帰り道はのんびりと… ~naoさんと一緒に福島巡り編~

「つきだて花工房 起き上がり小法師」

つきだて花工房で迎えた爽やかな朝…と言いたい所だが…二日酔いに決まってんだろっ!

ま、俺様は不死身なので起き上がり小法師のように何度でも起き上がるのだが(アホ)

「つきだて花工房 朝食」「つきだて花工房 玄関」

とは言え朝飯はしっかり頂きまして、お世話になった「つきだて花工房」ともお別れ。ホントにお世話になりました。また伺いますのでその時まで皆さんお元気で!

【福島県飯舘村】 山津見神社

今日は星見会のメンバーで飯舘村にある山津見神社へお参りに。飯舘村はその名の通り飯舘牛の産地としても有名だが、原子力発電所の事故により村全域が一年以上の期間、計画的避難区域に指定されていた場所でもある。

お参りをした後、社務所でお茶を頂いたりなんかして星見会のメンバーともここでお別れ。同じバイク乗りで今回は自動車でやって来ているnaoさんに同乗させて頂く事になりまして、お土産を買いに保原方面へ。

パン屋さんと和菓子屋さん、醤油屋さん(お総菜もやっている)に立ち寄ったんだが、naoさんの買い込みっぷりが凄まじい。毎回こんな感じに福島にやって来る度に大量にあれこれ買って帰るそうな(笑)

【福島県伊達市保原町】 Five Wood 「名前忘れ&もちもちきなこ&カマンベールチーズの揚げパン&ミルクボックス」【福島県伊達市保原町】 Five Wood 店構え

昼飯も兼ねて保原町の住宅街にあるFive Woodというパン屋さんへ。店内に飲食スペースがあるので、若干買いすぎた感もするパン四種類をパクパクと。確かに旨い!しっかしまぁよく調べてるよなぁ。

阿武隈川の白鳥飛来地ポカポカ陽気の昼下がり、阿武隈川の白鳥飛来地には白鳥が沢山。はて…シベリアに向けていつ頃出発するのかな?そろそろだと思うけど、道中気をつけてね。いい旅を!

郡山駅最終的にnaoさんに郡山駅まで送って頂いて、ここでお別れ。バイク乗り同士なんで、どこかでばったりお会いする気がしてます(笑)今回は有り難うございました!

つい最近磐越東線経由で帰ったばかりなので、今回は水郡線経由で帰りますか。水郡線だけで4時間近く掛かるので…途中、郡山駅で買った駅弁を。

【福島県郡山市】 郡山駅駅弁 「ご褒美。福の島」【福島県郡山市】 郡山駅駅弁 「ご褒美。福の島(中身)」

今回は「ご褒美。福の島」なる駅弁を。福島牛と豚の角煮がメインで、デザートに桃の甘露煮まで付いてくる贅沢弁当。もちろん美味しく頂いたんだが、郡山駅の駅弁は新作が結構出ていて、行く度にあれこれ選べて嬉しい限りだ。

2013_03_16_17ルート

今回から久々にGPSログを取り始めたので載っけておこう。やっぱり福島県は茨城県のお隣で近いって事が良く分かるな。今年も近々バイクで走りまくるんで宜しくね。

見せてもらおうか…ほんとの星空とやらを ~つきだて花工房 星見会編~

mitaka画像

今週末は福島県伊達市の月舘町にある「つきだて花工房」へ青春18きっぷで向かうのである。何をしに行くかというと…話せば長くなるんだが。。。やはり話さなければ伝わるまい。。。

何となく「今度福島の夜空を眺めてみたいなぁ…」とツイッターでつぶやいてみたら「それなら丁度いいイベントの予定がありますよ!」と言われたのが2ヶ月程前。。。

…全然長くねぇだろっ!(爆)

9時半に福島駅で拾って頂く事になっているので選択肢は一つしか無い。常磐線の始発に乗り込んで、いわき経由の磐越東線で郡山→福島。そもそも朝起きられるのかどうかが最大の心配ではある。ちょっとした遅れで磐越東線に乗れなかったり大幅に遅れたりするのがちと心配だったりもするが…今回は万事上手く事が進みまして予定通りの朝9:30に福島駅に到着!

珍しい事もあるもんだ(笑)

つきだて花工房の金沢さんに白い2シーターのMT車でお出迎え頂きまして(笑)ビュンビュン走って会場となる「つきだて花工房」へ到着。

まだ全員集合という状態には程遠かったのですが、早々に芋煮会の開催準備開始。

川俣シャモ茎立ち菜(クキタチ菜)

芋煮会と銘打ってはいるものの「芋」は無かったりするのはご愛敬。今回の鍋の主役は川俣シャモ。茨城県民的にはシャモと言ったら奥久慈軍鶏だとは思うが、かつて道の駅 川俣で食べた川俣コロッケが旨かったのでもちろん期待している(笑)それから「茎立ち菜(クキタチ菜)」という菜っ葉?が御当地ものらしい。

保原名物「豆っこもちもち」各自適当にあれこれ調理を始める訳だが…何にも分からない俺は地味にゴボウのささがきに参戦したりして…これまた初めて見る「豆っこもちもち」なる団子を投入して…大鍋完成!

「いも煮(いも無しバージョン)」

おぉ!旨そうではあ~りませんかっ!(喜)

「いも煮」二本松の大福もち

川俣シャモ芋煮を堪能し始めた頃合いで参加者がグッと増加。二本松市にお店を構える大福の差し入れを美味しく頂いたりしつつ座談会モードへ突入(笑)

まったりとした時間を過ごした後は「月舘の農家のお話を聞く会」が開かれたのだが…この模様を正確に伝えるのはちと難しい。序盤こそ題名に沿っていた流れだったが…後半はおのろけ話多し(笑)

とは言え真面目な話をすると…農地の除染の難しさ&生産保証の難しさに尽きるかな。

除染という観点では、それぞれの木々・それぞれの場所で値がバラバラという事もあり、一律な除染作業が出来ないと言う事。

保証という意味では「あんぽ柿」という干し柿は地域の基幹産業だからほぼ100%の保証がなされているが、それ以外(茄子やらきゅうりやら何やら)は保証の対象外(0%では無いが…)という事。

そして同時に、福島産の食べ物は一切食べないとおっしゃる家族(親類)の方がいらっしゃるという事。

う~ん…なかなか難しいなぁ…

【福島県伊達市月舘町】 つきだて花工房 「夕食①」【福島県伊達市月舘町】 つきだて花工房 「夕食②」

【福島県伊達市月舘町】 つきだて花工房 「夕食③」【福島県伊達市月舘町】 つきだて花工房 「夕食④」

この後は、つきだて花工房の晩ご飯を皆さんで。少々ビールを頂いたりなんかしつつ美味しく頂いたのでありました。お洒落な料理にあれこれコメント出来るタイプの人間では無いので…皆美味しかったという事で御勘弁を(汗)

実は夕方に雨が降り始めてまして今夜の星見会は中止かなぁ…なんて雰囲気が漂っていたりもしたけれど、食事が終わって外を見ると…晴れてきたではあ~りませんかっ!

星空今回の星見会の空の案内役は国立天文台の大石雅寿先生。星見会の様子自体は暗かったので撮らなかったが、試しに三脚にG1&nFD50mmをセットしてシャッタースピード最長の60秒撮ってみたのがこちら。

ショボい…(汗)

とは言えもう少し周囲が暗い場所でバルブで長時間撮ればそれなりに写りそうな感じだな。ツーリングの夜に一度撮った事があるんだが、安いズームレンズで撮ったら鏡筒がガタついていて奇跡がグニャグニャだったんだよなぁ…(汗)

ビクセンの7倍x50mm双眼鏡実際の観測自体は三脚にセットした双眼鏡を皆さんで代わる代わる覗いたのでありました。7倍X50mmの双眼鏡を持ってきている方がいて見せて頂いたんだが…肉眼で見るよりも相当明るく見える。これ位ならツーリングでも持って行けるサイズだし、三脚も重いので無ければ持って行けるから丁度いいかも。キャンプの夜って結構時間に余裕があったりするから、ちと物色してみるかな。

「星見会 in つきだて花工房 座学編」星空を堪能した後は、国立天文台の大石雅寿先生による座学開始。Mitakaという国立天文台4次元デジタル宇宙プロジェクトで開発されたフリーソフトを使った解説でして、宇宙のスケール感を理解出来る内容でした。どんな質問にもすらすら答えてしまうあたりがさすがです。大石先生有り難うございました。

MitakaはWindows用だけですが、ローカル環境に全てのデータをダウンロードした状態で動作するのでグリグリ動きますので皆さん是非体感してみて下さい。

宴会に持ち込んだ大量の酒広大な宇宙に思いを馳せた後は…もちろん宴会で〆。見よ!この持ち込まれた酒の数々を。まるで夜空に煌めく星の如く、それぞれが個性を持って輝いているではないか。若い酒…年老いた酒…ピンクの酒…水色の酒…感じるだろう…宇宙の広大さを…そして…(以下省略)

…どうでもいいけど…どんだけ飲む気なんだよっ!(爆)

「あみん」の「待つわ」でちと考える…

ツイッターでネタを目にして思い出したように聴いている「あみん」の「待つわ」でふと思ったんだが…

俺達はそもそも身分相応…というか自らの理解出来る範囲で効率化やら時間短縮やら何やらを進められているんだろうか?

俺自身はかつての専門だったLSIの設計専門の頃のように時間に対してカツカツでは無い(要するに今は違う事をやっている)。そして色々な面で出来もしないような内容を他人にふっかけているような気もする。

思い返すと…そういう時代だったと言えばそれまでかもしれないが…俺を技術屋として育ててくれたと思う方々は…皆さん俺の成長を「待って」下さった方々だった。内心は「こいつ…バカだな…」と思われた事も多かったと思うが、一通りの失敗をする事を許し、待っていてくれた気がするんだよな。

それに対して今の俺はどうだ?待てているか?待とうとしているか?

自分の積み上げてきた技術が急激に陳腐化するのはこの業界全体の定め。何故なら我々は我々が名付けた「ドッグ・イヤー」の世界を生きているのだから。

それを知った上で…それを覚悟した上で「待てる」かどうか…課題だな。