GWど真ん中 まさかのバイクのセルモーター交換…その結果…

「鹿島臨海鉄道 こいのぼり列車」

セルモーターのまさかの故障により、俺は昨日一体全体何キロ走ったんだよっ?てな展開だった為、起きたのも結構遅め。まぁ今日は電車という事が決まっていたんで結構飲んじまったしねぇ(笑)

4年程前から調子がおかしかったセルモーター。ヤフオクでこれまた4年程前に買ってあるので鹿嶋のお家へ電車に乗って取りに行くのでありました。それにしてもGWに電車に乗るのって、バイクの免許を取って以来初めてな気がするから…実に20年ぶりとかなのか?

【茨城県水戸市】 神戸屋キッチン 「サンドイッチとブルーベリーヨーグルトパン」【茨城県水戸市】 神戸屋キッチン 店構え

大甕駅から常磐線で水戸駅へ向かい、水戸エクセルの「らー麺街道」へ向かってみたんだが…開店は11時かららしい。。。ちと電車の乗り継ぎ的に間に合わないので、柄にもなく駅構内の神戸屋キッチンで朝飯などを。

実はこの神戸屋キッチンの二人のパン職人を引き連れて(水戸店の職人さんではありませんが)、遠く岐阜県高山市の「トラン・ブルー」のパン職人が代表でパンのワールドカップで優勝したんだよね。NHKか何かの番組で見て「おぉぉっ!」って思ったもんだ。きっと今年は(も)大人気なんだろうな。

普段は朝飯を食べなくても動く俺の体ではあるのだが、サンドイッチその他を乗り継ぎの時間に頂いたのでありました。たまには洒落た朝飯もいいもんだ。

で、鹿嶋の秘密基地目がけて乗り込んだ大洗鹿島線の列車…何と一両編成の「こいのぼり列車」なのでありましたっ。大漁旗に鯉のぼり…もしも山手線あたりでやったら「邪魔だっ!」と苦情が出そうだけれども、この路線にはお似合いだ(笑)いやぁ…ラッキーだったな。

途中からNHK BSの「にっぽん縦断 こころ旅」で自転車と共に旅をする番組をされている俳優の火野正平氏&撮影クルーの皆様も乗ってこられまして…降りた駅が何と俺とおんなじ荒野台駅。もしかすると俺もTVに映るかもね(笑)

この後は母の家に戻ってセルモーターを無事ゲット&電動グラインダーでSST(Special Service Tool)作りに励みまして(…とは言っても僅か5分程ですが)…日立の家にとんぼ返り。

*SSTが必要な理由はともさんの「RC42のCB750」が詳しいです。

またしても水戸にやって来た&もちろん「らー麺街道」全店が営業中なので「たいざん」で一杯頂いて(こちらは別記事にて)大甕のアパートへ帰還。

さっそくネジを2本抜いて今付いているセルモーターを引き抜きにかかりますが…確かに「ともさん」のおっしゃる通り「これってこれで正しいの?」と不安になる様なペースでしか抜く事が出来ません。ただ、上下左右にグリグリ動かしながら引っ張っていると…少しずつ着実に抜けてきますので諦めずに頑張りましょう。

「CB750(RC42) 中古のまともなセルモーター(左)と19万キロノーメンテのセルモーター」で、5分間程かけて引き抜いたのがこちら。左側が鹿嶋から持ってきた「中古の新しい?セルモーター」で、右が「19万キロ走行車で昨日まで使っていたセルモーター」。もちろん左側の方が廻りそうな予感はするが…中古部品として購入後に動作確認をした事など一度も無いので、まともに動くかどうかは付けてみなけりゃ分からない…(汗)

「CB750(RC42) セルモーターだけ色違い」んでもって…取り付けました。くっつけるのは外すよりも簡単でして、先に大きなギアを噛み合わせた後でセルモーターを押し込むのが良いみたい。ま、セルモーターだけが年式違いで黒くなってしまったが、エンジンが廻らなかったら全く意味が無いのです。。。祈る気持ちでスターターボタンを押してみます…

「掛かって下さい…御主人様…」(若干「メイドカフェ」風味)

ギュ・ブォォォォン!

エンジン掛かりましたっ!しかも今まで聞いた事の無い絶好調ぶりなのだっ!(感涙)

 

~セルモーター交換作業 エピローグ~

自分で言うのも何だが…俺にはやっぱり「ツキ」がある。そしてその「ツキ」を活かす事の出来る計算された「したたかさ」をも俺は持ち合わせている。岩手県の大船渡からエンジンを止められずに日立まで帰ってきた時、俺の心には何の不安も無かった(…は?)。何故なら4年も前から「この日に備えて予備のセルモーターを入手していた」事からも分かるだろう(…だったら事前に換えとけやっ!)。普通のバイク乗りの奴なら、部品屋が動き出す連休明けまで身動きが取れなかったであろう。だが俺は違う!こうして再び明日へ向かって走り出す事が出来るのだっ!大船渡からの道中、腹は減ったがエンジンが止められない関係もあって、マクドナルドのドライブスルーにバイクで行ってみ…

…以下省略…

~セルモーター交換作業 エピローグ終わり~

その後、数回エンジンを止めて掛けてを繰り返して…今までよりも確実に調子の良くなったボロバイクに優しく声を掛ける俺なのであった。

てめぇ…今回の「ツケ」は後半戦でしっかり払ってもらうからな。。。(悪)

CB750(RC42) パッド交換だけのはずがリアキャリパーごと交換(その後)

前回まさかのピンプラグ固着によりパッドを新品に交換したいだけなのにリアキャリパーごと交換という訳の分からない事態に陥ったボロバイクであるが、ヤフオクで格安の中古キャリーパーを購入したので、夕方に交換作業開始。

実は最初、マスターシリンダーに空気が入らないように、取り外すキャリパーからはブレーキフルードを抜かずにブレーキホースを外してみようか等と思ったりもしたが、こぼれたブレーキフルードでリアのスイングアームの塗装までもがボロボロになる確信めいたものを感じたので、真面目に旧キャリパーからフルードを抜きます。

どうせ空気が入ってしまうので、ブレーキフルードを抜く作業に全く魂は込めていませんで、キャリパーにビニールチューブを差し込んで、ブリーダーバルブのネジを緩めてブレーキペダルを手でピコピコ押してると抜けます。ちなみにマスターシリンダー内が空気だらけになった時点で圧力が掛けられなくなるので、この方法で全部抜くのは無理なんですが。
ブレーキフルードを抜き終わったら、車体に取り付けた状態でブレーキホースの固定ネジやキャリパーサポートとの固定ネジ類を軽く緩めておいた上で取り外します。まぁ実際にやってみれば分かりますが、キャリパーを外した後でブレーキホースの固定ネジを緩めようとしても力が入らないんで、再度取り付ける羽目になるかと(笑)

旧キャリパーとブレーキホースを分離した後は、新しいキャリパーにブレーキホースを仮組みして車体に取り付け後、本締めしてエア抜き開始で~す。

リアブレーキはキャリパーがシングルなので大して難しくはありませんで、ブレーキフルードを「こぼさない&泡立てない」ように気をつけながらタンクに注ぎ、ブレーキペダルを手で押して圧力を掛けている時だけブリーダーバルブのネジを緩めます。

この後、ブリーダーバルブのネジを締めた後でブレーキペダルをニュートラルの位置に戻し、ブレーキペダルを手で押して圧力を掛けている時だけブリーダーバルブのネジを緩め…を繰り返していきます。ま、ここいら辺は自分でやってる方に解説する意味なんて無い話ではありますな。

タンクのブレーキフルードが減っていきますんで、切らさないのがミソというか絶対条件です。空っぽになると空気が入ってしまって振り出しに戻る羽目になりますんで。

ある程度新しいフルードで満たされたら(新しいフルードの方が透明感があるのでおそらく見ていて判ると思います)、ブリーダーバルブのネジを締めたままでブレーキペダルをポンピングして圧力を掛けたりして、内部に残っている泡状の空気を動かしたりしながら同じ作業を進めていきます。

ビニールホースから小さな泡が出てこなくなり、手応えがカッチリしてきたら多分上手くいってますので、自分の気の済んだところで作業終了です(笑)

エア抜き作業自体は…多分15分も掛からないんじゃないですかねぇ?自分は遭遇したことがないんですが、キャリパー内やらホースの途中のどこかに大きめの泡が残ってしまう場合があるそうです。そういう可能性の有りそうな場合は、キャリーパーやブレーキホースにプラハンとかで振動を与えて泡が剥がれるようにするといいらしい。

そう言えば、ホントはブレーキペダルに何かを引っかけて一晩くらい圧力を掛けておくといいらしいと聞いたことがあるんだが。マスターシリンダー側の細かい泡が抜けやすくなるんだっけな?ま、こんな感じに無事交換作業が完了。

少しは問題が起きないと…記事的につまらんなぁ…(笑)

CB750(RC42)のチェーン交換とリアブレーキパッド交換「余裕で終わるハズが…」

それでは鹿嶋の青空ピットでチェーン交換開始。リンク数が合っていないので120リンク→112リンクに詰めます。グラインダーで削って(写真はまだ半分)マイナスドライバーを使わない側に突っ込んで、こじると外れます。で、クリップ式なんで古いチェーンに引っかけて、チェーンカバー類は外さずに入れ替えられます。楽ちん楽ちん。

3千円台のシールチェーンに無事換装完了。これも5千キロしか持たなかったりしたら…素直に「D.I.D」とかに戻るよ(汗)

チェーン交換はこんな感じに無事終わったんだが、問題はリアのブレーキパッド交換…

パッドを支えているハンガーピンの頭を隠す形で付いているピンプラグが思いっきり固着中。普段から幅が広めのマイナスドライバーで締めたり緩めたりしてるんだが、それを使ってもびくともせず。CRC-556を吹いてみたり、ショックを与えてみたりしても全く緩まない。

仕方が無いので「何でこんな物相手に大げさな…」と思いつつ、キャリパーを外して台の上に置き、手動式のインパクトドライバーをハンマーでぶっ叩いた…

…緩まない…。ガ~ン。。。これはもう無理だ…(涙)

いったん部屋に戻り、作戦を考える。大して厚み無い部品だから、電動ドリルで穴空けて取り外すかなぁ。どうせアルミかなんかだろ?

電動ドリルを持ち出してガリガリ掘ってみるが…思いの外固い鋳鉄で出来ている様で、うちのドリル&歯の組み合わせでは文字通り全く歯が立たず…(涙)

もう一度部屋に戻り、作戦を考える。

総員退却!…ヤフオクで中古キャリパーの捜索を開始せよっ!(一番安直な方法な気が…)

そんな訳でブレーキパッドの交換がキャリパー交換&エア抜き作業に進化して、この場はペンディングとなった。幸いな事に来週末(木・金)は電車で青森だから、キャリパー手に入れる猶予は約2週間あるからなぁ。多分手に入るだろう。