…「10割蕎麦」だの「奥久慈軍鶏」だの、無理して和風な世界に飛び込んで飲み込まれつつあった危険な状態の自分を捨てられたのがこの店だ。。。
一人前210円で6個。焼餃子・水餃子の2種類のメニューしかない。「今市店」が俺のデフォルトなのだが、きっと「氏家店」もいける筈!…そんな訳で、先週「餃子祭り」を振った俺が頼んだのは
「焼3!」(焼餃子3人前)
↓ これが「焼餃子3人前」
いやぁ…マジで旨いよ。。。宇都宮餃子を語る時には、是非正嗣の餃子もね!
常陸太田の蕎麦フェスティバルを後にして、軽く北上していると国道118号が結構派手に渋滞中。山方宿の芋煮会やら、この地域全体の紅葉が見頃な事もあってなんでしょうね。まぁ実りの秋なんですから仕方ないですねぇ。袋田の滝やら竜神峡方面が大渋滞するのは仕方ないでしょう。
「ま、バイクの私はすり抜けしまくりましたが」(爆)
ただなぁ…去年の秋に初めてこの地域を地元民的なスタート位置として見に行った時は、こんな酷い渋滞なんかじゃなかったぜ。。。なんか魅力が半減してる気もするのだが。(余計なお世話って奴だな。。。)ただ今回気が付いたのは、国道118号から見えた「下小川橋」周辺が「四国の四万十川」っぽいと言う事だな。橋の欄干ぶっ壊せば雰囲気的には四万十だ。
「誰かこっそりぶっ壊してみないか?」(爆)
またしてもヨタ話はこれ位にして、常陸太田蕎麦フェスティバルと同じく、今回のツーリング?で事前調査して訪問する気満々だったこちらのお店へ入店。そして最初から頼む気でいた「奥久慈軍鶏塩ラーメン」 1000円也を注文。
いやぁ…ラーメン単品で1000円は、余程思い切らないと食べないんだが、「奥久慈軍鶏」に興味を持つのは(私の周辺では有名だけれども)そうそう無いだろうし、国道461号沿いに美味しいラーメン屋を知る事が出来ればバイクのツーリングが楽しくなる事も有るかなぁと。。。
んでもって、戴いた塩軍鶏ラーメンですが…
いやぁ…軍鶏(シャモ)って旨いです…チャーシュー的な存在に、シャモの加工品の薄切り?(何と言っていいのか分からない…)これが旨い!(シャモのチャーシューですね)極細ネギも箸休め以上の存在感を発揮してるし卵もいけるし…何てったって麺(絡むスープ)が旨い!
こりゃいい店に巡り会いましたっ!ツーリングで昼飯とかいうレベルでは無いと踏みました。個人的には【奥久慈】が冠に無いメニューで今後攻めてみたいです。この店は本物でしょっ!
昨日の駄目駄目な天気とはうって変わって上々のお天気。ほんとは昨日行こうかと思っていた、常陸太田蕎麦フェスティバルなる催しへ、ちと到着が早すぎる時間ではあったが出発。結局、10時開始なのに9時過ぎに会場近くに着いてしまうのだが、見ていると開始時間前などお構いなしに人々が山のてっぺんの方角へ。。。
「こりゃ…もうやってるなっ!?」(喜)
てな訳で、他の皆様と共に会場へ。。。…何となく、周囲の方々の平均年齢が60代位な気がするのだが。まぁ、「和」なグルメの代表格の蕎麦祭りだからなぁ(笑)金砂郷小学校(名前が一流のそば粉だな)の隣の交流センターの敷地には…ぱっと見、50人近い蕎麦打ち職人が、もう蕎麦打ちまくってんじゃん(喜)12件位の蕎麦の出店と、地元食材関連のお土産物屋さんが並ぶなかで、十割蕎麦だけしか出していない潔さを感じて、地元常陸太田の「遊蕎塾」のもりそばを頂くことに。…とまぁ、なんか知ったような口を利いてますが…
「十割蕎麦なんて、まだ一度も喰ったこと無いし」(爆)
だってさぁ…蕎麦自体がグルメな存在な訳だし、十割蕎麦は普通限定20食だったりするし、そもそも自分で喰っても8割蕎麦とかと違いが分からなかったら…
「…やっぱ悲しいだろっ。。。」(爆)
一般的に言うグルメな世界は、俺みたいなのには正直遠いなぁ(笑)まぁヨタ話はこれ位にして、500円の食券を購入後少々待ちまして、受付?のお店のおばちゃんからもりそばを受け取ります。何となく、コンビニ弁当のシステマチックな器だなぁ…味は違うんだよなぁ…と感じた瞬間に、お店のおじさんが一言。「(小声)うちの蕎麦は十割だから!この蕎麦基準に他の店食べ比べしてみて!」
「あぁ…頼むからハードル上げないでくれっ!」(涙)
幸いな事に、人生初の十割蕎麦を食べる「野外お食事処」(長机に椅子多数)は正式な開始時間前の為ガラガラ。歓喜の涙か、はたまた落胆の涙を流した所で誰にも見られる事は無さそうだ。そんでもってやってきました一口目。せっかくなので、本やら何やらで耳にした事のある作法?を試してみる事に。。。一口目は、つゆに浸け?ずにそのまま頂く。。。語れるかっ!?グルメを。。。
「…かつてない歯ごたえと共に、広がる蕎麦の香の微粒子… 常陸太田の空気と水と人々の力によって、小さな一粒に凝縮された力が、 蕎麦打ち職人の洗練された技によって今解き放たれたっ!…中略…以下省略…」
「おぉ友よ…その調べではないのだ…」(C)シラー ベートーベン
そうだなぁ…単語だけ和のグルメっぽくしてもしょうがないので自分の言葉で行ってみよう!
「お…おいち~~いっ!!」(爆) (C)岡村 隆史