お昼の一杯を食べた後、そのまま歩いて偕楽園&千波湖へ。今日は寄りこそしなかったが、偕楽園の梅は咲き始め。梅祭りは2/20(来週の土曜日)からみたいです。千波湖湖畔を歩いていきますと、今秋公開予定の映画「桜田門外ノ変」の撮影用オープンセットがお出迎え。今日も撮影していたらしく、本番中の間は車の往来を一時的に止めて、音が入らないようにしてました。
こちらのセット、撮影終了後1年間ほどの期間、展示館も作って歴史を学べる施設になるらしいです。きっと会社の同僚の歴史マニアなラーメン好きも喜ぶ事でしょう(笑)
この後そのまま水戸駅まで結構な距離歩きまして「足痛いなぁ…」なんて思いつつ、日曜日にヤマダ電機から駅に入った時に横断幕みたいな宣伝で見掛けて気になっていた「アンソールからマグリットへ」なる美術展がどこで開催されているのかを、同じ横断幕で確認すると…ふむふむ「茨城県近代美術館」って場所でやってる訳ね。それで「茨城県近代美術館」ってのはどこにあるんだ?携帯のjigブラウザでGoogle使って検索すると住所が出てきた。なになに、茨城県水戸市千波町…えっ?「千波」町?
…通ってるよね!?さっき絶対、「目の前」を通ってるよねっ!?…(爆)
結局水戸駅からさっき通った同じ道を千波湖方面へ歩きまして…ようやく「茨城県近代美術館」へ到着。美術館に自ら足を運ぶ事なんてまず無い自分だが、理由はひじょ~に簡単。俺ってのは展示会とかで有名な人の絵を見ても、何がいいのか正直言って良く分かんないんだよなぁ。。。そんな自分がこちらに来た訳は、さだまさしの歌「マグリットの石」で知ったマグリットの絵だけは、何か自分でも分かるような感じがするから。当時は描いたのがマグリットだとかは意識した事無かったんだが、高校生の頃の美術の教科書か何かの表紙が「黒っぽい背景に、青空でぶち抜かれたハト?」の絵はなんかいいなぁ…と当時感じていたあたり、自分に合う何かがあるんだと思うんだが。
入り口にて特別展は1050円との事で、正直「高いなぁ…」と感じつつ、慣れない絵画鑑賞開始。特別展の最初に、この展示会の開催に至る背景を解説したパネルが一枚。初心者なのでとりあえず全部読みますと…「フランダースの犬」の舞台として日本人にはなじみ深い…中略…「アントワープ王立美術館」の…以下省略
えっ!?そうなの?これってここに書かないで、大々的にキャッチフレーズに使った方がいい気がするよ。その方がお客さん増えるんでは。それに3月28日(日)までの開催期間ってことは、水戸で開催される「コミケットスペシャル5 in 水戸」3/21・22もかぶってるよね?だったらここは「前面にフランダースの犬」を出した方がいいんじゃないのかな?何で俺みたいな漫画を買わない人間がこういう事を言うかというと、仕事で漫画を書く人たち向けのソフトに少々関わった事があるのと、このイベントには4万人位が押し寄せるらしいので、もしも「一人あたり10円」をむしり取る事が出来ればという妄想を日々繰り返しているからなのだ。もし「一人あたり10円」むしれれば、
「40万円」儲かるよ!?(爆)
ま、ヨタ話はこれ位にして、最初は音楽にも存在する「ロマン派」な絵を鑑賞し、次第に「写実的」では無い、心の中のイメージの描写みたいな絵に移っていって、最後の方でマグリットが3枚登場。「9月16日」っての(いやぁ…やっぱ凄いと感じたよ)と、名前を忘れた岩の下に人が箱?の中にはいっている絵と、「復讐(だったと思う)」と題された「絵の中のキャンバス」から雲がはみ出している絵。今回、絵を観るってのも悪くないかなぁって初めて思ったな。歳食うと少しは絵の良さが分かるようになるもんなのか?ただまぁ「絵画鑑賞」なるものに慣れていないせいか、絵の横にある「解説文」を最初に読んだだけで、読み終わったら次の絵に行こうとしている自分が時折いたりしたんだが。
お前は「解説文」を読みに美術館にきたのか?…(爆)
今回「復讐」ってのが気に入ったので、特別展の出口の売店で「ポストカード」を一枚買おうと思ったんだが残念ながら無かった。ま、次にこの手のイベントがあった時に来る理由付けの為に、無理して買わずにおいときますか。