正式名称「弁天歴史公園」でお目覚め。速攻撤収…のはずが観光協会のおばさまと30分程雑談。どうやらいい場所なだけに朝シュラフに包まっている奴が夏場結構いるらしい。皆考える事は一緒なのね(笑)それから石狩川に遡上する鮭の量が年々減ってきているそうな。最近海水温の変化とかで漁場が移動しているってな話は耳にするけれど、鮭の場合もエサ的に関係あるんだろうか?そもそも鮭って何食ってんだ?
それから「石狩鍋は私が作ったのが一番美味しいのよ!」との事でした。なるほど(笑)
おばさまに御邪魔した事にお礼を言って出発。曇っちゃいるが今日はさほど寒くは無いな。ま、ここまで来たなら北上するしかないわけでして…海岸線沿いをガ~っと北向きに走ればそのうちに宗谷岬に辿り着くという大変分かりやすいルート。
途中、雄冬岬で白銀の滝を鑑賞。いや~お日様も出て来て写真的にはちと厳しいけれども暖かいのが一番だよ。
そんなこんなで増毛にある日本最北端の酒蔵「国稀酒造」に到着。やっぱ露出補正出来る写真アプリ入れないと駄目だなこりゃ…(後日談)
酒蔵の外側を眺めていても仕方無いので酒蔵の中へ。何故かは良く分からないがJR北海道の駅のマグネット?が全種類揃っている雰囲気。酒蔵の主は鉄オタなのか?そしてお店の方に「良かったら奥までどうぞ!試飲も出来ます!」と言われたので奥へ続く通路への敷居はまたがずにその場でお買い物続行。
「あの敷居だけは決して跨いではなりませぬっ!」(ダメ、ゼッタイ!)
先程の店員さんにお薦めを聞いたところ「ここでしか売っていない清風がお薦めです。私も限定品には弱いんですよねっ!」
…完全に心を読まれている気が…(爆)
てな訳で、これまた限定のアクリル升付きの酒を1本買いまして…
マンモスくやピーーっ!!(死語)
増毛から留萌へ。波灯の女灯台というデザイン灯台なるものがあるらしいので行ってみたんだが、光量的にこれって灯台なのか?ってな物だったんだけれども、近くでラジオを聞きながら釣りをしていたおじさんが「ゴーールっ!あぁ~…」というラジオからの声を受けて頭を抱えていた姿が忘れられないので。丁度サッカー日本代表の試合だったんだよねこの時間。
それはさておき、留萌ってのは個人的に「思い残している事」がず~っと有る場所。昔っからツーリングマップルに「蛇の目寿司が旨い!」とか書かれているんだが、一度もその蛇の目寿司に辿り着けた事が無いのである。そんな訳で今回は大当たりだったり大外れだったりとちと振れ幅が大きいがGARMINのポータブルナビに案内をさせてみる事に。結果…
ジャストミ~~~トっ!!!(これまた死語)
店までの道程には色々思い入れがあったんだがそもそも何が旨いのかとかいう肝心な情報は全く持ち合わせていなかったので、一番量が多いらしい「蛇の目スペシャル」を注文。
確かに多いね…でもここに辿り着くのに10年位掛かったからね…(謎)
(約10分後)いや~旨かった!バランは食えないから無くてもいいかもね(どうでもいいわっ!)
そんなこんなで再び北上開始。夜の間に地図を眺めながらちと考えていたんだが、この先勢いにまかせて突っ走っちゃうとホントにあっという間に宗谷岬に着いてしまうわけでして…何かないかな~と思っていて来てみた場所がこちら。
国内最悪の野生の獣の事件となった三毛別羆事件の再現場所。ほのぼのとした農道チックな道道1049号から僅か200m程のダートを進んだだけなんだが、いきなりうっそうと生い茂る森の中なのでバイクを出口方向にちゃんと向けて停車。
7名が死傷、3名が重症という現場…
再現されたヒグマの姿を大袈裟とは言い切れない。最終的に捕らえたヒグマの全長は2.7メートルだったとの事。
一応小屋の中も写真を撮ってみたものの、生きた心地がしないので速攻で撤収。
勝ち目無いからこんな奴…
この後はひたすら快走路。稚内までこんな感じの道があと140キロ程。天気もいいしこの調子で突っ走ると夕方には稚内に着いてしまう訳だが…それはちともったいない。
そんな訳で途中ペースダウンしまして、しょさんべつ温泉岬の湯で風呂。正直キャンプするのは天文台のあるここでも良かったんだけれども、生憎の曇り空なので天塩の鏡沼海浜公園に当たりをつけて再出発。それにしてもいい天気になってきたやね(喜)
そんなこんなで鏡沼海浜公園に到着。フリーキャンプ場・バンガロー・オートキャンプ場・ライダーハウスとよりどりみどりな環境だが、迷う事無く最もセレブなフリーキャンプ場を選択(笑)正直言うとライダーハウスに人影があったのは知ってるんだけど…
今宵はホタテと国稀酒造の限定酒が主役なんでお裾分け出来ないんだよねぇ…(悪)
そんなこんなでホタテを焼き焼き…旨~~~いっ!(喜)