鏡沼海浜公園にてお目覚め。雨こそ降っていないが気温7℃位とちとお寒い朝。降る前に荷物を撤収して久々の宗谷岬へ向け北上開始。が…
冷たい雨にうたれて サロベツ原野を走ったの~♪(C)荒井由実
ライダー憧れの道なんて呼ばれる事もある道道106号だが、もはやこうなってしまうと爽快感がどうのとかいう話では無く単に寒いだけ。
11時過ぎに稚内市街に到着後、とにかく屋根付きの場所って事で北防波堤ドーム(通称稚内ドーム)へ一旦避難。一応気温を確認してみると8℃とな。日が出てないから全然気温も上がっておらずこれまたお寒い限り。夏場の雨用グローブを絞りながらこの先どうすっかを考えていたら電話着信。茨城の母からだったので出てみると…「家のクーラーが壊れたから買い換えるんだけれど、富士通と三菱どっちがいいの?」なる内容…
「クーラーなんて捨てちまえ!こっちは寒いんだよっ!」(内心)
完全にやる気を失って出した結論は…
「総員に告ぐ。残念ではあるが本日の宗谷岬アタックは中止。風呂に入って酒飲んで寝るように。」(ワーイ!)
ここ稚内には3年前に出張で来た事が有って、何気に路線バスでグルグル市内を巡った事があるので結構詳しい。そんな訳でまずは稚内駅近くの観光施設っぽい場所にある港の湯へ。風呂に入った瞬間に体中の血管が膨張するこの感覚は…
間違いなく冬です!(確信)
この温泉施設内にも食事処が沢山あるんだが、ふと稚内駅前の「たからや」と言うラーメン屋を思い出して調べてみると今も営業している模様。前回稚内に来た時はちょうど新しい駅舎と古い駅舎がまだ両方あって、駅前の区画整理をやっていた頃だったんだが…どうやら場所的には稚内駅前って事には変わらないみたいなので昼飯はたからやって事で。
「たからや」は昔とは多少場所が変わっていて、稚内駅前ロータリーの真ん前という分かりやすい場所に少々大きめのお店に生まれ変わっていた。ま、大きくなったとは言ってもギッチリ詰めて15人入れるかどうかという大きさだけれども。
今回も塩ラーメンを注文(塩と醤油しかないんだけれども)。味は思い出と変わる事無く旨く、やっぱりお麩がいい感じですな。
稚内駅旧駅舎があった場所には新駅舎が完成していて、日本最北端の線路の碑が建っていた。写真を撮っていたら再び冷たい雨が降り始めたので一路スーパーへ。あれこれ買い物をしまして稚内で雨と言ったら当然の事ながらあの場所に再び帰還。
午前中の写真とあんまり変わらないかと思いますが、一応観光名所なので出来るだけ奥の方に陣取ってます。
まだ15時なのにバイクの影にテントを張りまして(隠れてないけど)…クソ寒いけどやっぱり乾杯!(アホ)
とは言えさすがにプチ宴会を始めるにはちと早いので近場を散歩。実はテントの真ん前には海上保安庁の巡視船「れぶん」が係留中。夜中怪しい人影が現れたりしたら艦砲で撃って貰えるはず。遠慮しないで撃っちゃって下さい。
あ…俺は怪しくないので撃たないでね…(願)
お隣の写真は稚内港原点。
立ち小便しようとしたら見つけたってのはここだけの秘密である(撃たれるぞお前…)
昨日ヒグマの恐ろしさを実感したので酒は濁り酒の「くまころり」。そのまんまじゃ焼けないサイズのホッケを気にもせずに買ってきましてプチ宴会開始。時折登場する犬の散歩中の地元の方と目があった時は満面の笑顔を返して怪しくない人をアピール。
ま、ここってもうしばらくするとバイク野郎のテントだらけになるからそんなに気にしなくってもいいんだけれどね(笑)
こちらは今回のGPSログ。今使っているアライテントを譲って頂いた山屋の兄貴に「お前は低温に対する耐性が無さすぎる!」と言われたりするものの…35℃~5℃までの気温に対応出来るバイク野郎なんて普通いないのよ。それに…
こう見えても俺はシティー派なんだよっ!(またしても死語)