正月明けからのブログの下書きが5件位たまってるんだが、今日のを先に書いちゃおう。
昨日会社の同僚と「麺屋 荒井」の「二郎」度?が話題になったのだが、俺は店の存在は知っていても行ったことが無かったので、話を聞くだけで終わってしまった。どうやら「二郎」していると言う意見と「二郎」していないと言う意見に真っ二つに分かれているらしい。。。なるほど、二郎とこの店の違いが争点になってる訳ね。そう言う事ならこの俺に任せてもらおう。ついでに俺はこれを機に
「違いの分からない男」から卒業するのだっ!(爆)
こちらに伺うきっかけはこんな感じでして、目覚めた時間が遅かった事もあり夜の部へバイクで訪問。国道50号バイパスから少々南に行った場所なので難なく到着。
ってかあまりにも難なく着いた関係で
まだ開店1時間前…(爆)
あまりに早すぎるので近所のコンビニの立ち読みで無理矢理時間を潰して、開店15分前位から店の前のベンチで開店待ち。程良く体が冷えた所で開店しまして、自販機で「らーめん」の食券を購入。切符みたいな普通の紙が出てきますが、ここは是非色付きのプラスチックの食券にして欲しい所。でないと「二郎」と違う訳でして。。。ってか、こう言う内容の違いを求められている訳じゃないんだろうけど(爆)
んでもってカウンター席に座りまして食券を出しますと聞かれるのが「野菜の量はどうしますか?」と「ニンニクはどうしますか?」なんですが…これもやっぱり完成寸前に聞く形にして欲しいところ。でないと二郎とは違う訳でして…
ん?そんな違いもどうでもいいってか?(爆)
店に一番乗りだった事もあり程なく注文した「らーめん(野菜中盛り&ニンニク)」が到着。ビジュアル的には確かに二郎系ですな。では細かい所を確認しながら攻略しますか。まずは野菜を箸とレンゲでかき分けて無理矢理スープから頂きます。スープは…豚骨醤油の美味しい仕上がり。ですが二郎と比較するとなると…
「あえて言おう…別物であると」(C)ギレン・ザビ
何が違うって、このスープあんまり乳化してないもん。それに器が黒色な関係で余計に薄い色に感じるのかも。ただまぁ、あくまでも「二郎との比較」の話としてはそうだと言うだけで、これはこれでいいんじゃないかなぁ。
お次は多少は減らさないと麺との位置を入れ替えられない状態の大量の野菜。スープとの境界あたりの野菜をパクつくが…モヤシだらけでキャベツが少な過ぎで、これまた二郎とは別物。これはこれで…と言いたい所だが、もうちょっとキャベツの割合を増やさないと単なる増量剤的な存在になっちゃう気が。キャベツって淡泊なモヤシと違って甘みがあるからね。
んでもって麺なんだが、これは二郎とは全く別物。こちらは太麺というよりは中太麺。対する二郎は極太麺とか超極太麺とか呼ばれている代物で、食べるのに力が要るというか食べる時にカロリーを大量に消費しそうな代物。このお店が二郎とは全く別物だと言う方の意見の一番大きな原因は、この麺の違いに有るんじゃないかな。食べ終わった後の疲労感が二郎とは全く違うので。
しっかし、食い物の話題で「疲労感」て何なんだ?(爆)
とまぁ、実際に食べてみて個人的に感じた事を書いてみたんだが、このお店の一杯が二郎的かどうかともし聞かれたら、さんざん二郎を喰ってきた自分としては「全くの別物」と答えるだろうな。とは言ってもこちらのお店の一杯が駄目とか言う話では無くって「麺屋 荒井」の一杯として捉えるべきなんでしょう。ただ先にも書いたけど、キャベツは増やした方がもっと美味しいんじゃないかと素人ながら思うんだけれども。
こんな事を感じながらドンブリの底に残った刻みニンニクとスープをズルズルと頂いて無事完食。いや~旨かった!また来ま~すっ!
追伸:「ジロリアン」な俺が感じた「二郎」と「麺屋 荒井」の最大の違いが最後の最後で発覚した。この差はでかいのだ!よく言うだろう?「遠足は家に帰るまでが遠足なのだ」と。。。
二郎でラーメンを喰うってのは、自販機でプラスチックな食券を買い、セルフサービスな水を持ちつつ出来るだけ奥の席に座り、出来上がり直前の「ニンニクは?」の問いに「野菜・ニンニク・脂でっ!」と答え、カウンターに出されたラーメンを出来るだけ水平に保ってスープが溢れないように気をつけながら自分の前に持ってきて、格闘し…完食したドンブリとグラスをカウンターに上げて…(百歩譲って、ここまでの行程が少々違ったとしても「二郎」と呼んでもいいだろう…)がっ、最後のこれ無しに「二郎を喰った」とは呼べないのだぁぁっ!
脂まみれの布巾で、自分の目の前のテーブルを拭く(爆)
(注)「麺屋 荒井」では、お店の方がテーブルを綺麗に拭いてしまうのです(笑)