秩父・甲府無計画ツーリング初日は「ぶどうの丘 天空の湯」で〆

【勝沼】 ぶどうの丘 天空の湯

「皆吉」で大満足な「ほうとう」を頂いた後、少々走りまして昔一度来た事のある「ぶどうの丘」へ到着。昔来た時は昼間で、結構遠くから見える唐突な存在?な「こんもりとした丘」が結構印象深かったが、今回はすでに暗くなってきてるので丘自体はあんまり見えなかったのはちと残念。ただ、まだ暗闇にはなっておらず山の稜線は見えそうだったので、料金を払って掛け湯だけして速攻で露天風呂へ。

おおっ!こりゃいい眺めだぞっ!(喜)

遠くに見える南アルプスのシルエットをバックに、甲府盆地の街の明かりと中央道の車列のヘッドライト&テールライト…旅は~まだ~終わらない~♪(C)中島みゆき

ま、今日の所はこれにていったん終わるんですが…(爆)

さすがに函館の夜景とは光の密度的に全然違いますが、街の明かりの夜景を楽しめる温泉としての存在価値は素晴らしいものがあると思います。こちらの露天風呂からの風景ではありませんが、かつて昼間丘の上から見た風景を頭の中で照らし合わせると…夜景(夕景)の方が印象深いかもなぁ。。。

そうそう、こちらの受付で思わず買ってしまったこのタオル。

天空の湯_タオル

いい意味で商売上手だよな。こういうタオルの見本が受付にディスプレイされてると、タオルを持参しているツーリング野郎でも思わず買っちゃうでしょ(笑)そんなこんなで、こちらでお風呂を頂いた後は実際には甲府市内でラーメンを一杯頂くのだがそれはまた別ページにて。

下図が今日一日のGPSログです。下道オンリーとしては走り過ぎかもなぁ(笑)

2010_04_03_ルート

【甲州市】 皆吉 「鳥肉ほうとう」

【甲州市】 皆吉 鳥肉ほうとう

【甲州市】 皆吉 店構え

秩父でソフトクリームを頂いた後は、三峰口を抜けて更に西へ。ここいら辺まで来ると急激に交通量が減って快適な山間のワインディングになってくる。そして「雁坂トンネル」へ到達する訳だが、このトンネルは地理的に「秩父」にとってはでかい存在なんだろうなぁ。ここが開通するまでは、大回りして奥多摩方面から向かうか、地図で見る限りは普通の道の「酷道299」で十石峠越えだもんなぁ。。。

ま、直線距離的には近いんだろうが(爆)

そんな事を考えながら、国道としては最長距離の「雁坂トンネル」をアクビをしながら走り抜き(ここ走る時いっつも感じるんだが、真っ直ぐなトンネルって事もあり「暇」なんだよね。トンネルの壁にCMでも写して通行料金無料にするってのはどうかな?それかいっそのこと自動車板「動く歩道」にしちゃって、乗ったら勝手に進むとか…)、山梨県側に入った途端に急増する「ほうとう」の文字に心が躍るなぁ(喜)。山梨県の市街地へまだ入る前にある「道の駅 花かげの郷まきおか」でちと休憩し、今日の予定を練り直す。

そもそも今日、秩父へ来る事すら決めていなかった訳で山梨へ来る事など全く想定してないので何の準備も無いんだが、まぁ毎回こんな感じなんで今回もどうにでもなるでしょう(笑)山梨かぁ…そういえばどっかに俺が大好きな「信州健康ランド」(塩尻市)の系列店?が有るという話を聞いた事が有った気が…携帯でちと調べると…「石和健康ランド」がHit。ふむふむ…この国道真っ直ぐ行けばある訳か。。。よっしゃ!今日は最悪でも健康ランドで「生ビール」&仮眠室でぐっすりだぜっ!

健康ランドで「衣食住」の後ろの2つをまかなう事に決めると、気になるのは健康ランドに入るまでに何をやるかという事。石和温泉街の入り口に存在する「石和健康ランド」の前を通り掛かったのが午後4時20分。さすがに早すぎるので、何が有るのかは分からないが…とりあえず甲府駅前へ行ってみる。結構都会な割に中規模なホテルが多いので「じゃらん」で素泊まり宿を調べてみると…駐車場込みで3000円台のビジネスホテルがいくつかあるな。だったら晩飯は外で食べて、風呂は立ち寄り温泉にするのがいいんではないかと思って「ツーリングマップル」を眺めると…10kmほど東の「勝沼」近辺に「皆吉」という「ほうとう屋さん」が紹介されている。他にも何軒か紹介されてるが、さすがに今から富士五湖方面へ移動はしたくないなぁ…(汗)

おっ!?「皆吉」のそばには「天空の湯」ってな展望の良い露天風呂があるみたいだぞっ!

…もはや選択の余地はありません…(喜)

「明治時代に建てられた民家で食べるほうとう 野菜も味噌も自家栽培」 (C) 「ツーリングマップル関東甲信越 2009」

な、解説通りの民家の店先へ到着。「きのこほうとう」も気になったのだが、きのこは今が旬では無い気がするので「鳥肉ほうとう」を注文。真面目にほうとうを作っていそうな店の雰囲気に違わず、真面目に麺&具材を茹でている模様で結構待ち時間長し。その間にこのお店の入り口に置いてあった「天空の湯」のパンフレットを眺めていると…ええっ?「ぶどうの丘」にあんのっ?!そんじゃぁ景色がいいに決まってんじゃんっ!今日(今晩)の温泉はここで決まりでしょ。「ぶどうの丘」って、てっぺんのワイナリーとレストランしか知らなかったよ。

それなりに日立市から遠い場所にいるので、明日のライン取りをあれこれ考えていたりしたら「鳥肉ほうとう」が到着。写真を見て頂けると分かるかと思いますが、相当具沢山です。

今回は最初に具の説明をしますかね。ネギにカボチャにニンジン、白菜に大根に油揚げに鳥肉ってな所でしょうか。鳥肉は結構小切りにされてますが、それ以外の野菜達は大きめにカットされてますんで存在感は大きいかも。麺はもちろん「うどん」の領域ですが、私の知ってるほうとう店の中では細くて厚みの有る部類かと思います。うどんにありがちな「食べている最中でも、時間が経つと固くなる」って印象が無かったので、その点凄いです。味噌は自家製とのことで、良い意味で味を主張する側ではなく、まとめる側として旨いです。

野菜・麺・味噌共に旨かったです。尚かつこのお店の持つ雰囲気&量を考えれば1500円近辺の値段、理解できるなぁと思いました。

【秩父市】 道の駅 あらかわ 「行者にんにくソフト」

どうやら今週末は土日ともそれなりの天気らしいので当然のごとく出掛ける訳なのだが、水戸の南海部品に注文しておいた「メーターケーブル」を今週末に受け取っておかないと受け取り忘れてしまいそうな気がしたので朝早く出掛けたい気分を抑えて、まずは下道で水戸の50号バイパス沿いの南海部品へ。

問題なく部品を受け取って再度走り出したのが10時20分。ここから「予定は未定」の週末ツーリング開始な訳だが、ここまで来てしまっておいて水戸から高速ってな気分にはならなかったので、毎度毎度の国道50号を使ってとりあえず西方向へ。日立に住んでると海があるので最初の走り出し方向が絞られる上に、冬の間のイメージを引きずって北の方へは向かわない期間は、どうしても単調な道を走るようになってしまいがちなのがネックだよなぁ。。。まぁGW近くになれば、雪の心配もいらなくなる&冬季閉鎖道路が開通するんで、北に向かう機会も増えるかな。

佐野のガソリンスタンドで給油したりトイレに行ったりした後、今日の予定を地図を片手に真面目にルートを考えるのだが…先週行田でフライ喰ったばっかだし、高崎の方へ向かうと、北と西方向がまだ「冬モード」で身動き取れなくなりそうだし。。。あ…あっち方面ならもういい季節だろうな。

毎度毎度のいい加減さで、今日の行き先が決まりましたっ!「秩父」方面です(爆)

「秩父~熊谷」周辺はかつて自分の通っていた高校の学区だったこともあり、それなりに土地勘があるので大して地図は見ずに、国道407号を熊谷警察前で国道140号に乗り換えて秩父入り。「道の駅 ちちぶ」へ寄ろうとしたが、人と自動車でごった返していた&半分は隣の商業施設のお客さんみたいだったのでここはパス。もう少し西へ進んで…午後2時30分にようやく「道の駅 あらかわ」で一休み。途中ガソリンを入れたとはいえ、飲まず食わずのぶっ通しで秩父まで来ちまった。適当に走ると、どうしてもこうなっちゃうんだよなぁ…(汗)

【秩父市】 「道の駅 あらかわ」 行者にんにくソフト

こちらの道の駅で何か食べようとしてメニューを見ると、こちらの名物の「行者にんにく」を核としたメニュー構成になっている。「行者にんにくラーメン」なるものもあったのでコレにしようかとも思ったのだが、ラーメン以上に喰いたくなったのが「行者にんにくソフト」。バイク乗りなら分かってもらえるだろうが、ツーリング先で食べる「ご当地ソフトクリーム」がここ数年来「熱い」のだが、今まで味わった数々のソフトクリームを思い出して名前を比べてみても、どう考えてもこいつは異彩を放っている。

だいたい、ニンニク味のソフトクリームって何なんだよ?(爆)

そんな訳で、若干怖いモノ見たさ的なのりも込めて「380円」もする「行者にんにくソフト」を購入。まずは普通のバニラソフトをお馴染みのマシーンで作りまして、その上から緑色のペースト状の液体をかけまして…最後に緑色のペーストがまぶされたラスクらしき物をのっけて完成の模様。それでは頂きま~~~すっ!

…通常の人生を送っている限り、味わう事などあり得ない組み合わせの味がします…(爆)

誤解をされるとお店の方に申し訳ないので真面目に書きますが、ベースのバニラソフトがかなり濃厚な部類です。その上にかかった「行者にんにく」部分ですが、想像した程にんにくの香り&味がする訳ではないんですが…似たような味の物を食べた経験が全くない組み合わせなので、「何と言えばいいのか…」的な表現になっちゃうんですよね。恐らく皆さん嫌いな味では無いと思うので、是非一度食べてみてください。その後で互いに味を語り合いましょう。多分こんな感じのやりとりになると思います。。。

「あのソフトクリームの味ってやっぱりさぁ…うんうん…やっぱそうだよねぇ…」

「行者にんにくソフト」の味だよねぇ(爆)