昨日は車中泊の爺さんと午前様だった割には朝5時半にお目覚め。いや~旅に出ると自然に早起きに…
…って、単に暑くて寝ていられないだけだっつうの!(汗)
テントを畳んで撤収した後、お世話になった道の駅「笠岡ベイファーム」の目の前に広がるひまわり畑をお散歩など。
こんな感じに軒先にテントを張っていたんだが、散歩から戻ってきた時には何とすでに営業準備が始まっていた…危ねぇ危ねぇ…
ちなみにここ笠岡はカブトガニの生息地として有名でして、今回は時間の関係で立ち寄れなかったものの「カブトガニ博物館」とかあったりしますので皆様是非お立ち寄りを。
この後、当初は一般道経由で広島平和記念公園に行こうかとも思っていたんだが…昨日の爺さんとの会話を思い出してパス。かつての広島市民球場脇にあったバイク置き場がどうなってるのかも下調べしてないし、広島市内の駐輪場事情がどうなのかも知らないし。
平和への祈りは高速道路からという事にして、再び山陽道で西の方へワープ開始。
途中宮島SAで朝飯代わりの穴子丼を頂いたりなんかして(正直言って微妙な残念感が…)更に西へ西へ。
本州側最後のPAである「壇ノ浦PA」はさすがに入り口から渋滞していたので、そのまま関門橋を渡ってついに九州入りっ!
門司港ICですぐさま高速を降りまして…向かった先は「めかり公園(門司城跡)」。ここってとにかく眺めがいいんだよね。
めかり公園で一息ついた後、国道10号経由で俺の生まれ故郷の大分へ「故郷へ錦を飾る」意気込みで向かい始めたのはいいのだが…
…九州暑すぎる…もう帰りたい…(実話)
そんな絶望的なカンカン照りの日差しの下…つい最近ネットニュースで見た気がする「九州では一般的存在」らしい「袋入りかき氷」がまるで砂漠の中での蜃気楼のように俺の脳裏に浮かんでは消えるのであった…(熱中症には気を付けろ!)
「アレさえ手に入れれば俺だって…」(謎)
…んな訳で袋入りかき氷を無事購入。持参のシェラカップ&スプーンで食おうかとも思ったが、あっという間に溶けてしまう予感がしたので紙皿&プラスチック製スプーンも同時購入するという用意周到さ(笑)キッチンばさみで袋の頭をチョキチョキし、紙皿に盛って…完成っ!
いや~~~生き返るねこりゃっ!(喜)
ただ、どう言う訳か地元の方々の視線が何故かかき氷以上に冷たい…何でだ?お前らも普段からこの袋入りかき氷食ってるから普通に売られているんだろ?
…この後、九州の方からTwitter経由で食べ方のレクチャーを受けました。
1/3ほど袋から出して、かじるのが一般的だそうな…(爆)
やっちまったぜ…などと思いつつ「旅の恥はかき捨て」という都合の良い諺を思い出したりなんかして…途中長崎鼻に立ち寄りつつ…
こちらは大分にある長崎鼻の突端にある香々地灯台。何だかホヤとマントルを取っ払ったランタンの先端みたいに見えるのは俺だけか?
そして…大分県の誇る温泉街「別府」に到着。いや~久々に帰ってきたぜっ!我らが生まれ故郷の大分県よ!
はっきり言ってどこの銭湯に入っても確実に温泉だったりする土地柄なので、ちとツーリングマップルをチェック…何々…競輪温泉とな?
ネタ的に丁度いいので今宵はこの銭湯(というか温泉)へ。別府競輪場の駐車場内にある銭湯でして、入湯料は100円です。
「兄ちゃん!もう少し早く来れば無料だったっち!」と湯船の中で地元の方々からレクチャーを受ける俺なのでありました(笑)今日は競輪の開催日だったそうでして、レース開催日の17時までは無料で入れるとの事。それにしてもいいお湯だったよ!(喜)
バイクの近くで涼んでいると、さっきまで一緒に湯船に浸かっていたおじさんが話し掛けてきた。
「ほぇ~水戸から来たと?…昨日出たと!?ここまで何キロあるね!?…」(…以下省略)
出先で良くあるいつもの会話を交わした訳だが、このおじさんからは有力な野宿ポイントの情報も頂いたのであった。どうやらここ別府の街のど真ん中にある海沿いの芝生のある公園でテントを張って寝泊まりしているバイク野郎&チャリダーが結構いる&誰も文句を言ったりしないとの事。今宵は湯布院の道の駅まで無理矢理走って寝ようと思っていた俺にとっては…
「万車券」クラスの大当たり車券ゲット!(喜)
そんな訳で、安心しきって別府市内のスーパーで買い物をしたり夕日を眺めたりして…競輪場のおじさんに教わった公園の隅っこにテントを設営。
公園の隅っことはいえここは別府のど真ん中(笑)日が暮れた後しばらくの間は散歩の方々&花火の方々で賑わっていたのはご愛敬。別府に観光にいらっしゃっている中国や韓国の方々、そして愛を語るカップルの方も多いので目立たないようにコッソリ乾杯!
…ま、明日は早く起きて撤収した方が良さそうだなこりゃ(笑)