目覚めた後、言ってることが変わっているかもしれないが…

カレンダー上では、かの大震災から半年が経過した。

おそらく…怒濤の如くこの半年間を振り返させる報道に、全メディアがなる事だろう。それを見る前に、今思っている事を書いておきたい。あの震災からすでに半年が経った。だからこそ申し上げたい。

「震災の当事者以外は、震災の事など忘れて自らの責務に集中するスタートの日にするべき」

この時期に、こんなクソ面白くない事を主張したい理由はそんなに難しくはない。理由はまったくもって個人的で簡単だ。俺は震災後、東北の事を気にしてこれまで過ごしてきた。それは正しい事だと思ってきたし、間違ってはいないのだろう。ただそれと同時に、本来この地に住み始めた理由すらまでも同時に片隅に追いやってきた。

守らなければならない人を目の当たりにした時、その人を守るのはもちろん恥ずべき事では無い。ただ…守ると約束してきた人々に、一時的ではない空白の時間を渡してしまう事は果たして正しい姿なのだろうか?