【愛知県名古屋駅東海道線ホーム】 名代きしめん 「春のきしめん」

   

日付変わって名古屋にも朝がやってきた。喫茶店のモーニングセットの豪勢さが有名なこちら名古屋の朝ではあるが、今回は早めの東海道線に乗って静岡県へ向かわないと…

分刻みのスケジュールがこなせないのだよっ!(笑)

*個人的には「こういう旅?」というか旅行は個人的には非常に珍しいです。あらかじめ泊まる宿を決めているだけでも珍しいのに…今回は行き帰りの交通手段と時間がほとんど事前に決まって(決めて)ます。

今日のとりあえずの予定はこちら。「名古屋→豊橋→金谷→大井川鐵道SL→寸又峡温泉→料理付きの宿(宿泊)」となります。

そんなこんなで時間に余裕のあった朝の名古屋駅では「春のきしめん」を注文で~す。

…数分後…

う~ん、やっぱり「きしめん」自体の腰の強さと旨さは「駅そば」とは思えない仕上がりですな(喜)。それに具として載っている「タラの芽」に「細たけのこ」の天ぷらも春らしく季節感たっぷり。刻みネギ、ワカメ、カマボコも共に美味しく頂きました!

う~む…名古屋駅のきしめん処は、どこも旨いですなっ!新幹線駅ホームのお店は何かと有名ですが、機会があったら東海道線ホームのこちらのお店にも是非来てみて下さい。ご馳走様でした!

【名古屋市中区】 スガキヤ 大須万松寺通店 「ラーメン」

【名古屋市中区】 スガキヤ 大須万松寺通店 「ラーメン」【名古屋市中区】 スガキヤ 大須万松寺通店 店構え

世界の山ちゃんで軽く?飲んだ後は、大須の電気街やら商店街やらをちと散歩。商店街の中で二つのものを見つけた。まず一つ目は名古屋人のソウルフードらしい「スガキヤ」で~す。

前回名古屋に出張に来た時にも食べようと思っていたんだが、何故か出会わずに終わってしまったこちら「スガキヤ」。ちょっと大きめのスーパーの片隅にあるようなフードコートが独立したような内容の店舗になっているらしく、ラーメン類と「お洒落ではない普段着な」スイーツが食べられるお店らしい。

一杯290円のラーメンを頼んだものの…「わらびもち」やら「あんみつ」のメニューの写真も旨そうだったんだが…飲んだ後でお腹が脹れているので次の機会に。

出来上がりを自分で受け取りに行くあたりはまさにスーパーのフードコートですな(笑)

ほうほうこれが「スガキヤ」のラーメンですか。それではスープから頂きま~す!

あぁ…これが小さい頃からの思い出の味ってのは分かる気がする…

今でこそカップ麺の味とかは無茶苦茶進化してますが、乾麺の定番なインスタントラーメン類とこの一杯のスープは全く違う味わいであるし、子供の頃にちょっとした買い物でのちょっとした贅沢を味わったとしたら、子供心に相当深く刻み込まれるかもしれません。

俺の場合はそうだなぁ…府中本町のイトーヨーカドーの地下にあった(今でもあるのかな?)ポッポというお店?のお好み焼きみたいなのが同じような存在だな。お好み焼きの側は保温の為かアルミ蒸着(もちろん子供の頃にそう思っていた訳ではない)で、表側はオレンジの文字で「ポッポ!」と書いてあった気がする。

こういった一品にいちいち御託を並べる必要は本来無いんだと思うが一応感想を。値段を感じさせない白濁したライト豚骨スープに、微妙に縮れた細麺。麺は若干ダマになってはいるものの、定番ラーメンの乾麺とは別次元の舌触り。具はもちろんシンプルでして、刻みネギにメンマに小さめのチャーシューが2枚。素朴な美味しさに彩りを添えてます。

そして、このスガキヤのラーメンと言えば忘れてはいけないのがこちらの「ラーメンフォーク」。

先割れスプーンをラーメン用に極限まで進化させ、かの「ニューヨーク近代美術館(MoMA)」の収蔵品になった。それにも関わらず、使いにくさから結局一般的にはレンゲとしてしか使われていないという、笑っていいのか悪いのかコメントに困るのが上の写真の「ラーメンフォーク」。

試しにこれで麺も食べてみようとしたが…箸の方が数倍食べやすかった(爆)

もちろん美味しく完食です。ごちそうさまでしたっ!「スガキヤ」が名古屋人のソウルフードと言う事が良く分かりましたヨ!

二つ目に見つけたものは別記事にするほどのボリュームが無いのでくっつけちゃいますが、変わった形状の信号機。クルマ用と歩行者用が合体してます。

名古屋の方はこれが大須にある事を知っていらっしゃる方も多いと思うんだが、似たような造りの信号器が宮城県白石市の商店街の交差点にもある事は恐らくご存じないだろうなぁ。今度行った時に撮ってきま~す。

「名古屋市科学館(下見)」と「世界の山ちゃん本店」

仕事の方は何とか無事終わったんだが…当初の思惑ほどスムーズには行かずに、微妙な時間に名古屋市科学館の前に辿り着いてしまった。閉館時間が17:00なので、見学するにしてもたったの1時間しか時間が無い。

さすがに1時間だけではかえって欲求不満になりそうなので、外観とエントランスの見物?だけで終わりにしたんだが…よくもまぁここまでデカイ科学館を作ったもんだ。それに、3/19にプラネタリウムやら何やらが改装されて新装開店して以来大混雑らしい。

でもなぁ…このデカイ施設を「市」で作ってしまうあたり、名古屋への強制的な首都移転を密かに企んでいる気がしてならない。このプラネタリウムのドームを良く見ると…20世紀少年のロボットそっくりな気がするだろう?

多分…夜中にこっそり…「どえりゃあ」動いているに違いない…(爆)

エントランスには何と、H-IIロケットのLE-7エンジンがおもむろに置いてある。うわぁ…中の展示が見たいなぁ…

今回は時間の関係で諦めてしまったが、3/14にオープンしたJR東海の「リニア・鉄道館」共々見学したくてしょうがないよ。名古屋市科学館はまともに見学しようとすると半日は掛かるらしく、プラネタリウムや何やらの体験コーナーを織り交ぜたら丸1日コースだろうし、リニア・鉄道館は軽く見るだけで丸1日なんて声もある位だからなぁ。

それにまだ大宮の「鉄道博物館」にも行ってないんだよなぁ…「つくば宇宙センター」に「碓氷峠鉄道文化むら」も。しっかしまぁ、行けば行くほど行きたい所だらけになるもんだぁねぇ…

…ま、こんな気分の時に向かう先は当然「飲み屋」。酒を飲むと一時的にではあるが色々な問題が解決する訳でして…(汗)

名古屋と言えば以前から名前は知っていたが、未だ行った事の無い居酒屋チェーン「世界の山ちゃん」へ行ってみる事に。どうせ行くなら「本店」へ行ってみよう!ってな訳で、小雨混じりの空の下、傘を差しながらてくてく歩きましてお店へ到着です。

ここが世界の山ちゃんの本店かぁ…支店の事を知ってる訳では無いんだが…言葉の響き的に何故か感慨深い。

    

まずはビールとこちらのお店の看板商品である「幻の手羽先」を頂きま~す。ビールをグビグビ飲んだ後、割り箸の袋に書いてあった「手羽先の食べ方」に従って手羽先の太い方にかぶりつくと…

…こいつは旨いっ!(喜)

かなり胡椒の利いたスパイシーな仕上がりでして、暑い時期のビールのつまみに選んでしまったら最後、ビールを飲む手と手羽先を食べる手がどちらも止まらなくなりそうな一品。指先は少々ベトベトになりますが、そんな事はどうでも良くなる旨さです。スパイスの効かせ具合は別途オーダー出来るようなので、最初は1人前を頼んで様子を見た後で希望を言ってみるのがいいのかな。

その後、「冷や奴」やら「ぞっこんキャベツ」などの料理を食べつつ更に飲みまして…「みそ串カツ」を注文。もちろん期待通りの旨さです。

赤味噌で作られたこの「味噌ダレ」、何故他の地方に広がっていかないのかが不思議な位。甘いと言う意味では「テリヤキ」みたいに全国区な何かしらの料理が一品くらい生まれてもいいような気がするんだけどなぁ…

ま、こんな感じに名古屋らしいものも少々織り交ぜつつ飲んだのでありました。今度どこかの街で見かけたら、また手羽先を食べに伺いま~す。ご馳走様でしたっ!