「部品実装したワークサイズパッケージ基板」

「部品実装したワークサイズパッケージ基板」

上がってきた基板に部品を実装しました。真ん中がdsPIC、右上がUSB_ホスト、左上がSDカード、左下がMP3デコードチップです。dsPICにプログラムの書き込みが出来る事は確認したので、次はUSBメモリ&SDメモリへの読み書きが出来ればいいかな。

「dsPIC30F6014A」面付け

若干位置がずれているものの、何とか手付けでついたdsPICです。俺って結構手付けのセンスあるかもなぁ…(笑)

「Android端末」買いましたっ!その名は「Haipad」 ~煩悩の街・秋葉原編~

『Make: Tokyo Meeting』で一番感じたのは、皆さん結構「Arduino」等を上手に使って、オリジナルのアイデアを実現していく部分に集中的に手間を掛けていた点だな。自分自身がハード設計屋と言う事もあり何でも0から作りたくなってしまうんだが、それでアイデアを実現できなかったり、出来たにしても時間が掛かったりしすぎている部分は素直に反省しなければならない所。

そんな訳で…この反省を直ちに実生活にいかすべく、煩悩が支配する街「秋葉原」にて「あきばおー」と「GENO」を往復。昔から気になっていた今流行?の「Android端末(3G機能は無視)」を物色するのだが…開発のベース機としてはさすがに「Android 1.6」はそろそろ古いのかなぁ?と言う事で「Android 2.1」以上に限定すると、1万5千円~2万5千円に絞られた。

「あきばおー」で売っているGPSモジュールとBluetoothを内蔵した「Android 2.2」の7インチ端末2万4千円(現時点での機能的なフルスペック機かな?)に相当心を揺さぶられるものの…今は住んでいる場所が日立市と言う事もあり、初期不良品を掴んでしまった時の事を考えるとやっぱり手が出ませんで。。。

「GENO」で端末を眺めると、先程の「あきばおー」のGPS&Bluetooth内蔵モデル以外は結構ドングリの背比べ的なラインナップでして、画面サイズがipad対抗サイズ?の10インチ端末が2万円程、7インチ端末だと1万7千円程。

10インチ端末の方が結構見やすい&確実にUSBのHost I/Fを積んでいるんで良いような気はするんだけど、バイクで使う可能性を考えると「10インチ端末」はタンクバックの透明スペースに収まらない気が…

そんなこんなで…悩みに悩み続けて…最終的に7インチ画面の「Android 2.1」端末を購入しましたっ!

「Haipad」 注)写真ははめ込み合成どころか箱の写真です

え~っ、この端末の名前は「Haipad」。要するに「iPad」の偽物的存在ですな。

「Haipad」 完全には格納できないmicroSDHCカードスロット

microSDカードが何故かはみ出すのは…大陸ならではの仕様です(爆)

ただまぁ、一昔前は「偽物」的存在だったんですけど…今となっては国内キャリア「ドコモ・au・SoftBank」がしのぎを削る携帯電話「スマートフォン」そのものな訳です。それに難しい事は分かりませんが、かつてちょこっと使ったC#がJavaを目指して?作られたと聞いた事があるんで、多分俺にも作れると勝手に思うandroidアプリ。こう言うのは勢いが大事なので、入門書ももちろん購入です。

「初歩から分かる Android最新プログラミング」

そして実を言うと…この記事自体は11/27に書いているので、購入した「Android端末」を一週間程使いました。結論から言って、2万円以下の端末とは思えない程便利に使えます(Wi-Fi環境下にて)。こいつはベッドサイドで寝転びながらいじるのに最高だと思いますな。

それから上記の本を読みつつEclipseベースの開発環境が出来上がりました。エミュレータはLinuxの立ち上がりからほとんど制限無くエミュレートする本物のエミュレータなのでちと遅いのが玉に瑕だが(笑)これならエミュレーター上で相当なデバッグが出来そうですな。

よっしゃ!これをきっかけに俺もクリエイターになってやるっ!

『Make: Tokyo Meeting』 ~自分で作る事に意味があるっ!編~

『Make: Tokyo Meeting』 試乗できます

『Make: Tokyo Meeting』という催し物、潜在的に「作る」と言う事がテーマですんで「電子工作」に限らず面白い出展?が多数ありました。

『Make: Tokyo Meeting』 ガスタービン動車

こちらはガスタービン動車。多分、写真だと伝わらないですが…各種イベントで子供が後ろに乗れる大きさの電車?です。

『Make: Tokyo Meeting』 ガスタービン動車エンジン部分

こちらは「ガワ」を外したガスタービン動車。説明を伺って理解したのは、要するにこれ…「ジェットエンジン」らしいです。すげぇっ!…造れるんだ…(汗)

燃費的には、最大負荷時の効率はガソリン自動車にひけをとらないそうですが、アイドリング時の燃費の悪さはハンパないそうです(汗)

『Make: Tokyo Meeting』 CADで設計して作るペーパークラフト

こちらは設計に専用CADを導入して作っているペーパークラフト。ほとんどの部分が廃材のボール紙で出来ているそうな。誰もが足を留める展示でして、結構人だかりが出来てました。

『Make: Tokyo Meeting』 個人向け3Dプリンタ

こちらは個人でも購入可能な「3Dプリンタ」。値段は157,500円。ヘッドから噴出するABS樹脂を積み上げていく事で3Dパーツ?というか3D製品を製造できる。

金型を作って量産する世界とは真逆のアプローチ(製作自体は結構時間がかかる)ではあるが、多品種少量生産がメインになる世の中を想定すると、こんなに素敵なマシーンは無いだろうな。もの凄く興味を惹かれましたっ!

宝くじはもとより、株で一儲けしたら発注します(マジ)

『Make: Tokyo Meeting』 ウィルバー・マシン本体

こちらは連立方程式を解く「ウィルバー・マシン」。

最初の説明の「これを引っ張ると他が…」の下りは理解できましたが、実物を見ても正直言って仕組みが良く分からない…(汗)

でも何となく分かるのは、これって多分「ハード屋さん」目線で具現化されている一品?であろう事。各種「エンコーダ&デコーダ」の回路の仕様書ってこんな見た目だわな(笑)使う手順その他は何故か書かれていないんだよねぇ(笑)

『Make: Tokyo Meeting』 透明標本

こちらは「透明標本」という、標本のイメージを完全に飛び出した一品。

とにかく美しい。。。

今回のイベントで「具現化する」という意味では、デザインからアプローチする方々のスピード感に感化されました。俺も負けずに頑張りま~すっ!

ま、そんな訳で、今回一番「感じた」展示がこちらです。魔女の宅急便で海沿いを疾走していた気がするプロペラ付き自転車!プロペラの風切り音が本気度を現してました!

『Make: Tokyo Meeting』 魔女の宅急便の自転車