JR東日本パスで電車三昧の旅! 『新青森駅 あおもり旬味館を堪能!』編

今回の青森の旅、巡る先は青森駅周辺なので最初は一番いい乗り継ぎの電車で青森駅へ行ってしまおうかと思っていた。事前にちょっと調べたところ、新青森駅の駅ビルが結構楽しいらしい。そんな訳で、一本遅い電車で青森へ移動する事にして新青森駅の駅ビル「あおもり旬味館」へ。

何を隠そうお目当てはこちら、「村上商店」の一杯100円で試飲が出来る日本酒の自販機。青森市の西田酒造「喜久泉」と黒石市の中村亀吉「亀吉」を頂きました。アルコール度数はそれぞれ15.5度と16度と日本酒としては結構高め。キリッとした飲み口でした。いやぁ…バイクと違って昼間っから酒飲み放題なのが幸せ一杯夢一杯(笑)

こちらは去年の秋頃、建設中に立ち寄った事のある新青森駅の駅舎。新しい稚内駅もそうだったけど、最近の新しい駅はガラス張りが多い気がするな。デザイン&採光性がいいからなんだと思うけど。

駅前広場?にミラーがあったので自分撮り。別に顔出しNG野郎では無いのだが、自分自身を撮る習慣が全く無いのでもしかしたらこのブログお初かな?バイクじゃない時は大体こんな格好で旅してます。愛用のドンケF-1Xに着替えやら何やらをぶち込んでひたすら散歩が基本。ちなみにこのミラー、凸ミラー?なので実物よりもスマートに写っているかも(笑)それにしても、そろそろ髪切った方がいいな。ただでさえ暑苦しい見てくれなのに、輪をかけて暑苦しいぞっ!

       

じつは「しじみソフト」なるものが有ると新幹線の車内誌で知ったんだが見つけられなかったので、あおもり旬味館の中にある「タマゴ家」にてリンゴソフトクリーム&プリンを購入。青森県の誇る名物「リンゴ」を使ったリンゴソフトクリームは甘酸っぱさ感が段違い。それっぽい味を人工的に作っている物とは全然別物で旨いです。プリンは実際には青森市内へ移動後に食べたんですが、タマゴの味の濃さが良かった!小さいけれど満足感があります。

   

青森市内を散歩しながら頂く事になる、柴田農園の「嶽きみドーナツ」も購入。「嶽(だけ)きみ」とはとうもろこしの事。これがなかなかどうして違和感なく旨いドーナツです。それから買う時に頂いた、おばちゃんの最高の笑顔と青森弁が素敵だった。

あおもり旬味館を一通り巡った後は、電車の時間まで「青森の語り部」という青森弁たっぷりの語りを堪能。青森弁に限らず、東北の言葉はやっぱり響き方が優しいよなぁ。時折何言ってるのか分からない事があるにしても許せちゃう、丸みを帯びた愛すべき言葉だ。

新青森から青森まで僅か一駅ですが、特急「つがる」の自由席へ乗車。特急ですが通過駅がある訳ではないので、乗車時間自体は文字通り隣駅まで数分間しかありません。

この数分間の乗車時間中、あおもり旬味館の「黒石や」で買っておいた「黒石やきそば」を急いで頂きました。噂には聞いていましたが…確かに「うどん寸前」のかなりの太麺でして、モグモグ噛まないと食べ進められません。これは特徴的で、もちろん旨い。気に入ったっ!今度食べに黒石に行きま~す!

そんなこんなで、特急「つがる」に揺られる事わずか5分程で青森駅へ到着!こちらは乗ってきた特急「つがる」と「青森ベイブリッジ」。2ヶ月程前のGWにバイクで来た場所ではあるが、こうして駅から眺めると全く違った場所に感じるのが楽しいな。

夕方までの短いひとときではありますが…青森を楽しませてもらうんで宜しくねっ!

JR東日本パスで電車三昧の旅! 『北上』編 ~日立発・上野経由・青森行き~

ついにやってきた「JR東日本パスで電車三昧の旅」当日。昨日は筑波宇宙センターで宇宙へ思いを馳せたりしたが、今日は東北新幹線「はやぶさ」で青森へ出発するのだ~っ!そんな訳で、遠足前の小学生の如く興奮したのか…前日ちと飲み過ぎまして…

乗り遅れると全ての予定が総崩れになる「スーパーひたち14号」へギリギリセーフで乗り込みました…(汗)あぶねぇあぶねぇ…

一応カレンダー上は平日なんでスーツ姿の方も乗っていますが、沿線の日立製作所の工場が休日シフトしている&自動車関連業界が木・金休みの関係か、今までのこの特急では考えられないほど私服のお客さんが目立ちます(もちろん俺自身も私服です)。そして勝田駅では震災で多大な被害を受けた「ひたちなか海浜鉄道湊線」のホームに車両が戻ってきているのが見えた。今日は青森に行ってくるよ~っ!近々乗りに行くんで待っててね。

そんなこんなで地磁気観測所の観測の関係で少々の区間で停電したりしつつ(笑)、毎度毎度の道中を過ごしまして上野駅へ無事到着。この後は別に山手線でも良かったんだが、単に先にやって来たから乗っただけの京浜東北線の車内はカレンダー通り平日のプチラッシュアワーだった…(汗)それにしてもこの車内、ネクタイ姿が全く無い…

そんなの当然だと思うかもしれないが…あまりに急激な変化は、国内のネクタイメーカーに恐らく致命的な一撃を与える事になるだろう。俺達はなかなかどうして繋がっていて、その繋がりが一瞬で途切れてしまった事から一気に歪んだ世界にな…

~話の途中ですが、このあたりで割愛させて頂きます~

東京駅に到着後は、東北新幹線のホームへ!東北方面への出張はあんまりないから新鮮な光景が広がります。そして折り返し運転の我らが「はやぶさ403号」入線後の東京駅東北新幹線ホーム上は「乗る人・乗らない人・見送りの人・撮り鉄の人・通りがかりの人…」の携帯やら一眼レフでの撮影やらで大フィーバー!印象的なのは先頭のロングノーズに群がっている訳ではなく、目の前の行き先表示器や、車体に貼られた「がんばろう日本!がんばろう東北!」ステッカーを一生懸命撮っていると言う事。

実はこの「はやぶさ」が入線してくる前、このホームには山形新幹線「つばさ」の回送列車がとまっていて、車両の側面に描かれたグラデーションの効いた「翼」のデザインと、その隣の「つなげよう、日本。」のマークを見た時はほんとにヤバかった。泣く寸前だったよ…(汗)

あぁ…このままでは本気で「吉永小百合」に惚れてしまう気がするよ…まさかの歳の差カップル誕生か?(は?)

そんなこんなで、東京駅で買った大船軒の「押寿し食べくらべ」と一番搾りと共に、「東北新幹線はやぶさ」と共に北上開始で~すっ!本来、神奈川県大船駅の「鯵の押寿し」として紹介したいけれども…やむをえまい。お酢が強めに効いたこの弁当、暑い今の時期のお昼ご飯としてピッタリでしたよっ。ご馳走様でしたっ!

ちょっと早めにGPSログを御紹介。JR東日本パスは2回特急&新幹線の指定席が取れるんですが…新幹線「はやぶさ」もOKってのはマジで太っ腹だっ!

新幹線はやぶさ…冗談抜きに速かった!(驚)

3時間少々の快適な新幹線の旅の後、新青森駅で撮ったのが冒頭の写真。新幹線はやぶさの写真は、しばらくの間は新青森で撮った方が良さそうだ。東京駅で撮るのはあまりの混雑でちと無理っぽい。

筑波宇宙センターでツアー見学(宇宙ステーションコース)に参加など

平日休みの3連休初日がやってきた。実を言うと今回の3連休、祝日までもがシフトされる事に気付くのが遅れ…何故か中日の2日目から青森旅行の予定を組んでしまっていたりする。初日の今日は何をしようかと考えて…出た結論が「筑波宇宙センター」見物。

最寄りの高速ICを確認しようと「筑波宇宙センターのHP」を見たら、何と平日限定の「ツアー見学」がある事に気が付いた。平日の場合は「宇宙飛行士コース」ってのと「宇宙ステーションコース」がある様で、それぞれ「宇宙飛行士養成エリア」と「きぼう運用管制室」の見学が出来るのが売りらしい。

今まさに最後のスペースシャトルが国際宇宙ステーションにドッキングしている事もあり、ターゲットは「宇宙ステーションコース」に決定!要電話予約という事なので電話をすると…空いてましたっ!(喜)そんな訳で、高速道路(これまた無料です…申し訳ない)を使って、筑波宇宙センターへ喜び勇んでやって来た。冒頭の写真は屋外展示の実機のH-IIロケットです。デカイっ!

そして…「つくば市」暑すぎるって!冗談抜きにっ!(汗)

で、日差し共々とっても暑かったので、まずは筑波宇宙センターの食堂で腹ごしらえ。食堂は管理区域内にあるので、事前に見学受付の側にある食堂利用受付で手続き(11:30~13:30)が必要です。

   

最初は限定の「天の川カレー」を食べようと思ったんだが残念ながら売り切れだったので、冷やし宇宙担々麺(大)を頂きました。ちなみにこちらの食堂のメニュー、無理矢理?宇宙系になってるのはこの2品だけです(笑)

「めぐりあい宇宙ー麺」とかは無いのでご安心を。(これは宇宙系と言うよりはガンダム系か…)

社食系では十分旨いと思える一杯というか一皿を頂いた後、ツアーまで1時間少々ある事もあり…まずは成り行きで企画展示&ミュージアムショップへ。

こちらはスペースシャトル引退後、実質的に国際宇宙ステーションとの「人」の行き来はソユーズのみとなる、そのソユーズの帰還カプセル部分。中を覗き込みましたが結構狭いです。展示されていたのは三人分ではなく二人分の座席しか無かったような気がするので、結構古い物なのかも。つくばの科学万博で展示されたものらしいんだが…それなら古いってか?(汗)

こちらは世界初の宇宙飛行士「ユーリイ・ガガーリン」の等身大パネル。「地球は青かった」で有名な方だが、パネルを見た瞬間の印象は「えっ!?小さい…」との印象。色々な条件と共に、身長158cmが宇宙船の物理的な限界に都合が良かったそうな。

ソ連時代の宇宙開発のパネル&展示品を見たりしつつ、北海道大学の博物館で買った「アストロ・トイレットペーパー」を見つけたので追加購入。実は1個しか買っていなかった関係で使うと無くなってしまうのでどうしたものかと思っていたんだが、これで1個は気兼ねなく使えるよ(笑)

ツアー見学までまだ時間があったので、スペースドームなる施設を見学。本家の展示館なだけに人工衛星だらけ。実物大の衛星(国際宇宙ステーションの日本の実験棟「きぼう」もあります)が11機程と、縮小模型が大量にあります。ざーっと見学したんですが、ツアー見学に参加される方は「ざーっと見学」する位が丁度いいみたい。何故かと言いますと…

こんな感じに「ツアー見学」にも含まれてまして、職員の方から見どころや衛星の各種豆知識を解説してもらえます。この解説を聞いた後でもう一回歩いて回ると、更に深く見学する事が出来るのでおすすめです。最終の15:00開始のコースでも、ツアー見学終了後に50分程見て回る時間はありましたので是非。

この後は、ツアー見学前・ツアー見学中・ツアー見学後の写真をごちゃ混ぜで御紹介。

   

NASAの宇宙服がありまして、後ろから顔を出して記念写真が撮れる様になってます。ヘルメット部分は内側にミラーシールドが組み込まれているあたり、今自分が使ってるヘルメットと似てる気がするな。それにヘルメットにライト付けとけば、一目でキャンプ系ライダーと分かっていいかもしれない。付けてみっか?(笑)

   

こちらは古川宇宙飛行士が作業をしている&最後のスペースシャトル「アトランティス」がドッキングしている事で今ホットな、国際宇宙ステーションの日本実験棟「きぼう」の実物大モデル。操作パネルの各種スイッチには、無重力状態で不意に体が触れても切り替わったりしない様に保護用の金具が取り付けられています。で…パネルを眺めていると「Ground use only」と書かれたコネクタを発見。これってやっぱり「デバッグ・ポート」なのかな?職業柄気になってしまう(笑)

こちらはスペースシャトル退役後、国際宇宙ステーションへの物資輸送を担う「こうのとり」です。実際に目の前にあるとその大きさに圧倒されます。これを精密にコントロール出来るってんだから驚きだ…

「LE-7Aエンジン」と「LE-5エンジン」の実物もあります。LE-7Aエンジンは、これひとつでジャンボジェット機1機分(ジェットエンジン4台分)の推進力を発生するってんだからこれまたスケールがでかい。そう言えばGWに下調べ無しで行こうとしたら辿り着けなかった「能代ロケット実験場」の住所が分かったので、今度行ってみようと思ってる。

写真の最後は日本の歴代液体燃料ロケットの縮小模型。大型化が進み、それと共に宇宙へ送り込める衛星も大型化してきました。ちなみにこの記事の冒頭の写真、屋外展示の実物のロケットは右から3番目の「H-II」です。

ツアー見学(宇宙ステーションコース)では、実際に運用している「きぼう運用管制室」を後ろ側からガラス越しに見学しました。(写真撮影は一切禁止なので写真はありません)。正面の大きな3つのモニターに、各チーム毎にグループで座っているのはまさに管制室。映画「アポロ13」の管制室を少し小さくした様な感じと言いますか。管制室の座席配置・説明はJAXAの紹介ページに詳しく紹介されてますので、興味のある方は是非。「運用管制チーム:「きぼう」を支える体制 – 「きぼう」日本実験棟 – JAXA

半日程でしたが「筑波宇宙センター」を堪能させて頂きました。いやぁ…前から気にはなっていたんだが、平日休みになってホント良かったと思える充実した時間を過ごす事が出来ました。色々ご説明頂いた職員の方をはじめ、皆様有難うございましたっ!

この手のものに興味のある方はもちろん、そうでない方にもおすすめ出来る場所です。子供ももちろん楽しめると思うんで、夏休みに御家族で是非!