【山梨県小淵沢町】 小淵沢駅弁 「元気甲斐」と「汽車土瓶」

小渕沢駅弁 「元気甲斐」     小渕沢駅 「汽車土瓶」

小海線への乗り換え駅「小淵沢」では駅弁が旨いっ!との事前情報を得ていたので駅前&ホームの店を軽く物色するんだが…さすがに駅弁2個喰う訳にはいかないので、「小淵沢駅」鉄板の駅弁「元気甲斐」と、こちらの駅でしか今では売っていないらしい「汽車土瓶」のお茶を買いましたっ!

結果、「元気甲斐」は1300円、「土瓶のお茶」は320円と結構なお値段の昼飯セットが目の前に鎮座。

記事の書きやすさ的に「土瓶のお茶」を先にネタにしますと…そもそも使っていない「土瓶」だけを買い求める方が多数いらっしゃるらしく…「今すぐにお茶を入れますか?」と聞かれるだけではなく、持ち帰り用のビニール袋も一緒に渡されました(汗)

う~ん。こういう一品は実際に使ってみて(飲んでみて)こそ意味があると思うんだがなぁ…

(注)実際に飲んでみたら…かなり飲みにくかったです…(爆)

小渕沢駅弁 「元気甲斐」 展開図

 二段重ねの豪華駅弁の中身はこちら。某グルーポンの「スカスカおせち」みたいな状態だったら正直悲しいが、そんな事はもちろんありませんです(汗)

あまりにも弁当の内容が濃いので…まずはお店の解説をそのまま引用。

『一の重』  胡桃御飯、蓮根の金平、山女の甲州煮、蕗と椎茸と人参の旨煮、蒟蒻の味噌煮、 カリフラワーのレモン酢漬、ぜんまいと揚げのごまあえ、セロリの粕漬

『二の重』  栗としめじのおこわ(銀杏・蓮根入り)、鶏の柚子味噌あえ、わかさぎの南蛮漬け、山牛蒡の味噌漬け、アスパラの豚肉巻、沢庵

実際に食べてみての感想としては…

いやぁ…これは駅弁とはとても思えない充実度です!器の中の全ての一品が、それぞれ独立した味わいを感じさせてくれます。こりゃ旨いっ!

ご馳走様でしたっ!

「青春18きっぷで長野旅行」 ~『高尾から小海線経由で長野まで』編~

9:27の高尾発 中央本線 甲府行きに乗ってさらに西へ。相模湖から先は甲州街道沿いを電車が進んで行く訳だが、バイクで走っても気分がいいこのエリア、電車で車窓を眺めるのも気分がいいもんです。

大月を越え「勝沼ぶどう郷駅」から先は、進行方向左手にぶどう園が広がります。ま、冬場なので葉っぱも何もありませんが(汗)高台を走る電車からは、ツーリングで何度か行った事のある「勝沼ぶどうの丘」も見えますな。丘のてっぺんにある「天空の湯」からの眺めも最高に良かったが、これなら電車側からの夜景もいいかもしれないなぁ(喜)

軽い装備のツーリングの時によく使っている信州健康ランドと同系列の「石和健康ランド」がある石和温泉駅を過ぎて、定刻通り11:02に甲府駅へ到着。甲府なだけに駅そばに「ほうとう」があったりしたら食べようかとも思ったが…さすがに煮込まなければならない料理が駅そばにあるはずもなく(笑)昼飯は次の乗り換え駅の小淵沢まで待つ事に。

11:32の甲府発 中央本線 小淵沢行きで今日最後の中央本線区間を進みます。それにしても中央本線てのは近くに山が沢山ある事もあって、一目で山屋さんと分かる方々が多いですな。俺も登山に興味はあるんだよなぁ…それにやっぱり言ってみたいじゃぁないですか。「何故山に登るのかって?そりゃぁそこに山があるからさ。」ってな感じに。

俺って何事も形から入るタイプなのかも…(爆)

そんなこんなで12:18に本日一番のお楽しみ「小海線」の乗り換え駅の小淵沢駅へ到着で~す。実を言うと長野に行く事を決めた時点では碓氷峠鉄道文化むらがある横川経由で行こうと思ってた。小海線の存在自体を知らないあたりがまだまだ甘ちゃんです(笑)小海線が日本の鉄道で一番標高の高い場所を走る事を知ったのと、小淵沢駅の駅弁が何やら旨いらしいので今回は小海線のルートを選択。

小淵沢駅では1時間ほど待ちの時間があるので、駅前を軽く散歩した後で駅弁を買って、折り返し運転で停車している電車へ。おおっ!停まっているのは事前学習でこれまた存在を知った「世界初のハイブリッド車両」ではあ~りませんかっ!

「キハE200形」 世界初ハイブリッド車両 (G1 NFD24mm)

はて、どんな乗り心地なのか楽しみにしつつ、停まっている車内で駅弁を頂きま~す。(駅弁の話は次の記事にて)

長い時間停車している事もあり、特急あずさや普通電車から続々とお客さんが乗り込んできまして…ちょうど全部の席が埋まる位の乗客数になった頃合いに出発時刻になりました。

13:14に小淵沢発 小海線 小諸行きが出発進行っ!初めてのハイブリッド車両の感想ですが…

まさに「でっかいプリウス」だなこりゃ!(驚)

停止状態からの走りはじめはモーターで、要するに電車のような走行音。速度が上がり上り坂に差し掛かったりすると、おもむろにディーゼルエンジンが回り始めてディーゼル車の音に。惰性で走ったり、下り坂では再びモーター音だけが静かに響いていた。

この車両、どれくらい燃料の節約になるんだろうか。補助的に風を帆で受けて走るタンカーも結構燃料の節約になると聞くし、ハイブリッド版の建設重機等では25%近く節約できると言っていたりするから、実は自家用車のハイブリッド化よりも先に大きい乗り物のハイブリッド化をした方がいいのかもだな。
その後、乗っているハイブリッド車両はぐんぐん高度を稼ぎながら上り坂を登って行き、周囲に別荘だけが目立つようになってきた頃に「清里駅」へ到着。このあたりは今でも「ケバい」店が沢山あるんだろうか?正直言って若かった頃ですらあの雰囲気は好きになれなかったよ。歳を食った今あの風景に出会ったら…耐えられそうもないなぁ…(汗)そしてついに、日本の鉄道で一番標高の高い場所にある駅「野辺山駅」へ到着!

「野辺山駅の標高表示(PLフィルター最強)」 (G1 NFD24mm)

とっても寒そうだったので…結構長い停車時間&日本最高峰の駅にも関わらず、車内から撮って終わりです。。。おいおい…この軟弱さで「青春18きっぷ期間外の冬」をバイクでホントに過ごせる状態に戻れるのかぁ?(汗)ま、小海線沿線の事前学習で「野辺山天文台」の一般開放が8月に行われてると知ったんで、その頃また来ますかねぇ。

…その頃にはちょうどいい気候になっているかと…(爆)

 こんな調子で定刻の15:30 小諸駅までの高原列車を楽しんだ後は、青春18きっぷの範囲外「しなの鉄道」を使って信越本線経由で長野駅へ16:51に到着!

結構長旅ではあったが車窓の変化があった事も手伝って、幸いな事に時間を持て余すような場面は無かったなぁ。これなら春先の木々が芽吹き始めた頃に電車で来てみるのも悪くは無さそうだ(喜)

そうそう、小諸駅が昔の「分倍河原駅」みたいな構造だからと言って切符を買わずに乗っちゃ駄目だぞ。旅人として最低限のルールだけは自主的に守ろうね。

「何となく…買いそびれそうな乗車券」

「青春18きっぷで長野まで乗りまくり in 2011」 ~『大甕から高尾まで』編~

05:16の大甕発 常磐線 上野行きに乗り込んだ後は、半分寝たような状態で「ぬくぬく」な電車に揺られていく事約1時間の「岩間駅」あたりから徐々に空が深い青色に染まり始め…「荒川沖駅」に到着するちと手前で日の出を迎えた。

ミーハーな自分ではあるが何故か初日の出を拝む習慣が無いので、今年初めて日の出を拝む。冬場の日の出は空気の透明感が伝わってくるようで綺麗だよなぁ。そう言えば「荒川沖駅」近くでまた変な奴が出たらしいんだが…実際に近所で生活している方々の心労が気に掛かる。別にこの地域にそういうものを引き付ける何かが有る訳では無いんだとは思うが。。。

牛久あたりでほぼ座席が埋まり、自分の座ったBox席は「男1人+女3人」のハーレム状態に。小さな幸せを感じるものの、次に目を開いた時はすでに上野駅のホームに電車が到着した時だった…どうやら小さな幸せすら「自分の事を通過」するらしい。

鹿島神宮でお祈りしたのに…効き目が無い気がするヨ…(爆)

そう言えば、ジョルダンの乗り換え案内的には山手線やらなんやらで日暮里経由で新宿から中央線の特別快速に乗れとの案内であったが…感覚的に東京始発の特別快速に乗れば結局同じ電車に乗れそうな気がしたので山手線で東京駅へ。

幸い先発の「快速 高尾行き」のすぐ後に自分の乗る「特別快速 高尾行き」というダイヤだった為、中野駅までのお客さんのやたらと多い区間を利用する方々は先発の電車に乗り込んだようでして、青春18きっぷの同業者(笑)らしき面々と山屋さん達が目立つ、のんびりとした雰囲気の漂う車内となりました。

ビルばっかりが見える車窓を眺めながらボンヤリと思うのは…今住んでいる片田舎?も、昔住んでいた都会?も「どっちもどっち」の満足さ&不便さって事かな。

~中央線の車窓を眺めながら妄想開始~

今住んでいる茨城県日立市大みか町という街は、まともな本屋が近所に無かったり、日用品の買い出しにも少々足を伸ばさなければならなかったりという『無い』事に対する不便さがある。でも、駐車場付きで2DKのアパートが3万円台という嬉しさだけでなく、常陸太田方面に足を向ければあっという間に喧噪の無い空間に出て行ける。

対して東京都大田区の蒲田近くに住んでいた時は、1Kの江戸間6畳相当にロフトが付いて6万円台後半。大型バイクの駐輪場を借りるのに別途毎月2万円近く掛かったし、車に乗る時は走る時間帯やら何やらをあらかじめ考えて走らないと渋滞で一日が終わるような土地柄。ただまぁ夜中でも手に入らない物は無い位のお店が営業しているし、すぐそばにラーメン屋が大量にあるし、そもそもの賃金ベースが高かったりするのはこれまた純然たる事実。

~中央線の車窓を眺めながらの妄想終了~

こんな現実味あふれる妄想をしながら(笑)…定刻通りに 9:11 高尾駅 着。甲府方面への乗り換えで15分程あるので駅のトイレで用を足した後、駅の内外から購入出来る「Ichigendo」というお店で「高尾天狗パン」を購入。駅の外側から入店すれば、軽食も頂けるみたいです。

「東京都八王子市高尾町~高尾駅~」 高尾天狗パン 「Ichigendo」

「高尾名物!」と銘打たれた天狗の焼き印を押されたパンなんだが…この個体だと天狗の柄が判別出来ないかもなぁ(汗)。ま、焼き印の良し悪しはともかくとして、「菓子パンとしての仕上がり」は確かな一品です。もっちりとした弾力のパン本体?に「きなこクリーム」がたっぷり入ってます。きなこクリームの中には「カリッ」という歯応えのクルミ?みたいなものも入ってまして、お口の中が楽しい菓子パン?ですな。

観光地ではありますが1個「140円」と言う一般的な?パン屋さんと同程度の価格帯です。小さなお子さんにも一人一個渡してしまえば…しばらくの間は大人しく食べてくれるかも(笑)

ご馳走様でしたっ!次回近くに来た時にも是非頂きたいと思います!