軽井沢にライダーハウスが出来たと聞きつけて ~ライダーハウス道楽荘を訪問(初日編)~

初っ端にGPSログを持ってくる時は、ブログの記事が無駄に長くなる気が…する。

無料&格安キャンプ場情報やらゲストハウス情報が満載の、いつもお世話になっているサイト「はちの巣」で何と軽井沢にライダーハウスが出来た事を知り、平日休みのうちに一度行ってみようという事で軽井沢に一泊ツーリングに行ってきた。

朝8時少し前に家を出発し、日立南太田から常磐道→北関東道→関越道を乗り継いで、渋川伊香保ICへ10時になる前に到着。結構なハイペースだぁね(笑)そして今回も高速料金3,550円は罹災証明書により無料。悪用が多いとされるトラックの無料措置は8月末にて打ち切りと決定された訳だが…夏休みに走った東北道では、明らかに資材や重機を積んだコンボイのようなトラック群が北へ向かって走っていたぜ?ちょっと批判されるとすぐに方針を変える腰抜けな政治家は、管首相を見習ってもっと図太い神経で政治をやってくれ。もちろん嫌み込みの俺なりの愛情表現だから勘違いはしないでくれよな、先生諸君。

渋川伊香保ICで高速を降りて痛烈に感じるのは、何だかんだ言って軽井沢を目的地にツーリングした事が今まで無かったって事だな。さすがにゲリラキャンプをするイメージの街では無く、お洒落なカフェとかとも交わる事のほとんど無い人生だったので「混む前の時間帯に通過」が今までの俺にとっての軽井沢。ま、それ故に「軽井沢にライダーハウスが出来た」という話に思いっきり食いついた訳ではあるんだが(笑)

出発寸前に地図を見て、榛名山経由で軽井沢入りすると時間的に良さそうな気がした直感を信じて県道33号を走って榛名湖へ。

ツーリングマップルにあった榛名湖畔にある「ゆうすげ 元湯」という温泉に来たものの、清掃時間中で入れなかったので、すぐそばのこちらの「レークサイド ゆうすげ」でひとっ風呂頂きました。こちらのお風呂も榛名湖を十二分に展望できまして、バス釣りをしている釣り人の姿も良く見えます。向こうからこちらが見えるかどうかは良く分かりませんが、まぁ男性ならばどうでもいい話でしょう(笑)

これは昔っからなんですが、榛名湖畔は首都圏からの近さの割には程良く空いている空間でして、観光馬車の「トテ馬車」が湖畔を闊歩したりしてます。馬車を引くお馬さんは誠実そうなんですが、操っている人間の方は結構アバウトなノリなのが見ていて笑ってしまった。ま、こういう乗り物に誰かと一緒に乗るような人生も、一度くらいは味わってみたいもんですな(笑)

写真は足漕ぎスワンボートとスワンの遊覧船。でっかい方も実はお客さん全員参加型の足漕ぎ式なんだっ!という都市伝説を作りたくなるような光景だぁね(笑)

湖畔でお洒落なお昼ご飯を頂こうかとも思ったんだけれども(実現していればこのブログ初?のお洒落系パスタの写真がここに展開していたかも…)、やっぱり走りたくなって走っちゃった。

榛名湖と浅間山を東西に繋ぐ県道54号線の標高最高点、1390mの二度上峠にて。ここは高崎市と長野原町の境でして、雰囲気的に群馬県と長野県の県境なのかと思ったけれど、地図を良く見たらここは県境じゃないんだね。おまけにこれから向かう北軽井沢という地域は群馬県で、軽井沢町は長野県なのか。正直言って今回初めて知った。そもそも長野原町が群馬県なんだから何が何だか…(汗)

   

 

午後1時過ぎに北軽井沢の浅間牧場入り口にある浅間牧場茶屋に到着。牧場と言う事で濃厚ソフトクリームが有名との事で寄ってみましたが、お昼時という事もありまずは信州味噌焼き丼を頂きました。実は最初、夏休みの打ち上げ的な意味も含めてステーキ食べようかとも思ったんですが、オージービーフと書かれていたのでやめてしまいました。オージービーフが嫌なんじゃなくって、ここの牧場とあまりにも関係ないのがちょっと(汗)信州味噌焼き丼は、豚肉があと一枚あれば嬉しいんですが…食いしん坊でスミマセン。〆は濃厚ジョッキ牛乳を、ガキンチョだらけの空間でゴクリ。マスツーにはちょうどいいけど、この時期ソロツーで訪れるには多少の心の強さが必要ですな(笑)

浅間牧場を後にして、国道146号経由でいよいよ長野県の軽井沢入り。ところが…鬼押ハイウェイとの十字路を過ぎ、クネクネ道を降りきった辺りから大渋滞が発生。幸いバイクなので左端をすり抜けたり黄色い線の上を走ったりしながら切り抜けはしたが…中軽井沢から国道18号経由で軽井沢駅方面に向かうものの、こちらは更に県外ナンバーの車だらけでもうダメダメ。

旧軽井沢方面への道はとりあえず流れていたものの…国道のあまりの混雑具合にUターンして別の場所に行く事を決意。世の中どうやらまだ夏休み中みたいだからまた来るよ。これだから観光地は…なんて思いたくないからねぇ。冬場空いている時にのんびり来るとしよう。

で…国道18号を西の方へ進みまして、全く下調べ無しですがお隣の小諸市観光に路線変更。布引山釈尊寺という道路標識に誘われて、結局計5キロ程の田舎道(車ですれ違い困難な道を1.0キロ程含む)をガンガン下って現地着。

布引山釈尊寺、一番奥にはプチ清水寺の舞台的なものがあります。うまく舞台の写真が撮れないんですが、凄いところにあるお寺さんですな。境内の入り口に「牛に引かれて善光寺参り」 の出典はこの寺という説明があって、心のどこかで「便乗商法」的なものを感じたりもしたんですが…

善光寺法話 「第1回 牛に引かれて善光寺参り

 として、本家?長野市の善光寺からも紹介されているのはまさにこのお寺さんなんでしょうね。信心深い方で来た事のない方は是非一度お参りを。

この後は小諸駅そばにある「懐古園(小諸城址)」を見学し、あわよくば入れたらと思っていた島崎藤村由来の宿の湯「中棚荘」の入り口にて「初恋ポスト」なるものを発見。風呂に入ってしまうと今夜のメイン「ライダーハウス道楽荘」へ辿り着くのが遅くなるので今回は回避。軽井沢と同じく、また来るから待っててね!

この後は「ライダーハウス道楽荘」へいったん向かいまして…少々迷子になったりした後、チェックイン?のあとに近くの「ゆうすげ温泉」で汗を流して再度IN。

   

今回初めてお世話になる事もあり、個人的に興味を抱いたので晩ご飯を「RiderHouse軽井沢 道楽荘」で頂きました。「ライスカレー定食」です。カレーにサラダと鉄板な組み合わせですが…普通に量が多いです。バイク乗りとチャリダー以外にはちょっと多すぎるかもね(笑)

「ライダーハウス」という大前提を忘れてはいけませんが、今回の宿泊状況?は「洋室8畳間に御夫婦1組」&「和室8畳間に俺一人」でした。

それから…それぞれの部屋、宿備え付けの布団を使う限り(ドミ形式)だと「4人・4人」かなぁ…というビックリなお言葉。えぇっ!たったそれだけ?

…そうなんです。「ライダーハウス」ってのはそもそも商売ではないんですよね。ある意味趣味というか…恩返しというか。だから…ちょっと違うんです。ここだけは勘違いしないで欲しいんだけれども。

食後は大阪からの御夫婦と一緒に、軽井沢(群馬県)を舞台に繰り広げられた浅間火山レース(バイクレース)の歴史にはじまり、御夫婦の大阪までの帰路の予定の話やらライダーハウスに泊まる若者の傾向等々、ホントに笑ってしまうお話を有難うございましたっ!

ライダーハウスは、やっぱり話が早いですっ! やっぱり俺は…ライダーなんだろう。

2011夏 東北ツーリング ~只今作成中~

GPSログをいきなり御紹介。8/10の夜に日立のアパートを出発し、青森県の下北半島~岩手県の沿岸沿い&鳥海山と磐梯山を堪能しました。旨い物、絶景、生きる意味、復興への足がかり…

色々な経験をしましたのでブログの記事にしたいと思っていますが、少々お時間を下さいませ。

*この記事の過去に、新しい記事が順不同で出来上がる見込みです。

2011夏 東北の旅 『あべ食堂・福島観光有料道路・浄土平・日立へ無事帰宅』編

朝6時に起床。お湯を沸かしてコーヒーを飲んで、テントを撤収して、朝ラーをキメに7時に喜多方市内へ向け出発。

いつものように市役所に到着し、すぐそばの坂内食堂を見ると長蛇の列が。さすがにこの時期はお客さんだらけですな。お店が大きいので結構回転は早いんですが、今回は違う店に行きますかね。

   

あべ食堂へやって来たんだが、ちょうど満席になったタイミングだったのでお店の前で15分ほど待ちまして入店。チャーシューメンを注文です。こちらのお店、空いているタイミングで来る事が出来たなら「カツ丼」とか「ソースカツ丼」も食べてみたいんだよな。きっと旨いと思うんだ。

満席だった事もあり出来上がりまで10分程待ちまして、待望のチャーシューメンが到着!いやぁ久しぶりですな。それではスープから頂きま~すっ!

う~ん…旨いっ!

坂内食堂よりも塩味控えめでこってりしているので、スープはこちらの方が個人的にはしっくりくる感じです。麺は結構モチッとした固めの麺。具は薄目に切られたチャーシューとメンマに刻みネギ。刻みネギがチャーシューの下に埋まってしまっているのは若干手順を間違ったんだと思います。ま、ご愛敬ってやつですな(笑)もちろん完食してご馳走様。合い席になった草野球の皆さんは「今週これで朝ラー4連ちゃんだよ」とか言ってたなぁ。羨ましい限りです。もちろん完食してご馳走様!また来ま~す!

大満足の朝飯の後は、無料化されている「磐梯山ゴールドライン・磐梯吾妻レークライン・磐梯吾妻スカイライン」を堪能。

これは凄いインパクトだよ!料金が高い事もありどうしても一筆書き的なルートを取らざるを得なかったが、無料となれば色々なコースを取れるし、有料道路区間を往復する事だって出来る。やっぱり高速や有料道路も、周遊券的な物を作ったら売れるんじゃないかと思うなぁ。

浄土平の駐車場も無料開放されてまして、今まで見た事のない台数のバイクと自家用車がやって来ていた。お盆の時期という特殊性もあるかとは思うが、浄土平の売店の方々も嬉しそうな顔をしていたよ。この「福島県の観光有料道路の無料開放」(PDFです)、夏の間だけだと思っていたら冬季閉鎖の時期まで続けるらしい。ほうほう、こいつは紅葉シーズンは見逃せないエリアになる事間違い無いっ!

この後はリッチに磐梯吾妻スカイラインを逆方向に走りまして五色沼を散歩しようかと思ったんですが…遊歩道がまさかの大渋滞(汗)

最初の沼、毘沙門沼の写真を撮っただけで今回は退散。出直しますかね(笑)

…この後はひたすら一般道を走りまして、途中福島空港で暑さにヘロヘロになった体を休めていたら豪雨に見舞われたりしつつ…(汗)何とか無事に家まで帰ってきた。

まったくもって不便な東北地方ではあるが、この地域を週末の細切れの時間を使って巡る事の出来る場所に住んでいる事に対し今一度感謝したい。少なくとも、「上っ面だけの東北頑張れ!」なんて話には加担しなくて済む。ま、何はともあれ東北よ有り難う!これを読んで頂いている方も含め、俺達は別にこの東北地方に対して無理して活躍の場を探す必要なんて無い。

なすべき事は、すぐそばに転がっているだろう?

今日のGPSログはこちら。