【東京都千代田区秋葉原】 かんだ食堂 「ほっけ焼き定食」

【東京都千代田区】 かんだ食堂 「ほっけ焼き定食」【東京都千代田区】 かんだ食堂 店構え

秋葉原が色々な客層で賑わうようになって一番変わったと感じるのは「食事場所の豊富さ」なんではなかろうか?とよく思う。かつてのまったく洒落ていない秋葉原(Windows登場以前かな…)、昼飯を喰おうとすると…「牛丼サンボ」「居酒屋チムニー」「高架下の居酒屋ランチ」位しかなかったよな。

秋葉原駅前の再開発がほぼ完了し、様々な小洒落た飲食店が続々とオープンする中…昔のまんまのスタイルを継承し続けている定食屋が実は今もあるのです。

それがこちらの「かんだ食堂」。秋葉原駅に程近い立地ではあるものの、何故かジャンクショップが集積する地域柄故なのか昔と変わらぬ店構え(笑)

久々に昼飯(生姜焼き定食)を食いにやって来たカウンター席の俺の目の前に、結構大きめな作り置きの「ほっけ」が鎮座。「これが出てくるなら…」と、「ほっけ焼き定食」を頼んでみたら…案の定目の前の「ホッケ」が調理場へ帰還(笑)しばらく待ちまして…でっかいホッケを伴った「ほっけ焼き定食」が大根おろしと共に到着っ!それでは大根おろしと醤油をホッケにぶっかけて…頂きま~すっ!

いやぁ…これは昨今の秋葉原の中では断トツに落ち着く和のテイストだぁね。旨いっ!

おかずは純粋に味噌汁と「ホッケ」だけ。でも塩味が程良く効いている事も手伝って、ご飯を掻き込む箸の勢いは衰えず。隣の方の「生姜焼き定食」も実を言うと眩しかったんだが(笑)もちろんホッケの皮まで堪能してご馳走様。

焼き魚は基本的に作り置きなのはやむを得ないが、関東でこのデカさ(しかも秋葉原!)なら文句は有りませんよネ。ご馳走様でしたっ!もちろんまた伺います!

「電脳書房技術書バー」&鎌倉散歩など

「電脳書房技術書バー オライリーと白州10年ロック」 (G1 nFD50mm F1.4)

この週末は5:48発の特急フレッシュひたちに乗り込んで、神奈川方面へ行ってきた。

今回はちと話の順序が前後するが、夕方~夜にかけて「BAR & Coffee aboab_o」で行われた「第一回 電脳書房技術書バー」の話を先に。

電脳書房さんはネット上で技術書の古本を専門に扱っている珍しいお店(実店舗はなし)でして、店主さんが行きつけのBARで酒を飲みながらO’Reillyをはじめとする各種技術書(古本)を読んだり買えたりするという未だ聞いた事のない風変わりなイベントをやると言う事なので、相武台前駅へとはるばる飲みにやって来た訳だ。

【神奈川県座間市】 「電脳書房技術書バー会場 BAR & Coffee aboab_o」夕方5時過ぎにお店に辿り着く前までは、多分2~3人のお客さんがいる位だろうとたかをくくっていたのだが…店のドアを開けてビックリ…

ほとんど満席じゃぁあ~りませんかっ!(驚)

しかも皆さん、何やら難しそうな本を読みながら酒やコーヒーを飲んでいる。もしかして皆さん…この世の誰もが憧れる「エンジニ~ア」な方々な訳ですか!

凄いっ!エンジニアって格好いいっ!女性にもてそう!エクセレント!Bravo!…(続く)

ま、ヨタ話はこれ位にしまして…人数が多かったので全員とお話しした訳では無いんですが、今回カウンター席で飲みながら色々と話をさせて頂いた皆さんがどんなメンバーだったかと言いますと…「電気自動車技術者」「ゲーム制作技術者」「ASIC設計技術者(俺)」「L2スイッチ組み込みソフト技術者」と、よくもまぁここまで豊富なラインナップを揃えたもんだと関心しきり(笑)

しかもカウンターの向こう側で格好良くシェーカーを振っているマスターも「元・金型技術者」だったりするので堪らない。お互いの専門分野こそ違えどそこはやっぱり技術者同士、飲みながら互いに話をしていてやっぱり面白いんだよね。知らない分野の話に対してこそ、皆興味津々だったりして。

そして店内の会話をそっと見守っている電脳書房の店主さんも、実直な性格が滲み出ている素敵な方でした。

そんな中一人で店を切り盛りしているマスターは、一杯一杯コーヒーをドリップしたりカクテルを作ったり何十種類もあるウイスキーを用意したりと、あくまでクールに決めつつも大わらわ。どうやらこんなに大盛況になるとはBARのマスター自身も思っていなかったらしく、ぼそっと呟いたこの一言に全てが集約されていた。

「話違うよ………(涙)」 それを聞いて思わず笑ってしまう我々一同…(笑)

こんな雰囲気で大盛況だった電脳書房技術書バー、次回開催がどうなるかは現時点では全く不明だそうですが、これは是非とも継続的にやって欲しい催しですな。店主さんにBARのマスター、そして色々と楽しくお話しさせて頂いた技術者の皆さん、素敵な時間をありがとうございました!

 

「鶴岡八幡宮」 (G1 M.ZUIKO DIGITAL 14-42mm F3.5-5.6)

話は変わってこちらは昼間にお参りに行ってきた鎌倉の鶴岡八幡宮。実は当初「FabLab 鎌倉」という「レーザーカッター」やら「CNCミリングマシン」やらを皆で使ってノウハウを共有・蓄積・継承しようというコンセプトの実験工房を見学するつもりだったんだが残念ながらお休みでした。HP上に「2012年3月以降から新システムでOPEN LABを開始いたします」とあるので、それまではお休みなのかな?

【神奈川県鎌倉市】 鶴岡八幡宮参道 「鳥皮ホルモン」【神奈川県鎌倉市】 鶴岡八幡宮参道 「鳥皮ホルモン」 店構え

鶴岡八幡宮の参道でやたらと香ばしい香りをはなっていた鶏皮ホルモンなるB級グルメ的な一品を頂いたり…

【神奈川県鎌倉市】 鶴岡八幡宮参道 「黒米甘酒」黒米甘酒なる黒っぽい一風変わった甘酒を頂いたりなんかして鎌倉を散歩。ご存じの通り昼間も寒い一日でしたが、天気が良かった事もあり鎌倉市内は結構な賑わいを見せてました。

「鎌倉ゲストハウス」こちらは今回泊まった鎌倉ゲストハウス。夜遅く戻る事になりそうだったので昼間のうちにチェックイン。囲炉裏とコタツのある和風テイスト全開の宿でした。残念ながら今回は技術書バーへの参加がメインだったので夜中に少し話に参加しただけでしたが、ゆっくり鎌倉見物する時にまたお世話になりたいと思います。

【藤沢市】 札幌ラーメン こぐま 「牛乳ラーメン」晩飯は藤沢駅近くの「札幌ラーメン こぐま」で牛乳ラーメン。 味噌&牛乳の組み合わせが意外にもマッチしてまして、秋に行った青森でも「味噌カレー牛乳ラーメン」を食べておけば良かったなぁ…と思ったなぁ。

実はラーメンを食べた後に湘南モノレールの湘南深沢駅すぐそばの飲み屋で更に飲んで(ここの店のお客さんのキャラが皆濃くて笑えたよ)、鎌倉ゲストハウスへ戻って行ったのでありました。それにしてもいい土曜日になったな。

個人的な「技術書」一考

またしても暇?なので、今回は「技術書」をネタに少々考えてみたい(いつから社会派のblogを目指すようになったんだぁ?ま、いいけども)。

そもそも「技術書」なるジャンル分け自体が世の中的に認識されてはいない気がするので俺なりの解説を。

世の中には多種多様な書物(ようするに本)が存在し、市場が縮小していると言われつつ今日も読まれ続けている。本と呼ぶにはちと違うかも知れないが新聞に始まり…週刊誌・月刊誌・新刊コーナー・小説・読み物・グルメ・旅行・地図・etcが本屋には存在し、ちょっと大きめな本屋に行くと「専門書」コーナーという、本屋の盲腸なんではなかろうか?的な一角(しかも何故か面積的にはデカイ)があったりもする。

「専門書」コーナーってのはとにかく「こんな特化されたジャンルの本…一体誰が読むんだ?」的品揃えだったりする。国文学やら社会学、経済学の株コーナーあたりはまだ少しは一般性がありそうな気もするが…医療系やら天文系やら機械加工やら電子系のコーナーになってくると「そのコーナーを歩いた事すら無い」方が多いのではあるまいか?

個人的に思う「技術書」というのは、そういった場所に並ぶ本の事を呼ぶんだと思う。俺の場合は直近で「電子工学・機械工学・情報系(最近幅が広がりすぎで辛いが…)」あたりかな。

エンジニアと呼ばれる職業の方々が本屋に来て真っ先にこの「技術書」コーナーに向かう訳では無いし、エンジニアであっても一度もこういう「技術書」コーナーに来た事なんて無い方がいらっしゃるのは確か(会社でその場その場で必要な本を読めばいいんだろ?という意見ももちろん有る)なんだが、それ以上に一般の方々がこの「技術書」コーナーに来る事は無いであろう事は確か。

ここでちと辛いのは「俺今、○○本読んでます(読みました)!」という事を一般的な分野で叫んでみても仕方が無いであろうという事。小説やらムック本的な方面の何かなら、興味のベクトルが多少なりとも合っている可能性は有るかと思うけど「電子回路のコモンセンス」読んだぜ!って一般的な手段で言ってみても仕方無いだろ?「コモンセンス」なハズなのにさ…(笑)

そんな訳で今週末の「電脳書房」さんの「技術書BAR」に、とっても期待しています。おそらくソフト系なエンジニアの方が多いイベントになるんじゃ無いかなぁ?とは思っていますが、それはそれでいいんです。

行きずりの技術屋同士、飲みながら話を出来ればそれだけで!