとのことで、浴衣姿の方やちょっとした場所取りが行われてました。天気がもつといいですね。

そして、ようやく冒頭の写真。ここ青葉城に悠然と立つ伊達政宗の銅像。どうやら普通に写真を撮りたければ、午前中に来なければならない模様。浴衣のカップルが通りすがりの方に記念写真を撮ってもらいながら少々ぼやいていたよ(笑)俺の場合は記念写真では無いので、無理矢理シルエットの写真に仕立て上げました。伊達男は逆光の中でも輝いている。

   

青葉城では「ずんだづくし」なおやつタイム。菓匠三全というお店の、もはやファーストフード的な定番「ずんだシェイク」に、移動販売のクレープ屋さんで買った「ずんだ生クリームクレープ」。どちらもずんだならではの濃厚な甘さと舌触りを楽しめる一品です。確か大丸東京店にも系列店があるんだけど、何故か「ずんだシェイク」が無かったんだよなぁ。今ではあるのかな?

こんな感じに過ごした仙台、そろそろ夕方と呼ぶ時間帯になってきたので退散のお時間です。高速道路で南下を開始。