【喜多方市】 坂内食堂 「大盛肉そば」

【喜多方市】 坂内食堂 「大盛肉そば」【喜多方市】 坂内食堂 店構え

雄国沼湿原を散歩した結果、喜多方ラーメンが開店している時間帯になったので坂内食堂へ。朝一の開店狙いの方々が一巡し、ある程度お客さんが捌けた時間帯という事もあってお店の前に行列は無し!これは嬉しい展開だっ。

店内に入り、カウンターで今日は朝からガッツリ行こうと「大盛肉そば」 を注文した所…何と「レジスター」が導入されているではあ~りませんかっ!7セグの表示器が眩しいぜっ!

坂内食堂本店のレシートそんな訳で…喜多方の坂内食堂で初めてレシートを貰いました。実はこのブログ、あんまり具体的な値段とかは書きたくない(情報が古くなってもノーメンテ&出先で名物食べると正直結構お高いことが多いので…)のだが、今回ばかりは見ての通りのお値段です。大盛だしね(笑)

同じバイク乗りの方と合い席となりまして、色々話ながら待っていると…注文の一杯が到着です!おぉっ…大盛にしてドンブリの開口部の面積が増えてもチャーシューの埋め尽くし感は変わらないのね!(喜)それではスープから頂きま~す!

旨いっ!(喜)

以前から感じる個人的にはちと強すぎる塩辛さはあるものの、やっぱり旨いスープです。塩スープのような黄金色のスープな筈ですが、チャーシューで埋め尽くされているので残念ながら写真では見えませんネ(笑)ただ、ここのスープを喜多方ラーメンの代表として捉えるとちと違うのかも。醤油を利かせたスープの方が喜多方ラーメンの大勢を占めているので、どちらかというと異端児な存在です。

麺は相変わらずの縮れの細かい中細麺。ツルツルした食感でズルズルいけますね。具は写真だとチャーシューだけっぽいですが、下にメンマとネギが埋まってます(笑)チャーシューの仕上がり具合は個人的好みストライクな「やや固め」でして、噛みしめる程に味わいが広がるタイプ。

もちろんスープも含めて完食ですっ!

大盛の+100円は文句なしの高パフォーマンスだと思います。これは朝、連食しないなら大盛がデフォルトになる予感(笑)ご馳走様でした!また伺います!

「雄国沼・桧原湖遊覧船・鯖湖湯・智恵子の生家」 ~結局…福島堪能ツーリング編~

「雄国沼湿原」

ひたすら漫画を読みまくった結果…寝ることもなく朝がやって来た。どうやらいい天気なので5時に快活クラブ会津若松店を後にして、とりあえずゴールドラインの方角へ。信号待ちの間にツーリングマップルを眺めていたら「雄国沼湿原」という未だ行った事が無い場所が目にとまりまして、大して距離もないのでちと行って見ることに。ちと分かりにくい小さな行き先表示板を頼りに雄国沼を目指していると…雄国沼のかなり手前でマイカー規制となっていて、ここから先はシャトルバスでしか行けないとのこと。

駐車場のおじさんにバスの時間を聞いてみると6時が始発とのことでして、時間的に丁度いいのでバスに乗り込みま~す。ちなみにお客さんは俺と三脚を担いだおじさんが一人。普通の路線バスがクネクネ道路を登っていくんだが、確かにこりゃマイカー規制しないとどうにもならなくなる道だって事が良く分かったよ。こりゃ自動車同士だとすれ違えない道幅だ。

「雄国沼湿原の雲海」20分程バスで山道を登っていって目の前に広がった光景がこちら。会津若松・喜多方市街方面は完全に雲の下。雲海の上に出たこともあり…この一帯は晴天ですっ!(喜)

バス停から雄国沼へ降りていくと冒頭の写真、木道の整備された尾瀬のような空間が。ほぉ…磐梯山ゴールドラインの近くにこんな場所があったとは!何というか…ハウルの動く城で主人公ハウルとカルシファーが出会った場面みたいな場所だぁね。

「ニッコウキスゲ」

木道の脇には沢山のニッコウキスゲが…と言いたかった所ではあるがちと時期的に早かったようでして、まだほとんど蕾でした。こちらは数少ない咲いていたニッコウキスゲ。蕾は沢山あったので、今度の週末頃からは沢山咲いているんではないでしょうか。それにしてもこんな事ならマクロレンズ持ってくれば良かったな。ま、最初は軽く近所を走るだけのつもりだったんで仕方無いけれど(笑)

2時間程湖畔を散歩して麓にバスで降りてきた。そして、今回はいくらなんでも早すぎるので諦めていた喜多方ラーメンにピッタリの時間になったではあ~りませんかっ!(笑)

そんな訳で喜多方の坂内食堂で朝ラーメンを頂きま~す(この様子は別記事にて)。

この後は清々しい空の下、無料開放中の有料道路「磐梯山ゴールドライン・磐梯吾妻レークライン」を堪能して桧原湖の畔で小休止。

「桧原湖の遊覧船」「桧原湖の遊覧船から」

何となく遊覧船乗り場の方へ歩いて行くと…

「お客さ~ん!もうすぐ出航ですよっ!早く早くっ!」

と、銀河鉄道999の車掌さんの決め台詞みたいな事を言われ…言われるがままに遊覧船に乗り込む俺(笑)

で、30分程船上でのんびりと過ごしたのでありました。そう言えば磐梯山ってのは猪苗代湖側から眺めると整った美しい山なんだが、桧原湖側から眺めると思いっ切り噴火で山肌が吹き飛んでしまっているのね。

「浄土平の駐輪場」この後は有料道路の〆となる磐梯吾妻スカイラインを堪能して浄土平へ。無料化されていることもあってバイクのお仲間も沢山来ているよ。もちろん売店も大賑わい。揚げ饅頭やらきりたんぽやらをパクついて小腹を満たして再出発。そろそろ帰りながら寄り道しないといけない訳だが…ま、やっぱ温泉だぁね(喜)

【福島県飯坂温泉】 鯖湖湯

福島市内の西側の環状線のような存在のフルーツラインを走って飯坂温泉の鯖湖湯へやって来た。それにしても満開の季節を迎えた紫陽花が映えるなこの銭湯…というか温泉。

今日の鯖湖湯は観光客が少ない時間帯だったのか…「クソ熱い湯加減」なのでありました。ちなみに飯坂温泉は源泉の温度が50度少々。温度を下げずに熱い湯船に入るのが地元の方の習慣だそうでして、熱い時は思いっ切り熱いのです(笑)

まるで「熱湯コマーシャル」のような熱めの湯船を楽しんだ後は…

【福島県飯坂温泉】 沢田屋海苔店 店構え【福島県飯坂温泉】 沢田屋海苔店 「かき氷」

鯖湖湯の真向かいにあるかき氷屋さん「沢田屋海苔店」でかき氷を頂くのでありました。劇熱の風呂の真向かいにかき氷屋さんって鉄板の組合せだ。こりゃ誰だって食べたくなるだろうよ。

我が国のデフレ脱却のヒントをここで垣間見た気がする (お前…大きく出たな…)

このまま高速に乗ってしまえばそんなに時間も掛からずに家まで帰れる訳だが、一応散歩の延長なので下道で。国道4号を南下していると…二本松市で「→ 智恵子の生家」の案内板が目にとまった。

これはもしかして、去年の秋に場所が分からずに辿り着けなかった場所ではあ~りませんか!という事で、今度こそ向かうのであります。

確かあの時は「智恵子抄の碑と智恵子の生家」を同時に探していたら…結局どちらにも辿り着けなかったような気が…(汗)

今回は慎重に「智恵子の生家」の標識だけを追いかけまして…無事到着!

「智恵子の生家」おぉ…ここが智恵子の生家ですか。確かにいいところのお嬢さんだったって事が良く分かる。ただ、この生家である造り酒屋が倒産してしまうなどの心労が重なり、後に亡くなってしまう結果となるのだが。。。

生家の裏側は当時の生活ぶりが見学出来るようになっています。撮影禁止だったので写真はありません。

生家を見学した後は「智恵子記念館」へ。俺の中での高村智恵子ってのはあくまでも智恵子抄の中に出てくる智恵子であって、それ以外はほとんど知らなかったってのが正直な所。

元々画家を目指していた(と言うか画家だった)ので智恵子の描いた油絵があったり、高村光太郎作で青森の十和田湖にある皆さんお馴染みの乙女の像の試作品?があったりもするんだが、一番多いのは入院生活を送っている時に制作された「紙絵」が多数。病床で作られた作品は初めて見るものばかりだったけれども、何となく俺の中の智恵子のイメージ通りの作品だった。

雑誌に載った入院以前の智恵子の言葉の一遍をメモったりなんかしまして…

完全後付け「福島堪能ツーリング」終了!(あのなぁ…麻雀じゃねぇだろうよ…)

結局この後も懲りずに下道を走り続けまして…国道49号では阿武隈での気温12度で完全に体温を奪われたりなんかしつつ…微妙に震えながら日立のアパートに無事到着。

それにしても世の中知らないことだらけだな。だからこそ毎回楽しいってのはあるんだけれども。

2012_06_24_ルート

そんな訳で今日のGPSログはこちら。そういえばいわきの草野心平の生家も迷子になって行けてないんだよなぁ。今度こそ行ってみることにしよう。