【南伊豆町】 青木さざえ店 「伊勢えびラーメン」

【南伊豆町】 青木さざえ店 伊勢えびラーメン

【南伊豆町】 青木さざえ店 店構え

ここ最近出張が多かった事もあり週末も「電車でGo!」状態だったが、3/20~22の3連休から「キャンプツーリング・シーズンIN(通算で18シーズン(18年目)くらいか?)」を目論んでいたりするので、以前お世話になった伊豆白浜の「白浜マリーナ」に土曜の夜泊まる形で「プレ・シーズンIN」をやることにした。宿を決めちゃうと、当然の事ながら夜いる場所があらかじめ固定されてしまうので自由度は減るんだが、寝る場所の準備が必要ないのでお気楽度は最高なのだな。お気楽度を更にアップさせるために、結構遅めの朝10時頃家を出発して…ま、コレは…

単に寝坊しただけなんだが(爆)

いつもの「日立南太田IC」から高速に乗りまして常磐道自体はとりあえず順調に進むものの、首都高の渋滞表示が真っ赤っか。。。急に春めいてきて観光日和な週末になったせいか、通行量自体が無茶苦茶多い気がしたので、三郷から直接の皇居周辺経由の東名高速作戦は即中止。とりあえず外環を走って「美女木JCT」から内側に入るか、一旦高速を降りて環八使うか決めることにして進むのだが…外環だからちゃんと前には進むものの、こんなに車が走ってるのは珍しい。。。こりゃぁ中央道への乗り換え渋滞に巻き込まれそうな気がするので、外環の最後まで走って環八経由で東名を目指すしかなさそうだな。そうそう、茨城空港までの高速なんぞに金を使うくらいなら、その金使って外環を10メートルでも20メートルでもいいから伸ばしてくれた方が有り難い気がするなぁ(汗)

そんな訳で環八に出てみると…「なんじゃこりゃ??」の世界だよ。どう考えても車が多すぎるだろ?(汗)行楽日和だからなんだろうなぁ…まぁここいら辺の環八は結構車線が広い&一般道だから路肩のすり抜けも気をつけながらやればいい訳で、規格の古い一車線な首都高で渋滞にはまって車の方々と一緒にじっとしているよりはいくらかマシな状態ではあるんだが。その場に居合わせた原チャリその他2輪の数台で、えっちらこっちらすり抜けしながら前に進み、やっとの事で東京ICへ到着。東名に乗ると順調に進み出したので一安心…と思ったのもつかの間、電光掲示板に「海老名SAまで1時間以上」の文字が。。。

「一体どうなってんだ~~~っ!!」(叫)

ま、当然の事ながらグリグリすり抜けして前に進んだ訳なので、俺自身はこんなに時間は掛からなかったが、俺の予想では「海老名SAまで我慢できずに」ちびってしまったガキンチョが40人位は発生してると思うぞ。しかも「海老名SA」自体が当然の事ながら「満車」表示だったし。。。まったく「悪夢」としか言いようが無いな。少々寒かったり暑かったり雨に濡れたりもするが、2輪で良かったと本気で思う瞬間だよ。

厚木から小田厚に乗り換えて更に西へ。小田厚はとりあえず流れてはいるものの、飽和寸前のアップアップ状態。終点の小田原のかなり手前で箱根新道側の車線が西湘バイパスとの合流渋滞らしき派手な大渋滞を始めたので、今回は「ターンパイク」を使って芦ノ湖には近づかずに「伊豆スカイライン」へ逃げる決断をする。今回箱根はバイパスした方が精神衛生上良さそうだなこりゃ。

「ターンパイク」に乗ってからは快調そのもの。「伊豆スカイライン」に至ってはこの最高な快適度にも関わらず社会実験中の為、全車種とも全線走っても最大200円ポッキリ。海岸線にこだわりがなければこちらをオススメします。海岸線を走るとどうしたって渋滞で大変だからねぇ。。。

「伊豆スカイライン」とは「冷川IC」でお別れをして、県道95号で西伊豆の松崎を通って県道15号で下田に到着。ちなみに今日1日分のGPSログが左で右が伊豆半島分。

2010_03_13ルート   2010_03_13伊豆ルート

昼飯時に渋滞でSAに寄らなかった事もあり、結局今まで何にも食べていなかったりするんで何か食べたい訳なんだが…う~んどうするかなぁ。あ、ラーメンの食べ歩きをするまでは見かけるたんびに「こんなへんてこりんで高いもん注文する奴いるのかぁ?」と毎回思っていた一品が頭に浮かんだ。その名は「伊勢えびラーメン」。ただまぁ…観光地にある観光客相手専門のお店は、当たり外れがでかいからなぁ。ま、いい機会なので思い切って行ってみますかっ!

…と言うわけで、南伊豆の景勝地&海水浴場&個人的には町営温泉の「弓ヶ浜」へ移動。下田からバイク or 車で20分位ですかね。まぁ車で下田へ来る方で、ちゃんとガイドブックを読んだりしている方なら、ちゃんと観光という理由でこちらに来るかと思いますが、場当たり的なツーリングをしてる俺の場合、ここに初めてたどり着いた時に感じた正直な感想はと言いますと…

「…何だよ…行き止まりじゃねぇかよっ!」(爆)

まったく「アホ」としか言いようが無かったりする訳でありますな。ま、そんなこんなで行き止まりにあるお店として脳裏に焼き付いている&何度も店自体と店先の料理写真を見た事があるのに一度も入店した事のない「青木さざえ店」へ意を決して入店。恐らくこれから注文する一品よりも満足度が高いであろう刺身盛り合わせ定食等々が眩しいメニューは見なかった事にして「伊勢えびラーメン」を注文。

店内には、4組ほどの老若男女入り交じった「二人組」+「一人組」の俺。基本的に皆さん「刺身系」と思われる食事をされてました。しばらく待ちまして長年の課題?の一杯が目の前に到着。撮影用に伊勢海老をドンブリ表面に持ち上げたりしていないので、イマイチなインパクトなのがちと残念です(笑)ではスープから頂きま~す。う~ん、そうか…味噌な訳ですね。細かい事はともかく、伊勢えび周辺とそれ以外でスープの味に大きな変化がありますので、基本的に伊勢えびを後乗せしているみたいです。麺は細麺で、具は伊勢えびはもちろん刻みネギにモヤシにワカメ、細めのメンマです。ラーメンの具として伊勢えびは有りなのかどうかと言う、誰もが抱きそうな素朴な疑問に関しては「むき身」なら有りかもと言いたいですな。今回の様な、伊勢えびを縦に半身にした状態だと、殻から身を外すのが大変で時間が掛かってしまうので麺類には不向きなのと、そもそも何を喰っているのか分からなくなる(ラーメンでは無く伊勢えびを食べている気分になってしまう)んだなぁ…

ま、ラーメン好きでラーメンを食べ歩いている方には正直言ってお勧めしません。ですが、観光地での食事の話題性という意味では有りなのかもしれません。気になった方は、是非ご自身で食べた上で確認してみて下さい。

【文京区】 ラーメン大至 「チャーシューワンタンメン」

【文京区】 ラーメン大至 チャーシューワンタンメン

【文京区】 ラーメン大至 店構え

「東京ラーメンストリート」の「ひるがお」で一杯頂いた後、ちと八重洲ブックセンターへ。久々に専門書コーナーでは無くて雑誌やら何やらが揃う地下1階でグルメ本コーナーを覗いてみると、ある意味予想通りの通常あり得ない大量の品揃え。やっぱすげぇなぁ…と思って棚の裏側に回ると、フランス料理やらワインやらコーヒーやらのちょっとリッチ系のグルメ本コーナーが。。。どんだけ品揃えいいんだよっ!(喜)その後バイク雑誌コーナーでツーリング野郎ならお馴染みの「0円マップ関東2010年版」を購入し、今日のところはこれにて退散。

あ~っ!マジで八重洲ブックセンターに住みたくなるよっ(爆)

その後東京駅から秋葉原まで電車で移動して、実は新幹線の中で当たりをつけておいたお店へ向かいま~す。中央通りを御徒町方面へ歩いて、秋葉原で衝動買いした事のある人ならきっとお世話になった事のある「三菱東京UFJ銀行」の交差点を左に曲がって更に5~6分位歩くと、本日の〆「ラーメン大至」に到着です。店先のメニューの写真を眺めて「チャーシューワンタンメン」をチョイス。店内に食券の自販機が有ったけど、伺った時は動かしてなかったので店員さんに直接注文。備え付けのスポーツ新聞を読みながら待っていると、程なく「チャーシューワンタンメン」が到着。それではスープから頂きま~す。うっ…こっ…これは…

旨いっ!(喜)

鶏ベースの醤油スープなんですが、表面に浮かんだ脂で旨みを感じさせてるんじゃなくて、スープ自体の旨みが濃いです。これはいいです。いやぁ来て良かったなぁ(喜)これだけスープが旨くて麺が旨くないハズは無いと確信しつつ麺を頂くと…これまた旨いっ!。麺は中細ストレートで、ゆで上がり具合もスープにぴったんこ。味のあっさり具合とは裏腹に、具の方は相当てんこ盛りで食べ応えがあります。ノリにゆで卵半分とナルトに厚めのチャーシュー4枚、メンマに刻みネギにワンタン3個。中でも出色の一品は分厚く切られたチャーシュー。良くありがちな脂身の部分が溶けていて柔らかさを感じさせるタイプではなく、しっかりと身が詰まっていながらも柔らかい仕上がり。フランス料理で使われる「コンフィ」という調理法で作られているそうで、今まで見た事のない「赤みがかって」いながらもしっかりと火が通った不思議なチャーシューです。ワンタンも中身がぎっしり詰まった一品でして、麺も多めな事もあって相当密度の濃い一杯でした。旨かった!

こちらのお店、もう少し秋葉原の中央通りに近かったりしたら繁盛しすぎで逆の意味で維持できなくなってしまいそうな一軒ですな。また秋葉原に行く楽しみが一つ増えましたっ!

【千代田区】 塩専門 ひるがお 「塩玉らーめん」

【千代田区】 塩専門 ひるがお 塩玉らーめん

【千代田区】 塩専門 ひるがお 店構え

静岡県での作業も無事終わり、新幹線で東京へ帰還。時間に余裕があった事もあり、正直言って途中品川駅で新幹線を降りてしまって「麺達七人衆 品達」に行ってみようかギリギリまで悩んだりもしたんだが、まがりなりにも「東京ラーメンストリート」の全店(そもそも全部のお店が支店みたいな存在なのではあるが)を食べておきたい&どちらも有名な店主が出店している関係か「東京ラーメンストリート」と「麺達七人衆 品達」を出店している店主が味はともかくとしてダブったりしているので、今日は「東京ラーメンストリート」の「ひるがお」で少々並んででも一杯頂く事に。新幹線を降りて、もはや行き慣れた一帯になりつつある八重洲地下街の隅っこにある「ひるがお」へ向かいますと、タイミングの関係か「ひるがお」にだけ待ち人無し。

願ったりかなったりの状況なので、「塩玉らーめん」の食券を買って店内へ。カウンター席に座るものの厨房の中を見る事の出来ない構造(厨房の位置が高い&カウンターの高さが異様に高い)の為、手持ちぶたさもあって妄想開始。

この後どうすっかなぁ…ここで食べた後、上野に移動しちゃうと帰るだけだからなぁ…そうだ、八重洲ブックセンターに寄ってくかな。3Fの専門書コーナーをそのまんま図書館にしてくれると楽しいんだけどなぁ…

…ん?あの恐ろしい程の品揃えを誇る八重洲ブックセンターで、B級グルメやらラーメン本やらを真面目に探したら、いったいどんな結果になるんだっ!?こっ…これは試してみ…

(店員さん) 「お待たせしました!塩玉らーめんです!」

ふぅ。。。店員さんの一言と目の前に置かれた一杯で現実に引き戻されました(笑)それではスープから…の前に、塩ラーメンは「見た目もかなり大事」な気がしてきているので、第一印象の率直な感想を。結構スープの色が濃いですね。玉子はともかく、それ以外の具材が見た目繊細な雰囲気に揃っているので、やっぱり塩ラーメンてのは見た目が(も)大切なのかなぁと思います。

それではスープを頂きま~す。。。う~ん、何といいますか、若干角の立った塩辛さを感じさせるスープです。この感じは、以前「こくや原田屋」で頂いた一杯で感じたのと似てますな。塩味を純粋に塩味として感じさせるのはもしかしたら「塩の流行」としては時代遅れなのかもしれませんが、塩味の経験の浅い自分にとっては、未だ「ストレート」をまともに見た事もないのに「カーブ」やら「チェンジアップ」やらを見せられている状況が今まで続いていたのかもしれません。「ひるがお」の塩スープは、ストレートな塩スープとして「旨い」と思います。

麺の感想に行きますと、繊細さを出すなら当然な細麺(ストレート)ですね。具はと言いますと味玉(海老が載っているのは偶然では無くて必然なんですね(笑))に小さめのチャーシューにノリと白髪ネギに魚介系な粉末にかなり細めのメンマに岩ノリ?です。岩ノリ?の味のアクセントが思いのほか良く利いていて、ネギやメンマ以上の箸休めになりました。一杯のラーメンとしてとっても旨かったです。ご馳走様でしたっ!また伺います!