青春18きっぷの〆は久々の『グリーン車』で

「グリーン車」

始発に乗って始まった今回のプチ旅行、上野発19:06の常磐線日立行で帰路につきます。

過去に東海道線や高崎線を常々利用していた自分としては普通電車にグリーン車が繋がっている光景は当たり前でして、同じようにグリーン車が繋がっている常磐線を見た時も特に違和感を感じたりはしなかったんだが…どうやら自分が日立市に越してきた半年位前にグリーン車が導入されたと言う事を最近知った。

この結構な長距離を走る電車にグリーン車が繋がっていない方が、もしかしたら何となく違和感を感じたかもしれないなぁ。ま、今となっては確かめようがないけれど。

そんな訳で意外と歴史の浅い常磐線のグリーン車に乗って、リッチに今回の旅を締めくくろうではないかっ!グリーン車にはグリーン料金追加すれば青春18きっぷでも乗れるしね。いやぁ~っ…グリーン車は久々だぁ(喜)

【上野駅】 駅弁 「深川めし」

グリーン車なのでリクライニングシートに収まりながら、遠慮無く上野駅で買った駅弁「深川めし」を頬張りつつ缶ビールをグビグビ。一応駅弁の内容を書いておくと…アサリの入った炊き込みご飯に穴子、実はドジョウだと思って食べたんだが今調べたら「ハゼの甘露煮(汗)」が2匹に漬け物と煮物が少々。

2階からの眺めと言う事も手伝って、心の中でつぶやく俺なのであった。

「ザクとは違うのだよ…ザクとは…」(酔)

ま、「俺は今グリーン車に乗っているんだっ!」と強がってみたところで鈍行電車のスピードが上がる訳ではないので、普通の方は「スーパーひたち」に乗る事をオススメします。乗る電車にもよりますが、上野から日立まで鈍行だと…

3時間ほど掛かります…(爆)

今回は日立までの直通電車を選んで乗ったので、最寄り駅の大甕に21:47に着きましたが、勝田で乗り換えとかやってると…多分3時間掛かりますな(汗)まぁそれにしてもいい一日だった。1/10までにこの調子であと4回楽しめるのか…(喜)

~ 今回のGPSログはこちら ~

2010_12_12_ルート

『川越散策』など

「パッチワーク」 (G1 NFD50mm)

ちと遅めの昼飯の後は川越散策を再開。歩きながら感じるのは、良くできた観光地だなぁと言う事。これは別に嫌みな事を言いたい訳じゃ無くって、街全体が後から取って付けたような不自然さをそれほど感じる事無く見物出来るってこと。それに部分的に観光地なんじゃなくってエリアというかゾーンという結構広い範囲で特徴的な街並みが続いているんで、上手い事気分が乗り続けるんだろうなぁと思うな。

川越のシンボル「時の鐘」 (G1 NFD50mm)

こちらは川越のシンボル「時の鐘」。さすがにこの周辺は結構な人出でした。この一帯は二人乗りの人力車でぐるっと観光できるみたいです。人力車を引いている方の解説付きなので、乗ってみるのもいいかもしれないですな。

ま、さすがに男一人で乗るのは気分的に無理でしたが(汗)

「ちょっと多すぎる鯉」 (G1 NFD50mm)

こちらは雰囲気のいいちょっとした水路。ただ、ちょっと鯉が多すぎるんではなかろうか?(笑)

「菓子屋横丁」 (G1 NFD50mm)

こちらはアメ横の「二木の菓子」もビックリな品揃えを誇る「菓子屋横丁」。20件近い駄菓子屋さんが街の一角に集積してます。子供を連れてきたら喜びそうな場所ですな。大人的にはどことなく漂っている「昭和の香り」が、なんだか哀愁を感じさせる場所ですね。今回ラーメン食べたすぐ後だったんで何もつままなかったですが、食べ歩きに丁度良さそうな場所でもありました。

この後は、来た時と違う道を通って川越駅へ。しかしまあ、川越ってのは日本中の商店街が「シャッター通り」等と呼ばれてしまっている事が嘘のように感じられる街ですな。もっと早く来れば良かったなぁってな印象です。

川越散策の後は15:30の埼京線快速で池袋のビックカメラへ。4000円分の優待券があるので何か買おうと思ったんだが、特に欲しい物が無かったので結局何にも買わずに山手線で上野駅へ移動です。

【川越市】 ラーメンアキラ 「ラーメン(ニンニク増し)」

【川越市】 ラーメンアキラ 「ラーメン(ニンニク増し)」

【川越市】 ラーメンアキラ 店構え

ちょうど観光ルート上のT路路の正面にあった「ラーメンアキラ」と言うお店に、時間的にもちょうど良かった事もあり迷わず入店。券売機のボタンを眺めたんだが…何が旨いのか全く調べていないので基本であろう「ラーメン」をポチッとな。

リュックにカメラをしまいつつ、L字型のカウンター席に座って食券を店員さんに渡して前を見ると…何々…「ニンニク、ヤサイ、アブラ、カラメ無料!」ですと?

これはまさかの「二郎系」ではあ~りませんかっ!(喜)

ヤサイの量の目安としてノーマルの写真が貼って有るんだが、特にヤサイ増しにしなくても結構な量だな。増しにすると倍になるとの事なので今回はヤサイ増しにはしなくていいや。ニンニクはどうするかなぁ…これから観光する訳だし、何かの拍子に「多部未華子」とばったり出会ってしまった時にニンニク臭かったりすると非常にマズイので、今回はフルノーマルでいいかなぁ…等と考えていたら、店員さんの「トッピングは?」コールが。

「ニンニク増し」でっ!(爆)

ニンニク入れずにいられるかっつうんだよ(笑)間もなくカウンターの上に、写真の見本通りの山を伴った一杯が到着。スープが程々の量なので、あんまり気を遣うことなく目の前に移動してと…毎度の事ながらスープから頂きま~す!

おおっ!これは結構好みの味だぞっ!(喜)

二郎の乳化スープとは違うんだけれど、見た目のジャンキーさ具合とはちと違う結構上品な方向性の豚骨醤油スープでして、上の野菜の山が無い普通の?ラーメンとして出されてもいいかも知れないなぁ。それからスープの油はこの手の一杯としては少ない方だと思います。お次は麺ですが、中太ストレートでいたって普通に頂けます。ただ一般的なラーメンの麺と違って「パスタ的」な角の無い丸い断面の麺でして、これって押し出し器て作ってんのかな?ってな気分になりました。エッジが無いので食感的にツルツルしてます。

具のヤサイは、キャベツとモヤシの割合がちょうどいい感じ。チャーシューは薄く切られた一般的な物ではなくて、ブロック肉を軽くほぐしたような状態で、トロトロしたタイプではなくて若干スジを感じる噛み応えのある仕上がり。ただ、スープの味が薄めな割にはやたらと濃いめの味付けなチャーシューでして、もう少し抑え気味な味付けの方が全体のまとまりがいいような気が個人的にはしましたな。

そんなこんなでヤサイの山を崩しながらもちろん完食です!いやぁ、最近急激に増えている「二郎系」の中でも、普通に旨いと思える一杯でした。味的に押しが強くは無いので、これなら二郎好きな方でなくても美味しく食べられそうですな。ご馳走様でした!機会があったらまた来ます!