静岡県での作業も無事終わり、新幹線で東京へ帰還。時間に余裕があった事もあり、正直言って途中品川駅で新幹線を降りてしまって「麺達七人衆 品達」に行ってみようかギリギリまで悩んだりもしたんだが、まがりなりにも「東京ラーメンストリート」の全店(そもそも全部のお店が支店みたいな存在なのではあるが)を食べておきたい&どちらも有名な店主が出店している関係か「東京ラーメンストリート」と「麺達七人衆 品達」を出店している店主が味はともかくとしてダブったりしているので、今日は「東京ラーメンストリート」の「ひるがお」で少々並んででも一杯頂く事に。新幹線を降りて、もはや行き慣れた一帯になりつつある八重洲地下街の隅っこにある「ひるがお」へ向かいますと、タイミングの関係か「ひるがお」にだけ待ち人無し。
願ったりかなったりの状況なので、「塩玉らーめん」の食券を買って店内へ。カウンター席に座るものの厨房の中を見る事の出来ない構造(厨房の位置が高い&カウンターの高さが異様に高い)の為、手持ちぶたさもあって妄想開始。
この後どうすっかなぁ…ここで食べた後、上野に移動しちゃうと帰るだけだからなぁ…そうだ、八重洲ブックセンターに寄ってくかな。3Fの専門書コーナーをそのまんま図書館にしてくれると楽しいんだけどなぁ…
…ん?あの恐ろしい程の品揃えを誇る八重洲ブックセンターで、B級グルメやらラーメン本やらを真面目に探したら、いったいどんな結果になるんだっ!?こっ…これは試してみ…
(店員さん) 「お待たせしました!塩玉らーめんです!」
ふぅ。。。店員さんの一言と目の前に置かれた一杯で現実に引き戻されました(笑)それではスープから…の前に、塩ラーメンは「見た目もかなり大事」な気がしてきているので、第一印象の率直な感想を。結構スープの色が濃いですね。玉子はともかく、それ以外の具材が見た目繊細な雰囲気に揃っているので、やっぱり塩ラーメンてのは見た目が(も)大切なのかなぁと思います。
それではスープを頂きま~す。。。う~ん、何といいますか、若干角の立った塩辛さを感じさせるスープです。この感じは、以前「こくや原田屋」で頂いた一杯で感じたのと似てますな。塩味を純粋に塩味として感じさせるのはもしかしたら「塩の流行」としては時代遅れなのかもしれませんが、塩味の経験の浅い自分にとっては、未だ「ストレート」をまともに見た事もないのに「カーブ」やら「チェンジアップ」やらを見せられている状況が今まで続いていたのかもしれません。「ひるがお」の塩スープは、ストレートな塩スープとして「旨い」と思います。
麺の感想に行きますと、繊細さを出すなら当然な細麺(ストレート)ですね。具はと言いますと味玉(海老が載っているのは偶然では無くて必然なんですね(笑))に小さめのチャーシューにノリと白髪ネギに魚介系な粉末にかなり細めのメンマに岩ノリ?です。岩ノリ?の味のアクセントが思いのほか良く利いていて、ネギやメンマ以上の箸休めになりました。一杯のラーメンとしてとっても旨かったです。ご馳走様でしたっ!また伺います!