久々に普通の週末 ~ツインリンク茂木と夜の浄土平編~

楕円ピストン採用のホンダNR

元々仕事になるんでは?な今週末だったのであるが、仕事では無くなったので栃木県のツインリンクもてぎで行われる事をツイッターで教えて頂いた「BikeJIN(培倶人)秋祭り2013」に行ってみる事に。

バイク乗りなら雑誌「培倶人」という雑誌(内容はツーリング系)を本屋さんで見た事がある方も多いと思う。…で、実際に何をやるのか良く分からないままイベントに行ってしまった&やたらと天気がいいのでほとんどイベント自体には参加せずに軽く見ただけで走りに行ってしまう結果となるのだが…(笑)

冒頭のバイクはツインリンクもてぎの中にある「Honda Collection Hall」に展示してある楕円ピストン採用の市販車「NR」。丁度俺自身が学生だった1992年に登場という事もあり、カーボン製の外装採用などで超バブリーな一台「520万円」というビックリ価格にバイク雑誌騒然の存在だったよなぁ(笑)

その後俺が20万キロ以上乗る事になる「CB750F2」というバイクがひっそりと誕生したのもこの1992年(乗ってたバイクも1992年製)だったりするので…

…まことに親近感を感じる一台である…(嘘言うんじゃねぇ!)

マクラーレン・ホンダ時代のF1マシン実車この時代のホンダというと、F1ドライバーのアイルトン・セナが破竹の勢いでマクラーレン・ホンダと共にF1優勝を積み上げていった時代でもある。レースにおけるホンダ栄光の時代の一つであるのは確かだよな。マルボロカラーのF1カー、今見てもとても美しい存在だ。

ホンダのバイクの立役者「スーパーカブ&CB750」こちらは2輪市販車の世界で「HONDA」のイメージを確立させた立役者である「スーパーカブ&CB750」。CB750は東京モーターサイクルショーで隣に立って記念写真を撮って頂いた車体だろうな。

ホンダの耕耘機ホンダのポータブル発電機

ホンダは車やバイクだけで無く、耕耘機や発電機も作っているのでそちら関連も展示されている。それにしても何でこの手の物には赤が多いんだろう?

ホンダASIMOのプロトタイプ達 「E0・E1・E2・E3」ホンダASIMOのプロトタイプ達 「E4・E5・E6」

ホンダASIMOのプロトタイプ達 「P1・P2・P3・ASIMO」

こちらはASIMOコーナー。「E0」と呼ばれるごく初期のプロトタイプから「P3・ASIMO」までがズラリと並んでいる。

ホンダASIMOのプロトタイプ達 「E0(1986年)」

こちらは「E0」。こいつで体重移動などの様々なデータを取ったそうな。データ計測用の大型コネクタが時代を感じさせるよなぁ。

当然の事ながら歴代のホンダの市販自動車やらレースカーにバイクのレーサーも大量にあるんだが、バーチャルな体験で良ければ「コレクションサーチ」なる本家のページがありますんでそちらをご覧下さいませ。最初に紹介するとこの記事の意味が薄まるので…

このタイミングでの御紹介となった次第でございます…(腹黒)

道の駅「茂木」裏での真岡鐵道SL鑑賞秋祭り会場で超ローテクな「バイク用後付けオートクルーズユニット」を買ったりして、天気がいいのでツーリング再開。ツインリンクもてぎの程近くにある道の駅「茂木」で真岡鐵道のSLを眺めたりなんかして…記事的に一気にワープ。

とっぷり日の暮れた浄土平途中二本松市内で晩飯の材料を買い、磐梯吾妻スカイラインの浄土平へ。今宵はここで星空を眺めながら寝るのである(喜)

浄土平の晩餐浄土平で300円の炭火焼きステーキ

毎度のプチ宴会の後は、シュラフに入ったままテントから顔だけ出して夜空をボケ~っと眺めて過ごしたのでありました。当初、栃木の戦場ヶ原でもいいかな?と思っていたんだけれど、雲が多そうだったのでこちら福島県の浄土平にして大正解。

ライトアップされた吾妻小富士の登山道そう言えば吾妻小富士の登山道が今宵限定でライトアップされていたのであった。そうと知ってたら三脚使って真面目に撮ったのに…ううっ…(涙)

ま、天の川をはじめ星が綺麗だったからいいかな(喜)

2013_09_28ルート

こちらは今回のGPSログ。夜の浄土平がいい感じと言う事を知ったのは大きな収穫だ。

今週末も三連休 ~久々に快晴の鳥海山&川俣シャモ丼など…編~

岩手県の道の駅「東和」の朝

花巻空港近くにある大きな道の駅「東和」にてお目覚め。いや~先週と違っていい天気だなホント。

三連休も最終日なので帰りつつ楽しむ訳だが…宮沢賢治関連の施設が開くのを待ってしまうと今日の残り半分位の時間を東北道をひたすら南下する羽目になるしなぁ…などと思いつつツーリングマップルを眺める俺。

…ん?鳥海山行っとくか!?(喜)

鳥海山の駐車場から日本海方面

~そんなこんなで一気に鳥海山の登山口駐車場へ~

いや~!海岸線までまともに見えたのは個人的に数年ぶりだよっ!(喜)

鳥海山の駐車場から日本海方面

標高的に結構高い場所なのでどうしてもガスっている事が多いんだが、今日は日本海側に雲一つ無し。これは来て良かったよ!

…かなりのんびりと過ごした後は、秋田県から完全にさよならして山形県の内陸方面へ。

道の駅「尾花沢」にてスイカで有名な尾花沢では、建設中の高速道路に隣接する道の駅「尾花沢」にてスイカソフトをパクリ。この先にある道の駅「村山」に立ち寄る事が多いので来たのは今回初めてだ。道端のスイカ直売店にバイクで乗り付けると無理してでも買わない訳にはいかない気がするので…(笑)こういう場所は嬉しいかも。

この後は蔵王経由で宮城県の白石へ。山形県側は天気が良かったが宮城県側は雨&クソ寒かったので「白石うーめん」でも食べて帰ろうと思ったのだが…何度も行った事のある市内の商店街の端っこに位置する「関東屋」にまた行きそうな予感がしたので今回は通過。こりゃ白石うーめんのお店、ちと予習をしておいた方がいい気がするなぁ。

【福島県国見町】 国見SA 「川俣シャモ丼」白石からは東北道に乗り完全帰還モード。国見SAのレストランで晩飯を食うのだが…なんと「国見の日(9/23)」と言う事で牛タン定食がまさかの500円引きだったにも関わらず…

「川俣シャモ丼」を注文するセレブな俺(笑)

半熟玉子付きの川俣シャモ丼も旨いし、オマケ?の小さな白石うーめんも旨かったしでこちらが正解だと思うな。

この後は高速道路をひた走り、途中阿武隈越えで寒さに震えながら帰宅したのでありました。

2013_09_23ルートこちらは今回のGPSログ。野宿ツーリングって朝早く出発するという「定め」があるんで一日が長い=走る距離も自然と長くなりますな(笑)

今週末も三連休 ~本州最東端のトドヶ崎攻略…そして三陸の街並みに想う…編~

道の駅「さんりく」の朝道の駅「さんりく」の隅っこでお目覚め。今のところ微妙な天気だが…まぁなんとかなるでしょう。

復旧工事中の三陸鉄道南リアス線顔を洗って歯を磨いてテントを撤収した後は国道45号を北上開始。ここからは国道と南リアス線が併走するので横目で見ながら走ったんだが…高架の部分にも重機が入っていたりして運行再開へ向かって走り出している印象だ。

南リアス線の釜石駅のジオラマ朝早かったのでまだ閉まっていたが、釜石駅の三陸鉄道南リアス線のジオラマをガラス越しにかぶり付き。う~ん…間近でのんびり眺めたかったなぁ…

ま…また来ますんで(笑)

今住んでいる日立市とここ釜石市、元々製鉄の街として発展してきた経緯もあって工場と市街地の距離感に似たような雰囲気を感じるんだよな。もちろん釜石の津波による被害は未だに酷いものがあるんだけれども。

この後は宮古市の南側に突き出した重茂半島へ。県道に入ってからは、はっきり言って「な~んにも無い」山道をひた走る事25キロ程。

【岩手県宮古市姉吉地区】 大津浪記念碑かの震災後、何度か訪れている姉吉地区の「大津波記念碑」。初めてここに来たのは震災後の最初の夏のツーリングだったよな。

大津波記念碑

高き住居は児孫に和楽

想え惨禍の大津波

此処より下に家を建てるな

経験は活かさねばならない。さりとて今を生きねばならない。悩みは尽きないな…

【岩手県宮古市姉吉地区】 平成の大津浪記念碑大津波記念碑の20メートルほど先に今回の震災による津波到達地点の真新しい碑が建っているのに気が付いた。ここだけでは無く、国道には「過去の津波到達地点」に加えて「東日本大震災2011/03/11による津波到達地点」という表示が増えている。ここまで津波が来たのか…

宮古市 「トドヶ崎入り口」そして姉吉地区をさらに下った海沿いには今日も変わらずトドヶ崎灯台への遊歩道入り口が。

行くぜ!今度こそっ!待ってろ本州最東端!

2011.3.11 津波到達地点2011.3.11 津波到達地点の高さ(実際はもっと高い)

トドヶ崎灯台への遊歩道に記された小さな津波到来地点の碑が左。そこからかなり下った場所で撮ったのが右の写真。この一帯を襲った津波の高さが良く分かる。しかもここは入り江の入り口…

一番それっぽいトドヶ崎灯台と本州最東端の碑の写真その後、軽く一時間程遊歩道を歩いてトドヶ崎灯台へ。

いや~ようやく来たよ。本州最東端!(喜)

トドヶ崎灯台と本州最東端の碑と一緒に記念写真三脚を持ってきて記念写真を撮ったりしたので一応御披露。

心配すんなよ。一般人の日頃の行いに興味を持つ奴なんて大していないんだからさ(笑)

【岩手県宮古市田老地区】 完成予想図

無事、トドヶ崎灯台を攻略したのでこの後どうしようかと思っていたんだが…以前訪問した時は雨模様でイメージと違った(写真的に)あまちゃんのロケ地でもある「久慈市」に移動開始。

…途中、田老地区で新しい街の完成予想図を見掛けてふと足を止めた…

初めて見た気がするな。こういう看板…

【岩手県久慈市】 小袖漁港にて

その後も北に向かって走り続け、朝の連ドラ「あまちゃん」のロケ地でもある岩手県小袖海岸へ。

いい天気だよっ!(喜)

【岩手県久慈市】 小袖海岸の階段

ここはドラマの中で何度もウニ採りで出て来た階段。

萌えるわぁ~(アホ)

【岩手県久慈市】 小袖漁港の灯台と共に

思い出の灯台と一緒に、5ヶ月で2万キロ走ったらしい愛車(ボロバイク)と共に記念の一枚。

あまちゃん終わっちゃうんだよねぇ…(涙)

久慈市郊外で炭ソフト今回トドヶ崎灯台がメインだったので、あまちゃんはあくまでもオマケ。久慈市内がちょうど秋祭りで全面通行止めだったので、あまちゃんの存在なんて全て忘れて東北道方面へ!

途中で頂いた炭ソフトがとにかく旨かった!(背景注意…)

道の駅「東和」にて

最終的には岩手県花巻市の道の駅「東和」にて、温泉&ゲリラキャンプを敢行したのでありました。

アイドルの写真を壁に貼ってるみたいで…昭和チックだろ?(アホ)

2013_09_22ルートこちらは今回のGPSログ。海沿いの地域は未だ悲しい姿のままではあるが…少しずつ着実に未来に向けた歩みを始めているのも確か。

妙な外野の声に焦る事は無い。あなた方の故郷のあるべき姿はあなた方御自身で作り上げて欲しい。そのお手伝いを遠くに暮らす者の一人として出来たら嬉しいかな。