山形市内を散策など

山形市内の観光水路 (G1 NFD50mm)

冷やしラーメンで体温を下げたあとは、軽く市内の散策開始。市内にどんな名所があるのか実は何にも知らないので適当に歩いていると…茶屋とちょっとした水路が出現。いやぁ…俺も水浴びしたくなる暑さだよこりゃ(汗)

この後は山形市役所前を通って、何やらちょっとした歴史を感じさせる建物が見えてきた。現在は文翔館と呼ばれている「旧山形県庁舎」だそうでして、中を見学させて頂きました。展示物は山形のローカル色タップリな物が多いので、山形県民でない俺にはちと厳しかったりしましたが、建物の外観は白いレンガの東京駅といった趣で味わいがありました。

文翔館と芸術作品 (G1 NFD17mm)

期間限定だとは思うんですが、文翔館の前にはスネークキューブを思わせる巨大オブジェが展示されてました。この写真はこの前ヤフオクで仕入れた「NFD 17mm F4」とG1の組み合わせで撮ったんですが、コントラストが激しかったり、逆光気味だったりすると盛大にハレーションが発生するので、未だに屋外ではまともな一枚が撮れません…(涙)

今回も強烈な直射日光の下、光を反射する素材で出来上がっている巨大オブジェを撮影しているという最悪な条件という事もあり「何じゃこりゃ」写真になってしまってますが…これしかないので出しちゃいます(汗)

文翔館と公園 (G1 NFD17mm)

こちらは同じ敷地内の公園の花壇から。やっぱり建物のハイライト部分を中心に盛大にハレーションが発生中。このレンズ、夏場の屋外で使うのは無理なのかもです(涙)公園自体は日影にベンチがあったりするので昼寝には最高な場所だとは思うんですが…今日の気温ではいかんせん暑すぎますな(汗)

文翔館を後にして、あまりの暑さに当初はもう一度行こうと思っていた線路の向こう側の「山形城跡」へ行くのは断念しまして…目にとまったスーパー?の地下一階にあった「ドムドムバーガー」で、飲み放題のアイスコーヒーを一気に3杯程頂きました(爆)

日本の武将とかには全く疎い自分ですが、山形城跡の最上義光の像は「ナポレオン」を思わせるダイナミックな像(あんな銅像他にも有るのかな?)だったのでもう一回見たかったんですが…次の機会と言う事で。ドムドムバーガーでアイスコーヒーを飲みながら「ハンディ時刻表」で今後の予定を再検討すると…予定よりも一本早い奥羽本線の福島行きに乗れば、乗り継ぎの関係で米沢で1時間40分程の時間が出来ますな。

まぁ米沢で上杉神社に行くかはともかくとして…山形市内でこれ以上時間を使うのはちと無理そうな状況だったので目論見よりも1時間半早い、奥羽本線「米沢行き」15:16発に乗り込みました。

いやぁ…電車は涼しくって最高ですなぁ…(爆)

電車の窓際でロギング中

ちなみに今回、GT-730F/Lはこんな感じで車窓でロギングしてます。電池はエネループ4本を、秋月のおまけの電池ボックスに入れてま~す。

そんなこんなで、約50分程で米沢駅へ定刻通り16:03に到着。バイクも含めると米沢駅訪問は10回目位なので…「あの店」へまずは伺います(笑)

【山形市】 栄屋本店 「冷やしらーめん」

【山形市】 栄屋本店 「冷やしらーめん」

【山形市】 栄屋本店 店構え

朝飯代わりとしてちょうど良かった一品を頂いた後は、仙台10:50発の仙山線快速「山形」行きに乗り込みます。去年だったか一昨年の春にも青春18切符で仙山線に乗った事があるんだが、この路線はほのぼのとしてていい感じだよなぁ。電車で越える県境近辺には併走する道が無い事もあり、この一帯にはバイクで来た事も全然無いしね。

宮城県側から山岳地帯を進み、県境を越えて山形入りしてから山寺の手前までは両側を山に囲まれた状態でトコトコ進んで行きます。そう言えば自分の母親とそのお友達が秋口に山寺へ行こうと計画しているらしいんだが…ちゃんと上まで登れんのかなぁ…一応「結構大変だよ?」と言っておいたんだがどうなる事やら。

そんなこんなで山寺を過ぎたあたりから徐々に平野が広がってきまして…定刻の11:57に山形駅へ到着です。

「山形よ!私は帰ってきたっ!」(C)ガンダム

いやぁ…2週間前も暑かったが、今日も洒落にならない暑さだなこりゃ。おまけに今回はクーラーの効いている電車内でずっと過ごしてきた事もあって、この暑さに耐えられない。。。お目当てのラーメン屋までは1キロ少々の道程なので、当初は歩いて行くつもりだったのだが…山形駅前から「100円巡回バス」に乗って向かいま~す。

あぁ…クーラー無しでは生きていけない軟弱な俺(爆)

本町バス停で降りまして、少々迷子になりつつも「栄屋本店」へ無事到着。ちょうどお昼時という事もあってか、店の前には15人位の行列が。ま、土地勘0なこの地で他のお店に行くつもりはさらさら無いので最後尾にドッキングです。どうやら4人&8人位の家族連れ&親戚の軍団?が行列の主成分の模様で、私の前には地元のカップルらしき二人組。4人組の家族が店内に飲み込まれ…8人の親戚軍団が店内へ飲み込まれていきます。結構店内は広そうで、思った以上に客の回転は良さそうですな。

そんなこんなで思ったよりも早く店内へ入店は出来たんですが…混雑の関係で4人掛けのテーブルの「座敷席」で「地元のカップル二人組」と合い席する事になりました。俺自身は相席でも別に構わないんですが…お二人の楽しい時間を邪魔する事になっていないかがちと不安でしたな(汗)ま、程良い距離感を保ちつつカップル二人組と俺が注文するのは…もちろん「冷やしらーめん」ですっ!

こちら山形では「冷やしらーめん」が夏場のご当地麺として有名でして、見た目は普通のラーメンのまんま「氷が浮かぶスープ」を提供した最初のお店がこちら「栄屋本店」らしいです。

そんでもって、席に着いてから約10分程で「冷やしらーめん」がやって来ました。なるほど…ドンブリを眺める限り「普通な」ラーメンですな。あまりに普通である事に、逆に驚きを感じてますが…(汗)それではスープから頂きま~すっ!

おっ…醤油ベースな奥行きを感じさせるスープで…冷たいっ!!(驚)

ま、冷たい事は知ってて飲んでいる訳ですが、このスープは新食感で…なおかつ旨いです!写真では具の下に埋まってしまっている氷がスープを冷やし続けてまして、表面に浮いている油がほとんど固まっていない事を考えると…植物系の油&昆布系で出来たスープでしょうな。

麺は中細ストレート麺で冷えて締まっている事も手伝って、具のモヤシと最高のマッチング!モヤシ以外の具はノリにメンマ、ネギにカマボコにチャーシュー一切れとキュウリです。冷えても固まっていないチャーシューは…正直言ってあんまり美味しく無かったりしましたが(汗)およそ「ラーメンの具」とは思えない「キュウリ」が最高の存在感を放ってましたっ!この冷たい一杯の具として、このキュウリのシャキシャキ感は最高です!

そんなこんなで、単なる観光客相手のお店では無さそうな盛りの良さを堪能しつつ…スープをずるずる頂いて…完食です!

合い席させて頂いた「カップル」に軽く会釈をして、お代を払って店の外に出ると…入店時と変わらぬ夏の日差しとお客さんの列がありました。

うん!山形名物の「冷やしラーメン」、想像以上に普通に旨い一杯でしたっ!(喜)

この味わい(料理の温度も味わいの一部なんだと再認識しました)は、ここでしか味わえないので機会があったら皆さんも是非!ご馳走様でした、また来ますっ!

【宮城県仙台市】 「マリネルバーガー&豆腐磯部ナゲット」

【宮城県仙台市】 マリネルバーガー 「マリネルバーガー&豆腐磯部ナゲット」

【宮城県仙台市】 マリネルバーガー 店構え

朝4:45にセットした目覚ましで奇跡的に目覚める事に成功し、二日酔いというよりまだ酔っ払っている状態で大甕駅5:27発の常磐線「いわき」行きに乗車。爽やかな夏の朝を北上する電車の中、俺はと言うと…

…飲み過ぎた…気持ち悪い…(汗)

海沿いの風景を若干後悔しながら揺られ続けて6:40の定刻通りにいわき駅に到着。何故この早朝の電車に乗ったのかというと、いわきから磐越東線に乗るか、常磐線でさらに北上するかの選択肢を一応持っておきたかったから。実質的に午前中走っている列車の本数が2本だけの磐越東線に向かう同業者(笑)の後ろ姿を見送って、俺は6:58発の原ノ町行きに乗り込んでさらに北上。海に近づいたり離れたりしつつ、結構風光明媚な地域を走り抜けたハズでは有るが、正直言ってほとんど記憶がない…そう…

…ほとんど寝てたから…(爆)

そんな訳であっという間に8:30に原ノ町に到着し、8:53発の仙台行きに乗り込みま~す。仙台までの約1時間はさっき十分に寝た事もあり、ノンビリとした車窓と心地よい揺れを楽しみながら過ごせました。バイクもいいけどやっぱ電車もいいなぁ…等と思いながら仙台に定刻通り10:08に到着です。

仙台は東北の交通の要衝と言う事もあって、それこそ東西南北どこにでも向かえる訳なのだが…今回目指すは2週間前にハートを落としてきたまんまの「山形」な訳でして(笑)仙山線で山形に向かいま~す。

…とは言うものの電車の出発までまだ40分程有るので、事前に調べて気になった仙台のB級グルメを頂く為に途中下車。最初は「ずんだ三昧」で攻めてみようと思っていたのだが、ネットで仙台のB級グルメ情報を調べていたら発見した、ちょうどいい感じのB級グルメなお店に伺いま~す。

仙台駅西口を直進し、右手のデパートの裏手?にある立派な商店街の端っこに、お目当てのハンバーガー屋「マリネルバーガー」を無事発見。ほう!結構popなお店ですな。それでは入店で~す!

開店早々の時間帯と言う事もあり先客はいませんが、忙しそうに準備をされていた店員さんが爽やかな笑顔で接客してくれました。そんな訳で「アナタに出会った時から決めてましたっ!」的存在の「マリネルバーガーと豆腐磯部ナゲット」を注文です。

注文を受けてから作り始めるモスバーガー的なお店のため、ファーストフードではありますが少々待ち時間が掛かります。この待ち時間を利用して(笑)こちらのお店が何故「仙台のB級グルメ」なのかを説明しますと…

こちらのバーガー、見た目は一般的なハンバーガーなんですが、はさんでいるメインの具材が「揚げかまぼこ(さつま揚げ)」なんだそうです。バーガーの大きさを売りにしたり、ご当地のすでに名の通っている具材をはさんだご当地バーガーは多数出そろいつつある昨今、何となく「本気」で取り組んでいる雰囲気を感じているんですが、どんな一品が出来上がるのか期待が膨らみます(喜)

5分程、店の壁に貼られた新聞の紹介記事やら「お客さんの感想メモ」を読んだりして待っていると、ついに「マリネルバーガーと豆腐磯部ナゲット」が到着で~すっ!

なるほど…店内の狭さ(座席数なんとL字カウンターで4席!)という事もあり、「テイク・アウト」前提な提供な訳ですな。見た目的にはちと残念な…そのままテイクアウト出来そうな梱包?状態で提供されました。

ま、そういう小さな事をどうのこうの言うのは本意ではありませんので…マリネルバーガーの包み紙を広げ、豆腐磯部ナゲットの口を広げて写真を一枚。そして…揚げカマボコがはさまった「マリネルバーガー」にかぶりつきますと…

おっ!…これは普通に旨いぞっ!(喜)

「さつま揚げ」がバーガーの具材としてどういう存在感になるのか興味津々でしたが…これは想像以上に違和感が無いです。もちろん肉のパテの甘さと違って、軽い塩味のパテ?なので一般的なバーガーでは無いんですが…

俺の中の「日本人のDNA」が、違和感なく食べられると言ってますっ!(喜)

大根のツマみたいなのに細切りなニンジン、レタスが敷かれた上に乗っかったパテとしてのさつま揚げ、ゴマたっぷりなフカフカバンズがコイツらをはさみまして…マヨネーズベースなゴマソースが、噛み付く度に包み紙からはみ出してきます(笑)

冗談抜きで、ヘルシーバーガーの代表「フィレオフィッシュ」なんて比較にならない位「旨い」ですっ!噛み応えも十分ありますし、バーガーの一つのジャンルを作り上げられそうな予感がします。アメリカとかで「ヘルシーバーガー」とか名付けて売り出したら、このままでヒットする完成度なんではなかろうか?

アメリカ出店には二の足を踏むというのであれば…小田原あたりで「鈴廣」の名前で同じバーガーを売り出せば馬鹿売れ確実だと思うんだが。。。そんな訳で…国内的には急いだ方が幸せな気がしますな(汗)

ポテトの代わりに注文してみた「豆腐磯部ナゲット」…これまた想像以上に旨いっ!豆腐を食べている感触は意外と少なく、磯辺揚げの味わいと衣のサクサク感と中身のしっとりとした味わいが、噛む度に繰り返されますです。

この豆腐ナゲット、マクドナルドの「あるから(セットだから)食べてる」的なポテトを、もしかしたら駆逐出来る(もちろん日本国内のみ)ポテンシャルを持っているんでは無いでしょうか?そんなこんなで、とっても可能性を感じるバーガーを仙台で頂く事が出来て嬉しい限りです。ま、今回長文になってしまった最大の理由は…

店員さんがとっても「美人」だったから…少々頑張りましたっ!(爆)

そんなこんなでご馳走様でした!また機会を作って食べに伺いたいと思います。ご馳走様でした!